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2008年11月21日

【香】「デキる男は香りが違う! 」榎本雄作




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、ちょっと珍しい「男性向けのフレグランス本」

しかも新書なのに、結構商品写真が満載という贅沢な作り。

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こんな感じです。


◆アマゾンの内容紹介から。

男性のための香水活用ガイド
男性向けに香水の使い方、楽しみ方を紹介するガイドブック。プライベートからビジネスまでTPOに合わせた香水活用で、より魅力的な自分を演出するテクニックが満載! 香水の選び方や、相手に好印象を与える正しい香水の使い方も徹底解説

お使いのフレグランスがマンネリ気味の方(って私か(汗))も、まだ使ったことのない方も、ご覧あそばせ(笑)。


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

第1章 好印象を与える正しい香水の使い方

第2章 香りの系統で香水のイメージをとらえる

第3章 自分に合った香水の選び方

第4章 ビジネスや社交に役立つ香水活用術

第5章 香水で変わるオフタイムの過ごし方

第6章 スーツコーディネートに合わせた香り選び

第7章 カジュアルファッションを引き立てる香水

第8章 香りで深める女性との絆


【ポイント】

◆本書は基本的に「ガイドブック」なので、要点をまとめる、というよりは豆知識のような部分をいくつか。

■香水の種類

●香水 香料をアルコールに溶かしたもの

●パルファン 香水の区分上の賦香率15〜25%の「香水」(男性用はない)

●フレグランス 男女用を含めた香り製品全般の総称


■香りの立ち方

●トップノート つけてから10分前後の香り

●ミドルノート トップノートの後2時間程度感じる香り(その香水のコンセプト)

●ベースノート ミドルノートの後2〜3時間くらい感じる香り(その人独特の香りになる)


■香水のつけ方

⇒下半身を中心に、肌に直接、ひと吹きずつつける

⇒つける場所は、アキレス腱、ひざの裏側、太ももの内側、ウエストの両側など

⇒上半身は、手首とひじの内側、両肩など

⇒つけてはいけないのは「胸の間や体の前面」「わきの下、足の裏」「デリケートな衣類」等


■香水の分類

男性用香水は、次の4つの特徴的なコンセプト(家系)に分けられる

●シトラス系 さっぱりした柑橘の香りの家系 

●フゼア系 さわやかで若々しいイメージの香りの家系

●オリエンタル系 エキゾチックで甘く濃艶な香りの家系

●シプレ系 個性的で深みがある香りの家系


・家系とは別に次の7つのバリエーションがあり、その組み合わせで計11のファミリーがある(4つの家系全てに7種のバリエーションがあるわけではない)

「フレッシュ」「フローラル」「マリーン」「ウッディ」
「アンバリー」「スパイシー」「レザリー」
(詳細は本書を)


◆具体例を2つほど(引用部分はアマゾンではなく本書からです)。

■シトラス・フローラル系

⇒柑橘系を中心に、バラやジャスミン、スズランなど花々の甘さをブレンドした香りのファミリー

リラクシング効果の高いグリーンティをベースに、柑橘、フルーツ、花々の香りが溶け合う。民族や国境、性別や年齢を超えて楽しめるユニセックスな香り。透明でクセのない快活な香り立ちは、カジュアル、ビジネスを問わず日常的に楽しめる。


■フゼア・スパイシー・ウッディ系

⇒ウッディの香気をベースに、ラベンダーやバジル、クローブなどくっきりした印象のハーブ、コショウやナツメグなどホットなスパイス類を隠し味にした、深みのある香りのファミリー

ハーブの苦味を隠し味にした柑橘系のトップから、次第にスパイシーさを加え、深遠なウッディへと変化。さりげなく男の気品と風格を語る。フォーマルでトラディショナルな香りが、ほのかに長時間香る。


◆ただ、使ったことがある中で一番多かった系列が「オリエンタル・アンバリー系」(「華やかで情熱的な香りww」)なのですが、製品の詳細がなかったので、簡単に・・・。




ぶっちゃけ、3つともクソ甘い香りなので、オフィスにはオススメできないです(私もこれらはオフタイム専用でした)。


■上手な香りの選び方

⇒嗅覚は意外に疲れやすいので、1度にかぎ分けられるのは、せいぜい3種類程度

⇒販売員に自分の好みや希望を伝え、候補を2,3点出してもらう

⇒現在使っている香水があれば、それを基準に希望を出す(「もう少し甘い」「さっぱり」等)

⇒つけた直後のトップノートは、アルコールの強いにおいで、香水本来の香りが分からないので、香りが落ち着くミドルノートで判断する


■ビジネスシーンの香り

●ビジネスシーンにふさわしい香りで、押さえておくべき3つの条件

・社風や職種、地位にふさわしい香りであること

・誰からも嫌われない香りであること

・その中で、自分らしい香りであること



◆本書では「営業関係」「事務関係」「PR・芸能関係」「物販関係」「製造関係」等々、職種ごとにオススメの製品があげられているのですが、まぁこれもケースバイケースだと思うので、なんとも。

参考までに「企画・デザイン・プログラマー関係」で推奨されていたのがコレ。

ハイテクノロジーを駆使して誕生した最新の特許成分3種を核に、貴重な天然香料をふんだんにブレンドして実現。これまで存在しなかったウッディタイプの香りが、クリエイター魂を刺激する。

なお、この製品は、上記分類で言うと「フゼア・アンバリー系」だそうです。

うーん、職種的には私は全然違う(笑)のですが、ちょっと気になる・・・(笑)。


■恋愛シーンの香り

◆本書では、他にも「オフタイムの香り」とか「スーツコーディネイトに合わせた香り」とかあるんですけど、まとめて割愛!

