2009年10月15日
いま、一番気になる「口説きの心理セオリー66」を完全チェック!!
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【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、はあちゅうさんのブログでアマゾンアタックしたモテ本。週末はいつも読書三昧:〜はあちゅう主義。〜
ちょっと前の本ですし、それほど期待しないで読み始めたのですが、これがなかなか良質なコンテンツでした。
アマゾンの内容紹介から。
今回は、付箋貼りまくった中から、5つ選んでご紹介してみようかと。恋愛や女性の心理・行動に関するさまざまな疑問に、心理学者が答えるテキスト。モテる男には理由がある! クイズに答えながら恋愛心理を学んでみよう。『週刊SPA!』連載を単行本化。
そしてタイトルは、お馴染み「ホッテントリメーカー」作でございますw

【目次】
第1章 “女性心理”を知らずして、モテようと思うなかれ!
女性には不評な「意外なひとこと」はどれ?
彼女に「私のどこが好き?」と尋ねられたら… ほか
第2章 モテたければ、“NG男”に学べ!
女性の前でグチらないほうがいいセリフは?
心理学者の筆者も日頃なかなかできていない、重要なこととは? ほか
第3章 今すぐ使え!即効アピール術
あなたの口説きはアッパー系?それともダウナー系?
どうすれば「誠実」さをアピールできる? ほか
第5章 会話とリアクションに命をかけよ!
優秀な営業マンも使っているテクニックを口説きに使え
「言葉のキャッチボール」をアナタはちゃんとしているか? ほか
【ポイント】
■1.女性にキチンと「質問」する◆「男性は女性に質問していない」と言うと、「いや、自分はしている」というリターンが返ってきたりします。
ところがその質問というのは、単にセリフが「疑問型」なだけだったり。
ならばどうするのか?たとえセリフが「疑問」型になっていても、相手の気持ちを聞く・掘り下げる質問ができなければ意味がない。「ごはん何がが食べたい?」「どこ行きたい?」といった程度の質問をしているだけで、相手の気持ちを聞いている、相手の意思を尊重していると早とちりしている男性も少なくないようだ。
「そのときどう思ったの?」「じゃあ、本当はこういうふうにしたかったの?」と相手の気持ちをめぐることについてどんどん引き出しながら、深い部分をわかろうと努力する。
◆なるほど、うわべだけ相手のことを聞くのではなく、「掘り下げること」が大事なんですね。
本書の別の部分では、「女性には"アンケート"ではなく"インタビュー"をせよ」とありましたが、まさにその通り。
お見合いパーティ等で「趣味は?」「仕事は?」「住んでるところは?」と矢継ぎ早に質問をしがちな方はご留意を。
■2.彼女には「相談」する
◆これは、一般的な男女間というより、恋愛関係等にある二人に関するお話。
男性の場合、「自分自身で問題を解決する」習性があるため、どんなに重要な用件でも滅多なことでは彼女に相談せず、結論が出てから初めて打ち明けたりします。
しかし、女性はこれとは「まったく逆」。
ゆえに、大事な問題について、彼女に相談をせずに勝手に一人で決めてしまうと、後々問題になる可能性が大きいのでご注意を。女性は「悩みを共有することこそ親しさの証」と考えているため、逆に愛している彼だからこそ、自分の悩みを打ち明け、相談にのってもらおうとする。相談の内容がどうのこうの、相手からもらうアドバイスや解決策の内容がどうのこうのというのは問題ではない。「相談を持ちかけること自体に意味がある」のだ。
◆なお、男女間での「相談」というテーマについては、以前この本でもご紹介したことがありました。
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参考記事:【モテ】「ベストパートナーになるために」ジョン・グレイ(2007年08月09日)
大事なのは逆に、「女性から相談されても"解決"してはいけない」という点(詳細は上記記事を)。
「相談」という行為は、男女が大きく違う点なので、留意しておきたいところです。
■3.女性を急かさない
◆もしアナタが、せわしない、せっかちな方だったらご注意を。
女性は「余裕のない男性」は「器が小さい」と思いがちなのだとか。
ただこれは、裏を返せば、「アピールのしどころ」ということ。逆に言えば、自分に余裕のある人は、人を不用意にせかしたりしない。そのようなところを女性は敏感に感じ取るので、「あ、この人って余裕がない人なんだわ」「器が小さい人なんだわ」と評価が下がるか、「この人って自分に余裕があるのね」「器が大きいのね」と評価が上がるか、瞬間的に大きく分かれていくのである。
もし、これから先、女性を急かしたいようなことがあった場合に、あえて「ゆっくりでいいからね」と言うことができれば、「器の大きさをアピールできるチャンス」なんですね!
