2008年10月27日
【Amazonキャンペーン有】「投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術」藤井孝一
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、「週末起業」でお馴染みの藤井孝一さんの読書本。ご存知の方も多いと思いますが、藤井さんは、「ビジネス選書&サマリー」というビジネス書の書評メルマガを8年もお出しになっています。
・・・って、今見たら、創刊号が1999年12月13日でした。
2005年から始めた私なんぞ、まだまだですね(汗)。
◆本書はタイトル通り、ビジネス書の「選び方」から「読み方」、そして「活かし方」まで盛りだくさん。
伊達に8年もおやりになっていない(失礼(汗))ことが良く分かる、とても充実した内容でした!
また、お終いには、ビジネス書好きにはたまらない特典付きのアマゾンキャンペーンのお知らせもございますので、最後までお楽しみ下さい。
【目次】
第1章 読書がもたらす大きな力
読書がビジネスの成果を上げる
本はわずかな投資で大きなリターンを得る道具
読書は人脈形成にも役に立つ ほか
第2章 本の洪水で漂流しない達人選書術
効率的に良書を選ぶ方法
本の洪水から、良書を抜き出すテクニック
ベストセラーランキングの活用法 ほか
第3章 1日1冊読める! 読書術
読む前に気をつけるべきこと
3色ボールペンで読み進める読書
1冊の本を100%活用する能動的読書法 ほか
第4章 読むだけじゃもったいない! ビジネス書活用法
本の中身を仕事に活かす読書術
いつでも、どこでも学ぶ姿勢をもち続ける
本の中身を100%理解する読書術
第5章 読書活用の究極のゴール! 読書で人脈を作る
本をもとに小さな社会貢献
本は心のこもった最高の贈り物
書評の執筆で読書力をアップ! ほか
第6章 10万人を魅了するノウハウ公開! 読書レポートの作り方
読書レポートは一番手軽なアウトプット法
読書レポートの作り方
読書レポート作成時に心がけること
【ポイント】
・読書とは、脳に負荷をかけ続けるための行為・本の投資効果は極めて高く、数千円の投資で、数万円の成果を得ることは十分に可能
・「本人脈は、宝の人脈」であり、本をきっかけに知り合うことが、効率の良い人脈構築につながるのは事実たとえば、時間管理の本を読んで、仮に1日1時間の時間が浮いたとします。自分の時給を2000円と考えたとしても、数千円の投資で、数万円の成果を得ることは十分に可能だからです。
・読書さえしていれば「必ず成功できる」というわけではないが、本を読まずに成功することは難しいのではないか?
・本を選ぶ際に一番大事なことは、まず本選びに入る前に、自分が読書をする目的を明確にしておくこと
・表紙のデザインにはお金がかかるので、拍子のデザインに力を入れている本は、少なくとも出版社は力を入れている一押しの本と考えて間違いない
・ベストセラーは、手にとるかどうかの尺度にはなるが、決め手にはならず、あくまでも自分の読書目的に照らして判断する
・目次は、本の全体を俯瞰するのにピッタリであり、読み手としては使わない手はない
・一般に、著者のいいたいことは、第1章か第2章に凝縮されているので、このあたりをさらりと読めば、大体の中身がわかるのが普通
・あとがきには、本文の意図や、執筆プロセスを見抜くヒントが潜んでいる場合もある
・あとがきに売り文句が並んでいる本は、本文の主張そのものが「自分の商品の売り込みありき」
・借りた本を返さねばならないので、図書館通いは、簡単に習慣になる
・買う本が決まっていない場合は書店に、決まっているならオンライン書店を活用する
・オンライン書店の書評は自作自演や競合他社などからの嫌がらせもあるが、出版からしばらく経ってから書き込まれた書評はおおむね正確
・読みながら気がついたこと、思いついたこと等のメモは、本の中の、特に文章のそばに書き込んでおく
・ビジネス書は、通勤や営業中の移動時間に読むのに適している
・速く読みたいなら、とにかくたくさん読むこと
・どんな本でも、本当に書き手が伝えたいメッセージは、1冊について1つか2つ、せいぜい3つくらいなものではないか何年も速読教室に通って、目玉の筋肉を鍛えるヒマがあったら、その間1冊でも多くの本を読むことです。回り道のようですが、これが読む速度を速くするために、一番確実な方法だと思います。
