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2010年02月18日

【モテ】「ずっと一緒にいたい人」から選んだ6つのポイント




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座」が当ブログでも大人気だった、大橋清朗先生の最新作。

今回の作品は、「ケーススタディ」として、様々な年齢・状況の男女が登場するのが特徴です。

もちろん、そのケーススタディを通して押さえるべきポイントは、しっかり解説されており、理解しやすい点は保証済み。

「いつかは結婚できるだろう」とタカを括っている人は、要チェックです!


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【目次】

第1章 今こそ、結婚マインドを高めるときです

 一人の時間もいいけれど、二人はもっと楽しい
 婚活開始は早ければ早いほどよい
 現実社会での幸せを得る
 恋愛と結婚は違う ほか

第2章 出会わなければ始まらない

 環境を出会いモードに変える
 30歳代は婚活をしなければならない
 条件にこだわると現実を見誤る
 勇気を持って経験格差を乗り越える ほか

第3章 幸せへのコミュニケーション

 出会いから恋人への道
 男のデート道
 デート友達じゃ物足りない 先に進むには?
 デート道若葉マーク編 ほか


【ポイント】

■1.動き始めるのは早ければ早いほどいい

◆いきなり暗い数字で申し訳ないのですが、昨今の結婚の現状について。

 まとめると、30歳代前半の未婚男性のうち結婚できる人は1年間にたった約6%なのです。30歳代後半の未婚男性は約3%、40歳代前半になると約1%しか結婚できていません。年齢が上がるほど結婚できる確率が下がるのです。

私の場合は30歳代半ばから活動開始して、なんとか39歳で結婚できました。

ただ、今から10年弱前の話ですし、今よりはまだマシだったハズ。

それにしても、全部合わせても10%というのは、かなり狭き門です。

ここはやはり、20代のうちに何とかしておくのが良さげ。


■2.出会いが進んでいるかの目安は「1対1のシチュエーション」ができているかどうか

◆言われてみれば「なるほど」なお話。

ここで言っている「1対1」とは、相手を求める異性と自分とが、二人っきりでお茶を飲んだり食事をしたりすること。

 なぜこれが目安かと言うと、この世の中で恋愛や結婚をする二人は、必ずこの1対1を通ります。もしあなたがこの1対1を今年1度もできていないのなら、物理的に恋愛や結婚はできません。よってこのシチュエーションを作ることが、本当の出会いです。

引用部分内で「今年」と言われているのは、おそらくこの本の出版が昨年末だからかとw

ただ、グループで遊びに行ったり飲み会をしているだけでは、恋愛結婚までには、まだたどり着けない、と言うのには同意。

「1対1での他流試合」を多く積み重ねることが大事なんですね。

最近の風潮的には、「1対1」以前に「とにかく女性と行動していない」という方が多そうで、むしろそっちのほうが心配ですが。


■3.複数の出会いの場を利用する

◆出会いの場には大きく分けて、次の3つがあります。

 ●システム(結婚相談所、マッチングサイト、お見合いパーティ等)
 ●人の紹介
 ●コミュニティ
(習い事、趣味のサークル、セミナー等)

ただし、「どれが良い」と言うよりかは、「併用せよ」と。

 多くの婚活成功者の特徴として、複数の出会いの場を併用して動いている傾向があります。
うまくいっていない方は、これと決めたらそれしか動いていなかったりします。
 どの出会いの場も成婚率が100%ではないのです。それはそれぞれメリットとデメリットがあるからです。また、利用者の性格や条件などで向き不向きもあります。

私は「システム」中心で活動してましたが、最終的には「コミュニティ」で今のヨメと出会いました。

システムですと、こなそうと思えば「次から次」に数をこなせたのに対し、コミュニティは一度手を出したら引っ込めにくいという傾向があったかもw

いずれにせよ、分母を大きくするためには、ルートは複数持っておくほうが良いとは思います。


■4.言い訳していないか考える

◆未婚の人の多くが「いつかは結婚したい」と言う一方で、実際には「積極的には出会いの場に参加していない」という事実。

それは何故なのか?

 そのような方に共通する特徴は、自分の理想の出会い方と理想の相手像にこだわることです。まずシステムに抵抗感があります。「出会いパーティなんて」、「ネットなんて危ない」、「お金をかけて出会うなんて」と、ケチをつけています。

あー、確かにこういう方いますねw

 それではと、自然な出会いの場を強化することをお話しして、「たとえば、ご両親の知り合いにお願いするのもいいですよ」とアドバイスをすると、「えー、そんなの嫌です」と、「何か趣味のコミュニティに参加してください」と言えば、「そういうのは苦手です」と、じゃあ結局なんだったらよいのか、こちらは途方にくれます。

仕事とはいえ、同情いたします。

何というか、こういう方は「プライドが高い」んですよね。

「結局、出会えないのは、努力と気持ちが足りない。自分は言い訳をしているのにすぎないのだ」と気づいていただきたいのです。出会い方がどうのこうのではなく、出会えばよいのです。そして、自ら出会いの場へ出かけていかなければ、出会うことはありません。

「成功法則」と同じで、できない理由を考えるより、できる方法を考えるべきかと。


■5.服装はかなり大事!

