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2008年12月14日

【お買い得!】「土井英司×神田昌典対談CD」が結構キテいる件





【はじめに】

◆今日ご紹介するのは、書籍ではなく音声教材

先日の「Chabo!のイベント」で、主役の座をかっさらった(笑)、神田昌典さんと、当ブログではお馴染みの土井英司さんの対談です。

「名刺代わりに、本を書くべき時代」 ダントツ企業オーディオセミナーVol.109

この神田さんのオーディオセミナーシリーズは、5000円という価格で、CD2枚組み、さらに書き起こしの小冊子も付いているという、かなりのお得版

しかも今回の内容は、ビジネス書好きにはたまりませんぜ(笑)!


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【トラックリスト】

Disk1

1. 編集者からカリスマバイヤーへ

2. 売れる著者達が持っているメンタリティとは?

3. 本の出版が信用を得る一番の手段

4. ギリシャ留学で培われた大局観・先を読む力

5. これからの時代は、"宗教経済"になる!?

6. ベストセラーから見えてくるトレンド

7. ギリシャ時代から現代のマーケティングを語る

8. 目の前の現実から真実の姿を見いだす

Disk2

1. 今後、ビジネスで有望な分野はどこか?

2. 著者として生き残るには−"らしさ"を確立する

3. 出版業界はこれからどう変化するのか?

4. 神田昌典の今月のPOINT

5. 3倍速・高速リスニングセッション


【内容について】

◆音声教材ということで、立ち読みはできませんし、そもそも神田さんの会社、アルマックは権利関係について非常にタイトなところなので、要約とかはご法度(汗)。

そこで、土井さんの発言から「ビビビ」ときたものをちょっとだけ。


■土井:本当に成し遂げちゃって、「こんなもんだよ」と言っている著者の本は売れないですね。

結構深い話です。

要は「発展途上」というか、「必ずしも自分の専門分野でトップとは言えない人」「妄想」して書いた本が売れるそう(笑)。

それを受けて、神田さんも、矢沢栄吉で言うなら、「アー・ユー・ハッピー?」よりも「成り上がり」の方が売れる、と(笑)。


■土井:もう1回●●ブームが来ると。

◆これはちょっとネタバレ自重ですね(汗)。

うーん、この点については私は微妙な意見(って言ってもわからないですよね(汗))。

もし、もう1度ブームが来るとしても、それは意図したものではなくて、「仕方なく」なヨカン。


■土井:僕はやっぱりその時代に求められている人間の気分というんですか、それを拾い上げてきたときに、誰がヒーローになる人かというのを実はみているんですよ。

◆土井門下生の方にはお馴染みの「ヒーローの3条件」来ました(笑)。

これは本を出す著者さんに限らず、パーソナルブランディングを考える時に、すごく大事なコトだと思われ。

本CDでは、結構細かく解説されているので、ご存じない方は是非!


【土井さんのオススメ本】

◆対談中キーとなるのがこの本。

シンプリシティの法則
東洋経済新報社
John Maeda(原著)鬼澤 忍(翻訳)
発売日:2008-04
おすすめ度:4.5

実はこの本、今年5月に行われた、勝間さんゲストの土井さんのセミナーにて、土井さんが激プッシュしていたもの。

そのセミナーの帰りに私もリアル書店で購入して、速攻読みましたが、正直よくわからず(汗)。

内容的にちょっと哲学チックなんですよね)。


◆今般、このCDで土井さんの説明を聞いて、「なるほど、そういうことか」と思ってみたり。

土井さんによると、この本の教えが「今後のベストセラーになる本のキーワード」なのだとか。

早くもこのCDのおかげで、アマゾンでは3〜5週間待ちになってますが(涙)。

そう言えば、たまたま昨日、こういう良エントリを発見・・・。

シンプルのこころ:広告β


【所感などなど】

◆ネタバレに注意しているため、いつもより軽めですが、ご勘弁を(汗)。

他の話題としては、

●立ち上げ当時のアマゾンの話

●土井さんのギリシャ時代の話

●「宗教」とか「洗脳」とか

●今後のビジネス書の動き

●今、神田さんがとりかかっている本(!)

●著者として生き残る方法


なんてところが。


◆単純にタイトルだけですと、「とりあえず本書いてビジネスを成功させましょう」みたいな印象を受けかねませんが、決してそれだけではありません!

