2009年04月13日
史上空前の勉強本ブームを総括
【はじめに】
◆一時のブームが去り、ナリを潜めるかと思っていた勉強本。ところが、新学期がスタートしたせいなのか、最近またもや盛りあがっているようです(さすがにタイトルはホッテントリメーカー作ですけど)。
そこで今日は、未読の勉強本をまとめてご紹介してみようかと。
予約段階のものも多いのですが、気になる方はチェック願います。

【勉強本あれこれ】
◆失礼ながら私は存じ上げなかったのですが、著者の尾崎先生は、「私の英熟語帳を公開します!」等のヒット作をお持ちの方だったんですね。必ず結果が出せる!「尾崎式」渾身の集大成。『私の英単語帳を公開します!』をはじめ数々のベストセラー・ロングセラーを生んだ著者が自身の体験にもとづく勉強のノウハウをすべて伝授。各種試験、語学習得、生涯学習に最適。
この本は特に英語に絞ったわけではなさそうなので、チェックしてみたいところ。
◆フォレストさんらしい装丁と煽り文句にクラクラしますたw■「脳科学」と「臨床心理学」に基づいた効率勉強法!
本書は、35のレッスンが付いた「実践型の勉強本」になっています。
読み終えるころになれば、脳が勝手に「勉強アタマ」になります!
あとは、その「アタマ」で勉強をすればいいのです。
でも著者の篠原先生のサイトは結構ほのぼの系ですね。
「はげひげ」の脳的メモ
◆当ブログでは、今まで何冊かご本を紹介してきた鎌田先生もとうとう参戦ですか。勉強本ブームの中、本書は、著者独自の視点で「大人の勉強法」を展開していく。つまり、小手先の勉強法ではなく、必ず身に付き、一生役立つための考え方、テクニック、戦略を余すところなく伝えているのである。効率よく勉強する手法だけでなく、大人としての教養や対人関係を良くする方法までを解説している。勉強法に「対人関係を良くする方法が必要なのか」と思う読者もいるだろう。だが、これらは仕事で成功する上で必要不可欠な要素であると著者はいう。火山だけでなく、音楽、食、海外事情などの造詣が深くとても魅力的な著者が実践してきた勉強法をわかりやすく解き明かしている。
内容紹介によると、タイトルの印象に反して(?)広義の勉強法の本みたいなので、ウチではちょっと微妙かも。
◆著者の中野さんは、以前「劇的ワンペーパー 」を当ブログでご紹介した事があります。会計から法律、マーケティングまで“広く浅い”知識を3ヵ月で習得。そのサイクルを繰り返せば、1年後には大きな財産が!「飽きっぽい」「続けられない」人の、短期集中で小さく学ぶテクニック。
本書も受験本ではなく、広い意味での勉強本のようですね。
◆アマゾンからのDMからで知った本。効率が倍々に! 受験外来で教える勉強法 効率が倍々に上がる! 記憶力もアップ! 受験外来でお医者さんが実際に処方する学習医学と脳科学に基づいた究極の勉強法。受験に勝つ必読書!
吉田たかよしさんは勉強本でも結構軽めのものが多かったと思ったのですが、結構コレはガチっぽいですね。
◆この大原則を見ると、とりあえず、東大生のノートであってもキレイである必要はないようですね。なるほど!こうすりゃいいんだ!記憶ができる記録の極意
「これだけやればOK!」な大原則を5つに集約。
1.余白をつくれ!
2.見やすく編集!
3.キーワードを抜き出せ!
4.自分の言葉で書くまくれ!
5.1冊、1枚、1見開きで書け!
本物の東大生ノートも多数公開。実例を見てイメージできる!また、ノートづくりに使える道具や小学生時代からのノート進化例など、コラムも盛りだくさん!
監修の栄光ゼミナールのサイトに書影がありますので、ご参考まで。
◆「それでも美しい!」というシリーズ第2弾!話題の『東大合格生のノートはかならず美しい』の意外な展開の第2段。ノーベル賞受賞者や文豪の受験時代のノートなどを大公開!