◆結構キツ目のお言葉が。

 出会いの場で、服装に意識がない方は、服装のメッセージ性と第一印象を決める大きな要因であることがわかっていません。これまで異性とのコミュニケーションで成果を出していない方は、そのままの服装ならこれからも成果が出ないと思ってください。これは私の婚活支援の経験上、自信を持って言えることです。

「自信を持って言える」とまで言われてしまうと、考えてしまう方も多いのでは?

まー確かに私もリアル書店に行って、「装丁がイマイチな本は、まず手に取らない」可能性が高いですから、わからないでもないような。

ちなみに、本書では「マネキン買い」を推奨しています。

 マネキンにディスプレイしてあるのは、そのショップが一番カッコいいと自信を持った服装のはずです。ファッションセンスは簡単には磨かれません。手っ取り早く、プロのセンスをそのまま取り入れるのです。

バランスが悪くなるので、カバンや靴も一緒に買うと良いのだそう。


■6.日常生活でコミュニケーション力を磨こう

「女性が苦手」という方は、日常生活でトレーニングを。

受付では、「こんにちは」とあいさつしましょう。掃除の女性が、ゴミ箱のゴミを集めてくれたら、「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。女性が既婚、未婚にかかわらず、あいさつし、お礼の言葉をきちんと述べていると、向こうも話しかけてくれるようになり、自然とコミュニケーション基礎力が高まっていきます。

こういう練習は、むしろ若い女性じゃない方が、とっつきやすいような。

スーパーとか定食屋のおばちゃん辺りから挑戦してみると良いかも。

後は、できるだけ「相手の目を見て話す」というのも大事だと思います。


【感想】

◆丁度1年ほど前、同じ大橋先生の「また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座」というご本を紹介させてもらいました。

参考記事:【モテ】「また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座」大橋清朗(2009年01月27日)

その時点で、「婚活の必要性」は謳われていましたし、その後も「婚活」が話題になることは多かったと思います。

しかし、状況的にはあまり改善されなかったと見え、今般、さらにハッパをかける意味で(?)出版されたのが本書。

上記ポイント4でも軽く触れましたが、大橋先生、結構キツイことをはっきりおっしゃってらっしゃいます。


◆そのポイント4の「言い訳」で思い出したのが、以前当ブログでもご紹介したことがある、私の会社員時代の先輩

何度か私が合コンをセッティングしたり、お見合いパーティで知り合った女性を紹介したりしたのですが、「いちいち注文が多い」ので、ゴールインできなかったあの先輩です。

数年前まで、5年ほど海外赴任してたとはいえ、独身のまま今月でもう50歳っすよ、先輩!!

見た目だって性格だって悪くないのですが、いかんせんプライドが高すぎるのか、「妥協しない」のが敗因(?)。

本書には、冒頭で触れたように「20代後半から40代前半までの男女7人のケーススタディ」が登場するのですが、さすがに50代はキツいような。


◆ちなみに、私は記事として取り扱うには「ノウハウチックな本」の方が好きなのですが、大橋先生はこのように言われています。

 私は最初、未婚者を結婚させるためにはもっと技術的なことが必要なのではと思っていました。でも多くの未婚者と接してきて、技術なんかよりもっと大事なのが、本人が「結婚したい! パートナーが欲しい! この人と結婚したい!」と心の底から願っているかだ、ということに気づきました。本人にその気持ちがないと、技術などなかなか身につかないし、身についたとしても成果が出ないのです。

そう言われて改めて本書を振り返ると、初めはそれほど熱心ではなかった各登場人物たちが、何らかのきっかけで「本気で結婚したい」と思うようになる「心の動き」が印象的でした。

そう、結婚するためには、大橋先生がおっしゃるところの「結婚マインド」が必要なんですね。

……今からでもこの本、先輩に薦めてみようかな?


◆なお上記のポイントは、ケーススタディに対する大橋先生のアドバイスから選んでおり、いずれも私自身納得できるものばかりでした。

とはいえ、単純に「ノウハウの量」だけをお求めならば、前作(間に1冊会話術の本を挟みますが)の方がオススメだと思います。

何せ本書は、大橋先生曰く「結婚マインドを高める本」

むしろ、本書を読んで「本気」になってから、改めて前作を読むのが宜しいのかも。


「いつかは結婚したい」と思う方なら必読!



【関連記事】

【会話力】『「婚活」の会話にはツボがある!〜男のための話し方トレーニング〜』大橋清朗(2009年06月03日)

【モテ】「また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座」大橋清朗(2009年01月27日)

【モテ】「ベストパートナーになるために」ジョン・グレイ(2007年08月09日)

完全「モテ本」マニュアル 永久保存版(2008年10月18日)

【モテ】「草食系男子の恋愛学」森岡正博(2008年09月21日)


【編集後記】

◆真面目なお話の後にこんな本をw


モテル男とモテナイ男のちがいはどこにあるか?女性には「セックスしたい!」という気分のときと、「子どもが欲しい!」という気分のときがあるのはなぜだろう?なぜ世の中にはバレて地獄を見るとわかっているのに浮気してしまう人がいるのか?ふだん私たちが感じている素朴な疑問に対して、世界中の研究者たちが真剣に取り組んで実験や調査をしてきた性の謎を解き明かす。

いえ、こちらも至って真面目でございますが。


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