2009年10月10日
【メモ】最近新書が多すぎる件
【はじめに】
◆先日、bestbookサンの記事でも言及されていましたが、マジで最近新刊ラッシュになってきて、いちいち全部チェックしきれなくなりつつあります。挙句の果てには、ネットでチェックして売り場に行っても「あれ?何買うんだっけ?」とかなる有様。
そこで今日は、極めて個人的な用途で新書を列挙しておきますが、必ずしも買うと決めた本ではないので、あしからず。

【新書アレコレ】
アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 163
最近、そのドワンゴの川上会長のこんなエントリーもありましたね。本書はドワンゴの設立前夜からニコニコ動画リリースまでを背景に、そこに集まった異能たちが織りなす群像劇を丹念に描いた、ビジネスマン必読のドキュメンタリーです。
「ネットはもうからないという幻想、壊したい」 川上会長が語る、ニコ動のこれまでと今:ITmedia News
これからのメディア等を考える上でも読んでおきたい1冊。
◆アマゾンにデータがないので、出版社のページから。
「コギャル」ならぬ「ノギャル」。黄色い髪にギャルファッションの「ノギャル」(農業をするギャル)が、秋田県大潟村の田んぼや、静岡県富士宮市の畑に登場! もともとは農業なんて知らないし、お米づくり野菜づくりに縁もなかったギャルたちだが……。著者はマーケッティング業務などで年商三億円のギャル社長。そんな彼女はなぜ渋谷から農業の世界に入ったのか。一見ミスマッチで不思議なドラマは、食と農業が抱える現代日本への処方箋をさぐった若者文化の新しい胎動だ。
もはや時代の流れについていけませぬー。
◆これまたアマゾンに情報がないので、出版社のぺージから。
朝の記事の編集後記に載せたのですが、再度こちらにも。自衛せよ、サラリーマン!
「雇われる生き方」がリスクになった今、生活をまもるためには新たな戦略が必要だ。ウェブを利用した週末起業の方法を丁寧にときあかす。自衛せよ、サラリーマン!
◆ここから3冊は、日実さんの新書シリーズである「NJセレクト」から。
日本実業出版社
売り上げランキング: 14412
日本実業出版社
売り上げランキング: 44821
これらはいずれも、日実さんからの単行本を加筆・修正した新書らしいです。
かんきさんの「ポケット版」もそうですが、最近、こういうパターンも多くなってきましたね。
ディスカヴァー・トゥエンティワン
売り上げランキング: 51094
◆こちらも、単行本の新書(携書)化
単行本は、かつて何度か当ブログに登場した、「講談社のKさん」からも推薦頂きましたが、恋愛メルマガの関係で既に読んでいました。大ベストセラーとなった『「婚活」時代』(山田昌弘・白河桃子著)の刊行を機に、ドラマ化され流行語大賞候補にも選ばれるなど、一大社会現象となった「婚活(結婚活動)」。この「婚活」という言葉が生まれる以前に企画されたのが本書である。結婚生活に最適なパートナーを見つけるのに「マーケティングは大いに役立つ」とマーケティングのプロフェッショナルである著者は説く。マーケティングとは、「ものをより魅力的に見せ、相手の心をつかむための戦略」だ。本書では、「婚活」を題材に、同世代の著者がその理論をわかりやすくひもといてくれる。「婚活」と「マーケティング」が同時に学べ、さらに自分の「売り」は何なのかを見つけることもできる「パートナー獲得戦略プロジェクト」本、待望の復刊である。
内容が女性向けなんで、紹介しませんでしたが。
ワニブックス
売り上げランキング: 1462
◆こちらは、冒頭のbestbookさんの記事で紹介されていたご本なのですが、新しく創刊された、「ワニブックスPLUS新書」というシリーズの1冊。大阪と名古屋で焼肉屋を経営しているお笑い芸人のたむらけんじは、とある事情で突然焼肉屋の経営者に!まったくのド素人が日々研究を重ね、瞬く間にお店を繁盛させた。ズブの素人だからこその発想と、究極の人見知りの性格が生み出したたむらけんじの逆転発想経営哲学!