早くも第3弾が楽しみです。←違うw
◆「東大生のノート」ということでは、こんなのもありました。本書は、数名の現役東大生に、受験勉強の実体験を語ってもらいながら、受験勉強のコツのひとつとして「上手なノートのとり方」にスポットをあてて、そのノウハウをまとめてみたのである。
うーん、ノート関係だけで記事が1つできたような・・・。
◆出るか出るかと思っていたマインドマップの勉強本が、ついにディスカヴァーさんから登場。マインドマップ、全脳学習法(ホールブレイン・ラーニング)、
デシラの窓、リンキング勉強法……最新の学習理論で差をつけろ!
忙しいビジネスマンが限られた時間で最大限に効率よく学ぶための勉強法から記憶術、スケジューリング、やる気を維持する方法まで、一発合格する人のノウハウを全公開!
頭が良くなる勉強法、教えます。
しかもマインドマップ公認インストラクターの共著ということで、折り紙つきのようです。
◆基本的に会計本はご紹介しない当ブログですが、マンガらしいのでついwww主人公の計介(けいすけ)は、凄腕の経営コンサルタントである。
彼がこの職業に就いた目的は、失くしたものを取り戻すためだった……。(中略)
今の計介が信じられるのは、「金」と「数字」と「自分」だけである。
そんな計介が、ある一人の女性に小さな会社の再建を依頼されてから、物語は大きく動き出す。
本書は、そんなドラマチックなストーリーを追っているうちに、いつのまにか損益計算書(PL)、
貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)を「つながり」で理解できてしまう、魔法の会計入門書である。
今まで「会計をできるだけやさしく」解説しようとした本は多々ありましたが、マンガだとどうなるか、ちょっと楽しみ。
◆私がブログを始めた当時(2005年)から拝見していたブログ、「資格試験研究室〜合格ジャンボリー」を運営している多田さんのご本。100年に一度といわれる大不況の真っ只中の日本。こうした混迷の時代には、資格と検定で「知的武装」するしかありません。資格を取れば、不況の時代を生き抜けます! 検定に受かれば、人生ステップアップすることもできます! 著者は、「資格の大原」で知られる大原簿記専門学校大阪校や関西大学で11年間にわたり3000人以上の指導実績を誇る「カリスマ講師」です。かつての公認会計士受験生として、および、その後の講師として培ってきた数々の受験ノウハウは、確実にあなたを合格へと導いてくれるはずです。本書の巻末には「付録:日本で実施されている検定試験一覧(304種類)」も紹介しました。あなたが本気で今の状況から脱却したいと思うなら、本書で紹介する「試験の合格技術」をマスターして、積極的に資格試験や検定試験にチャレンジしてみましょう!
ブログであれだけ濃い内容を書いてた方ですから、期待大ですね!
◆苫米地先生の勉強本なんで、お約束(?)のCD付き。正しい勉強法の最大のコツは、「がんばらない」ことです。
「がんばる」ことで、脳が拒否反応を起こし、IQが思いっきり下がります。
また、わざわざ悪い成績を取ろうと無意識が働きます。
本書でご紹介するのは、がんばらなくても知識を脳に焼き付け、
最大限の勉強効果を上げられる「脳にいい勉強法」です。
脳が活性化されるので、IQも上がります。
本書を読み終えたあなたは、勉強が楽しくなり。
勉強しないと気が済まなくなるでしょう。
気持ちよく勉強しながら、目標達成に向かっているはずです。
本書がみなさんの人生を変える1冊になると信じています。
先生のファンの方は買うといいと思うよ〜\(^o^)/
【関連記事】
【勉強本総括】オススメの勉強本について考えてみる(2008年03月25日)【勉強本】このブログで売れている本(第2回勉強本編)(2008年09月22日)
【Amazon】このブログで売れている本(勉強本編)(2007年12月16日)
【編集後記】
◆ビジネス書界のカリスマが激賞したというウワサなのがこの本。ちょっと気になるところです。

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