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2008年12月11日

【メディア】「ダカーポ特別編集 今年最高の本2008」に登場させて頂きました!


ダカーポ特別編集 今年最高の本 2008 (マガジンハウスムック)
マガジンハウス
マガジンハウス(編集)
発売日:2008-12-10


【本の概要】

◆昨日、勝間さんの「成功を呼ぶ7つの法則」後姿を晒したことをご報告したばかりなのですが、また同じくマガジンハウスさんから同日(笑)発売された上記のムック本にも、ワタクシ登場しております(画像は無し)。

登場するページは、題して「カリスマ書評ブロガーの激オススメ本」(汗)。

・・・なんかウチのフレーズをパクってません(笑)?


◆しかも、「カリスマ」という枕詞が激しく「アレ」なんですが、とりあえずその辺は、小飼 弾さん聖幸さんも面子に入っているからいいかな、とか(笑)。

私もこのお二人に並んで、2008年を振り返って本を「10冊+α」挙げております。

そこで今般、「ネタバレ自重」しつつ、簡単にご紹介してみようかと・・・。


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!



【目次】

新聞・雑誌書評担当者が選ぶ「本当に面白かった本」

これから旬!3人の話題の作家が注目している本

本の目利きが選んだ、ジャンル別ベスト10
 国内ミステリー
 海外ミステリー
 日本文学 ほか

本好きに熱い人気!NHK「週間ブックレビュー」の研究

「本の虫」書店スタッフが選んだ、最高の本ベスト5

格差社会、恐慌、国際政治……現代が分かる10テーマ100冊

注目文庫・編集部が撰んだ「読み逃せない自社の3冊、他社の3冊」

この人が取り上げるとホントに売れる!有名ブロガーが注目した本


【内容などなど】

■地頭がよくなる勉強本10冊

◆まずは自分のところから。

編集部からの依頼は(紆余曲折あったのですが(笑))、結局「広義の意味での勉強本」に決定。

もちろん、当ブログとしては、「狭義の意味での勉強本」を扱うカテゴリとして「私と100冊の勉強本」(笑)があります。

ただ、2008年(厳密には、2007年11月から2008年10月まででした)は、2007年に比べると、大型の勉強本がなく、記事として見栄えが悪いので、結局「勉強本」ビジネススキルを合算して、「広義の意味での勉強本」となった次第。

・・・タイトルにある「地頭力〜」はランクインどころか、読んでないんですけどね(汗)。


◆また、当初は10ないし20冊を選べ、とのことだったのですが、個人的に色々なしがらみがあるもんで(笑)、ストレートに当ブログでのアマゾン売上で上から10冊拾いました。

従って、これは私が選んだのではなくて、読者の皆さんが選ばれた10冊ということになります。

対象期間は、上記の通りで、かつ対象期間内に発売されたもの

つまり、過去の本でドカっと売れたもの等は含まれておりません。


◆さらに大人の事情(笑)で、聖幸さんのセレクトとかぶらないようになっている模様。

私は一応、裸のランキング表を出版社サイドに渡しているのですが、1冊、本来ならウチでも聖幸さんでも入っているべき本が、ウチでは漏れています。

実際に手にとってその辺も見比べていただければ、と(多分分からないと思いますが)。


◆肝心のランキングについては、ネタバレを自重して1冊だけ。

最強の集中術
エクスナレッジ
森田 由美(翻訳)
発売日:2008-03-27
おすすめ度:4.5

(参考記事:【スゴ本】「最強の集中術」はキテます!

当然と言えば当然の1冊(笑)。


◆なお、文中、ランクに載らなかった本について、「そちらは中身が伴わず、看板倒れ」なんて言ったことになっており、最初見た時は、マジでビビリました(汗)。

すごーく長い文章を大胆に省略すると、「確かにそう言う事を言った」ことになるのですが、「取材ってコワイわ」と思ったワタクシ。

●●さん、ゴメンナサイ!(会ったことありませんが)


◆ちなみに、各パートに「コラム」があり、私のパートでは「仕事にも使える恋愛・モテ本」ということで、発行年月に関係なく「モテ本」が4冊紹介されています。

文中「仕事と恋愛のキモは同じ」というのがあって、これはまぁ、「コミュニケーションスキル」という点では同じ部分が多いので、当ブログの読者さん的には違和感ないと思うのですが、色々な媒体の取材でこの話するとウケます(何故か)。

もともと、私は「影響力の武器」を読み「これって恋愛に使えるじゃん!」って思って「恋愛メルマガ」始めたくらいなんですが・・・。

影響力の武器[第二版]
誠信書房
社会行動研究会(翻訳)
発売日:2007-09-14
おすすめ度:4.5


■世界同時不況を生き抜く10冊

◆次に小飼 弾さんのところを。

多分取材に行かれた時期は、リーマンショック直後とか(今もですが)、株価暴落の頃だったので、こういうテーマになったのかと。

正直、ウチではあまりご紹介しない系統の本が並ぶので、いかんともしがたいです(笑)。

・・・どっちにしろ、自分のところでは自重して1冊しか挙げていないのに、他の方のところでガンガンリンク張ってたらそっちの方が問題(汗)。


◆逆に10冊の中から、コレを紹介するなら小飼さんもおkかな、とか(笑)。


小飼さんはこう言われています。

「拙著『弾言』(共著)は、会計で使われるバランスシート(貸借対照表)の考え方を、個人の生活へも応用することをお薦めしています。金銭面での収支が明確になるだけでなく、自分の仕事上の価値を向上させる手がかりになるはず」

速読とかには向いていない、じっくり頭を働かせながら読む本ですよね、コレ。

まだの方は、お正月休みに是非(笑)!


