2009年01月17日
【会談】鮒谷周史さん、寺西隆行さん、川上徹也さんとランチをしてきました
【はじめに】
◆本日お送りするのは、昨日行われたランチ会談の模様。ご一緒いただいたのは、お馴染み鮒谷周史さん、鮒谷さんの古くからのお知り合いである、Z会の寺西隆行さん、そして寺西さんのご紹介の川上徹也さん(先日「仕事はストーリーで動かそう」を出版された方ですネ)のお三方。
銀座アスター お茶の水賓館にて、まったりしまくって参りました!
いつも応援ありがとうございます!
【会談の内容等】
◆そもそも今回のランチは、●鮒谷さんの「旬放談会」に私が参加し、記事を書く
●そこに鮒谷さんご推薦の本として、川上さんの「仕事はストーリーで動かそう」を掲載
●鮒谷さんが、メルマガ「平成・進化論。」で当ブログをご紹介
●鮒谷さんのメルマガをご覧になった寺西さんが、川上さんにご連絡
●もともと「ストーリー」にご関心のあった鮒谷さんが、「じゃー、今度食事でも」と呼びかける
といった流れで行われたもの。
つまり、鮒谷さんが、川上さんのご本を紹介しなかったり、紹介しても、私がブログに載せなければ、実現しなかった可能性が高いワケです。
これも広い意味でのセレンディピティ(?)。
◆また、私と寺西さんは、実は大昔に、やはり鮒谷さんの開催されたセミナー、『平成・進化ゼミ「ドラゴン桜の非常識な成功法則!!」』で、ご一緒させて頂いておりました。
と言っても、寺西さんは、その鮒谷さんと漫画家の三田さんを結びつけた方なわけですから、一介のブロガーである私としては、ご挨拶すらしていなかったワケでして。
今改めて記事の日付けを確認したら、あれから3年弱経ってるんですね(遠い目)。
・・・どうでもいいんですけど、体調不良だったとはいえ、この記事、今に比べるとあまりに短くてちょっとビックリ!
◆一方鮒谷さんは、JBNメンバーの泉正人さんから川上さんのご本を紹介されたそう。
ちなみにこの本、土井英司さんもメルマガで紹介されています。
『仕事はストーリーで動かそう』川上徹也・著:「ビジネスブックマラソン」バックナンバーズ
◆なぜ鮒谷さんが「物語力」にこだわるか、については、今後の活動等の絡み(?)もありますので、ここでは多くは語れませんが、同じ「旬放談会」に参加された方の感想が掲載された「平成・進化論。」には、「印象に残った点」の1つとして、このような記載が。
「・情報をキャラクター(ストーリー)に乗せて伝える」
実は、「ドラゴン桜」も、まさしくコレだったんですよね。
それをどのように、自分のコンテンツに活かすかは、各自考えて頂くとして。
【オススメの本とか】
◆今回のランチは、途中までオフレコ系の話(寺西さんのCMの話とかw)や、地域ネタ(「新幹線通勤はどうか?」とかw)が多く、当ブログで記事にするのもどうかな、と思っていたのですが、最後の方になって、急に「オススメ本紹介コーナー」が。まずは、鮒谷さん。
隣に座ってらしたので、カバンの中を覗いたところ、軽く4,5冊は突っ込んでらっしゃいました。
いつもあんなに持ち運んでらっしゃるのか??
◆お持ち頂いていた本は、この著者の別の本だったのですが、こちらの方がキテいるそう。「考えるとは曖昧な事実を掘り下げて具体的な対応策をつくりだすことである」「考えるとはあらゆる角度から多数の解決策を発想することである」「物の見方は権威や伝統というフィルターに遮られている」「優秀な者ほど自分の意見が正しいと思いがちである」「予想外の事態に備えるためには二重三重の手を打つことである」「物事には予兆がある。だから氷山の一角から全
体像が読める」----。
キャリア豊富な国際派弁護士が現場で鍛え上げた「物の考え方」を、七つのコンセプトに集約して説き明かす。
時期的に、私もチェックしているハズなのですけど、何故か読んでおらず。
かなりお薦めされました。
◆こちらは、当ブログでもご紹介済み。なぜあの人にだけ、チャンスが回って来るのか?
