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2009年09月29日

【Twitter】『仕事で使える!「Twitter」超入門』小川 浩




【本の概要】

◆今日は、Twitter素人」のsmoothが、Twitterの入門書を紹介してみるテストw

Twitter本の紹介ですから、当然「140文字」で・・・とやろうとオモタものの、私にはムリですた。

そこでアマゾンの内容紹介の冒頭部分を。

最近注目を集めている「Twitter」の本当のすごさと、どうビジネスに活かすことができるのかをわかりやすく解説。ネットに詳しくない人も知っておきたい必読の一冊。
「たった「140文字」で起こせる仕事革命!」
時間とコストを大幅カット、リアルな情報が集まる、お客がお客を呼ぶ宣伝効果……2時間でわかる、使える、得をする一冊!

んとー、ここまでで161字でございますw


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

1章 オバマ大統領、日本の経済界…なぜTwitterが注目されているのか?

 わずか140文字しか書けないサービスに5千万人が魅了された!
 政治家、著名人、一流企業…が参入する本当の理由
 ブログ、SNS、掲示板…と何が違うのか ほか

2章 30秒でいますぐ使える!Twitterならこんなことまでできる!

 ツイッターなら一瞬であなたのページができあがる!
 どんなサービスより簡単にできるカスタマイズ
 注目される「つぶやき」を書くコツとは? ほか

3章 情報収集、自己PR、宣伝効果…たった「140文字」であなたの仕事が変わる!

 ブリトニー、デミ・ムーア…なぜセレブがツイッターを使うのか
 就職、転職、営業…ツイッターなら効果的に自己PRできる!
 黙っていても「いい情報」がどんどん舞い込んでくる!

4章 DELL、スターバックス…が続々証明!客をどんどん呼び込むTwitterビジネス

 「3億円」の売上げを伸ばしたDELLの場合
 販売促進、商品PR、顧客対応…さらに広がるツイッター活用法
 売上げに直結する「カリスマつぶやき使い」の存在 ほか

5章 グーグルもマイクロソフトも追いつかないTwitterが世界を変える!

 一世を風靡した「Web2.0」の本当の意味とは
 シンプルなのに驚くほどの機能を備えたツイッターの奥深さ
 ツイッターが「ポストWeb2.0時代」の幕開けを告げる ほか

付録 「つぶやき」の書き方・読み方・伝え方


【ポイント】

■ツイッターはじつは日本人向きのサービス

◆著者の小川 浩さんは、芸能人ブログとツイッターの共通点についてこう言われています。

 ツイッターは、じつはブログ以上に日本人に向いている、と私は思っている。
 たとえば、日本で流行している芸能人ブログのようなサイトをみていると、ほとんどのエントリー(1つひとつの記事)が短く、たいていは写真とわずかなテキストが置いてあるばかりだ。
 1日あたり数件から数十件のエントリーをする芸能人ブロガーも多く、そのほとんどが日々のつぶやきを書き連ねるといった使い方をしている。これは、まるでツイッターの使い方と同じである。

今現在は、iPhoneは別としても、携帯電話でツイッターを使いこなすのはまだ難しそうな。

本書を読んで知ったのですが、まだ最初の登録はPCでしかできないそうですし。

ただ、アメブロにいらっしゃるような芸能人が、すすんでツイッターを薦めるようになったら、ホントにブレイクする可能性もある気がします(サイバーエージェントがどうするかは別として)。


■これだけは知っておきたいツイッター5つのマナー(抜粋)

◆イギリスのビジネス・イノベーション・技術省(BIS)のニール・ウィリアムズ氏(@neillyneil)が作成したとされる利用ガイドライン(http://www.scribd.com/doc/17313280/)から。

