2009年07月05日
【本田直之式】「ビジネスパーソンのための家計簿」を使い始めることにしました!
【はじめに】
◆週末ですが、2本目の記事をwすでに「アマゾンキャンペーン(サイトは、時期が来ると更新されるものです)」が始まっているので、ご存知の方も多いと思いますが、本田直之さんが、「家計簿」本を出されました。
その名も「ビジネスパーソンのための家計簿―本田直之式アカウントブック」。
書影からはわかりにくいのですが、ダイアリーのように「ソフトカバー」が付いていて、お値段以上に高級感アリ。
ある程度使ってみてからご紹介しようと思ったものの、アマゾンキャンペーンが今夜23時59分までなので、取り急ぎご紹介をしてみたいな、と。

【目次】
はじめに
お金の習慣をトレーニングする!
ダイエットとお金の習慣の相似性とは?
もし、あなたが家計簿をつけないと、今後どうなるのか?
家計簿をつけると、あなたに何が起こるのか?
家計簿をつけることが目的ではない
お金の流れが見えてくる
予算配分を思考するトレーニングを
特別支出とボーナスのとらえ方は?
「消費」「浪費」「投資」を見極めるトレーニング
銀行口座はひとつではいけない
家計簿は大ざっぱでいい
家計簿見直しに不可欠な2つの視点
「ビジネスパーソンのための家計簿」のつけ方
家計簿フォーマット
【ポイント】
◆基本的には、家計簿のシートが本の中心となる(「レバレッジ・オーガナイザー」も同様でしたが)ので、今回はポイントを絞ってお送りします。■予算配分を思考するトレーニングを
◆この家計簿の特徴として挙げられるのが、「予算配分」という考え方。
シートで言うと、「月次変動費予算/支出シート」や、月ごとに全体を俯瞰する「年間予算/収支シート」といったものがあります。
本田さんのお言葉から。
ビジネスパーソンなら「自己投資」への予算配分を第一に考えてください。これについては、最低でも実質可処分所得の10%は割り振ってほしいと思います。(中略)
予算配分は、この家計簿の重要なポイントです。何にいくら使うか、割り振りを考えることは、あなたにとって何が大切かを考えることでもあるからです。
◆かつてサラリーマン時代は、「予算管理」的な仕事をしたことのある私としては、当時は「予算なんか組もうが組むまいが、ベストを尽くせばいいじゃん」と思ったものの、「それ、間違い」でしたから(反省)。
というか、予算を立てないと、「何にどのくらい使っていいか」すらわからないわけで。
また、小心者だと「使うべきときに、使えない」こともあります。
まずは、「割り振りを考える」ことが、第1歩かと。
■「消費」「浪費」「投資」を見極める
◆お金の使い方(時間もそうですが)には、「消費」「浪費」「投資」の3種類があります。
ご存知かと思いますが、本書から定義を。
この管理をしっかりするがために、「日時費目別支出シート」には、支払の欄に「浪費」と「投資」のチェック欄が付いています。金額以上の価値があり、自分の成長や将来のために役立つ支出であれば、「投資」です。また、単なる無駄遣い、金額以下の価値しかない支出は「浪費」です。金額と同等の価値があって、投資にも浪費にもあてはまらないものは「消費」です。

「交際費」であっても「投資」になるものもあれば、「図書費」でも「浪費」になるものもあるわけで。
この辺は、使うたびに意識することで、より質の高い支出ができそうなヨカン。
■家計簿は大ざっぱでいい
◆家計簿が苦手な方の多くは、「サイフに残ったお金と金額が合わない」経験があるからではないでしょうか?
・・・と、「ゼーリシである私が自分の体験に基づいて」言ってみましたが、何かw?
本田さんも「家計簿は1円単位まで細かくつける必要はありません」と言われています。
とあって思わず「納得」。この家計簿の目的は、1円単位まで節約ややりくりをしようというものではないからです。マイクロマネジメントになってしまうと、つけるのが面倒くさくなって続けられません。
◆ただ、その後に続く文章が「100円単位ぐらいでつければいいでしょう。」とあったのは、世間的にはどうなのかな、とw
テラ、太っ腹!
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/ i f ,.r='"-‐'つ____ 細けぇ事はいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
まぁ、単位が気になる方は、フツウに記帳だけしといて、残高の誤差を気にしないようにすることをオススメしたいところです。
■各種シートの内容】
◆本書は以下にあるような4つのシートで構成されています。
●「月次実質可処分所得計算シート」
●「月次変動費予算/支出シート」
●「日次費目別支出シート」
●「年間予算/収支シート」
具体的なシートの構成や使い方については、本書にてご確認を。
【感想】
◆上記でも触れた「レバレッジオーガナイザー」は、「時間の家計簿」だったわけですが、本書はそのオリジナルというか、大もとの「お金の管理」を目的としています。この辺はひょっとしたら、昨今の社会情勢と言いますか、「自己防衛のニーズ」が高まってきたからなのかな、とか(憶測ですが)。
おそらくこの家計簿を活用して、最初に明らかになるのは、「不要な支出」でしょう。
それは、本書に何度か例として出てくる「レコーディングダイエット」が「記録するだけで痩せられる」のと同じです。
◆ただし、それはいわば「短期的な目的(効果)」であって、最終的には、「長期的な目的」の方が重要と言えるかと。
本田さんのお言葉から。
そう、お金が節約できたからと言って、そのままではダメで、それを「お金を将来的に稼ぐための自己投資」に回す必要があるわけです。目先の節約ではなく、自分が使えるお金がいくらあるのかを認識し配分する。こうした習慣をつけることで節約した分を、未来のリターンを得るための自己投資へとまわすことが可能となります。未来を見据えた「攻め」の家計簿です。
私も最近、家計に占める「自己投資」の割合が減りつつあったので、ちょっと反省。
と言っても、本代なんてたかが知れてる(というか、ブログ書く量を減らさないと、本を買っても読めないデス)ので、また違った形で。
◆また、使い方については、このような提案が。
というワケで、さっそく私も使い始めてみた次第(見せられませんがw)。家計を見直す前に、まず3ヵ月は家計簿をつけてみてください。1ヵ月では比較する対象がないので、見直しの方向性がつかみにくいと思います。3ヵ月経過した頃には、お金の習慣が身に着き始め、家計簿の精度も上がり、ベストなプランも見えてくると思います。
何だか思ったよりも、「子どもの消耗品関係」(オムツとか)が高いんですが、これはしょうがないですね。
しばらくセミナー等にも参加してないのですが、「自己投資」と言い聞かせて、出てみたいところです。
今までの家計簿で挫折してきた方へ!
【関連記事】
【実践!】「レバレッジオーガナイザー(本田直之・著)」緊急レポ(2008年03月28日)【編集後記】
◆この記事をご覧になった時点では間に合わないかもしれませんが、一応、5日の23時59分までのアマゾンキャンペーンについて、もう一度。アマゾンキャンペーン スペシャルプレゼント!(注:個別ページではないので、時間が経つと更新されます)
●期間
7月4日(土)昼12:00〜5日(日)23:59
●特典
(1)泉正人さんと本田直之さんによる『成功につながる「お金のKSF」特別対談』PDF
(2)マネーマネジメント検定の家計簿講義のダイジェスト映像
なお、対象書籍は、今回の本田さんの新作、もしくは、今日の朝にご紹介した、泉正人さんの『「仕組み」思考術』です。
ふるってご応募下さいマセ。

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