ワニブックス、別会社設立で新書創刊へ:新文化―出版業界紙―ニュースフラッシュ関連ページ
「SPA!」テイストなら、望むところかとwこのほど関連会社の(株)ワニ・プラスを設立し、10月8日に「ワニブックスPlus新書」を創刊する。新会社の社長には「週刊SPA!」(扶桑社)元編集長の佐藤俊彦氏が就任。偶数月に6点程度の新刊を発売する見通し。新書の創刊は今秋に迎えるワニブックスの創業30周年記念事業の一環。
ワニブックス
売り上げランキング: 78227
◆そのワニブックスPLUS新書からの1冊。会計士事務所の代表を務める、メディアでも話題の公認会計士・平林亮子による最新刊。現代のストレスフルな社会で、毎日をストレスフリーに楽しく生きる方法をご提案。「ONとOFFの切り替えない」「原則、1日1アポ」「感情を無理にコントロールしない」「ベタなことをしてみる」「お金の話をきちんとする」「嫌なものから少しだけ逃げてみる」「夢や目標を無理にもたない」などなど、平林流の新しい生き方指南本
著者は、「美人過ぎる公認会計士」こと平林亮子先生。
タイトルからして、何となく香山リカさんっぽいような・・・?
講談社
売り上げランキング: 47669
◆お馴染み「アフタヌーン新書」の今月の新刊。常識外れ?いや、こんな会社に勤めたい!
「絶対に会社では怒らない」「上司の査定は部下がやる」「完全フレックス勤務」…。この実践でみるみる会社が甦った! 21世紀の「面白い」経営を展望しよう!
もう1冊はアニメ系なので、こちらをチェックしようか考え中。
◆「またベスト新書かYO!」ということで、毎回(?)AV女優さんの新作を出されているのがスゴイです。
ホントはフツウの新書も一緒にだしてるんですけどねw
◆「勝負脳」でお馴染みの林先生の新作。脳は気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。この事実を知らないばかりに、脳力を後退させるのはもったいない。脳に悪い習慣とは、1「興味がない」と物事を避けることが多い、2「嫌だ」「疲れた」とグチを言う、3言われたことをコツコツやる、4常に効率を考えている、5やりたくないのに我慢して勉強する、6スポーツや絵などの趣味がない、7めったに人をほめない、の7つ。これらをやめるだけで頭の働きが倍増する理由を、脳のしくみからわかりやすく解説。
4番目の「常に効率を考えている」っていうのは、モロに当てはまるんですがー。

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一応新刊はほとんどチェックしているつもりなのですが、新書は種類が多くなりすぎて、お腹いっぱいになりそうです。でもその分書評ブログの意味が大きくなるかもしれませんね。
出版業界もデフレのようで、買い手である消費者はよいのですが、売り手である出版社の立場からすると、単価は安くなる、競争は激しくなるで、大変なのではないかと想像してしまいます。
正直、新書は一時のブームが去って、段々淘汰されるものだと思っていたのに、逆に参入が増えているような気がします。
デメリットもあるのでしょうが、新書は新書なりに、新人を出しやすいとか、変化球的なタイトルつけやすいとか、メリットもあるのかもしれませんね。
とりあえず、一旦棚を確保したら、次の本が出るまで、1カ月平積みされるのは大きいと思います。
>最近新刊ラッシュになってきて、いちいち全部チェックしきれなくなりつつあります
私の場合、読みたい本はたくさんあるのに、慢性的な時間不足(財布の中身も)で、なかなかチェックができません。
現在100冊くらいは積読がたまっているのですが、片付く日が来るのだろうかとため息をついています。
コメントありがとうございます。
100冊の積読はスゴイですね〜。
私はせいぜい20〜30冊なんですが、ダンボールに既読本と一緒に詰めちゃっているので、多分発掘されるのはずっと先のような(汗)。