なぜあの人だけ、他の人より早く成長できるのか?
そう思ったことがある方は、是非一度、本書を手にとってみてください。
早回しで成長を遂げ、若くして大きな成果を上げる方々に共通する「水面下での取り組み」について解明し、それを誰もが再現可能なプロセスとしてご紹介するのが本書です。
参考記事:【個人ブランディング】「抜擢される人の人脈力」岡島悦子(2008年12月18日)
ただ、個人的には、渡辺千賀さんの記事が図抜けて面白かったです(ぜひご一読をw)。
◆鮒谷さんも思わず唸ったスゴ本。『レバレッジ・リーディング』『レバレッジ勉強法』など、自己啓発書で次々とベストセラーを世に送り出している本田直之氏が、初めて自らのビジネスとマネジメントについて論じた「経営者版レバレッジ・シンキング」。
日米のベンチャー企業10数社の経営に携わり、売上の劇的向上、IPOなど数々の実績をあげてきた著者が、試行錯誤の中から作り上げてきた「実践的」経営論。
「時間がない」「儲からない」「余裕がない」と走り続ける前に、「経営者の思考」を根底から問い直そう。レバレッジとは「てこの原理」のことであるが、経営者は「てこの支点=力の入れどころ」を知っておかなければならない。
本書で主張する経営者がレバレッジをかける対象は全部で6つ。それぞれについて、質問形式で68問の解説を施している。ベンチャー企業経営者、各企業や組織のマネジメントに携わる人、そして、その予備軍の方々にとっての必読の一冊である。
おすすめブックリストつき。
何でも、昨年上期に出るハズが、本田さんがこだわりにこだわった結果、今年にズレこんだそう。
私も記事にしたばかりですが、確かにキテました。
参考記事:【実践的経営法】「レバレッジ・マネジメント」本田直之(2009年01月16日)
◆実は鮒谷さんが、初っ端に挙げたのは、この本でした。三日坊主は当然。続けられないのは、脳があきっぽくできているから。だから「やる気」を引き出すためには、脳をだませばいいのです。では、どうやってだますのか。それには脳の中の淡蒼球を動かさなければなりません。自分の意志では動かせない淡蒼球を起動させるスイッチが4つあります。これらのスイッチを誰でも簡単に気軽に発動させるコツがあります。最新の脳研究を元に、続ける技術とやる気の秘密を解いた本ができました。
思わず「マジですか?」と問うたワタクシ。
「マジです!」と鮒谷さん。
そうですか、でも「当ブログ的にどうなのかビミョウ」なので、まず書店で確認させて下さい!
◆次は川上さん。
私や鮒谷さんのような「ビジネス書オタク」がいる、ということで、あえてちょっと変わった本をお持ち下さいました。
これはちょっと面白そうですね。マンガやイラスト、映画において成功のかなりの部分は「売れる」ということ。描きたいことを描いて、しかも売れるにはどうすればいいか、マンガだからできることとは何か。多様なマンガ表現を追究する著者が説くマンガ入門書。
また、著者のしりあがり寿さんについては、また違った展開・・・おっとこれ以上は言えねーぜ。
◆寺西さんご推薦は、コチラ。
なんでも「ウェブやってる人なら常識」な本だそう。現代の消費者はブログ、SNS、YouTube、ポッドキャストといったソーシャルテクノロジーを使って、企業や製品を語り合い、格付けし、選択している。これは世界規模で起きている変化であり、その影響はすべての産業に及んでいる。この社会現象を著者らは「グランズウェル(大きなうねり)」と呼ぶ。グランズウェルは人々の生活だけでなく、ビジネスのあり方にも影響を及ぼしており、未知の事態を前に、多くの企業が頭を抱え、対応する方法を模索している。本書は著者らと数百人のクライアントとのやりとりと、数千時間に及ぶコラボレーションや分析から生まれた。目的はただひとつ―テクノロジーの変化の波に圧倒されることなく、ソーシャルテクノロジーが生みだす世界を航海できるよう支援することだ。顧客との良好な関係を築き、収益を上げ、コスト削減を実現する、ビジネスに活かす方法を豊富な事例に基づいて解説する。さらに、実用可能なROI(費用対効果)のモデルも提供している。
私は全然知りませんでしたよ。
(。´Д⊂) ウワァァァン!
