2008年12月20日
【SPA!】「08年下半期 ジャンル別「ビジネス本」大賞」仕事術編
【はじめに】
◆公私共に多忙で見過ごしていたのですが(いい訳(汗))、雑誌『SPA!』の恒例企画「ビジネス本大賞」が、今週号の『SPA!』誌上にて発表されていました(出遅れ)。恒例企画 '08年下半期[ビジネス本大賞]:WEB SPA!│今週のSPA!
世界恐慌、投資、仕事術、経営哲学。先が見えない時代を読み解く必読本を読書の賢者が厳選した
金融危機と実体経済の悪化のダブルパンチで、世界が未曽有の危機に襲われている。
そんな中、これからのビジネスマンはどうあるべきか?
そこで本誌恒例企画のビジネス本大賞では、恐慌、投資、仕事術、経営哲学の4ジャンルの読書の賢人が、08年下半期に発売されたビジネス書の中から、来るべき最悪の事態に備えて読んでおきたいビジネスマン必読書を厳選。20代・30代のビジネスマンにオススメの12冊を紹介する!
◆取り上げられた4ジャンルのうち、当ブログとしては、今回も「仕事術」についてのみピックアップしたいと思います。
なお、雑誌の方ではベスト3までなのですが、選者である内藤 務さんのサイトでは、4&5位も紹介されていましたので、併せてそちらも。
ついでに対抗して(?)、私の方でも2冊ほど選んでみましたので、ご覧くださいマセ。
いつも応援ありがとうございます!
【内容】
◆今回も、まずは内藤さんの記事の方から。今週発売の週刊SPA!「’08下半期ビジネス本大賞」’に載りました〜
ちなみに、上半期の5冊については、サイト上で
と書かれてらっしゃいましたが、今回は特にコメントはなし。便宜上1〜5位とつけてますけど、それぞれ用途や向きが違うのです。よりマスに対応している本を上位に持ってくるという感じなのです。
ただし、順位が付されていないので、今回もそういう意図でいらっしゃるのかもしれませんね。
■内藤さんが選ばれた5冊
第1位
現場寄りの責任者のために、戦略のエッセンスについて基本から実用レベルまで分かりやすく解く著者の力量に驚かされます。
ボトムアップ型の戦略立案入門として出色の出来。前著「はじめての課長の教科書」の続編としても良いし、日本の中間管理職のレベルアップに役立つ優れた一冊。
大前研一「企業参謀」(1975年)の感動を思い起こさせる本でありました。
◆一昨日初めてお会いしたばかりの酒井 穣さんの最新作。
内藤さん、ベタ誉めでございます(笑)。
売れ行き的には、前作の方が上だと思いますが、内容的には私としてはこちらの方がツボ。
特に、本書の中で展開されている「スイート・スポット理論」は、私もブログ運営上、意識するようになりました。
まだの方は是非!
(参考記事:【戦略】「あたらしい戦略の教科書」酒井 穣)
第2位
自分の考えを攻撃的になることなく萎縮することなく適切に伝える、「アサーティプ」な態度を、柔らかい文章で提唱する。
自分の感情に気が付くチェックシートなど、手帳サイズながら内容充実。
人間関係に傷つきがちでストレスを感じる人に、人間関係力がつく良書と思います。次に紹介する本と対照的であったりします。
我慢した挙句キレるのであればその前にオススメの本です。
◆お恥ずかしながら、この本は全くのノーマークでした。
手帳サイズってことは、通常の棚にはなかったんですかね?
見た記憶がない(汗)。
元々「アサーティブ」という言葉自体は、私は勝間さんの「旧インディ」で初めて知ったような人間なので、カツマーの一人としては、ちょっと気になりますね・・・。
第3位
猛烈に働いて出世した経験から、自らのキャリアアップのためには猛烈に働くアンバランスさが必要と提唱する。出世を狙い負けず嫌いと思う人にはオススメの一冊。
そうでない人には向かないと思います。頑張る人には、ああ、こうやって頑張って成功した先輩がいるんだ〜と心の支えになる一冊かと。上で紹介した本とは対照的です。
◆この本を選ばれるとは、さすがお目が高い!
ある程度の年齢以上の方で、一度でもガツンと働いた経験がある人だと、響くポイントがあるんですよ、コレ(笑)。
逆に、新卒さんとか学生さん、もしくは馬車馬になったことのない方にはピンと来ないのかな、とか。
ネットに比べて、リアル書店で数字が出ているというのも、その辺に理由があるのかも。
(参考記事:【熱血仕事術】「ワークライフ"アンバランス"の仕事力」田島弓子)
第4位
ハズレの少ないマジビジシリーズの一冊。
明確・簡潔・正確なビジネス文書を速く書くための要点をバッチリ教えてくれるコンパクトな良書です。
今はメールなど文書作成機会は逆に増えています。文章力は大事です。
小さいので手元にあると便利な一冊と思いますのでオススメ。
◆これはまた、意外な選書(汗)。
当ブログではあまり扱っていない「マジビジシリーズ」からの1冊です。
ただ、当ブログとしては文章術やライティングに関しては人気があるので、ちょっと読んでみようかと・・・。
それにしても、ここまでで、ディスカヴァーさんが3冊っすよ!
