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2009年03月07日

【料理】「なぜ、うちのチャーハンはパラッとしないのか?」白野浩子




【本の概要】

◆今日は週末らしく(?)、「料理」関係の本なんぞお送りしてみようかと。

巷では、相変わらず料理ネタも人気のようですし。

本書は、料理を美味しくする「ひと手間」大量にご紹介。

これがもう、俗に言われる「裏ワザ」だらけ。

私が料理について無知なこともあるかもしれませんが、目からウロコ落ちまくりでした!


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【目次】

ごはんもの・パン・麺類―ちょっと小腹がすいたら

焼き物―食卓の定番に

炒め物―シャキッ!と仕上げる

煮物―おいしさをしみこませて

揚げ物―食感を大事に

刺身―鮮度が決め手

小鉢―お酒のおともに

鍋物―みんなであったか

汁物―ごはんとともに

サラダ・デザート―さらにもう一品


【裏ワザの数々】

◆本書の構成は、

●料理名

●お悩み(とタイトルにはないですが)

●「ほんのひと手間」(解決法=裏ワザ)

●レシピ(材料&作り方)


となっています。

今回は、このうち気になった料理法の「料理名」「お悩み」「ほんのひと手間」をこの順に抜き出していこうかと。


■サンドイッチ

 「きゅうりの水っぽさでパンが湿ってしまう」

薄切りにしたきゅうりに塩をふって水分を出し、水気を抜いてパンにはさむと湿らず、ホテル級のサンドイッチの味になる

◆これは今度やってみる予定。

私は結構BLTサンドが好きなんですが、さすがにトマトの水気はムリかも。


■オムレツ

 「レストランのオムレツのようにふわっとならない」

少量の「炭酸水」を加えると、ふんわりとできあがる。

◆一時期、オムレツに凝った事があったのですが、泡立て方を工夫したり、焼き方を工夫したものの、結局上手くできませんでした。

・・・炭酸水とは、「目からウロコ」。


■サーモンのムニエル

 「いつもバターがこげてしまう」

ムニエルはオリーブオイルで焼いて、焼き上がりにバターを入れたほうが、バターがこげず、香りもいい。

◆独身時代に、何度か試していたサーモンのムニエル。

なるほど、こんな手があったとは。


■ロールキャベツ

 「キャベツがやわらかくなるまで煮込むと、肉がパサつく」

丸めた肉に薄く片栗粉をまぶしてからキャベツに巻いて煮込むと、肉汁が閉じ込められて肉がパサつかない。

◆私は自分では作れないので、これはヨメ頼みですね。

実際、ウチのロールキャベツは、肉がパサ(ry


■天ぷら

 「家庭で揚げると衣がサクッとならない!?」

ステンレスのボウルと天ぷら粉、水をしっかり冷やしておいてから衣をつくれば、サクッと揚がる。

◆「冷やす」というやり方は、テレビかネットで観た記憶が。

我が家は子どもが小さいので、残念ながら基本的に揚げ物はやらないのですが・・・。


■カルパッチョ

 「ドレッシングは市販のイタリアン・ドレッシングでOK?」

エキストラバージンオリーブオイルと塩、●●●(ネタバレ自重)だけで、プロ顔負けの本格的な味になる

◆これは確かに美味しそうですな。

手元に結構いいオリーブオイルがあるので、これも近いうちに試してみます。


■ほうれん草のおひたし

 「ゆでてもほうれん草のアクが残る」

熱湯に砂糖を入れてゆでると、ほうれん草のアクが抜け、うま味をより引き出せる。

◆これは知りませんでした。

ムスコはほうれん草のおひたしが苦手みたいなので、一度トライしてみたいところ。


■温泉卵

 「温泉卵は家庭では作れない?」

生卵を入れたカップめんの容器に熱湯を注ぎ、15〜20分おくと温泉卵のでき上がり!

◆私はそれほどでもないのですが、ヨメは大の卵好きなので、これも試してみたい裏ワザ。

まずはカップめんを買ってくるところからw


【所感】

◆私は知らないネタだらけだったのですが、皆様はどうでしたでしょうか?

今は全く料理はしない私も、税理士試験受験生時代は、家計節約のため、それなりに自炊しておりました。

という割には、「炊飯器も電子レンジもなかった」ので、かなり偏った自炊生活だったのですが。

白飯は、お湯であっためるレトルトパックか、コンビニで買ってくる・・・って、「それでも自炊?」状態。


◆また、電子レンジは、「家計節約」と言って買わなかったのですけど、安いの探せばいくらでもあっただろうに、完全に間違った道を歩み続けていましたね(遠い目)。

ここでは挙げませんでしたが、本書の裏ワザでも、電子レンジを活用するものがいくつもありました。

「カレーに使う玉ねぎをアメ色にするのに、電子レンジで水分を飛ばす」ですとか。

こういった「下ごしらえ」は、電子レンジならお手のもの。

時間節約の面でも大活躍ですよね。


◆そういえば、ヨメの本棚に、大学院のテキストに混じってこんな本があったような。

ズボラ人間の料理術超入門
サンマーク出版
発売日:2003-09
おすすめ度:5.0

こういった専門の料理本に比べると、本書はきちんとしたレシピ集ではないので、実用性の点ではアレですが、漢の手料理としてトライするには、結構良さげ。

上記で触れたように、オムレツは一時期ホントに凝ったことがあって、来る日も来る日も、「ふんわりしてない」オムレツを晩御飯に食べていたことがありましたが、上記の裏ワザさえ知っていれば、そんな苦労もなかったかと。

おわりの方には「もっとおいしく健康になる料理の常識」なる14ページほどのコラム集(?)もついてますし、巻末には「素材別インデックス」まで収録。

もちろん、上記に挙げたものも含めて90超のメニューが掲載されています!


今からでも料理をしてみたい方へ!



【編集後記】

◆ちょっと気になる本。

マングローブが教えてくれた働き方 ナチュラル経営のススメ (P-Vine Books)
ブルース・インターアクションズ
発売日:2009-02-20
おすすめ度:5.0

マングローブ:Wikipedia

これらの植物は、果実が枝についている状態で、根が伸び始め、ある程度の大きさに達すると、その根の先端に新芽がついた状態で、果実から抜け落ちる。このように、親植物の上で子植物が育つので、このような種子を胎生種子と呼ぶ。親を離れた種子は、海流に乗って分散(海流散布)し、泥の表面に落ちつくと成長を始めるが、親植物から離れた後、下の泥に突き刺さり、その場所で成長する事もある。

表紙のイラストはこのことなんですかね?

アマゾンでの評価も高そうですし、要チェックかも。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 09:30
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この記事へのコメント
               
「マングローブが教えてくれた働き方」を取り上げていただきありがとうございました。

理想の経営、理想の働き方を考え続ける日々です。
Posted by 今野誠一 at 2009年03月21日 23:16
               
>今野誠一様

著者様直々のコメント、恐縮しております。
内容的に当ブログでは難しいジャンルなのですが、コンテンツとしては良さそうに感じました。
今後のご活躍を期待しております。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年03月23日 00:24