これはもうアマゾンアタックせざるを得ず。
・・・って、今現在、ブログに書こうと思って書けてない書籍が5冊くらい溜まってるんですが。
◆さて、よくよく考えたら、この席で、私だけ本を挙げてませんでした(誰も聞いてくれなかったw)。
今さらですが、やはりコレはマストかと。
参考記事:【オススメ】「アイデアのちから」が予想以上に面白かった件(2008年11月25日)
なんたって、「一度聞いたら決して忘れないメッセージ、人を行動に駆り立てるような言葉の6つの法則」の最後が、「物語性」ですからね!
まさに今回の面子にふさわしいのではないでしょうか?
鮒谷さん、寺西さん、川上さん、お付き合い下さいましてありがとうございました!
Amazy |
【関連記事】
【オススメ本アリ!】鮒谷周史さんの「旬放談の会」(東京編)に参加してきました(2008年12月29日)『平成・進化ゼミ「ドラゴン桜の非常識な成功法則!!」』に行ってきました(2006年04月09日)
【編集後記】
◆実は読者の皆様に大変申し訳ないことが。昨日、一昨日とご紹介した本田直之さんのご本については、今日(1/17)のお昼から、アマゾンキャンペーンが行われるのだそうです。
「amazonキャンペーン スペシャルプレゼント!」:日本ファイナンシャルアカデミー
●日時:
1月17日(土)12:00〜18日(日)23:59
●対象書籍:
「レバレッジ・マネジメント」か「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」のいずれか1冊
●プレゼント:
「著者・本田氏による2008年お薦め本リスト34冊!PDF」
応募フォーム他、詳しいことは、上記リンク先をご確認ください!
既に買われてしまった方、<(_ _)> ゴメンナサイ
ご声援ありがとうございました!
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わたしも、のうだま、紹介しました。
意外と(笑)結構良かったです。
グランズウェルは、ウェブ関連の仕事をしている人は、知っていることですね。
smoothさんも、内容は読めば知っていることだと思いますよ。
常識、なんて言ってないじゃないですかー
というのはウソです、それに近い言い方しましたね、笑いながら。
グランズウェルで述べられている肌感覚が、まさにWeb2.0って言葉が(世の中的に)ぐっと来たときに似ていると思います。
パラダイムシフト、とまで大袈裟ではないですけど、「あんまりWebで起こっていること、ナメないほうがいいよ、Webをナメている人たち」ってメッセージをしっかり受け取れるものだと思います。
なんせ既存の価値にしがみついてビジネスする人は、自分がWeb使っているくせして、Web否定からはいりますからねー
そういう人にガツンとくる本かと。
確かにsmoothさんならわかっていることかと思います(^^
見逃せないオススメ本の数々ご紹介ありがとうございます。
で、amazonアタックしようと思ったんですが立ち寄った書店で発見してしまい、購入してしまいました(^_^;)
「のうだま」、見かけたことはあるけど手に取ったことはありませんでした。さっそく読んでみます!
あら、「のうだま」意外と良かったですか。
私は何か、表紙でビビってしまいましたが(汗)。
そして「グランズウェル」の解説もありがとうございます。
私もある程度は(?)知ってる内容なんですかね。
>寺西さん
昨日はお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
私の場合、セミナーやったりするわけでもないので、どうしても主戦場がネット(というかアマゾン)になるわけなので、他人んが知ってて自分が知らないことは命取りかな、とか思ったりしております。
分厚い本ですし、正直当ブログでは、あまりウェブ系の本は人気が高くないので、記事にするかは微妙ですが、教えて頂きありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします。
>ニャロメさん
アマゾンアタックは今まで散々して頂いておりますし、お気になさらず(笑)。
相変わらず多読を実践されていて、さすがだな、と思います。
私の場合、本を読まないとブログが続けられないのですが、ニャロメさんの場合、そういうわけでもないのに、しっかり読まれているのがスゴイな、と。