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2010年01月21日

【速報】『さあ、才能に目覚めよう』のM・バッキンガムの最新作『「興味」と「成功」の法則』を買ってきました




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、昨日いち早くリアル書店でゲットしてきた、『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』(アマゾンジャパン2009年ビジネス書1位)でお馴染みのマーカス・バッキンガムの最新刊。

今回は「DVD」「メモパッド」が付随しているというのが大きな特徴です。

アマゾンの内容紹介から。

『まず、ルールを破れ』『さあ、才能に目覚めよう』の著者による、「成功」理論の集大成。自分の「興味」「好きな事」を仕事に活かすための具体的な方法を、書き込み式の誌面、わかりやすいストーリー仕立てのDVDと、「強み」発見メモパッドの3点セットでわかりやすく手ほどきしてくれます。誰にでも仕事を楽しむことはできるし、楽しんでこそ成功でき、幸せになれるという理論も明快。

DVDは立ち読みできないモノですので、今回は軽めに参ります。


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【目次】

◆アマゾンにデータがないので、出版社のサイトから。

まえがきにかえて ――大切なのはスタートダッシュ

成功を築く3つの真実

「強み」を見つけ、「幸せ」と「成功」をつかむための5つのアドバイス

1 大切なのは常に成果
   あなたを理解しているのはあなただけ。
   会社に自分を完璧に理解してもらおう、などと期待してはいけない。

2 あなたの強みはあなたの得意なことではない
  あなたの弱点はあなたの苦手なことではない
   真の強みを見つけ出そう。

3 仕事で重要なのは「なぜ」でも「だれ」でもなく「何」
   「具体的な仕事内容は?」という質問を常に投げかけよう。

4 完璧な仕事など決して見つからない
   「ストロング・ウィーク・プラン」を毎週かならず立てよう。


【レビュー】

■読む前のお話

◆まずは本の画像から。

事前にアマゾンでページ数は100ページちょっとと知っていたので、リアルで見て、その想定外の厚さにビックリしますたw

「興味」と「成功」の法則2












なんぞこれwww

と、オモタら、下2/3位はボックス形式「DVD」「メモパッド」が入っていたという。


◆なお、封はされてないので、本の部分はチェックできるのですが、DVD並びにメモパッドは、テープで留められたボックスを開けないと取り出せません。

一応、ボックスには窓が付いているので、外から見ることは可能。

DVDのディスク自体は、特に普通のモノと変わらないので省略。

メモパッドを正面から取った画像を。

強み発見メモパッド
















◆ちなみにこれら2つのツールについて、帯の裏面にはこのような説明書きがありました。

1.強み強化DVD『真実のあなた』
バッキンガム自身の語りと「ある少年の物語」がシンクロして同時進行する、「強み」の大切さと、その見つけ方、活かし方を知るためのDVDです。好きでもない仕事だけで一生を終えないためには、どうすればいいのか。いまいる会社で「自分」を発揮するにはどうすればいいのか。このおよそ20分の映像が答えを教えてくれ、あなたの人生を「成功」に向けて動かし始めてくれます。さらに、あなたの成功を助ける5つの特典映像も収録されています。

2.強み発見メモパッド『rememo』
コンパクトでポケットにも入る便利な携帯メモ帳。あなたの「強み」と「弱み」を、日々の小さな心の動きの中から探り出すための専用ツールです。

なお、メモパッドは「裏面」もあるのですが、それは外から見えませんし、特に言及されてないのでここでは割愛。


■DVD鑑賞

◆本の冒頭の9ページほどを読み終わると、DVDを観るよう指示が。

DVDは20分ほどの「本編」「特典映像」に分かれており、まずは本編からチェック。

相変わらずDVDのキャプチャーが取れないので、見にくい携帯画像にて(スイマセン)。

「興味」と「成功」の法則DVD1












基本的にバッキンガム氏はホテルのロビーのようなところで延々と話し続けます。


「興味」と「成功」の法則DVD2












平行して展開される「物語」に登場する少年。

物語の登場人物は、皆しゃべっているのですが、このDVDではバッキンガム氏の声のみです。


◆本編を見終わった時点で、本に戻るべきだったのですが、そのまま「特典映像」を鑑賞。

「興味」と「成功」の法則DVD3












こちらはチャプターが切られていて、タイトルは以下の通り。

1自分のどこを変えられるか?

