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2009年09月15日

【自己投資】「あなたに奇跡を起こす101の方法」の中から7つ選んでみました


3週間で人生に奇跡を起こす方法
ジョン・ゴードン
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 39211


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「自己啓発系」のご本。

アマゾンのタイトルが全然違うので、ちょっとビビりましたがw

内容は「体」「心」「魂」エネルギーを高める方法が、全部で「101」にまとめられたものです。

今回はその中からお約束(?)7つ選んでみました。

ちなみに、翻訳者である弓場 隆さん(「ディスカヴァー社長室ブログ」でもおなじみ)の「あとがき」によると、弓場さんご自身は、この本の教えに従って「3ヶ月で20キロ痩せられた」そう。

私はそこ読んで、リアル書店で即買いしましたが、何か?


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【目次】

著者から読者へのメッセージ

はじめに 体と心と魂のエネルギーをはかるための30の質問

最も大事なことにエネルギーを使う

第1部 体のエネルギーを高める

 自分の体を大切にする
 体に良質の燃料を提供する
 自然食品の店に行く
 1日の早い時間により多く食べる
 健康的な朝食をとる

第2部 心のエネルギーを高める

 1日の好スタートを切る
 エネルギーの吸血鬼の毒を中和する
 エネルギーを結果に変える
 小さいことにエネルギーを集中する
 小さいことを積み重ねる

第3部 魂のエネルギーを高める

 エネルギーを受けとる人になる
 社会に貢献する
 多くの人と接する
 エネルギーの贈り物をする
 奇跡を信じる

訳者あとがき


【ポイント】

■1.1日の早い時間により多く食べる

◆エネルギーを高める簡単な方法の1つとして、挙げられているのがこれ。

ミネソタ大学のロバート・クーパー博士が「1日に2000カロリーを摂取する人たち」をいくつかのグループに分けて調査したところ

昼間の比較的早い時間帯に二千カロリーを摂取する人たちが最もエネルギーにあふれ、週に平均約1キロの減量に成功した

そう。

朝食をしっかりとるのはもちろんのことなのですが、午後7時以降は夕食はとらないようにする」というのは、私にはちょっとキツいっす。


■2.カフェインを控える

◆かつての自分もそうだったのですが、仕事に疲れたところに「シャキーン」とするために、コーヒーをガブ飲みされている方も多いのではないでしょうか?

しかしゴードン氏によると、多くの人が慢性疲労を感じる一因は、エネルギー源として食品と水分と睡眠ではなく、「カフェインに頼っていること」とバッサリ。

カフェインと砂糖の過剰摂取はエネルギーを供給しているように見えるが、実際にはエネルギーを奪取しているのだ。「上がったものは必ず下がる」という格言は、ここにもあてはまる。カフェインと砂糖はエネルギーを急上昇させるが、そのあとでエネルギーを急降下させるからだ。

そしてそれをまた食い止めるために、新たな摂取を繰り返すワケですね。

確かにこれは非健康的かも。


■3.「90対10の法則」を実践する

◆今回は挙げてませんが、実は本書のここまでの部分で、かなり摂取する食品等について制限がなされています。

だからといって、100%ガチガチに守らなくてもいい、というお話。

 食べたい物を我慢しなくても、エネルギッシュな生活を送ることは可能だ。全体の90%を最高の燃料で補給し、残りの10%は食べたいものを食べればいいのである。

どうしても「"ゼロ"か"100"か」にこだわる方とかいらっしゃいますが、それでは最初から始められないか、途中であきらめざるを得ません。

最高の食生活とは、一生続けられる快適な習慣であるべきだ。

実は私も一時、かなり厳格な食事制限をしていたことがありましたが、1年であきらめて、元に戻ってしまいました。

そう言えば、以前、評判の良かったこの本を買って実践しようとしたのですが、かなりタイト速攻挫折した苦い思い出が(遠い目)。


なるほど、9割でよかったか・・・。


■4.小さいことを積み重ねる

◆こちらはよく聞くお話ですが、一応。

人生は小さいことで成り立っている。私たちは大きいことに意識を集中して人生を創造するのではなく、小さいことをいくつも積み重ねて大きいことを起こすのだ。

確かに毎日少しずつでも本を読めば、結構な冊数を読めたりするものです。

ただ、どうしても常日ごろから「大きいこと」に目が行きがちなのですが。

自分自身、ちょっとずつでもやればいいことを後回しにしてしまう方なので、自戒をこめて挙げた次第。


■5.自分の強みを生かす

「大成功」をおさめている人たちは、弱みをカバーするのではなく、強みを生かすことにエネルギーを集中しているそう。

 従って、エネルギーを最大化し、それを最も重要なことに使うには、自分がうまくできて、しかも楽しんでできることに時間を使うべきである。

それこそ、まさにこの本のテーマですね。


参考記事:【自分の"強み"を調べてみました】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」マーカス・バッキンガム(2008年06月26日)

相変わらず、自分自身では強みを生かしきれているとは思えないものの、こうして「本業以外のこと」をやってるとイキイキとしておりますw


■6.人を許す

◆なかなか一筋縄ではいかなさそうなものが・・・。

 人生最大の教訓のひとつは、許すことである。自分を傷つけたり裏切ったりした人たちに恨みを抱いていると、ネガティブなエネルギーが自分の心の中に充満する。このネガティブなエネルギーは私たちの手かせ足かせとなり、ポジティブなエネルギーの流入を止めてしまう。