・読書記録の4つの項目(藤井さんの場合):
「概要」「気づき」「学び」「宣言」
・大事なことは「漫然と読まないこと」「ビジネス書の読書そのものを目的にしてしまわないこと」
・本を活かす方法として一番簡単なことは、書いてあることのうち、何かひとつでもいいから実際にやってみること
・どの著者にとってもメリットがあるのは「本が売れること」であり、書籍の売れ行きは、発売直後がすべてなので、メルマガ・ブログ等で紹介するなら、新刊本を紹介すること
・読書会は、読書でインプットした情報を、人前でアウトプットする極めて学習効果の高い手段(参加するより、自ら主催する)
・読書レポートを書く際には、自分の考えと自分の日常生活との関わりについては必ず書くようにしておく
【感想】
◆最近、「読書の秋」ということもあり、「読書術」に関するご本が多いのですが、本書はその中でも、手堅いコンテンツでまとめられている、と言えます。第1章から「メリット」「選書法」「読書術」「活用法」「人脈」「レポート作成法」と、ビジネス書を読んで、アウトプットしたり実践したい方なら付箋貼りまくるような内容がわんさか。
特に第2章の「選書法」については、私も日々選書にいそしんでいることもあって、参考になりました。
・・・なるほど、1,2章までで判断できることが多いのか(汗)。
◆なお、本書内でも言及されている「オンライン書店の読者の書評」に関しては、当ブログとしても、「アマゾンレビュー」限定ですが、このような記事を書いております。
【amazon】私がアマゾンレビューを読む際に気をつけているいくつかのこと(2007年08月16日)
もっとも最近では「百聞は一見にしかず」とばかりに、気になる本はリアル書店までチェックしに行くことが多いのですが(仕事汁(汗)!)。
なのに、リアルで買って外すこともある自分としては、メルマガ歴8年という藤井さんのスキルを身に付けたいところです(マジで)。
◆一方で、第3章の「読書法」は、「本への書き込み」を推奨されているので、私としてはちょっと実践できず。
もちろん、本田直之さんほか、リターンを意識される方にはこのタイプが多いのですが、本に書き込めないのは「私の性癖」なので、いかんともしがたいところです(汗)。
ただ、速読について「本を速く読みたいなら、とにかくたくさん読む」というのはハゲシク同意。
ちなみに、その後の速読教室うんぬんについてはノーコメントで(汗)。
一応申し上げておきますが、私もかつては速読教室に通ったクチですから(フォトリーは未経験)。
◆また本書では、読後のアウトプットとして、項目に従って簡潔にまとめた「読書記録」と、もっと長い(2000〜5000字程度)「読書レポート」を推奨しており、さらに詳しい書き方まで指導してくれています。
これが結構お役立ち。
今まで「本を読んだらアウトプットしましょう」と言われてきた本は多かったと思うのですが、実際にまとめる際のフォーマットまで解説してくれた本はなかったのでは?
まだおやりになったことのない方なら、必読ですし、今現在ブログやmixi日記を書かれている方でも、きっと参考になると思います。
◆終わりにワタクシゴトではありますが、本書内の「本選びに活かすメールマガジン&ブログ」の1つとして、当ブログもご紹介頂いておりました。
タイトルとURLだけでなく、それぞれについて紹介文が付されておりましたので、恥ずかしながら、ここで披露させて頂きたく。
藤井さん、ご紹介ありがとうございます!税理士のsmoothさんが、ビジネス書のコンシェルジュとして話題のビジネス書の書評を書いています。献本は基本的に受け付けないなど、ポリシーのしっかりした、中立性の高いブログです。
でも、紹介してくださった場合等は、ただの献本とは違うので、むしろ送って下さっても(ry
◆実際、たとえご紹介下さってなくても、本書は当ブログとしても記事にしていたことは間違いありません。
ブログ歴3年の私なんぞ足元にも及ばない説得力には脱帽です。
これでますます、今後読書本を出される方は、ハードルが高くなったのではないか、と。
当ブログの読者さんならきっと楽しめるハズ!