2情熱と"強み"のかかわりは?

3苦手な人への対処方法は?

4自慢と思われずに強みを主張するには?

5弱音と取られずに弱点を主張するには?

こんな感じで、より実践的になっております。

これ以上はネタバレ自重で。


■読書メモから

◆こちらも簡単に。

■あなたの強みはあなたの得意なことではない

◆これは私も勘違いしておりました。

強みとは、自分が充実感を得られる活動のことだ。強みを発見するには、「得意なこと」をさらに掘り下げ、あなたの「気持ち」にしっかりと目を向けなければいけない。ある活動をするまえ、その最中、終わったあと、あなたがどう感じるか。その気持ちこそが、強みを知るカギとなる。

単純に「得意なものが強み」なのだとばかり思ってましたが、そうではない、と。

そして「掘り下げるため」に用いられるのが、「メモパッド」なんですが、使い方等はネタバレ自重で。


■仕事で重要なのは「なぜ」でも「だれ」でもなく「何」

 たくさんの人が「なぜ」のために仕事に就き、「だれ」のために会社に留まり、「何」のために辞めていく。

◆多くの人が「なぜ」を基準に仕事を選ぶ傾向がある、とバッキンガム氏は指摘。

そして築き上げた人間関係ゆえに仕事に留まるものの、「自分の本当にやりたいこと」ではない、と気づき辞めていく、と。

そうならないためには最初から「正しい『何』」を探す必要があるわけで、本書ではその方法についての言及アリ。


■弱点を封じ込める4つの戦略

◆これも抜粋して。

●「チームを組む」

⇒自分にとってのストレス発生源でも、それを強みが活かせる活動だと考えている人を探せばよい

●「強みを磨く」

⇒強みをさらに強固なものにして、弱点を無力化してしまう


【所感等】

◆私自身、バッキンガム氏の著作は『さあ、才能に目覚めよう』しか読んでおらず、他の本と「ストレングス・ファインダー」との絡みがよくわかっておりません。

一つ言えるのは、本書は「自分の強み」に言及していながらも、「ストレングス・ファインダー」の「ス」の字も出てこないということ。

本書の考え方だと、「強み」の種類は、「ストレングス・ファインダー」のように34個どころか、それこそ「読者の数」だけあってもおかしくないような。

なお、「ストレングス・ファインダー」にこだわる方は、こちらの本が翻訳されるのを待つか、洋書のままアタックすると良いかと。



◆そして「ストレングス・ファインダー」の代わりに、本書で活躍する(読んだ後の話になるのですが)のが、「強み発見メモパッド」である『rememo』

「ストレングス・ファインダー」が30〜40分でケリが付くのに対して、こちらは1週間は必要です。

しかも「ストレングス・ファインダー」は、設問に答えれば自動的に結果が出ますが、こちらは「結果から自分で判断」しなければなりません。

ただ、機械的ではない分、出てきた「強み」は、幅広く応用が効きそうな。


◆なお、意外だったのがそのDVDでのバッキンガム氏が若くてエネルギッシュだったこと。

上記画像でもある程度雰囲気は分かるかもしれませんが、YouTubeに本書の宣伝(?)の動画がありました。



こんな感じで本編&特典映像しゃべりまくっておりますw


◆ところで、出版社が最近「豪華付録付きの雑誌」で知られる宝島社ということで、この妙に分厚い装丁やらメモパッドも、出版社の企みかと思いきや、本国でもそうだった模様。

値段も「メモパッド500円」「本500円」「DVD1000円」と考えれば、まぁそんなものかもしれません。

特に本書の場合、サブタイトルにもあるように『いかに「強み」を仕事に活かすか』にフォーカスされているので、ただ「強み」を見つけるだけでなく、是非ともそれを「今の仕事」もしくは「これから就く仕事」で活かして頂きたく。


