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2008年11月18日

■ 失敗する「人脈本」・成功する「人脈本」


【はじめに】

◆最近リアル書店を訪れていてやたらと目立つのが、「人脈本」

この手の本は、あまり連続して記事にするのもなんですが、個人的には嫌いではないので、この機会にまとめてみようかと。

(なお、タイトルはお約束(?)の「ホッテントリメーカー」作です(笑))




【人脈本あれこれ】

デキる人は皆やっている 一流の人脈術
明日香出版社
発売日:2008-11-07
おすすめ度:4.0

◆先日ご紹介済み。

詳細については、下記参考記事をご覧下さい。

参考記事:【人脈】「デキる人は皆やっている 一流の人脈術」島田昭彦(2008年11月07日)


成功しちゃう「人脈」はじつは公私混同ばかり
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
花くまゆうさく(イラスト)
発売日:2008-11-05
おすすめ度:4.5

名刺100枚配って、営業効果ってどれだけありましたか?

グーグル、坂本龍馬、ジャック・ウェルチ、ジョージ・クルーニー、『釣りバカ日誌』のハマちゃん……etc.
結果的に成功しちゃった有名企業や著名人の「人づき合い」の秘密に迫る!

◆あんまりガツガツしてなさそうなのは、私好みなのかもしれませんね。

・・・「人間国宝名刺」も相変わらずほとんど配っておりません(汗)。



◆アマゾンの内容紹介から一部引用します。

●人脈づくりのノウハウ
学生時代には5人しか親しい友人がいなかった人でも、
3年で300人の人脈をつくるノウハウを紹介します。
さらに500人に増えれば、人は人を呼び、そのつながりは自己増殖していきます。

●西山流ネットワーク構築術
日本で最初にして最大の異業種交流会を組織した著者が、
自らどのように人とのつながりを増やし、2000人を超える人脈を築き上げたかを紹介します。

セミナーには参加したことがあるものの、「異業種交流会」には出たことがないワタクシ(汗)。

「3年で300人」もすごいですが、著者さんの「2000人を超える人脈」というのはスゴイですね。


人脈の赤本 成長と成功につながる6.5の金言
日経BP社
月沢 李歌子(翻訳)
発売日:2008-11-13

仕事は「カネ」より「コネ」だ!!
本格的なサバイバル時代を生き抜くネットワーク作りの秘策!

ネット、携帯電話の普及で出会いの機会は増える一方だができる人ほど、ネットワーキングの質に気を配っている。
豊かな人間関係を作ることで営業マンとして成功したギトマーがいよいよ自らの人脈作りの秘策を全面的に公開。
学生から、ビジネスパーソン、主婦まで、人間関係を広げたいと考えるすべての人にお勧めしたい一冊です。

全米ベストセラー営業マン、ギトマーのシリーズ第3作

◆この本、タイトルは「赤本」となってますが、原題は「Blacl Book」(イメージを拡大するとそう書いてあります)。

ということは、きっとコレですね。


「・・・あれ?この本どこかで見たことが」と思ったら、今年の1月の本田直之さんの講演会でプッシュされてた本でした。

参考記事:【レバレッジ】本田直之さんの講演会に出席してきました(2008年01月16日)

となると、私もちょっと読まないといけませんね(汗)。


人脈鉄道マップ理論、成功人脈5Kの法則、3回プロポーズの法則、一本釣り人脈・地引網人脈……など、テレアポで培った営業テクニックをもとに独自に編み出した、ユニークなネーミングの方法を駆使して数々の有力人脈を築き、ビジネスでも、プライベートでも夢を実現させてきた著者が紹介する、本当に結果を生み出す人脈の築き方。

◆吉野さんとは、大昔に土井英司さんのセミナーでご一緒した際に、名刺交換させて頂いた事があります。

何と言うか、フツウに圧倒されました(笑)。

そのセミナー(「クリエイティブ講座」)では、受講生同士で評価しあうのですが、断トツの成績だったという(汗)。


【所感】

◆上記の作品は、驚くべきことに全部11月に入ってから出版された本です。

これはもはや書店の1コーナーを占めていてもおかしくないほど。

それだけ読者さんのニーズがあるということなんでしょうかね?


◆ワタクシ自身は、毎日のブログで精一杯なものですから、積極的に、セミナーやその後の懇親会に顔を出したりということもあまりありません。

それどころか、メンテナンスのおろそかにしているので、今までお付き合いのあった方とも段々と疎遠になっているヨカン・・・。

かなりヤバいっす(汗)!


◆ただ、こういうご本をわんさか紹介しておいてアレですが、個人的には先日の「デキる人は皆やっている 一流の人脈術」で、藤巻幸夫さんがおっしゃってた、『縁以外は八百長』というのに、やられました(汗)。

そう、背伸びしたり、自分をごまかしてもダメなんですよね、きっと。

ひたすらこのブログの読者さんのために、良い本を見つけてご紹介するのが、私にとっての「コントリビューション」かと。

てなわけで、これからも末永くお願いします(笑)。


【関連記事】

【人脈術】「出逢いの大学」千葉智之(2008年05月17日)

【人脈】「一生モノの人脈力」キース・フェラッジ(2008年04月07日)

【人脈】「レバレッジ人脈術」本田直之(2007年12月14日)

「人脈の教科書」藤巻幸夫(2007年01月23日)


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この記事へのコメント
               
こんばんは!SMOOTHさん

藤巻幸夫さんの言葉で締められた見事な記事ですね。

最近、人と会う為に1日1〜2万歩いてますが、
やっぱり、縁が一番大きいと思います。

仕事なんで縁ができるのを受身で待っていても間に合わないんで、
数をこなすしかないんですが …

元々、人付き合いが億劫になるタイプなんですが、
数が少なくても不思議と縁が続く人がでてきますから。

また、タイミング的にもナイスな時だと思います。
厳しい時なんで、殊更、人のつながりが大事さという最近です。(欲張りなんで、どれも読みたくなってきましたね。(笑))
Posted by ケイエム at 2008年11月18日 22:10
               
>ケイエムさん

1日1〜2万歩って、パネーっす(汗)!
私がそんなに歩いたら、筋肉痛でイスに座れず、ブログが書けなくなりそうな。

人脈本も結構難しくて、「仕事にダイレクトに結びつくモノ」を求めるのか、そうでないものを求めるのかで、読むべきものが違ってきそうな感じがします。

私は基本的に後者なんですが、仕事として、何らかのリターンを求められるとなると、前者の本の方が良さそうですよね。
お好みの本があれば幸いです。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年11月19日 01:57