2009年11月27日
【Biz-tai2010】「ビジネス書大賞Biz-tai2010」で私が選んだ本
【はじめに】
◆先日始まった、「ビジネス書大賞Biz-tai2010」、皆様、投票はもうお済みでしょうか?実は今さらなんですが、ワタクシ、実施要項にあるところの「選考委員」なるものに選ばれており、1次審査に参加しておりました。
サイトの方では、他にどなたが選考委員なのか等記載されていないので、誰が何を選んだのかは、私も知らなかったのですが、先日たつをさんがカミングアウトw
ビジネス書大賞Biz-tai2010、始まる
そこで私も僭越ながら、後追いさせて頂こうかと・・・。
いつも応援ありがとうございます!
【選考基準等】
◆「何かよくわからないけど投票したれ」という感じの方もいらっしゃるかもしれませんので、一応審査対象を。この「奥付の日付け」がミソというか、何でもかんでも選んでいいわけじゃなかったんですよね(当たり前)。2008年11月〜2009年10月(奥付基準)に、日本国内で刊行された書籍。
「ビジネス書とはビジネスパーソンにとって学びや気づきがある本」と広く定義し、単行本・新書等の体裁や実用書・文芸等のジャンルにはこだわりません。翻訳書も対象といたします。
私なんかですと「オールタイムで1冊」ってことになったら、「影響力の武器」とか選んじゃいそうですがw
とにかく、「過去1年間に出た作品」という縛りなんで、このブログの過去1年分をざーっと確認。
そして「客観的指標」という意味で、過去1年間の当ブログにおける売上高もついでに確認。
選んだのが次の5冊になりました。
【私が選んだ5冊】
影響力の武器 実践編―「イエス!」を引き出す50の秘訣
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N.J.ゴールドスタイン S.J.マーティン R.B.チャルディーニ
誠信書房
売り上げランキング: 3405
誠信書房
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◆というワケで、その「影響力の武器」の続編は、個人的には是非とも入れたい1冊。
来年もこの大賞があるとしても、刊行日が「対象外」なんでもう投票できませんし、次にこのシリーズの本が出るのはかなり先だと思うんで。
前作に比べると、世間的な評価は若干低いのですが、それ、比べる相手が凄すぎるだけですから。
前作がなくて、いきなりこの本がポッと出てきていたら、もっと騒がれていたでしょうし、それだけの本だと思います。
参考記事:【スゴ本】「影響力の武器 実践編」がやっぱりスゴかった件(2009年06月10日)
◆「読書術本」は、当ブログでも色々紹介しているのですが、「"ヤラレタ感"が強い」という点では、本書は断トツでした。
「読書」という行為を、「目的」としてではなく、ここまで「手段」として捉えられている、というのがスゴイです。
ビジネス書以外の本(文芸書等)を愛読している方からしてみれば、「冒涜モノ」(?)かもしれませんが、「ビジネス書を読む(&読んで活かす)」という意味で、1つの理想形ではないか、と。
なお、今回の大賞とは関係ないですが、同じ大石さんの本である「過去問で鍛える地頭力」もオススメです(【論理的思考】「過去問で鍛える地頭力」大石哲之)!