内藤さんもディスカヴァーっ子ですか(笑)?
第5位
スシメモリーなどを開発しているソリッドアライアンス社長さんによるスシメモリーなどを発想する思考法や、人と仲良くなる方法。
5.1感と言う勘を重視した選び方など独自のビジネスセンスを解説されています。
ニッチ商品を開発するのに役立つヒントが詰まっている良書で参考になるヒントがいろいろありました。ニッチ→マス、というのがいいですね。
◆ぎょえー!この本も知らなんだ(汗)。
でもアマゾンの内容紹介見ても面白そうですよ。
特に「『IDEA HACKS!』の著者・小山龍介氏も絶賛する、「他人と違うことをする」ための一冊。」という一節に惹かれました(笑)。
これは一種のラテラルシンキングなのか(汗)?
思わずアマゾンアタック完了!
■私が選んだ2冊
◆前回もそうだったのですが、カテゴリー「ビジネススキル」にこだわらず、思いついたものを2冊ほど。
最近、色々なしがらみがあるせいか、こういう時に翻訳本を選びがちなのはスルーでおながいします(汗)。
◆内藤さんが文章術のご本を選ばれたので、私もコレを(笑)。
キレイな文章を書くのではなく、アサマシエイトな文章を書きたい方にはオススメ。
それって要は、「コンバージョンの高い文章」ってことですけどね(笑)。
(参考記事:【フツウにスゴ本】「ザ・コピーライティング」ジョン・ケープルズ (著), 神田昌典 (監修))
◆これも厳密には「仕事術」じゃないですが、コンテンツの充実度と価格を比べたらお値段安すぎ!。
大人数から少人数まで幅広く使えそうな1冊です。
私も今度、人前で話すかもしれないので、改めてこの本のお世話になろうかと(汗)。
(参考記事:【テク満載!】ブライアン・トレーシーの 話し方入門)
【関連記事】
【新書】「2008年上期売上ランキング」&「SPA!'08年上半期[ビジネス本]大賞」新書編(2008年07月26日)【SPA!】「08年上半期 ジャンル別「ビジネス本」大賞」仕事術編(2008年07月24日)
【夏休み特別企画】ジャンル別オススメ本10冊(2008年07月22日)
'06年下半期 「ビジネス本」大賞(2006年12月02日)
'06年上半期 ジャンル別「ビジネス本」大賞(2006年07月31日)
【編集後記】
◆昨日の「大人の自由時間 ベストセラーブックTV」をご覧になられた方はいらっしゃいますでしょうか?私は上記記事で宣言したとおり、デジタルチューナーがなく、観るのを断念していたのですが、ビジネス書オタクの一人として、やはり我慢できずビックカメラに突撃(汗)!
ただ、その場で「お住まいのマンションにBSデジタルアンテナが付いてますか?」と問われて確認したところ、「アンテナ自体がない」ことが判明し、結局とぼとぼ帰ってまいりました(涙)。
◆その後、そんな私を可愛そうに思ったヨシザワさんが、放送の模様をメールで実況してくれたという(爆)。
うーん、断片的な情報でしかわからないのですが、かなりカオスだったヨカン(笑)。
これはやはり、次回放送までにアンテナ買わねば(笑)!
ご声援ありがとうございました!
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BSイレブンは前半部分だけ見たのですが
一番印象の残ったのは山田さんは「本には限界があるから他の媒体も使う」という話でしょうか?これは出演者のなかでも賛否両論あるようです。
後はスイカップとか女子大生会計士とか社内婚活でヒートアップしましたよ〜
こんなことなら録画しておけば良かったですね(苦笑)オリンピックを機にテレビ買い換えて正解でした(汗)
ではでは。
実用的ですね。
買ってみます。
私は全く番組観てないのでわからないのですが、賛否両論ですか(汗)。
生番組でどのくらい打ち合わせがあったんでしょうね。
スイカップって、テレビで言っちゃったわけじゃないですよね(汗)?
うーん、勝間さんがいるのに、セクハラ発言だ〜(笑)。
>yh1043さん
はじめまして。
コメント&アマゾンアタックありがとうございます(涙)。
「仕事文すらすらシート! 」は自分自身、中身を見てないのですが、内藤さんがご推薦ということなので、多分間違いはないと思いますよ〜。
今後ともよろしくお願いします!