2009年04月09日
【速読】「究極の速読法 リーディングハニー6つのステップ」松崎久純
究極の速読法 リーディングハニー6つのステップ
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、当ブログでは根強い人気の「速読本」。「究極」というタイトルに惹かれて、買ってみました!
アマゾンの内容紹介から。
果たしてその効果のほどは?★1日1冊、余裕で読める! 特別な「才能」も「努力」も一切不要な速読法。
本書の速読法「リーディングハニー」は、ちょっとした工夫で誰にでも習得ができる速読法です。特別な才能や努力を必要としません。本書では「速読」を妨げているものをハッキリとさせ、イラスト等を駆使しながら、6つのステップでその習得を可能にします。細切れの時間を使って、1日1冊の本をラクラク読むことができます。年間300冊クリアも夢ではありません。ビジネス書、参考書、新聞、雑誌、洋書など、様々なジャンルの本や文章を読むのに活用できます。忙しいビジネスマン必読の自己啓発書です。
なお、編集後記では、今話題のアノ本のアマゾンキャンペーンの告知もございますので、お見逃し無く。
いつも応援ありがとうございます!
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、当ブログでは根強い人気の「速読本」。「究極」というタイトルに惹かれて、買ってみました!
アマゾンの内容紹介から。
果たしてその効果のほどは?★1日1冊、余裕で読める! 特別な「才能」も「努力」も一切不要な速読法。
本書の速読法「リーディングハニー」は、ちょっとした工夫で誰にでも習得ができる速読法です。特別な才能や努力を必要としません。本書では「速読」を妨げているものをハッキリとさせ、イラスト等を駆使しながら、6つのステップでその習得を可能にします。細切れの時間を使って、1日1冊の本をラクラク読むことができます。年間300冊クリアも夢ではありません。ビジネス書、参考書、新聞、雑誌、洋書など、様々なジャンルの本や文章を読むのに活用できます。忙しいビジネスマン必読の自己啓発書です。
なお、編集後記では、今話題の「アノ本」のアマゾンキャンペーンの告知もございますので、お見逃し無く。
【ポイント】
■日本人の8割は「難読症」?
あなたが開発部の課長なのに、専門分野の本だけを読み、組織マネジメント、交渉術など、管理職に必要な知識を本から日常的に吸収していないとすれば、あなたは難読症です。
あなたの部下が、企画書に関する本も、ストレスマネジメントの本も読まないのと同じです。
■読むスキル「4つのステージ」(抜粋):
●ステージ4 どんな本でも日常的にすばやく読める
●ステージ2 短い文が読める(携帯メール、Eメールなど)
●ステージ1 文字が読める
■自分はなぜ<ステージ4>にいないのか
なぜ<ステージ4>にいないのか?
難しい本に取り組んだことが、ほとんどないからです。
なぜもう1つ上のステージにいないのか?
1つ上のステージの文章に取り組んだことが、ほとんどないからです。
■読むことが苦痛になる原因の1つは「間違った読み方に囚われているため」
間違った読み方とは、
「一字一句はじめから読み進める」「はじめから順番に理解していく」といった、読むことをつらい作業にする読み方です。
■読み方の新しいポリシーを設定する
何の話か理解して、そのあと自由に一気に読む。これがそのポリシーです。
私たちは本を手にしたとき、書かれていることが
何の話か理解できていれば読みやすいですし、
何の話か知らなければ読みづらいか、
読んでもわからないものです。
■リーディングハニーは飛ばし読みを推奨するものでもなければ、本の一部を読んで全体を推測する手法でもない
リーディングハニーは、
全体を十分に把握し、
そこから上手にポイントを見つけて読み取る。
これらを短時間に行う技法です。
■本に書かれたポイントは、数ページ以内に納まる分量
前項で「ムダの多い会議」に触れました。その会議の特徴は、「みんな話が長く、ポイントは少ない」ということです。それにもかかわらず、全部聞くべきと信じているのは実に滑稽です。
本を読むときもまったく同じです。
みんな話が長いですから、著者も話が長いのです。それなのに話をはじめから読むのは、あまりにもナンセンスです。
著者が出版社に出版企画書を提出したとき、それは何ページあったでしょうか。(中略)
書きたい本の概要、ポイント、特徴を伝えるには、わずか数ページあれば十分です。
