2009年03月22日
【本ネタ】リアル書店でチェックした気になる本
【はじめに】
◆昨日は、家族でとあるショッピングセンターに出かけておりました。途中、「ちょっとだけだから」と断って某チェーン書店に突入。
すると、行きつけの書店と違うせいか、気になる本がザクザクありました。
ヨメの手前、その場で本は買えませんでしたが、吟味してアマゾンアタックすべく、ケータイにメモったワタクシ。
折角なので、まだ買ってもないのに丸ごとご紹介してみます!

【気になる本色々】
◆おそらくネタの多くは知ってる人なら知ってる内容なのだと思われ。マネジメント、情報収集・整理、会議やプレゼンテーション、人間関係のネットワーク、そして日常におけるあれこれと、ビジネスマンにやるべきことは余りにも多い。そんな中で古典的な「紙」の仕事術と、「ネット」を駆使したテクニックそれぞれの長所を活かそうと試みたのが本書だ。いきなり年収倍増や急激なスキルアップなどを目指すのではなく、日々の仕事を効率良くこなすためのとっておきの技の数々が詰まっている。
ただ、目次を見てみると、「自分オリジナルの手帳を作る方法」「ホワイトボードの内容を一発で記録する方法」「見やすくて検索もできる議事録を作る方法」「高品質な個人名刺を3時間で作る方法」なんて、フックの効いたフレーズが見受けられます。
まさに小見出しまで新書チック!
うーん、こういうのはついつい買っちゃうんだろうな・・・w
◆元々この「ちくまプリマー新書」というシリーズは、若い人向けにわかりやすく書かれているもので、本書も社会人の勉強というより、学生・生徒向けだと思います。勉強ができない理由を、「能力」のせいにしていませんか?「できる」人の「知識のしくみ」が自分のものになる方法を、認知心理学から、やさしくアドバイスします。
ただ、そもそも勉強というもの自体、社会人になる前からやる人はやるものなので、得るところはありそう。
もっとも当ブログ的には、実際に取り入れるネタがないと、いくら良い本でもご紹介はしにくいんですけどね。
◆「○○力養成講座」って、どこかで聞いたようなタイトルですが、それはさておき。「着眼大局、着手小局」という言葉がある。「勝負を大局的に眺め、効果的な次の一手を打つ」という意味であるが、まさにビジネスパーソンに必須の姿勢である。本書ではとりわけ重要な「着眼大局」の手法であるシステム・シンキングを丁寧に解説し、真の問題を発見するスキルを養成する。
内容紹介にある『「着眼大局」の手法であるシステム・シンキング』というのが、ハゲシク気になります。
サイズもちょっと大きめのようですし、専門書チックなのかも。
◆もう1冊「○○力養成講座」w著者は、組織人事コンサルタントとして、ビジネスパーソンの仕事能力を測る「市場価値測定テスト」を開発し、30万人にのぼる人たちの仕事力(=年収)を測ってきた。その結果を見ると、近年の若者たちは、仕事をする上で必須の能力――本書ではそれを「ビジネス基礎力」と呼ぶ――が落ちていることが分かった。
ビジネス基礎力がなければ、仕事をうまくこなすことはできず、年収アップも期待できない。なぜ、若者たちのビジネス基礎力が落ちているのか? それをアップさせるためにはどうすればよいのか?
ただ、ここで気になるのが、「市場価値測定テスト」です。
本書をちらちら見た感じ、テストっぽい項目があったと思ったら、
とのことですので、やはりテストは収録されているようですね。本書では、読者に実際に「市場価値測定テスト」を受けてもらい、その結果を見ながら、ビジネス基礎力を伸ばすために必要な7階層の能力(セブンレイヤーズ・モデル)を中心に、キャリアマネジメントやモチベーション維持の方法までを解説する。
◆かつては当ブログも、「お礼状」といったキーワードを検索して訪問される方もいらっしゃったものでした。メール・携帯全盛の時代だからこそ―手書きの「ひとこと」が心をつかむ。「字がきたない」「何を書いたらいいかわからない」…そんなあなたでも今すぐ気軽にできるアイデア満載。一筆箋・ハガキ「簡単・便利」活用術。
最近の読者さんはご存じないでしょうけど、数年前には手書きフォントに凝ったこともあるわけでして。
デジタル時代だからこそ、刺さる人には確実に刺さるやり方だけに、見逃せませんね。
◆勝間さんや、南場さんの回は、AERAで読みました。勝間和代、スティーブ・チェン(YouTube)ら気鋭の人物をノンフィクションの手法で描き出す。「モバゲー」の南場智子、「東京ガールズコレクション」の永谷亜矢子など元気いっぱいの女性たちや、「派遣村」の湯浅誠ら09年を象徴する人物も登場。単なる成功譚ではない、混沌の時代を生きる若者の指針となる1冊です。AERA「現代の肖像」から「仕事力」に注目し、最も旬な16人を選りすぐった・仕事・生き方論・の決定版。
今般、それが1冊にまとまったということで、読み応えもありそう。
これは見逃せないかも。
◆当ブログ的にはあまり得意ではないジャンルですが、子どもを持つ親として、気になりつつあります。日本の大卒層と非大卒層―。全人口におけるその割合は、ほぼ同数となってきた。しかもそれは今後も続く。これが本書の言う、学歴分断社会である。そして大卒/非大卒という分断線こそが、さまざまな格差を生む。学歴分断社会は、どのようにして生じたのか。そこに解決すべき問題はないのか。最新かつ最大規模の社会調査データを活用し、気鋭の社会学者がこれまでタブー視されてきたこの領域に鋭く切り込む。
まだ小学校にも入っていないので、大学なんてまだまだ先なんですが・・・。
◆今更ですが、この本、買い忘れてました。カリスマブロガー小飼弾が教える人生最良の答えを選び取る力。仕事、人生、恋愛、家庭、対人関係……あらゆる悩みを一刀両断!より良い決断を下す方法と問題の解決方法をQ&A形式で提示
弾さん、サーセン!!!
出版社も共著者も「断言」と同じなので、路線的にはむしろこちらが続編のようです。
◆サブタイトルにもあるように「36のQ&A」で構成されている模様。100年に1度の危機で、働く個人は何をすべきか?こんな時必要とされる人には理由がある。ぐんぐんエネルギーがわいてくる「心のモード」のつくり方。
上記の小飼 弾さんさんの「決弾」もそうですが、Q&Aスタイルだと、とっつきやすい、というのはありますね。
この本もディスカヴァーさんの作品なんで、ぬかりはないと思われ。
【編集後記】
◆最近このブログのアクセス解析を見ていると、「書名」での検索エンジンの上位表示を実現している記事がいくつかあるため、もう1度ちゃんと読み直している本。執筆陣といい、ネタの新鮮度といい、やはりこの季刊本は、スゴイです。

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