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2010年03月28日

「女の子の取扱い説明書」について最低限知っておくべき3つのこと


メイド喫茶元オーナーが書いた 女の子の取扱い説明書
メイド喫茶元オーナーが書いた 女の子の取扱い説明書

Kindle版アリ


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、結構使える「モテ本」

タイトル&装丁でスルーしがち(私もそうでした)ですけど、中身は「かなり真っ当」なので、読んで思わずビックリしました。

アマゾンの内容紹介から。

メイド喫茶元オーナーが書いた恋愛指南書。 女の子はもう怖くない! 女の子は、こんなことを考えていたのか! 目からウロコの思いです。

なお、タイトルはもちろんホッテントリメーカー作でございます。


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【目次】

女の子をひとくくりにしてしまうことが、そもそもの間違い
女の子は外見で好きになる。男子の君がそうであるように
女の子は男子の何倍もモテたがっている
女の子は絶対平和主義
イイヒトでいいじゃないですか。イイヒトから始めよう
ベタでわかりやすいキャラになること
女の子との会話は、女の子に喋らせることがポイント
メールは、女の子を口説く手段にはなりません
女の子は、男子のプライドを全然理解しない
女の子はつるむ。男子はつるまない。
女の子の「優しい人」を聞き流してはいけない。それは女の子の本音です。
デート代くらいは男が気持ちよく払う
かと言って、『猫かわいがり』されても女の子はうれしくない
女の子に男子の冗談は通じない
女の子はコンプレックスの塊である
基本、女の子は男子を不真面目だと思っている
アッシー、メッシー、ミツグ君になってはいけない
女の子が、怒り出すのには理由がある
女の子は、男子の趣味に全く興味がない
女の子は、華やかなことに憧れる
基本、選ぶのは女の子の方。ということ
失恋を、過度に怖れてはいけない
女の子は、男子に真面目と不真面目の両方を求めだがる


【ポイント】

■女の子をひとくくりにしてしまうことが、そもそもの間違い

男子にいろいろな人間がいるように、女の子だってうぶな子もいれば、すれた子もいます。エッチな子もいれば、おくての子もいます。(中略)

 ところが、多くの男子はここのところを勘違いして、女の子を妙に特別視して、美化したり、逆にさげすんだり、十把ヒトカラゲに考えがちです。
 これは女の子側からしてみれば、実に失礼な話です。一人の人間、一個のかけがえのない人格として、女の子を見てあげることが、女の子と心を通じる第一歩です。


■お菓子は一緒に食べて、初めて意味がある

お菓子といえば、うちのお客様で、女の子によくお菓子を買ってきてくださったりする方がいらっしゃったりしたのですが、その際、「僕は甘いものが苦手だから」とか言って、自分は食べない人がいるのですが、これは、お菓子代の無駄というか、実に、もったいない話です。お菓子は一緒に食べて、一緒においしいねえ、とか言って、はじめて、女の子はうれしいのです。


■女の子にとってとっつき易いのは、キャラと外見が一致している男子

 冗談のような話ですが、外見と中身がベタにわかり易いほど、安心して近づいてくる女の子が出てくるものなのです。一番最悪なのは、外見と中身がとっちらかっていることです。バカバカしいと思う人もいるかもしれませんが、本当の話です。柳沢慎吾そっくりなのに真面目で暗い。太っているのに神経質で細かい。やせっぽちなのに態度がでかい。小男なのにのんびり屋。本当は、そんな意外性がある方が面白いのに、女の子はそうは思いません。訳のわからないやつということで敬遠してしまいます。


■女の子をほめるときは、「身につけている物」を

本当はほめる事柄はなんでもいいんだけど、彼女自身のことではなくて、身につけているものをほめるのがベスト。なぜかというと、顔が可愛いとか、肌がきれいとか、彼女自身のことをほめると、逆にそこがコンプレックスを抱いていることがあったり、内心で、自信を持っている場合でも、身体そのもののことは、もって生まれた要素が大きいので、本人は、別にうれしくない場合があるからです。
 それより、身につけるものは、本人が工夫したり、苦労して探し回って、獲得したものだったりするので、そこを見てくれると、自分の努力が認められた気がして、うれしいものなのです。