なお、本書に掲載されている内容は、和訳ではなく小川さんが再編集されたものです。

1.職場や教室にいるときと同じくらい、フレンドリーな態度を忘れない

2.公の場所であることを意識しよう

5.投稿頻度にも気をつけよう


2.については、自分のフォロワー向けにつぶやいた内容でも、クローズドなわけではなく、全世界に発信しているのですから当然ですね。

5.については、「多くても1時間に1回、平均的には1日数回」とされています。

もちろん、イベントの中継等なら、この限りにあらず。

その他の項目や、それぞれの詳細については、リンク先もしくは本書を。


■ツイッターでの集客例

◆私も知っていたのが、ツイッターで売上増を実現したピザ屋さんのお話。

Twitterで売上げはあがるか?あるピザ屋の実験とその結果とは?:IDEA*IDEA

本書ではこのお話の後日談(多分)や、航空会社のディスカウントチケットの事例も収録。

 ジェットブルー航空の初のツイッターディスカウント航空券は、JFK空港からナンタケット空港までで9ドル(900円相当)である。ただし、購入希望者が、購入するまでに与えられた時間は、ツイッターに情報を掲示してから8時間のみであった。

この辺も、ツイッターの即時性ゆえに可能な方法ですよね。

日本でも楽天トラベル?がツイッターに楽天トラベルの公式アカウント(@RakutenTravel)を開設したそう(気になる方はフォローを)。

また集客だけでなく、リアルタイムでの顧客サービスや、広報等での活用事例もありましたので、導入をお考えの企業の方も、ぜひご覧アレ。


■企業の一員としてつぶやく場合の6つの注意点(抜粋)

◆企業としてツイッターを活用する場合には、当然個人で利用する場合とは異なったガイドラインがあります。

その中からいくつか

1.企業アカウントであることを意識しよう

◆これはある意味「当たり前」

 何を話してもいいが、社外秘の情報や、取引先の具体的な名称や個人の名前を不用意に出すことは許されない。

先日もこういうことがありましたし・・・。

産経新聞twitterで「産経下野なう」とつぶやき、その後謝罪:POP UP


2.対話しよう

 ツイッターを本当に使いこなし、ビジネスに役立てたいのなら、積極的にフォローし、ほかのユーザーと会話をしよう。逆に、ユーザーからのメッセージについては極力kまめに返信をしていこう。

◆多分、こちらの方が大変な気が。

そして、それ行うことが大変になってきたり、費用対効果が微妙だとわかった場合にどう対応するか・・・で次の項目。


6.継続は力なり

一度始めたら、継続しなければかえって自社のブランドに傷をつけることになるかもしれないのだ。

多分、有名どころの企業でオフィシャルに始めて、もう撤退した、というところはないと思いますが、個人の場合、始めるのも辞めるのも自分ひとりで決められるので、サクっと辞める人もいそうなヨカン。

この辺は、引用部分にもあるように「ブランディング」の問題もあるので、よく考えたいものです。


■ツイッターのマネタイズ

◆これだけ注目されているツイッターですが、まだ赤字解消とはなっていません。

ただし、すでに韓国の人口ほどのユーザーを抱えるわけですから、収益を得る方法はいろいろ考えられます。

問題は「どのビジネスモデルを選択するか」ということ。

 ツイッターはそもそも140文字限定の短いメッセージのランダムなやりとりの集合体なわけだが、ミクシィやフェイスブックと違い、その「つぶやき」は、ほぼすべてがインターネット全体に公開されている。だから、その特長をビジネスにするのではないだろうか。

・・・具体的に2つ予想されてらっしゃるのですが、一応ネタバレ自重ということで。

本書ではそれぞれのマネタイズの方法の可能性について言及しており、正直このあたりが一番付箋貼ったんですよねー(サーセン)。


【感想】

勝間さんが、広瀬香美さんを誘ったあたりから、何やらにわかに一般的にもブームとなったツイッター。

以前からも何冊か本は出ていたのですが、どちらかというと、「技術的な内容」か、「mixi等のSNSの次に来るコミュニケーションツール」として扱っているものしかなかったと記憶しています。

