2009年11月06日
mixiをしていたごく普通のOLが、何故「軟派の作法」というフィールドに舞い降りたのか?
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、当ブログの9月の売上ランキング7位に輝くDVD、「草加大介 ナンパ塾 口説き検定講座」の副読本とも言える一冊(タイトルはもちろん「ホッテントリメーカー」作です(連日サーセンw))。参考記事:【DVD】「草加大介 ナンパ塾 口説き検定講座」を買ってみました(2009年09月14日)
実際、草加先生の講義では講義中にこの本をよく使っているのだそう。
表に「格言」、裏に「その解説」という本書のシンプルな展開は、本質を突いています。
これこそまさに、長年のフィールドワーク(=ナンパw)から導き出された「恋愛の成功法則」なのではないか、と。
いつも応援ありがとうございます!
【目次】
第1章 男心の作法
第2章 誘いの作法
第3章 交わりの作法
第4章 事後の作法
【ポイント】
◆今回もツボだった格言を7つ選んでおります。■1.恋愛関係は、人間関係の後に築かれる
◆草加先生曰く、女性を口説こうとした際に、「つき合ってほしい」といきなり恋愛関係を求めてはいけない、と。
なぜなら恋愛関係は人間関係の基礎があってこそ、初めて築かれるものだから。
実は私も独身時代、行きつけの喫茶店に、気になるウエイトレスさんがいました。たとえば近所の喫茶店で気に入った女性アルバイトがいたとしたら、「注文以外に雑談する関係」→「名前や素性を知る関係」→「よく行く店のことなど気楽に話ができる関係」→「外で会う恋愛関係」と、段階を踏めばそう難しいことではないだろう。
当時は告ろうかどうしようかずい分迷ったのですが、人間関係も何もできていない状態だったわけですし、もし強行していたら、玉砕必至(結果的に告らなかったのですが)。
なるほど、まずは「人間関係から」なわけですな。
■2.モテない度数は、プライドの高さに比例する
◆あー、これも耳痛いお話だw
私の場合、特に「男のほうが上」とか思っていたわけじゃないですが、「振られるのが怖かった」というのはかなりありました。恋愛や口説きをやる際に、プライドは何の役にも立たないだけでなく、むしろ障害となる。(中略)
曰く、「僕に女なんて必要ない」「男のほうが上なんだ」。
そのプライドは、強ければ強いほど女を遠ざける。
上記のウエイトレスさんに告れなかったのもそう。
まさに「プライドの高さ」ゆえであり、だからこそモテなかったのだと、今さら反省・・・。
■3.恋愛に「被害者」は存在しない
◆最近、本当の被害者が出てしまった事件(あれは「恋愛ではない」と思いますけど)があるため、違った意味で怯えている人もいるかもしれませんが。
「恋愛は自己責任」という考え方には深く納得。男も女もだが、ときどき被害者ヅラして失敗談を語っているのを聞くことがある。
恋愛においては、押すも引くも自己責任だ。
何かしらあると「相手のせいにする」という傾向がある人は、なかなか恋愛で上手く行かないという印象を色々相談を受けていた私としては、感じざるをえません。
そもそも、その相手を選んだのは自分自身なわけですから、「見る目がなかった」と反省して、次回以降に活かすべきかと。
■4.街頭で、15人の女に声をかけてみろ
◆先日ご紹介したDVDをご覧になった方なら、納得される話かも。
というか、DVDに登場する受講生は15人よりもっと声かけていた気がw
それは、普通そうだと思われ。路上ナンパをしたことがある男は、そう多くないと思う。
それは、「断られるのがいやだ」という羞恥心や恐怖心が、心のブレーキとなっているからである。
私が今やったら、6人の時点で心が折れるのは確実。←ヘタレだが、信じてほしい。そんな心のブレーキは、男にとってプラスになることはなにもない。
まずは15人だ。最初の2人まではかなりの心の葛藤に悩まされるだろうが、6人を越えたあたりでそれは急速に薄まってくる。そして15人に声を掛けたときには、ほとんどの男性は心のブレーキが取れているのを感じるだろう。
そういう意味では、DVDであったように、強制的に「あの子に行け!」と指示してもらった方が、耐えられそうな・・・?
いずれにせよ、この「声かけ」が「心のブレーキ」を外すのには効果的なようです。
■5."ゆっくり歩いている女性をターゲットに!
◆これはナンパのセオリーにもあるお話。
さらにもう1点付け加えると、ゆっくり歩いているうえに「周りをキョロキョロ見回している」というのがベストなのだそう。同じ声をかけるなら、ナンパ成功率の高そうな相手に声をかけるべきだが、それはどんな女かわかるだろうか。
もっとも大事なのは、歩くスピードである。人間というものは、用事があるから早足になり、暇だからこそゆっくりになる。早足で歩く女よりも、ゆっくり歩いている女に声をかけるべきなのは、自ずとわかるだろう。
街頭でトライされる際には、ご留意を(?)。
■6.絶世の美女を口説くコツは、ルックスを一切褒めないことである
◆これも何かの「モテ本」にあったような。
ただし草加先生曰く、「言われ慣れているから、言われないことが新鮮」と説く"達人"は多いが、実際はそんな生易しいものではない」のだそう。
ならば何故か?
