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2009年10月23日

【5+2のツボ】「手書きお礼状で相手の心をつかめ」@日経産業新聞


【はじめに】

◆昨日10月22日の日経産業新聞22面のビジネススキル面にあったのが掲題の「手書きお礼状で相手の心をつかめ」という記事。

「初めて会った人との関係をより密にするにはどうしたらよいのか」という問題に対する1つの解答として挙げられるのが、「手紙やはがき」であり、その活用方法について言及されていました。

これが結構コンパクトによくまとまっていたので、備忘録代わりにメモ。

お話はビジネスマナー講習を手がけるチュニーズ・カンパニーの丸山ゆかりさんです。

後半、私のテク(?)も含めて、7つご紹介してみます。


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【内容】

■1.はがきを活用する

◆丸山さんご自身は、便箋を使われるようなのですが、筆不精な人にお薦めなのが、はがき

書くスペースがそれほど広くなく、手紙独特の形式的なやり取りを省ける。必要な言葉は文頭の「前略」と文末の「草々」だけ。長々とした時候のあいさつは書かずに済む。

確かに葉書ならば、便箋よりは書く量は少なくて済みますし、気軽に書けるハズ。
◆それでも、葉書の裏面を埋めるのが大変、という方なら、「イラスト入り」のものを。

 簡単なイラストや絵が描かれているものを選んだり、季節感のある切手を使ったりすれば、はがきを受け取った人に与える印象はよくなる。

私の場合は、近くに鳩居堂という和紙を使った葉書や文房具を扱っているお店があるので、お中元やお歳暮のお礼状は、ここで買った絵葉書を使っております。


■2.恥ずかしくなるくらいの表現で相手をほめる

◆こと、「初めて会った人との関係を密にする」のであれば、ある程度大げさにほめるのが良いそう。

「書いている自分が恥ずかしくなるくらいの表現で相手をほめたり、感謝するのがよい」(丸山さん)。

文中、例として挙げられていたものを拾ってみると、「このたび私が受注できたのは、ひとえにAさんのおかげです」といった感じ。

このくらいなら意識すればできそうですね。


■3.会ったときのやりとりに触れる

◆会談以外のことに言及し過ぎるのもいけない模様。

 本文では、できる限り会ったときのやり取りに触れるのがよい。自分にとって、相手との会談がいかに貴重であったのかを伝えるためだ。

そのためには、会っている時に、多少は印象的な話ができないとまずいような・・・?

ただ、次のポイントを押さえれば、多分大丈夫。


■4.できるだけ早く出す

◆そう、会ってから間をあけずに、すぐにお礼状を出せばよい、と。

「早ければ早い方がよい。できれば会った直後に書いて、その日のうちにポストに入れるぐらいのつもりでいるべきだ」

とのこと。

そう言えば、何かの本で読んだのが、訪問して誰かに会ったら、「帰る前に喫茶店等によって、そこでお礼状を書いて出す」というテク。

そこまで徹底していれば、出し忘れたり出し遅れたり、ということはなさそうです。


■5.万年筆を使う

◆これは私は、考えもしてなかったのですが。

ただ、丸山さんによれば「手軽さの中に丁寧さを織り込ませる」のに効果的らしいです。

そこでこの記事の一部には、丸善丸の内本店・万年筆売り場のチーフの半田昌紀さんのお薦めの万年筆が。




記事では最後のサファリは3990円となってますが、アマゾンだと2300円くらい(税込み・送料別)ですね。

私の場合、書きなれたボールペンでも壊滅的に字が汚いので、躊躇しておりますが、試しに万年筆でのお礼状というのもいいかも。


【私の場合】

◆以上が新聞記事のメモなのですが、ここからは私なりの(?)お礼状のスタイルを少々ご紹介。


■6.一筆箋を使う

◆これは広く知られているところですが、一筆箋という数行しか書けない便箋があります。

これは、書くことがあまり思い浮かばないものの、はがきを使いたくない場合に、なかなか便利です。

こんなのですね・・・ってリンクだと画像がないですが、アマゾンのページにはあります。

一筆箋 こころより  縦罫 L1028
ライフ
売り上げランキング: 19479


そう言えば、ご本も紹介していました。

できる大人の“一筆添える”技術
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-03-15
おすすめ度:5.0

参考記事:【Amazonキャンペーン有】「できる大人の“一筆添える”技術」むらかみかずこ(2009年03月24日)


■7.動物クリップを使う

◆一筆箋等やはがきだと使う機会がないですが、メモをこのクリップで留めます。

手紙を出す相手が初対面であっても、覚えてもらえそうなヨカンw


参考記事:【文房具】動物の形のクリップを買ってみました!【ディークリップス】(2009年07月04日)


【所感】

◆なお、上記ポイントでは触れませんでしたが、記事内には「やり過ぎれば『戦略』だけが表面に浮かび上がってしまう」という指摘がありました。

例として挙げられていた「速達で送る」というのは、確かにやり過ぎですが、そうでなくとも、あまり「戦略的な部分」が目立ってしまうと、逆効果だと思います。

何事もほどほどに。


◆とはいえ、まったくやらないよりは、多少なりともやる、つまりお礼状くらいは出しておいた方が良いと思います。

ただ、その際相手に多くを期待しないのも大事ではないか、と。

こういうアナログなアプローチが響く人がいる一方、そうでない人もいることを理解し、とりあえずは出来るところからやってみると良いと思います。


◆また、ある程度「仕組み化」しておくのも、続けるコツではないでしょうか?

上記の丸山さんも、バッグに「お礼状用具一式」を入れてらっしゃいますし、例えば、記念切手をあらかじめ買い置きしておく、一種の仕組み化

まー、イヤイヤやるよりは、楽しんでできるのにこしたことはないですけどネ。


【関連記事】

【Amazonキャンペーン有】「できる大人の“一筆添える”技術」むらかみかずこ(2009年03月24日)

【はがき道】「お客様の心に響く直筆三行はがき術」沼澤拓也(2007年05月27日)

「小さな会社は絵ゴコロはがきで儲けなさい!」竹田陽一・小串広己・小野宏美(2006年12月25日)

「1枚のはがきでお客様を感動させる本」 竹田陽一 (著)(2005年07月22日)

★『1枚のお礼状で利益を3倍にする方法―お礼状の皮をかぶった“営業状”』 朝日心月 (著)(2006年02月06日)

【文房具】動物の形のクリップを買ってみました!【ディークリップス】(2009年07月04日)


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この記事へのコメント
               
ランキングから遊びに来ました。
またお邪魔しますね

良かったら遊びに来てください。
今後とも宜しくお願いします!
Posted by ナゴスタ 森本 at 2009年10月24日 01:02
               
>ナゴスタ 森本さん

初めまして。
コメントありがとうございます。

なるほど、「ナゴヤ スタイル」の略だったんですね!
いつもコメント読むのがこんな時間なので、なかなか遊びに行けないと思いますが、今後ともよろしくお願いします。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年10月24日 03:17
               
とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
Posted by 履歴書の添え状 at 2010年09月13日 23:20
               
>履歴書の添え状 さん

コメントありがとうございます。
お礼状ネタは好きなので、また機会があればお送りしたいと思っております。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2010年09月14日 04:16