■メルアドの聞き出し方

聞きだせる確率が高いやり方は、実際に会っている時に、次に会う企画を立ててしまう方法です。「場所とか時間とかが決まったら、連絡したいから、メルアド教えてくれる?」っていうノリです。(中略)

 企画は、なんでもいいんです。なんでもいいんですが、女の子が、あまり構えなくて済む、気楽に参加できそうな企画の方がよろしい。どこそこのスイーツを食べにいくとか、買い物に付き合ってもらうとか、話題の映画を見に行くとか。できれば、友だちがらみの方がいい。


■自己満足の「女の子を喜ばせたい願望」に注意!

女の子に異常に気を遣ってしまう人は「僕は、こんなに女の子に尽くしてあげてるんだ」と勘違いしているかもしれませんが、それは、単に自分の「女の子を喜ばせたい願望」を満たそうとしている自己満足行為に過ぎないのですよ。自分がしたいことをしているだけであって、女の子のことを本当に考えてあげてる行為ではないんですよ、とヒロNは言いたい訳です。それでは、女の子は絶対に喜んではくれません。


■男子が女の子の容姿のことで軽口を叩いてはいけない

 よく、女の子と打ち解けようとして、女の子の容姿のことで軽口を叩く男子がいますが、もうこれは完全にアウトです。「僕は外見じゃなくて、君の中身にほれたんだよ」みたいな言葉もダメです。ブスだなんだ、というのは論外ですが、きれいだ、かわいい、というホメ言葉も、うっかり、迂闊に使うと逆効果になりかねません。そこに実がなければ、女の子は、これはただ機嫌を取るだけの嘘だと、捉えがちだからです。女の子の外見、容姿に対する真剣度は、男子の想像をはるかに超えるところにあるのです。


■男子の趣味は「物由来」、女の子の趣味は「人由来」

まず、女の子は、男子の趣味に興味を持ちません。それどころか、反感を持つことが多いのです。特に、女の子にモテない人の趣味は、十中八九女の子には受けません。なぜなのでしょう。それは、男子の趣味の多くは「物由来」なのに対し、女の子の趣味は「人由来」だからです。

(詳細は本書を)


■失恋を過度に恐れてはいけない

 世の中の恋愛ベタな男子には、たいてい1つの共通項があります。恋愛ベタな男子は、失恋を過度に怖がってしまうのです。(中略)

 一方、恋愛上手な人は、フラれることにタフです。モテる人は、実は、沢山フラれているものです。(中略)

フラれることを過度に怖れなければ、女の子たちに対しても、もっと積極的になれる筈です。結果、より多くの女の子と出会う機会に恵まれることになりますから、恋愛がうまくいくチャンスも増えるということになります。


【感想】

◆冒頭でも触れたように、タイトルと装丁からは想像できないような(?)、正統派「モテ本」でした。

「モテ本」というより、むしろ「異性間コミュニケーション作法」

そういう意味ではメインタイトルにある「女の子の取扱い説明書」というのは、言い得て妙(女の子を「モノ」扱いするわけではありませんが)。

ベクトル的には、当ブログで大ヒットした「ベストパートナーになるために」男性向けに特化して書いた感じです。


参考記事【モテ】「ベストパートナーになるために」ジョン・グレイ(2007年08月09日)


◆「ベストパートナーになるために」は、既にパートナーがいることが前提の内容でしたが、本書の場合、「モテ本」らしく、アプローチ法も指導。

「ほめるときは、身につけている物」というのは、この本では「きっかけ作り」としてありましたねw

女性と話をするときには、カウンターにいる売り子でも、パーティで見かけた女性でもかまわない。彼女の外見に目を配って、とくに目立つものや、彼女にとって特別だと思われるものがないか探してみることだ。ヘアピン、ネックレス、服、ブレスレッド―なにかそんなものが目に留まったら、「それ、どうしたの?」と聞いてみる。たいていの場合はそこからどんどん話が弾んでいくはずだ。