◆小飼さんのパートのコラムは「三ツ星の自然科学本」

2冊しか挙がってないので、とりあえず自重(汗)。

なるほど、小飼さん的には、「この本がベストですか」と感心しきり。


■目からウロコの読書術10冊

◆お次は聖幸さん。

こちらも紆余曲折の結果(多分)、「読書術本」がテーマ。

それにしても、私や小飼さんのテーマに比べると、かなりニッチだと思うのですが、ちゃんと10冊揃うのがスゴイです。

・・・1冊時期的に微妙な本が入ってますが(笑)。


◆聖幸さんのところからも1冊だけ。


唯一(笑)私が読んでいない本です。

何で読んでいないのか自分でもよくわからず。

ひょっとして、成毛さんの上から目線(?)にいたたまれなくなったのかも(笑)。


◆聖幸さんのパートのコラムは、『仕事のスキルをアップする「○○術」の本』

1冊選ぶとしたら、やはりコレですかね。

レバレッジ人脈術
ダイヤモンド社
発売日:2007-12-14
おすすめ度:4.0

今年は裏方に回られることが多かった、本田直之さんの昨年末の人脈本。

今年も色々な人脈本が出ましたが、そもそもの発端はこの本ですから。

私はこの本の教えに従おうと思いつつも、超不義理しまくりですがー(汗)。


■その他もろもろ

◆本書は基本的にビジネス書メインなわけではありませんので、当ブログでは扱っていないようなジャンルやカテゴリの本が多数紹介されています。

まず、私が全然知らなかったのが、真藤順丈サンという作家さん。

この方、08年の主要新人賞で4冠を獲得されているそう。

地図男 (ダ・ヴィンチブックス)
メディアファクトリー
発売日:2008-09-03
おすすめ度:3.5

⇒ダ・ヴィンチ文学賞受賞

庵堂三兄弟の聖職
角川グループパブリッシング
真藤 順丈(翻訳)
発売日:2008-10-24
おすすめ度:3.0

⇒日本ホラー小説大賞大賞受賞

また、年明けには「ポプラ社小説大賞特別賞」の『RANK』、電撃小説大賞銀賞の『東京ヴァンパイア・ファイナンス』が上梓されるそう。

日頃小説は読まない私ですが、機会があれば、読んでみたいですね。


◆また、「書店スタッフが選んだ最高の本BEST5」には、勝間さんの「読書進化論」にも登場されていた、紀伊國屋新宿本店の水上沙央里さんが登場(ていうか、ビジネス書の担当は、水上さんだけ(涙))。

いかにもムフフな1冊をセレクト。

どすこい 出版流通
ポット出版
発売日:2008-07-18
おすすめ度:4.5

ホント、出版流通って分かりにくいので、1冊ちゃんとまとまった本を読みたいと思っていたのでした。


【感想】

◆目次をご覧頂ければお分かりのように、私たちブロガー3名が登場するのは一番最後(しかも私はそのしんがり(笑))。

やはり世間的には、まだまだビジネス書というのは、ジャンルとして小さいのかな、と思うわけです。

ただ、逆に、書評関係のブログをおやりになっているブロガーさんはたくさんいらっしゃって、かつ、非ビジネス書を数多くご紹介されている方も多いのに、このブロガーのセレクト、というのはちょっと偏っているような(汗)。

小飼さんはともかく、私や聖幸さんは小説とか記事にしませんからねー。


◆もっとも、非ビジネス関係なら、業界にいくらでも選者がいるので、ブロガーに回ってきた分担が「ビジネス書」だったのかもしれません。

以前、某出版社の編集者さんに言われたのが、「文芸なら新聞の書評欄で取り上げてもらえるが、ビジネス書はそうもいかない」ということ。

それだけに、ブロガーが記事にしてくれるのは、ありがたいのだとか。

というわけで、ブロガーの皆さん、ともに頑張りましょう(「Giveの5乗」ですよ!)。


◆昨年まで、ダカーポが雑誌として存続していた時は、通常の号の特集としてやっていたこの企画。

今後、今回のようにムックとして書籍化するのであれば、「その年の出版事情を記録する本」としての意味合いを持ってくるかと。

本好きならば、なくならないうちに、お買い求め下さいマセ。


ダカーポ特別編集 今年最高の本 2008 (マガジンハウスムック)
マガジンハウス
マガジンハウス(編集)
発売日:2008-12-10


【編集後記】

◆昨日のお買い物。


装丁は地味ですが、中身は面白そうです(笑)。


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