【アマゾンキャンペーンのお知らせ】
◆本書の発売を記念して、アマゾンキャンペーンが行われます。ビジネス選書&サマリー|書籍購入キャンペーン
なお、特典は(1) 10月28日(火)までにオンライン書店アマゾンで、
藤井孝一の最新刊
『ビジネス選書&読書術』(日本実業出版) 1575円(税込)
を1冊以上購入してください!
(2) お客様のメールアドレスに、アマゾンさんから注文確認メールが届きます。
(3) 10月28日(火)の23:59までに、
お名前、メールアドレス、注文確認メールに書かれている注文番号
(※注文番号例・17桁の数字 : 000-0000000-0000000)
を下記に入力してください!
(4) 書籍リストが完成次第(10月中を予定)、ご登録のメールアドレス宛に
音声ファイルがダウンロードできるページのURLをお送りいたします。
とのこと(汗)。これまで紹介したお勧めビジネス書401冊のリスト「ザ・ビジネス書401選」(非売品)を無料プレゼントします!
毎日1冊以上読まれている藤井さんが、週に1回しか出さないメルマガで選ばれた401冊ならば、かなり厳選されているかと。
これはぜひともゲットしたいですよね・・・。
【関連記事】
【読書ハック】「READING HACKS!」原尻淳一(2008年10月12日)【読書】「読書進化論」勝間和代(2008年10月02日)
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【本ネタ】当ブログの人気「読書本」はコレだ!(2008年08月31日)
【読書】本200%活用ブック(2007年10月02日)
【編集後記】
◆アメリカ在住の書評ブロガー、早川ノブさんのブログで、またまた面白そうな洋書が紹介されていました。【ツギコレ2 アメリカ人気ビジネス書 : Brain Rules】:Business Bible Readers
実際、アメリカのアマゾンでもかなりの高評価。本日は、「アメリカの人気ビジネス書で、ツギに日本語に翻訳され、流行るのはコレ!」という本をご紹介する、通称【ツギコレ】の第2弾です。
本日ご紹介するのは、半年前(2008年3月)に発売されて以来人気を保ち、現在でもUSアマゾンのリーダーシップ部門で9位(ビジネス総合80位)のアメリカ版「脳」活用本、『Brain Rules』です。
英語がお得意な方なら、洋書で挑戦してみては?
・・・私は英語は「(´・ω・`)ショボーン」な人なので、大人しく翻訳されるのを待ちますが(涙)。
ご声援ありがとうございました!
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また私のブログをご紹介して頂き、
ありがとうございます(涙
今のうちに謝罪しておきます・・・
『Brain Rules』の記事の最後で
「言ってみるテスト(笑)」と
smoothさん口調を無断でパクリました(汗)
結構好きで、前から一度使ってみたかったんです、この表現。
スミマセンε=ε=(;´Д`)
ささやかな御礼と謝罪(?)の代わりに、
『投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術』
を含めて3冊ほどアマゾンアタックさせてもらいました(^^
アマゾンキャンペーンに応募したかったこともありますが(汗
例の口調は私の専売特許じゃないので、お気遣いなく(笑)。
てか、どこが元なんだろ(2ちゃん?)。
なのに、3冊もアマゾンアタックありがとうございます(涙)。
キャンペーンもぜひ応募してみてくださいね〜!
ノブさんのこの試みは、読者さんとノブさんの双方にとって有意義だと思いますので、これからも続けてくださいマセ。
2回目のコメントです。
しつこくてスミマセンε=ε=(;´Д`)
>キャンペーンもぜひ応募してみてくださいね〜!
早速応募しました!今回のプレゼントはビジネス書好きにはたまらないですね(^^
>ノブさんのこの試みは、読者さんとノブさんの双方にとって
>有意義だと思いますので、これからも続けてくださいマセ。
うー、嬉しいお言葉です(´;ω;`)
洋書1冊読むのに、確実に和書10冊以上読めるくらいの時間が
かかっているので、ヒーヒー言いながらも魂は込めて書いてます。
smoothさんの励ましのお言葉でヤル気補充完了です(・◇・)ゞ
ありがとうございました!
サーセン(汗)!もともとアメリカ在住とお伺いして「ならば洋書で」と言っちゃった後で、英語がぺらぺらなわけではない、と知ったんですよね(涙)。
でも、負荷をかけた分、きっと身になると思いますので、頑張ってください!