参考記事:【モテ】「モテる話術」(2008年05月16日)

確かに、年とか住んでるところを問われるよりも、こういう話題の方が警戒されずに話が広がりそうです。


◆一方、「キャラと外見を一致させる」というのは、私は初耳でした。

「ツンデレ」じゃないですが、ギャップがあった方がいい、と思うのは、私たち男性の願望なんでしょうか?

そもそも私自身が「(このブログの)キャラと外見が乖離」しているので、初めて本田直之さんに会った時に、「顔出ししない方がいいですね」と断言されてしまったという。

ていうか、本田さんの奥様にも同じこと言われたんですがー。

結論としては、「中身がわかり易い外見にした方が、安心感を与えられます」ということで、決定で。


◆本書を読んで、いきなり「モテモテ」(死語w)になることはないと思います。

それでも、「ナンパ本」とか「恋愛のハウツー本」を読む前に、「女性とはどういうモノか」を知るために、押さえておいて頂きたいな、と。

自分を売り込む前に、まず相手(女性)を知っておかなければ。

ホントはずいぶん前にリアル書店で見かけて知っていたのに、今までスルーしていて後悔した次第。


「ベストパートナーになるために」の次はこれかも!?

メイド喫茶元オーナーが書いた 女の子の取扱い説明書
メイド喫茶元オーナーが書いた 女の子の取扱い説明書


【関連記事】

完全「モテ本」マニュアル 永久保存版(2008年10月18日)

【全11冊+α】今年紹介したモテ本を振り返ってみました(2009年12月29日)

【モテ】「ベストパートナーになるために」ジョン・グレイ(2007年08月09日)

【モテ】「モテる話術」(2008年05月16日)

【モテ】「また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座」大橋清朗(2009年01月27日)

【モテ】「草食系男子の恋愛学」森岡正博(2008年09月21日)


【編集後記】

◆昨日、リアル書店で見かけた1冊。

数学は、単なる数の計算ではありません。このことは、「目で見る数学」をみればよくわかります。どのページを開いても、びっくりするほど魅惑的な数学の世界に、あなたを案内します。「目で見る数字」には、あなたや、あなたの友だちを夢中にさせるパズルやマジックがつまっています。また、単純にみえる問題なのに、とびきり頭のいい人たちが何世紀かかっても解けなかった問題も紹介しています。

大人が読んでも楽しめそうなんですけど、早くこういう本を、子どもと一緒に読めるようになりたいです。


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この記事へのコメント
               
>太っているのに神経質で細かい。

でもデブ(特にチビ固太り)にこそ女の腐ったような奴が多いことは
けっこう皆経験で知ってるよね


Posted by   at 2010年03月28日 17:02
               
何言ってんだか
Posted by   at 2010年03月28日 23:18
               
>女の子をひとくくりにしてしまうことが、そもそもの間違い

ならばこのような本は無意味なのでは??
Posted by    at 2010年03月28日 23:41
               
…コメントにお名前がないので、レスしにくいというか、しなくてもいいのかもしれませんが、一応。

>でもデブ(特にチビ固太り)にこそ女の腐ったような奴が多いことは
けっこう皆経験で知ってるよね

うーん、引用した部分にそういう表現が含まれていたので誤解(?)されがちですが、たとえば不良みたいな格好で真面目とか、逆に真面目な格好で不良というのは、女の子としてもまずは外見で判断してしまう以上、とっつきにくいのでもったいないですよ、というお話ですね。


>何言ってんだか

どの部分についてかわかりませんが、お気に召さなかったらすいません。

>>女の子をひとくくりにしてしまうことが、そもそもの間違い

>ならばこのような本は無意味なのでは??