それに対し、本書の立ち位置は、タイトルの最初にもある「仕事で使える」という部分が大きいのではないか、と。

本書の「はじめに」には、こうあります。

 本書はツイッターの名を知ってはいるけれど、まだあまりよくわからないという人や、もうすでに使っていて仲間や上司、会社にも利用させたいが、うまく説明できなくて困っている、という人に向けて書かれている。

読んだ感想としては、まさにその通り


◆もちろん、簡単な使い方や、用語の説明等もあるので、本を読んで始めてみたい、という方のニーズには応えてはいますが、せっかくPCを使われているのであれば、使い方はネットで「まとめ記事等」をご覧になっても良いかと。

例えば「はてブがたくさん付いた人気記事」である、こちらとか。

How To Use Twitter(Twitterの使い方):カイ外伝

一方、本書の価値は、「どう使うか」の前の「なぜ使うか」の部分にあると思います。

事例も「こんなことができる」「あんなこともできる」というものが多いですし、ビジネスでの可能性は私も感じました(小川さんご自身のポジショントークもあるかもしれませんが)。


◆個人的には、私自身がツイッターを活用していないので、積極的に意見を述べられないないのがツライところ。

そもそも、私のような「超」長文スタイルのブロガーが、ツイッター本について何か言っても説得力がないです罠www

一応、mixiの自分のページと同じく、単にブログ記事の更新情報を流すためには使っているんですけどね・・・。

Twitter同時投稿機能を実装しました:Blogger Alliance お知らせブログ

比較してみたところ、Googleリーダーや、ライブドアRSSリーダーよりも、Twitterの方が断然速かったです。


◆というわけで、現状では更新情報以上につぶやくつもりは特にないのですが、今後色々な書籍も発売されますし、それはそれで楽しみだったり。


「ネタフル」コグレさん「みたいもん」いしたにさんという、「クチコミの技術」のコンビが送るTwitter本。

出版社サイトには著者インタビューも!


勝間 和代 ¥ 777

◆勝間さんの新刊は、内容的にも時期的にも、おそらく「Twitterネタ」があると想像。

たつをさんは既にゲットされてるんですね〜。



◆ディスカヴァーさんからは、Twitterの「小説集」が。

小説じゃないんですが、このエントリには結構ハマりました。

もしも戦国武将がtwitterを使っていたら:Yamashiro0217の日記


Twitterの衝撃
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◆実はこの本だけは、全くノーマークでしたが、単行本ですし、かなり気になります。

日経BPですし、手堅く作ってきそう。


もちろん「ビジネスでの活用」を考えるなら、まず本書から!

小川 浩 ¥ 798


【関連記事】

【超仕事術?】「仕事するのにオフィスはいらない」佐々木俊尚(2009年07月20日)

「クチコミの技術」コグレマサト,いしたにまさき(2007年03月28日)

「ヤバい情報収集術」小川 浩(2007年02月26日)

「Web2.0 BOOK」小川 浩・後藤 康成 (著)(2006年07月07日)

文系のための「Web2.0」入門 小川 浩(著)(2006年08月14日)


【編集後記】

◆週末に、子ども二人を連れてお散歩に行きました。

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久しぶりに家族で過ごす時間が長い週末・・・って、先週は前半連休でしたねw


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【Twitter】「Twitter マーケティング」を読みました!【マインドマップ的読書感想文】at 2009年10月23日 08:20
                               
この記事へのコメント
               
>一応、mixiの自分のページと同じく、単にブログ記事の更新情報を流すためには使っているんですけどね・・・。
存じ上げてませんでした(^^;
さっそくアカウント探してみます!
Posted by きなこもち at 2009年09月30日 00:14
               
>きなこもちさん

今見たら、さっそくフォローされてますたー(汗)。
ありがとうございます。

ただ、RSSリーダーで登録されていらっしゃる方なら、無理にTwitterでフォローされなくても良いかと。
フォロー数が多い方だと、簡単に流されちゃいますしw
それが心配であんまり公にしてなかったんですよね・・・。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年09月30日 01:08