うーん、ちょっと高度すぎるような気がしないでもなく。絶世の美女ともなれば、嫉妬感情もプライドも人一倍強い。ルックスを褒められないことで、彼女たちの自尊心は引き裂かれていく。
その精神は、安定を求め、やがて恋愛へと向いていく。
それ以前に、「絶世の美女を口説く」という設定自体が、路上ナンパでもない限り非現実的ではないかと。
■7.「ムッとしてない?」は魔法の言葉だ
◆女性に声をかけて、話をしている最中に相手が「ムッとしている」という状況は結構ありがちだと思われ。
その場合、相手をなだめたりしては逆効果なのだとか。
確かに見ず知らずの人に「ムッとしてない?」と言われて、「ムッとしてる」と言い返すことも少ないような。俺なら、すかさず「ムッとしてない?」と言う。
こう言われると、人は反射的に"そんなことはない"という姿勢を取る。とっさに笑顔を見せたりもする。
一瞬にして、場が友好的なムードになる。だまされたと思ってやってみてほしい。
試す機会はあまりないと思いますが、一応心得ておくと良いかも。
【感想】
◆冒頭でも書いたように、とにかく「法則」や「教訓」のかたまりのような本なので、慣れないと「何でこのような主張が導き出されるのか」がわかりにくいかもしれません。通常の「モテ本」の形式をとるのであれば、「こういうことがあった」的な過去の体験等で肉付けするところ、その手の補足はほとんどなし。
気持ちいいくらい(?)「○○は、こうなのだ」といった主張が展開されていきます。
それゆえ、ある程度自分なりのナンパなり口説きのイメージがある人にしてみたら、部分的に「そこはちょっと違うんじゃ?」と思うかもしれません。
◆ただ、フト思い出したのが、上記の草加先生のDVDで言われていた、「週刊誌等に掲載されている『口説きの記事』は信用するな」、というお話。
要は、本当にナンパしたり、口説いたりしたことのない人があの手の記事を作っている、ということなのですが、なまじ中途半端な知識で知ったかぶるよりは、草加先生の主張に全面的に従ってみると、今まで以上によい結果が出るかもしれません。
現に、草加先生のナンパ塾では、まったくの素人さんでもそれなりの数字を出しているわけですし。
逆に、もうちょっと詳しく知りたい、という方はDVDの方で草加先生が熱弁を奮ってらっしゃいますので、よろしければそちらをw
◆なお、上記では触れませんでしたが、「女の"潤滑油"は徹頭徹尾下ネタである」なんて格言もあって、下ネタが苦手のsmooth涙目。
そういえば、同じくナンパ塾を運営されている藤田サトシさんの「モテ・バイブル」の中でも、私自身は全然笑えない「ギャグ」が女性に効果がある旨述べられていて、閉口した記憶がw
とはいえ、今般思ったのが、こういう「下ネタ」なり「ギャグ」を馬鹿にして使えないのも、恋愛には何の役にも立たない「私のプライド」なのかな、と。
ここは一つ、下ネタの大家である聖幸さんに教えを乞わねば・・・。
◆いずれにせよ本書は、草加先生ご自身の数多くの口説き体験だけでなく、塾生にも口説かせた経験を踏まえて書かれたご本であり、信用はおけるものだと思います。
DVDではネタバレ自重しまくったフレーズなり教えも、かなり散見され、なるほど講義の副読本として使われる、というのも納得。
DVDと違って立ち読みでチェックできるのもあり難いですが、DVDをご覧になって納得された方なら、マストだと思われ。
私も15人に声をかけたくなりましたよ!←ヨメバレしたら即死ですがw
草加 大介 ¥ 1,365 |
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◆今回の本のアマゾンのページで「この商品を買った人は〜」に出てくる(11/5時点)最初の5つが、すべて当ブログで紹介済みだった件wマクザム ¥ 2,940 |
参考記事:【DVD】「草加大介 ナンパ塾 口説き検定講座」を買ってみました(2009年09月14日)
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参考記事:【モテ】「モテ・バイブル」藤田サトシ(2009年03月27日)
【編集後記】
◆岡本吏郎 さん、久しぶりのご本。サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く
ひょっとして、岡本さん初の新書かも?資本主義は、誰にお金を使わせるかのゲーム。みんな知らないうちに、「人並み」で「過剰」な消費をさせられている。1ムリな支出の見直し→2年収の3割を貯金→3余裕資金で運用。この3つのステップで初めてお金持ちへの道は開けるのに、無謀な運用に走ってしまう人も多い。カリスマ経営コンサルタントが、お金の現実を知ってしたたかに生き抜く知恵を伝授。読んだその日から、お金に対する意識が変わる!
これは買わねば!
ご声援ありがとうございました!
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