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2010年03月16日

【これは使える】「できる100ワザ ツイッター Twitterパーフェクトテクニック」




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、まさに「ツイッターのトリセツ」と言ってもいいような力作、「できる100ワザ ツイッター Twitterパーフェクトテクニック」

お馴染みコグレマサトさんいしたにまさきさん堀 正岳さんという、重鎮が顔を揃えただけあって、充実の内容の1冊です。

また、フルカラーでありながら、1500円ちょっとのお値段も嬉しい限り。

アマゾンの内容紹介にある「これからツイッターを始めたいつぶやき初心者も、ツイッターをもっと活用したい企業の担当者も、この1冊でツイッターは完璧です! 」というフレーズはウソではありませぬ!


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【目次】

序章 ツイッターの基本

第1章 フォローを増やして情報を集めるワザ
ほかの人をフォローする (6ワザ)
リストでフォローを管理する (2ワザ)
botを活用する (2ワザ)
つぶやきを検索する (2ワザ)
つぶやきをマークする (3ワザ)

第2章 リアルタイムにほかの人と交流するワザ
魅力あるつぶやきをする (5ワザ)
ほかの人に話しかける (4ワザ)
RTでつぶやきの輪を広げる (4ワザ)
ハッシュタグで話題に参加する (2ワザ)
オフラインと連携する (5ワザ)
危険に対処する (4ワザ)

第3章 状況を分析してより多くのフォロワーを集めるワザ
自分をアピールする (5ワザ)
つぶやきやフォローを分析する (7ワザ)
つぶやきを整理する (2ワザ)
フォローを整理する (5ワザ)

第4章 企業でマーケティングに活用するワザ
公式アカウントを作成する (5ワザ)
ユーザーとコミュニケーションする (4ワザ)
マーケティングに活用する (6ワザ)
企業でハッシュタグを活用する (3ワザ)

第5章 モバイルやほかのWebサービスと組み合わせる高度なワザ
専用クライアントを使う (3ワザ)
iPhoneで楽しむ (6ワザ)
モバイルから楽しむ (3ワザ)
ブログと連携する (3ワザ)
ほかのサービスと連携する(9ワザ)

付録 ツイッター座談会


【ポイント】

◆基本的に、私自身がツイッターに関しては素人レベルなのですが、そんな私が「なるほど」「知らなんだ」「これ、イタダキ!」と思ったものを中心にいくつかご紹介してみます。

■1.政治家によるつぶやきを一覧できる「24oclocks.com」



◆このサイトはまったく知りませんでした。

時系列で追える、というのは何か事件等があった際にはチェックする価値大かと。


■2.時間差でつぶやく「FutureTweets」



◆つぶやきたい内容と時間を選択すれば、指定した時間にツイートしてくれるサービス。

モロに英語のサイトなので、本書を見ながらでないと、ワタクシ、できましぇ〜ん。


■3.フォロワーを越えて広く質問できる「Q&Aなう」



◆みんながみんな、広瀬香美さんのようにTwitterで人力検索できるわけではありません。

この「Q&Aなう」は、専用アカウントをフォローしている人に対して質問ができるサービスなので、困ったときに頼りになりそう。


■4.テレビを実況する「ツイテレ」



◆チャンネルごとの専用フォームからツイートすると、自動的にハッシュタグが付与される仕組みなのだとか。

最後の座談会でも言及されてたのですが、ツイッターを始めて、かえってテレビを見る機会が増えた、という人は多そうな。


■5.静かにアンフォローする

◆俗に言う「ツイッター疲れ」の対処法。

ツイートが読みきれないと思ったら、まずは「前向きにあきらめる」

さらには「静かにアンフォロー」(フォローの解除)。

私の場合、本も「最初から最後まで読む」タイプなので、下手にツイッターにはまると自滅するのが明らかなんですがw


■6.DoesFollowで誰が誰をフォローしているか素早く調べる



◆フォローしていれば「yup」、していなければ「nope」と表示されます。

似たようなもので「リストに含まれているか」のサイトもあるそうなので、それは本書にてご確認を。


■7.キャンペーンサイトと公式アカウントを同時に立ち上げよう

◆ツイッター、ブログ、ホームページは、それぞれユーザーの注意を引きつけられるスパンが違いますよ、というお話。

ツイッターは更新頻度が高くて多くのユーザーの目に触れる代わりに、数秒しか注意をひきつけられません。それに対して、ブログは更新頻度が低くてもユーザーの注意を数分間は引き付けられます。
こうした「注意の窓」が開いている時間の違いを利用して、ツイッターからブログへ、ブログからホームページへとユーザーを誘導するのが連動したキャンペーンの組み立て方です。