つまり、本に書かれたポイントは、数ページ以内に納まる分量と考えることさえできるのです。
■本に書かれた「わずかなポイント」には、「自分(=読み手)にとって大切なポイント」と「著者の述べるポイント」がある
「自分にとって大切なポイント」、または「著者の述べるポイント」だと思う部分以外は、それが何の話か捉えられていれば、一字一句読む必要はありません。
■リーディングハニー6つのステップ
●ステップ1 プレビュー(3〜5分)
●ステップ2 オーバービュー(10分)
●ステップ3 スキミング1(10〜15分)
●ステップ4 スキミング2(10〜15分)
●ステップ5 スピードリーディング(30〜40分)
●ステップ6 レビュー(10分)
(詳細は本書を)
【感想】
◆申し訳ないのですが、最後の技術的な部分については、「ネタバレ自重」させて頂きました。本の袖にも「リーディングハニーは登録商標です」と明記されてますし。
ただ、上記のステップのタイトルを見て、何をするのか大体想像がつくかと。
アマゾンに、フォトリーディングをなさっている方のレビューがあるのですが、それによるとかなりフォトリーディングの影響を受けてらっしゃるようですしね。
◆今回、技術的な部分を割愛してしまったので、上記の「考え方」について、いくつか感想を。
まず、「本に書かれたポイントは、数ページに納まる分量」というのに、深く納得しました。
普通、出版企画書なんて、そんなに長くないですから。
そういう意味では、「本当のポイント」というのは、その部分さえわかっていれば、瞬時に読み終えられるハズです。
故に、そのポイントを見つけ出すのが、「キモ」となるわけで。
◆ちなみに私も、その「ポイント」を探し出す作業を行った上で、ブログを書いてます(ブログでも「ポイント」って書いてますし)。
ただし異なるのが、私の場合「一字一句読んでいる」ということ。
もう思いっきり「間違った読み方」なワケですよ。
この辺は、「せっかく自腹で買ったんだから、全部読まなきゃ」みたいな、貧乏性な性格に起因しているのですが。
◆その代わり、1冊読むのにかかる時間は、おそらくそんなには変わらないハズ。
その後、ブログを書く時点で、付箋を貼った部分を軽く読み返して、どこを使うか決めたりします。
それによって、「知識」としてより吸収している・・・と思いたい(遠い目)。
実際には、ブログを「外部脳」と化して、本人はすっかり忘れていることもあるのですが。
速読好きなら、要チェックでお願いします!
【関連書籍】
◆当ブログでご紹介した速読本からいくつかご紹介。あまりレッスンが多い速読本は扱わないようにしているのですが、この本は別!
速読力がつく実感が得られる1冊です。
参考記事:【試験仕様】「キャリアが高まる1日15分 速読勉強法」(2008年11月08日)
当ブログにおける、昨年度の売上上位100位までにおけるコンバージョンレートNo.1のスゴ本。
書評系ブロガーの多くが口を揃えて推奨しております。
参考記事:【オススメ速読本】「王様の速読術」斉藤英治(2008年06月29日)
齋藤孝サンのご本は、あまり扱ってないのですが、この本はかなり面白かったです。
食わず嫌い(?)しないでチェックしてみて下さい。
参考記事:齋藤孝の速読塾(2006年11月01日)
【関連記事】
◆本紹介ネタ以外の速読記事を。【本リスト有】専門書を素早く読む5つの方法(2008年04月29日)
【読】読書や速読について考えてみる(2007年06月30日)
【編集後記】
◆ディスカヴァー4月のイチオシ(?)のこの本が、ランキングの上位に来ております。これまた昨日まで知らなかったのですが、アマゾンキャンペーン実施中なのでした。
、『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』発売記念キャンペーン
●期間
2009/04/8〜2009/04/14
●特典
第1弾 小飼弾&神永正博 対談未公開部分プレゼント
第2弾 「自分の頭で考えよう」ブック&DVDリスト プレゼント
(注)第2弾のリストは、4/14以降もプレゼントされます
・・・こ、これはアマゾンアタックせざるをえない。
◆こちらは、アマゾンの個別ページにある動画。
こんな感じで、弾さんばかりお話されているのはご愛嬌w
ご声援ありがとうございました!
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