個人的には、「十把ヒトカラゲ」にしてはいけない部分(個別対応が必須)と、例えば、大多数の女性が「嫌悪感を感じる部分」は分けて考えるべきかな、と。

「女性は清潔感がない男性が嫌い」という話は、確かに例外もありますが、概ね正しかったりしますから。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年03月29日 00:23
               
3つって何?
Posted by   at 2010年03月30日 08:29
               
>真面目に不真面目
ゾロリ
Posted by at 2010年03月30日 10:24
               
「女の子の取扱い説明書」著者のヒロNです。
私の本を紹介していただいて、本当にありがとうございます。

ご指摘のとおり、装丁はちょっとスベッタカナと反省しております。
通勤電車などでお読みになる際は、カバーなどつけていただいて、ということでよろしくお願いします。
でも、表紙の子はうちのメイドだった子で、
可愛いでしょ。彼女はASAMIと言って
今、CDも出して、タレント活動でがんばっている子なので、こちらもよろしくお願いいたします。

それから今度、ヒロN式第2弾「男のダイエット」なる本を無双舎という出版社から発売します。またまた、スルーされそうな題名ですが、「女の子」と同様、面白い内容ですから、こちらも読んでみてくださいね。
Posted by ヒロN at 2010年03月30日 11:16
               
3つにまとめて
Posted by   at 2010年03月30日 23:35
               
…また無記名の方からのコメントが!

>3つって何?

スイマセン、タイトルは「ホッテントリメーカー」というウェブサービスで勝手に決められたものなので、特に意味はないんです。

>ゾロリ

まだウチでは「かいけつゾロリ」は与えてませんw

>ヒロNさん

著者様じきじきのコメントありがとうございます。
装丁の方(ASAMIさんですね)、確かに可愛いですw
単に、電車の中等で読みにくいだけでw

ダイエット本は、ウチでは今ひとつなんですが、世間的には堅実に売れると思いますよ!
期待しております。
今後ともよろしくお願いします。

>3つにまとめて

上記のように「3つ」には意味がないのですが、しいてこの本のオリジナリティが出ている部分としては、

●キャラと外見を一致させる
●ホメるなら身につけてる物を
●男子の趣味は「物由来」、女の子の趣味は「人由来」

ですかね。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年03月31日 02:49
               
コメントが白熱してますね。

先日コメントしたのですが、職業柄20歳前後の女の子と接する機会が多いのです。

ですので、最低限の礼儀と接し方を身につけねばと思っているところにこの本を見つけました。

「女性とはどういうモノか」この一文で「敵を知り己を知れば百戦危うからず」を思い出しましたよ。
あ!彼女たちは『敵』ではなく、協調する相手ですね…
またありがちなミスをするところでした。

そして、書評も素晴らしい!!
『■女の子をひとくくりにしてしまうことが、そもそもの間違い』
これはまったくもって耳が痛い。早急に反省・改善をしなければなりません。

少し版が古いのか、新書では手に入らないようですが、そこはamazonさんを大活用しようと思います。


****************************
もう一つ書評から学んだこと。
コメントを書く前に内容をよく読もうであります!
Posted by 五条勝 at 2013年04月30日 08:07
               
>五条勝さん

昔の記事にコメントありがとうございます。
ブクマが付きまくったこともあってか、ちょっとコメント欄が荒れちゃいましたね(汗)。
最近は、ライブドアの携帯サイトで記事が紹介されたら、すぐコメント欄を綴じちゃってるんですが(爆)。
それにしても、仕事柄とはいえ、20歳前後の女性と接する機会が多いなんて羨ましいですw
私だけじゃなくて、皆そう思ってると思いますが。

この本、Kindle版も出ているようなので、よろしければそちらも。
お陰様で、Kindle版は毎月数冊単位ですがお買い上げ頂いています。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2013年05月01日 05:16