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2009年09月15日

【手描き】アソシエの「ビジュアルシンキング」特集が「手描き図だらけ」な件



【はじめに】

◆今日発売の「日経ビジネス アソシエ2009年10/6号」

特集が「ビジュアルシンキング」ということで、「もしや」と思って手に取ったところ、これが「手描き図が満載!」

タイトルから連想されるように、当ブログで大人気だった「アノ本」も登場していました。

これは「手描き図好き」にはたまらない1冊です。


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【目次】

◆アマゾンにデータがないので、特集部分のみ、出版サイトから引用します。

特集1 ビジュアルシンキング

ペン1本でわかる!ひらめく!(022p)

実践!ビジュアル思考

ビジネスダイアグラム シンプル図解で経済記事を速攻理解(024p)
マンダラート 9つのマスを埋めるだけでアイデアを量産(030p)
付箋思考術 漠然とした問題点を付箋を使って顕在化(032p)
フィッシュボーン図 「魚の骨」の図解で問題をラクラク解決(034p)
マトリックス 「分けて」 「並べて」頭の中をスッキリ整理(036p)
ロジックツリー 定番フレームワークで解決策を漏れなく検討(038p)
コラム “振り返り” の作業が思考力を向上させる 渡辺京子 氏/日本能率協会マネジメントセンター(039p)

ビジネスリーダーに学ぶ

手を動かして「正解」を探し続ける 梶原 奈美子 氏/キリンビール(040p)
ラフな図解で想像力を引き出す 原 昇 氏/バンダイ(041p)
ゴールを “見える化” し、イメージを共有 北崎允子 氏/富士ゼロックス(042p)
複雑な業務を整理して「抜け ・ 漏れ」を防ぐ 淺田純史 氏/ヤフー(043p)
図解のコツを教えてください! 本誌記者がプロに入門 池田千恵 氏/図解化コンサルタント(044p)
ビジュアルシンキングは海外でも人気! 米ベストセラー本の中身を公開(046p)
スケッチ名人になるための5力条 『 1分スケッチ!』著者の山田雅夫 氏に学ぶ(048p)
それでも描けないという人のために グロービス経営大学院 講師 松林博文 氏の「心の壁を壊す方法」(050p)
インタビュー 池谷裕二 氏 [脳科学者] ビジュアルシンキングは脳との相性がいい(052p)


【抜粋】

■ビジネスダイアグラム 経済記事を図解してビジネスモデルを徹底解剖

『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』の著者でもある、板橋 悟さんが登場。

自著で解説されている「ビジネスダイアグラム」を、豊富な図解で解説されています。

また、「日経ビジネス アソシエ」のビジネスモデルもこのように図解化(相変わらず何書いてあるか読めなくてスイマセン!)。

アソシエ板橋悟氏












他にもこのような手描き図が豊富に収録されており、アソシエの「本領発揮」といったところ。

なお、別冊付録として『ビジュアル思考力完全マスター 板橋 悟の「記事トレ!」ドリル』もついておりますので、ついつい「読んでそのまま」になりがちの方は、ぜひ実践を・・・って私ですね、スイマセン。

板橋 悟 ¥ 1,470

参考記事:【図解化】『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』板橋 悟(2009年05月31日)


■各社ビジネスパーソンの手描き図による図解解説

◆本の著者さんだけでなく、一般のビジネスパーソンの間でも、「ビジュアルシンキング」を用いてらっしゃる方が4名登場。

アソシエビジネスパーソン












その中で私の目がきらり〜んと光ったのは、バンダイにお勤めの原 昇さんのご職業。

この方、バンダイで、「侍戦隊シンケンジャー」のキャラクターの企画等をなさっているそう。

まさに今、ウチのムスコ的に「大フィーバー」なネタでございます。



・・・なるほど、あの奇抜なキャラクターの陰には「手描き図」があったのかw


■ビジュアルシンキングは海外でも人気! 米ベストセラー本の中身を公開

◆というワケで、当ブログにおける「5月売上ランキング2位」のこの本がいよいよ登場。


参考記事:【オススメ】「超ビジュアルシンキング」ダン・ローム(2009年05月25日)

このパートにおいても、この本からの手描き図が多数掲載されています。

アソシエ ダン・ローム












正直、この本を扱うなら、中身が濃すぎるので8ページくらい欲しいところでしたがw

今回のアソシエを読まれて興味を持たれた方は、上記参考記事をぜひご覧下さい。


■スケッチ名人のスゴ技

「1分スケッチ!」等の著書で知られる山田雅夫さんによる、スケッチ指南。

題して「スケッチがうまくなる5ヵ条」

ネタバレしてもアレなので、2つほど。

●右上がり30度で書く

スケッチがうまい人は、物体の奥行き感を出すのがうまい。右利きの人であれば、右上がり30度くらいで描くのがちょうどいい。相手と話をしながらでもスピーディーに描くことができる。

●初心者は正面から描く

正面の部分から描くと絵が破綻しにくい。定規を使って、縦・横比などを決めてから描いてもいい。(後略)

詳しくはこちらのご本で。

山田 雅夫 ¥ 1,575

それにしても、こんな図をサラサラっと描きたいものです。

アソシエ山田雅夫氏

















■脳科学者、池谷裕二さんに聞く ビジュアルシンキングは脳との相性がいい

◆2ページに渡って、池谷先生が「ビジュアルシンキング」の効能を解説。

個人的にピンと来たのがこの一節。

図解には相手を信じさせる効果があるということです。危ない話かもしれませんが、図解は相手をだますテクニックにもなり得ます。
 何かウソの説明をするとします。図や絵を見せながら説明するのと、言葉や文字だけで説明するのとでは、全く同じ文章だったとしても、図や絵がある方が信用されます。我々は視覚に一番だまされやすいのです。それは、具体的なイメージがわきやすいものを信じやすいからだと思います。

ウソだけではなく、本当のことでも同様です。

 ウソですら図解で信用させられてしまうのだから、本当のことなら、なおさらイメージを使って説明した方が効果的です。

というワケで、資料や企画書には積極的に図を入れると良いと思われ。

もちろん、その参考のためにも、今回のアソシエを激オススメ!



【関連記事】

【図】「図で考えるとすべてまとまる」村井瑞枝(2009年09月13日)

【図解化】『「記事トレ!」日経新聞で鍛えるビジュアル思考力』板橋 悟(2009年05月31日)

【オススメ】「超ビジュアルシンキング」ダン・ローム(2009年05月25日)


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この記事へのコメント
               
いつも貴重な情報をありがとうございます!

これも、即アマゾンアタックいたします!
Posted by 川田浩志 at 2009年09月16日 12:43
               
帰ってからゆっくり読みますよっと。
今回は密かに楽しみです。
Posted by とっしー at 2009年09月16日 20:54
               
>川田先生

アマゾンアタックありがとうございます(涙)。
今回のアソシエは、私にはツボでしたね!

>とっしーさん

楽しみにしていてください(笑)。
私は待ちきれずに職場で読んだ上に、記事にまでしましたが。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年09月17日 03:17