■4.女性の夢を大切にする
◆女性の「スィーツすぐる対応」が苦手な方には難しいかもしれませんが、こと「女性の心をつかむ」という点に関しては、「夢やロマンティックさを大事にする男性が勝つ」のだそう。
ならばどうすれば良いのか。たとえトトロの話であったとしても、夢もへったくれもない男には、女性は「こんな人とデートしてもつまらないだろうな」「将来の夢の話なんかもできないな」「相談事とかしてもバカにされそう」などと思ってしまうのである。
例として、女性が「私、お城に住んでみたーい!」と言った場合。
⇒「確かにお城に住むなんて素敵かもね」まずは(1)彼女たちの夢やロマンティックな気持ちを否定せずに受け止めること
⇒「じゃあ、どこの国のお城に住んでみたい? やっぱりフランス、それともイギリス」そして(2)その夢や空想をちょっと膨らませてあげることができればよい。
・・・見事な膨らませっぷりであります。
ここで逆に「やめとけって。寒いし維持費が大変だよ……」などと、言ってしまう人はダメな模様w
■5.女性にほめられたら「謙遜→感謝→さりげないアピール」で
◆女性にほめられた場合によくあるパターンが、「ストレートに受け取ってしまう」か「謙遜しすぎる」のどちらか。
特に前者の場合、「お世辞」だった場合、目も当てられません。
こういう時に、どうすれば良いかというと、「謙遜をして→感謝の意を伝え→さりげなくアピールする」のが良いそう。
◆たとえば、女性に「モテるでしょ?」と言われた場合の対応。
この公式は、「内面」でも「ルックス」でも対応可能だそう。「そんなことないよ」「そうだったらうれしいんだけどなあ」(謙遜)
「そう言われるとうれしいなあ」「ありがとう、ちょっと自信がついたよ」(感謝の意)
「あ、でもこういうふうにほめられることはあるかも」(さりげなくアピール)
私の場合、万が一ほめられても「ひたすら謙遜」で終わってしまっているので、是非参考にしたいと思います。
・・・その前にほめられないと。
【感想】
◆本書は、上記でご紹介した「ベストパートナーになるために」の系統である「男女の意識の差」にフォーカスした内容が多いです。そして実は、その手のノウハウこそが「最も費用対効果が高い」と思っているワタクシ。
何せ、ナンパのように「できるか・できないか」の次元ではなく、「知ってるか・知らないか」の次元で効果があるから。
・・・もちろん、知っていても正しく対応できなければ意味が無いですがw
◆さらに本書の場合、「ベストパートナーになるために」と違い、「男性向け仕様」なのが有難いところ。
はあちゅうさんのように、「女性が読んで男性の手の内を知る」、というパターンもありますが、中身は完全に「男性の知らない『女性の考え方・感じ方』」の指南書です。
初めてこの手のテーマの本を読む方にとっては、違和感があるかもしれませんけど、「モテる男」は、意識しなくても対応できているのかと。
・・・なんてことを、この記事読んで考えてました(藤原竜也スゴスw)。
中川翔子、あのイケメン俳優とカップル成立か!?:メンズサイゾー
◆また、上記で取り上げた以外にも、興味深いネタが目白押し。
例えばこんなところ・・・。
「女性に不評な『意外なひとこと』」
「『心にもないセリフ』から学べる女性心理」
「離婚をも決意させてしまう『男の会話』のデメリット」
「モテない男が陥る、NGな質問責めとは?」
いずれも「男女の違い」を理解するのに、役立つお話でした。
◆ただ、ちょっとだけ残念だったのが、本書の構成が「クイズ形式」だったこと。
これは、本書の元ネタである、雑誌『SPA!』の連載時にそうだったからだと思われますが、書籍化の際には普通の構成の方が読みやすかったかも。
ただし、書かれている内容自体は難しいわけではないので、できなくても気にせず、読み進めて頂きたいところです。
事例も豊富で分かりやすいですし、もうちょっと話題になってても良さそうなんですけどね・・・。
現在、アマゾン安値放出中の「お買い得本」です!
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ありがとうございます。
こちらこそブログご覧頂きありがとうございます。
税理士試験のお勉強、頑張ってくださいね!
このブログ読むのもほどほどで(汗)。