もっと大事な「恋愛シーン」の方を。

まずは「出会い」

ポイントを列挙してみます。


・相手の好みがわからない初対面では、濃厚なものや、個性的な香水は避けるのが無難

・相手にとって、緊張せず安心できる香りなので、好感度が高いことを前提に、クセのないソフトな香りがよい


その上で本書では、「自分の父親のつけていた香りと同じ香りだった男性と、合コンで出会ってゴールインした女性」の話が出ていました。

ただ、それは狙ってもムリですから(汗)。


◆もうひとつ気になったのが「フェロモン香水」(笑)。

 人のフェロモンは、体毛のある部分、特にわきの下のアポクリン腺から出る汗に多く含まれています。
 男性のわきの下の汗をかぐと女性の生理不順が改善した、これをつけた椅子とつけていない椅子では、ほとんどの女性がつけた椅子に座ったなどという、興味ある実験結果も出ています。また、女性のわきの下の汗に、男性が反応することもわかっています。

実際に、フェロモン香水はかなり売れているそうです(金額は不明ですが)。

アマゾンにもこんな製品が(本書で推奨されているわけではありません(汗))。


アマゾンの内容紹介から。

世界でたった一つの特許を取得した“ヒトフェロモン”配合香水です。(中略)
このヒトフェロモンは、体内にあるフェロモン器官(ジョビ器)に感知されることで、性欲やホルモン分泌をつかさどる視床下部に反応を与えることが分かっています。
嗅覚とは異なる“第六感”に働きかけることで、直接本能まで届けてくれます。


◆しかし、これよりもっとスゴイものもありますた(汗)。


加藤鷹キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

勇者の報告を待つ!


【感想】

◆冒頭でも書いたように、製品の画像が多数収録され、パラパラ眺めていても楽しい本でした。

ただ、興味ある人にはこの手の本は面白いのですが、パフュームを使わない方には「何が面白いんだ」となってしまいそうな(汗)。

ちなみに、私の父は世代的にも「整髪剤とタバコの匂い」が似合っていました。

私自身も高校が男子校ということもあり(今は違うでしょうけど)、周りでもコロンを使っている友人もあまりいなかったような。


◆それが大学でテニスサークルなんぞ入ると、先輩が色気づいてる(?)もんですから、こちらも自然とそういうモノに手を出すわけでして。

誰に勧められたか忘れましたが、最初にちゃんと使ったのがコレ。



◆英国滞在中に知り合ったスペイン人の友人の家に行った際、弟がつけていて、一発でヤラレタのが、こちら。


これはその後ずいぶん使いましたねー(遠い目)。

ボトルも何本か使い切りましたし。


◆その後、会社に入って配属されたのが、海外グループ

今にして思えば、異様なくらい男性の香水使用率が高かったです。

何がすごいって、課長(オジサン)レベルでも普通に、皆使ってたんですよ。

免税店で、使うかどうかもわからないのに、新作買い漁ったりするこだわり人もいましたし。


◆紆余曲折を経て、今現在私が使っているのはこちら。


超・ド定番(笑)。

何と言うか、「昼/夜」「オン/オフ」「フォーマル/カジュアル」全部これ1本で済ませられる、というのがありがたいです(笑)。

しかも比較的女性ウケもいいですしね(笑)。


「自分語り」が長くなってしまいましたが、いずれにせよこういった製品は、最終的には実際に香りを確認してから買うのがスジだと思います。

ただ、上記でも挙げたように、一度に判断できるのは3種類が限度のようなので、本書のようなガイドブックである程度候補を絞って、お店に行かれると良いのではないでしょうか?

えー、私も本書を読んで5年ぶりくらいに、新しい香水を試してみようかと考え中(笑)。


初心者にもオススメできるガイドです!



【編集後記】

◆当ブログとしては、内容からすると積極的にはプッシュできないのですが(笑)、「SEO対策済み」のテンプレートが欲しくて購入(汗)。

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おすすめ度:4.0

なお、こういったテンプレでアクセスを集めることができたとしても、「書評ブログ」というジャンルは、それだけでは稼げませんので、お間違いのないよう(汗)。

今日(21日)までのアマゾンキャンペーンがあるので、よろしければ。

私も特典の中の「500種類のヘッダー画像」が欲しいので、申し込んでしまいました(汗)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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Posted by smoothfoxxx at 08:30
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この記事へのコメント
               
男性へのプレゼントに良さそうな本ですね〜。
日本の男性ではっきりわかるほど香水つけている人って、少ないですよね。
整髪料の匂いではなく、もっと香水をさりげなく漂わせてくれる人が増えるといいなぁ。

smoothさんはブルガリかぁ。
品の良い香りですよね。
似合ってます。
Posted by ビルダーナース at 2008年11月21日 22:40
               
>ビルダーナースさん

私は記事の通り、海外グループいたり、本を読み始める前は音楽畑にいたので、男性でつけまくってる人が結構まわりにいたんですよ〜(汗)。

ブルガリの前は、もう廃版になってしまった「ラッシュ フォーメン」というのを使ってて、これが「自分にあってる」という意味では今までのベストでした(よく人に言われたので)。
もちろん、「女子受け」という点では、ブルガリはかなり強いです(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年11月22日 10:38