私はあまり恨んだり妬んだり、ということはない方なのですが、ヒトサマのお話を聞いて、「それはひどい」と思うこともままあります。

そういう方に「許してあげたら」とは私からは言えませんし、言う立場でもないな、と。

ちょっとだけ似たニュアンスで、こういうご本もありましたが。


参考記事:【スゴ本】「史上最強の人生戦略マニュアル」フィリップ・マグロー 著・勝間和代 訳(2008年10月01日)


■7.多くの人と接する

◆これはまた、私にとっては「耳イタイ」お話。

 私たちはともすると日々の生活に終われ、人生で大切なことをおろそかにしがちだ。ストレスがたまると、新しい人と出会ったり旧友と話をしたりすることがおっくうになる。だが、すでに築いてきた人間関係を維持し、新たな人間関係を築き上げる能力は、私たちの最も重要な資質のひとつである。(中略)
新しい人との出会いに心を開くとき、私たちにとって可能性は無限になり、世界は際限なく広がる。多くの人と接すれば接するほど、より多くのエネルギーを生み出すことができる。

実は昨夜もとある集まりに参加したいと思っていたのですが、ついつい仕事(とブログw)を優先してしまいました。

基本的に「新しい人たちとの出会い」なんて、リアルでは「ほぼゼロ」ですからねー。

以前は、たまにやっていた「ランチ会」もめっきりご無沙汰ですし。

エネルギーが不足気味なのはそのせいか・・・?


【感想】

◆冒頭でも書きましたように、本書は、「体」「心」「魂」のエネルギーを高める方法が101個挙げられています。

しいて言うなら、「体」の章は「健康本」「心」の章は、「自己啓発本」「魂」の章は「スピリチュアル本」といった感じ。

・・・ってそのまんまですかw

とにかく101個もありますから、他にも大事な方法がわんさかでした。

今回はあまりに「ベタ」(「朝食を抜かない」「硬化油を避ける」等)なものは避けたのですが、逆にそちらの方が本来なら重要かもしれませんので、気になる方は出版社のサイトにある目次をご覧下さい。


◆また、本書の特徴として挙げられるのが、各方法ごとの終わりに付された「アクションステップ」と題する、実践のための「具体的なリスト」

参考までに「硬化油を避ける」という項目のアクションリストをご紹介してみます。

(1)加工食品を買う前に成分表示を見て、硬化油を含んでいる商品を避ける。

(2)パンやクラッカー、スープなどは健康食品の店かスーパーやデパートの健康食品のコーナーで買う。それらの店の多くは、硬化油ではなく圧搾法による油(有機ベニバナ油など)を含む食品を取り扱っている。

(3)健康な油を使用しているという確信が持てないなら、ファストフードは避ける

(4)統合医学の第一人者アンドリュー・ワイル博士の警告を肝に銘じる。「企業は加工食品の寿命を延ばすために硬化油を使うが、それは消費者の寿命を縮める結果になる」

今回の記事では、この部分以外にアクションステップから引用したところはないのですが、むしろ、このアクションステップだけで1本記事が書けるくらい濃いです。

なかなか実践できない人なら、なおのこと、こちらに注目して頂きたいところ。


◆なお、著者のゴードン氏自身は、特にお医者さんというわけではないので、第1部の「体」のパートに関しては、その旨ご留意下さい(もちろん専門家の見解等を用いてますが)。

例えば、「30分おきに冷水を少し飲む」というのは、「体を冷やさない」という健康法の考えからしたら、ちょっと微妙。

「冷水」というのがどのくらいの温度で、「少し」というのも、どのくらいの量なのか明記されていないので何とも言えませんけど、私自身は、「体温より低い温度の水分を取るな」みたいなことを言われたことがあります。

・・・って、あんまり「タイト」に締めちゃうと、上記の「90対10の法則」に反しちゃいますかw


◆さて、第1部が「体」という「ハード」部分のチューンナップならば、第2部は「心」という「ソフト」のチューンナップ。

ある意味、「自分の考え方や心の持ちようを変える」だけで実践できるものが多いのですが、どうしても「心理的壁」がー!←言い訳

そんな中、とある「アクションプラン」で出されていた指示が、この本を読む、というもの。


単行本を持っていたのに元ネタが同じ本だと知らずに買ったレビュアーが、「怒りの☆1つ」をつけていますが、おおむね評価は高そう。

ご紹介できるか微妙ですけど、一応アマゾンアタックしておきました。


◆また、第3部からは1つしか選んでませんが、自分なりに「深く納得」して付箋を貼った箇所は多々ありました。

もっとも、第2部や第3部では、「やるべきことをやってない」ことはあっても、「やっちゃいけないことをやってる」ケースは少ないものの、第1部では「後者」がありまくり。

夜中にブログの下書きしていて、空腹に耐えかねてスナック菓子を食べる・・・なんて「二重三重」の掟破りはしょっちゅうですよ。

せめて、こういうモノを食べた方が・・・(じゅるり)。←只今空腹中

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◆いずれにせよ、本書には101も項目があるので、向き、不向きもあると思います。

ただ、上記の「90対10の法則」「逆」じゃないですが、むしろ、10%でも実践できれば、元は取れるのではないでしょうか?

私はとりあえず明日から、「太陽の光を浴びながら事務所まで歩く」ことを心がけます。

どうか、三日坊主になりませんように。

(-人-) ナムー


毎日の少しずつの改善が、大きな変化になります!

3週間で人生に奇跡を起こす方法


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【スゴ本】「史上最強の人生戦略マニュアル」フィリップ・マグロー 著・勝間和代 訳(2008年10月01日)

【自分の"強み"を調べてみました】「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」マーカス・バッキンガム(2008年06月26日)


【編集後記】

◆予約段階なんですけど、これまた気になる本。


もちろん、コレとは違うっス。

1/100 MG MS-06J 量産型ザク Ver.2.0


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