新年早々、今年の目標を定める意味でも読んでおきたい1冊。



【関連記事】

【自分の"強み"を調べてみました】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」マーカス・バッキンガム(2008年06月26日)

【好きを極める】「才能を引き出すエレメントの法則」ケン・ロビンソン&ルー・アロニカ (著), 金森 重樹 (監修)(2009年08月04日)

【勝間式自己啓発本】「起きていることはすべて正しい」勝間和代(2008年11月29日)

「プチクリ!」岡田斗司夫(著)(2006年07月10日)

「ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代」ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)(2006年05月25日)


【編集後記】

◆アマゾンの宣伝で気になっている本。

9.11テロ事件、ハリケーン・カトリーナ、ポトマック川旅客機墜落、スマトラ沖地震......私たちの記憶に深く刻み込まれた大事件・大惨事。本書はこれらの事件現場で、紙一重で生死の境目をかいくぐり、無事に生還した人々の生の証言である。
 一人一人が語る物語は詳細を極め、手に汗握る臨場感と迫力あるリアリティで事件や事故の様子が再現される。その主観的証言を裏付ける心理学・生理学などの関連研究結果やデータも豊富に提示し、緊急時の人間の判断力、災害への準備や対策、対処法など、有益な提言が盛り込まれている。

かなり面白そうなんですが、結構分厚いw


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   久々にsmoothさんの「マインドマップ的読書感想文」を読んでいたら、ストレング・ファインダーのマーカス・バッキンガム氏の最新本が出たことが紹介されていました。そのタイトルが『「興味」と「成功」の法則』です。まあ、なんともありふれた感じのタイトルです。マ
DVD付き「強み」本 @ 『「興味」と「成功」の法則』【思ったことを「メモ」に書いておく】at 2010年01月24日 07:06
                               
この記事へのコメント
               
smoothさん、こんばんは!

とても面白そうなので早速amazonアタック!夜には自宅に到着してそのまま読了しました☆
DVDはつけたとたんに寝てしまい二度見る羽目になりましたが(笑)、本はたとえ話がわかりやすく非常に読みやすかったです。苦手なものはまずやめてみる、ということにしたいと思います!?
Posted by ニャロメ at 2010年01月21日 23:48
               
>ニャロメさん

アマゾンアタックありがとうございます(涙)。
てか、今朝の記事でもう読了っすか(汗)。
まぁページ数はそれほどないですから、不思議ではないですけど、それにしても素早すぎですよ(笑)。

私は本よりもDVDの方が「納得」できちゃいましたね。
もちろん、本も読まないとダメなんですが(汗)。
ところでさっそく、今日1個メモに書きましたよ!
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年01月22日 04:42
               
smoothさん、ごぶさたしてます

いまさきほど、本文を読み通して、付録DVD(本編&付録)を見終わったところです。
最近は自分の「強み」(*1)のせいか、というか、オサーン化して「本来の自分に帰ってきている」せいか、 " Manager Wanted”と貼り紙を出して誰か替わってもらいたい今日この頃です(T_T)。

*1「内省」「収集心」「共感性」「学習欲」「運命思考」

最近の楽しみはというと、鉄道ネタと(たまたまこの本の発売日21日は鉄道雑誌の発売集中日でもあります)、「酷道ラリー」氏の動画を見ることですが(酷ラリさんのブログ→http://drivejunkie.blog102.fc2.com/)、さて、1週間後、もうひとつの付録のメモパッドがどうなってるか楽しみです。

ではでは
Posted by きく at 2010年01月23日 20:37
               
>きくさん

私も本業代わってホシイのはやまやまなんですが、食い扶持稼ぐため、頑張っておりますw
……って、ブログの方も結構苦行(?)並みの投下時間ですがw

そして酷道ラリさんのブログで動画観ました!
ナニコレバロスwwwwwwwwww
思わず吹いてしまいましたよ。
人間、怖いもの(?)観ても吹くんだと初めて知った自分。
面白い情報ありがとうございました。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年01月24日 11:06