参考記事:すぐに使える「ロジカルシンキング・リーディング」テクニック5選(2009年09月04日)
フォーカル・ポイント
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ブライアン・トレーシー
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 390
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◆読まれた方はご承知の通り、この本恐ろしく濃いです。
もともと、ブライアン・トレーシーの本はそういう傾向があるんですが、まぁ詰め込むこと詰め込むこと。
さらには、監修の本田直之さんもかなり力の入ったコメントをされており、原書を読んで「折ったページが半分以上」って、それあんまり意味がないようなw
ついでに言うと、この本10月に出たにもかかわらず、当ブログの年間ランキングの上位候補でもあります。
参考記事:【成功本】「フォーカル・ポイント」が中身濃すぎな件(2009年10月04日)
プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動
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佐々木 直彦
日本能率協会マネジメントセンター
売り上げランキング: 1831
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◆この本に関しては、思い入れが強すぎて、事務局に提出する選考理由を書く際にも筆が止まりがちでした。
自分のブログの記事も、未だに言葉足らずのような気がしていますし、提出した文章も、結局この本の「本質」を表してはいないのかもしれません。
なのに、この本を読んだ者同士で話したり、アマゾンのレビューを見ると「熱くなる」という言葉のオンパレード。
「自分の蝶を籠の中に閉じ込めてはいけない」というフレーズを思い出すと、今でもウルウルきてしまいます・・・。
参考記事:【新しい問題解決の手法】「プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動」佐々木直彦(2009年04月28日)
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
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勝間 和代
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 5664
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◆勝間さんがTwitterで呼びかけたこともあって、着実に票を伸ばしているであろうこの本。
一応、ワタシが選んだんですよね。
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
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.しi r、_) | わしが選んだ
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勝間さんが言われているように、広瀬香美さんとの出会いの本であると同時に、私と聖幸さんもこの本に登場しているわけなんですが、実は選書の締め切りが11月10日にあって、この本を選んだ直後に、4人顔を揃えたという、まさにセレンディピティな1冊w
最初に読んだときには「なるほど、この手があったか」とショックを受けましたし、「この切り口だったら、恋愛本もアリじゃね?」と思ってたら、ホントに「勝間式婚活必勝法」が来ますたw
参考記事:【勝間式自己啓発本】「起きていることはすべて正しい」勝間和代(2008年11月29日)
【所感などなど】
◆結果的に選んだのは上記5冊でしたが、最後まで迷った本や、泣く泣く外した本は何冊もありました。また、バイアスとしてあったのが、この大賞の総括本が、来年ムックとして発売され、そこに「名前入りで出る可能性がある」、ということ。
いつものワタシらしく(?)、ウケ狙い(??)で行きたかったものの、そこは一応自重w
そもそも、選ぶだけ選んでも、誰も投票してくれない可能性もありますしね。
◆なお、実際に私の書いた選考理由等がムックに載るかどうかは分かりませんが、よそ行きの文章になっております(一応)。
ただ、上位入賞の本の分だけかもしれないので、皆様の目に触れない可能性もなきにしもあらず?
もし、ご覧になりたい場合は、万全を期すべく(?)、上記5冊に投票して頂きますよう、お願い申し上げます。
もちろん、全部のノミネート作品からキチンと選ばれるのがスジですけどねw
<ノミネート一覧>
【裏?】「ビジネス書大賞Biz-Tai2010」の本を並べ替えてみましたw
◆それはさておき、一般投票は11月30日まで!
来週の月曜ですから、この週末に熟考されても良いかもしれません。
ひょっとしたら、私たち1次審査の選考理由だけではなく、Twitterでの投票でのコメントもムックに載る可能性もあると思ってますし。
えーっと、私も改めてTwitterで投票した方がいいような・・・?←違うw
【関連記事】
【裏?】「ビジネス書大賞Biz-Tai2010」の本を並べ替えてみましたw(2009年11月22日)【編集後記】
◆一昨日ご紹介した成毛眞さんのご本に関して、成毛さんご本人からブログでご紹介頂いておりました。『大人げない大人になれ!』出版の後日談:成毛眞ブログ
そこに私の記事のリンクとともに、こんなお言葉が。
ちょwwwビジネス書を読まないという建前のボクは、じつはこの方のブログを何度か読んでいたりします。また付箋の貼り方はボクとまったく同じです。
今までご覧になられたことがあったとは。
大変お恥ずかしゅうございます・・・。
そして、ご紹介ありがとうございました!
成毛 眞 ¥ 1,500 |
ご声援ありがとうございました!
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【はじめに】◆本日午後、帝国ホテルにて、「ビジネス書大賞 Biz-Tai2010」の審査結果が発表されました。
既にTwitter等で結果をご存知の方もいらっしゃると思いますが、取り急ぎ速報ベースで。
私もどこまで情報開示してよいのかわからないので、各賞のみ発表させて頂きま...
【速報】ビジネス書大賞 Biz-Tai2010 結果発表されました!【マインドマップ的読書感想文】at 2009年12月18日 23:28
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