出版以外にも、マーケティングブランディング歴史トレンド、といった多岐に渡る有意義な内容がわんさか。

神田さんの「ええじゃないか」研究とか、土井さんの「歴史人口学」の話なんて、レアなテーマもあり(笑)。


◆そうそう、本の値付けの話のところで、神田さんの監修されたこの本を、土井さんは「1万円でも安い」と断言。

ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則
ダイヤモンド社
神田 昌典(監修)齋藤 慎子(翻訳)依田 卓巳(翻訳)
発売日:2008-09-20
おすすめ度:4.5

(当ブログでの記事:【フツウにスゴ本】「ザ・コピーライティング」ジョン・ケープルズ (著), 神田昌典 (監修)

こちらも、まだの方はぜひご一読を。


◆また、お二人とも仕掛け人的な要素がおありのせいか、お互いの舞台裏の明かしあいみたいなところも面白かったです。

神田さんが土井さんに思わず「握手していいですか。(笑)」と言ったりとか(笑)。

神田ファン、土井ファン双方にオススメできる、聞き逃せない作品だと思われ!

「名刺代わりに、本を書くべき時代」 ダントツ企業オーディオセミナーVol.109


【関連記事】

【セミナー】「Chabo!著者が教える 夢を叶える私の方法」に参加しました!(2008年12月06日)

【勝間さんの秘密?】『出版戦略セミナー「最短で累計100万部を達成した戦略とは?」』に参加してきました(2008年05月01日)

【紳助のヒミツ】「紳竜の研究」はスゴかった(2008年03月14日)

神田昌典さん「お金と正義」講演会に行ってきました!(2007年01月25日)

失敗に学ぶ「起業」 300万円で起業する【Part2】 神田昌典(2006年06月12日)


【編集後記】

◆先日、マガジンハウスのムック本を立て続けにご紹介しましたが、実は同じ12月10日にもこのムックが出ております。


中で、本田直之さんが、ビジネス書&新書ブームについて解説されていましたので、ご参考まで。


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この記事へのコメント
               
そうそう、この対談すごいだろうなと思ってたとことです。
土井さんも歴史や哲学を大事にされている方なので、学ばねば・・・。
ギリシャ留学時代のお話に興味しんしん。
Posted by ビルダーナース at 2008年12月14日 11:57
               
smoothさん、こんにちは!
「ザ・コピーライティング」はいつか読もうと思いつつ、欲しいものリストから卒業していないのですが(笑)、さっそく購入してみます。
「シンプリシティの法則」はワタシも正直そこまでヒットしなかったので、smoothさんの意見を聞いてちょっと安心したり。
そうそう勝間さんのムック本でのsmoothさん見ましたよ!すっかりメディアでお馴染みの売れっ子ブロガーですね☆
Posted by ニャロメ at 2008年12月14日 17:25
               
>ビルダーナースさん

お!既にチェック済みでしたか(笑)。
さすがに私もこのCDはお買い得だと思って、ご紹介しましたよ!

途中、土井さんの「ギリシャ歴話」と神田さんの「歴史話」がマッチングして、凄いことになってましたが(笑)。

>ニャロメさん

「シンプリシティの法則」は多分ストレートに記事にしても、読者さんも分からないだろうと思って、スルーしてました。
でもこのCDでは、土井さんが、勝間本に当てはめたりしてるんですよ(笑)。
結構面白かったですよ。

そしてムック本は、ヨメが見たら、一発でばれるという恐怖本です(汗)。
まだ書店でしか見かけたことないんで、大丈夫かな、と思ってるんですが・・・。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年12月15日 02:31
               
smoothさん

私もこのオーディオセミナーに非常に
大きな影響を受けた1人です。

この教材で印象に残ったのは、以下のフレーズです。

・本を出版すれば、信用が増す
 →自己のブランディングに最適
 →自己表現市場に打って出る手段の1つ

・役に立たないことをするのが、自己の成長に役立つ
 →ギリシャ留学により、”大局観”を身につける

本もさることながら、オーディオセミナーも、
とても勉強になりますね♪

PS:この7月よりエリエスさんの
「ザ・プロフィール講座」に参加することに
しました。

最終的には、
「10年愛されるベストセラー作家養成講座」
を受講し、この教材のタイトルのように
”名刺代わりに本が書けるのか?”を
試してみたいです。

Posted by ミツヤ at 2009年07月01日 14:21
               
>ミツヤさん

このCD、私もMP3プレーヤーに落としてあるので、たまに行き帰りの間に聞いてます。

それより何より、プロフィール講座に参加されるとは!
10年愛も、結構キツいかもしれませんが、出版に向けて頑張ってくださいね!
陰ながら応援しております。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年07月02日 02:09