以前であれば、メルマガが担っていた役割を最近はツイッターが担っている感じ。

最近では書籍の販促も、ツイッターで行っているケースをちらほら見かけますね。


■8.Hootsuiteで複数アカウントを同時に管理しよう



◆本書では専用クライアントもいくつか紹介されており、その中の1つがこの「Hootsuite」

特徴は「複数アカウントの管理に便利」なことであり、私も「裏アカウント」wのため、登録しております。


【感想】

◆本書はタイトルにもあるように「100ワザ」ですから、他にも「92のワザ」が収録されています。

内容のレベルも「初級」「中級」「上級」と分かれており、さらに「スグ効く」「ジワリ効く」といった「見出しタブ」もアリ。

感覚的に、今見ているページがどういう位置づけなのかが分かるのは有難いところです。

100ワザツイッター1













…2日続いて、「カラーページ攻め」をするのもどうかと思ったんですがw


◆また、各ワザごとに、「関連ワザ」として、番号とタイトル、ページ数が紹介されており、誌面での「リンク」を実現。

さらには専門用語については、巻末の用語集のページを紹介してくれるという親切設計w

この辺は、「100ワザシリーズ」共通なのかもしれませんが、初心者でも使いやすいという点で、素晴らしいと思いました。

そしてやはりカラーページだと、見ている画面と同じなので、初心者…というか、会社の年配の上司の方でもご理解頂けそうなw

100ワザツイッター2













なお、「iPhoneの便利なアプリ」もいくつか紹介されてましたが、「私がiPhone持っていない」という理由により割愛(サーセンw)。


◆今回は、主にツイッターの関連サービスを中心にご紹介しましたが、本書は、ツイッター自体の機能の解説や、リプライやRT(リツイート)、さらには検索の仕方といった基本的な部分もフォローしています。

私自身もそうだったのですが、本書を読んで「今さら知る機能や仕組み」が出てくる方も多そうな。

ツイッターは直感的にできる反面、意外とこうした基本的な部分からキッチリ解説してくれた本は少なかったかも。

しかも、執筆陣が実際にツイッター使いこなしている方々だけに、今回ご紹介しなかった部分でも「要チェック」なテクはわんさかあります。

特に、ビジネスでツイッターを活用されたい方は、第4章の「企業でマーケティングに活用するワザ」は必読かと。


もちろん、個人レベルでも使えるワザが満載でした!



【関連記事】

フリーで使える「ビジネス・ツイッター」100選(2010年03月07日)

シンプルでセンスの良い「Twitter使いこなし術」一覧(2010年01月13日)

【スゴ本】『「ツイッター」でビジネスが変わる』ジョエル・コム(著),小林啓倫(訳)(2009年11月07日)

【Twitter】「Twitter マーケティング」を読みました!(2009年10月23日)

【鳩山総理も読んだ?】「ツイッター 140文字が世界を変える」コグレ マサト,いしたに まさき(2009年10月11日)


【編集後記】

◆ツイッターに関連した話題を1つ。

もうほとんど時間がないのですが、あの週刊ダイヤモンドのTwitter特集でとりあげられたしゅうまいさんが、「ツイッタークリニック」を行われるそう。

3/18にツイッタークリニックというセミナーをします : しゅうまいの256倍ブログ

…って、しゅうまいさん、ほぼ無名のところからツイッター始めたのに、いつの間にかフォロワーが4000人超えてるんですね。

テラスゴス!

というわけで、直にしゅうまいさんに質問したい方はぜひご参加を!


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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