2008年09月12日
【年収2000万】「ハイパフォーマンス仕事術」は要チェック!
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、コンビニで見かけて、つい買ってしまったムック本。だって、パラパラ見たら、知ってる方ばかりだったもので(笑)。
その内訳は、一方的に記事で紹介しただけの方からリアルでお会いしたことがある方まで様々(笑)。
実際に、本の内容的にも面白いので、買って損は無いかと。
いつも応援ありがとうございます!
【目次】
特集 1 「一流」に学ぶハイパフォーマンス仕事術
吉越事務所代表 吉越浩一郎
仕事はあくまで生活の一部 効率よく終わらせて人生を楽しもう
トレンダーズ株式会社代表取締役 経沢香保子
女性ならではの視点や特性を活かして個人も組織も活性化!
ローランド・ベルガー会長 遠藤功
論理的主観、内在的主観を磨きなさい!
ヒットメーカーの仕事術
バンダイ ∞プチプチ®
タカラトミー MICRO SLOT CAR Owner's
特集 2 私のハイパフォーマンス仕事術
アイデア術
三田紀房 国の動向を見極め 世の中を先回りし 流行を感じ取れ!
高橋 誠 たった20分間の会議で100以上のアイデア生産
小山龍介 アイデアの泉を枯らさない! 最新IDEA HACKS!
コミュニケーション術
マーク富岡 長いお付き合いが続く"脱・勝ち負け"の交渉術
堀内伸浩 キャッチコピーで顧客を感動させる!
西野浩輝 事例を挙げてニーズを引き出すプレゼン営業をしよう
野口吉昭 いい質問を生み出す!仮説とシナリオの『質問力』
組織術
白潟敏朗 成果が出る!デキる上司のカンタン仕事術
小宮一慶 "SY"な社員にならないための数字力アップトレーニング
石田 淳 成果主義が崩した"部分"に解決策があった!
松尾昭仁 教えることはほめること 仕事を加速させる知恵だ
解決術
平野敦士カール すべての仕事は「ヒト」と「ヒト」で成り立っている!
援川 聡 困った言い掛かりやトラブルを解決する「クレーム拒絶」術
酒井 穣 トップダウンはもう古い!「現場」の戦略術
細谷 功 結論から・全体から・単純に考えることで、トラブルは未然に回避できる!
整理術
壺阪龍哉 捨てる技術で仕事効率が倍になるスーパー整理術
オダギリ展子 事務作業が驚くほど早く終わる!完璧事務処理術
奥野宣之 情報はノート1冊で一元管理すれば十分!
時間術
久垣啓一 出社前の1時間があなたの仕事・人生を変える
高井伸夫 前倒しの仕事術で驚くほど仕事の能率アップを実現
秋山ゆかり 仕事も趣味も両方選ぶ!ミリオネーゼが実践するキャリア磨きの本領
大塚万紀子 残業はしない!組織にも個人にもやさしい定時に会社を出る仕組み
道具活用術
小飼 弾 ウェブを使いこなすより使って"もらえる"ブログ作りを目指せ!
平野友朗 営業要らずで顧客を増やす!最強のメール術
西村 晃 ジェットセッターはケータイで情報収集し原稿も書く!
「ハイパフォーマンス仕事術」を習得する本紹介
【ポイント】
<注>◆本書に登場されている著者さんは上記目次の通りですが、今回ここで取り上げるのは、「当ブログで過去にご本を紹介したことのある著者さん」とさせて頂きました。
また、記事内で紹介している各著者さんのご本は、「今回のムック内で紹介されている本」をブログで記事にしていればそのご本を、記事にしていない場合には、「当ブログ内におけるその著者さんの最新記事作」としております。
■吉越浩一郎さん
⇒人はデッドラインを設定されると、人は何とか効率を上げようとする⇒問題は小分けにして考える
⇒会議は「情報共有」と「問題解決の現場」
⇒「強いリーダー」と「ワンマン社長」とはまったくの別物
⇒「仕事以外の生活の時間」を充実させよう
(当ブログでの記事:【ホワイトカラーの生産性向上】「デッドライン仕事術」吉越浩一郎)
■小山龍介さん
⇒アイデアのとっかかりになる「片方の空欄」を先に埋めて、もう片方の空欄に"何か"がやってくるのを待つ⇒「コラージュシート」(雑誌などの切り抜きを使ったイメージ思考ツール)でビジュアルイメージを大事にする
⇒アイデアは、メールで人に送ったり、ブログに書いたり、というコミュニケーションで深まる
(当ブログでの記事:「IDEA HACKS!」原尻淳一 ・小山龍介(著))
■マーク富岡さん
⇒コミュニケーションについて考える場合、20代ならば、ノウハウやテクニックより、まず相手に気に入られること⇒ここまでだったら譲歩していいというところを見つけ出し、相手に合わせることも必要
⇒海外では、自分の意見はたとえ言いづらくとも最初に伝えておく
(当ブログでの記事:【Amazonキャンペーン】「3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術」アマゾンキャンペーンのお知らせ)
■堀内伸浩さん
⇒心をつかむビジネス文書とは「自分の言葉で書く」「「自分の視点」→「相手の視点」で書く」「相手が喜ぶことを書く」⇒会った人にはすぐお礼状や絵ハガキを送り、気持ちを伝える
⇒事務的な連絡事項であっても何か一言付け加えるだけで、違ってくる
(当ブログでの記事:【Amazonキャンペーン有】「最初の3秒で心をつかむビジネス文章術」堀内伸浩)
■小宮一慶さん
⇒数字というものは、究極の具体化であり、その具体化されたものが、読めない・わからないということは、現在の状況や、将来の目標値、両者のギャップ等もわからないわけで、仕事をする上で大きなマイナス⇒数字力向上のためには、上司や先輩社員の考え方が大事であり、『もう少し』という発言に『もう少しってどれくらいなの?』と突っ込むことができるかどうか
⇒数字力アップのトレーニングとは「おもな数字を覚える」「定点観測をする」「部分から全体を推測する」「数字を関連付ける」「常に数字で考える」の5つ
(当ブログでの記事:【解決力】『ビジネスマンのための「解決力」養成講座』小宮一慶)
■石田 淳さん
⇒行動分析では、人があらかじめ掲げられた目標・条件に動機付けられて行動するのは、全体のわずか2割しかおらず、8割が結果によって動機付けられている⇒望ましい行動が起きてから60秒以内にほめれば、人はその行動を繰り返す
⇒キモははじめは1日5分でもいいから習慣化して継続させること
(当ブログでの記事:【整理術】「超! 自分マネジメント整理術」石田 淳)
■平野敦士カールさん
⇒「自分のアイデア」から「みんなのアイデア」になった段階で、すべての人がそのアイデアを実現させようとする『熱い想い』で結ばれていき、巨大なパワーを生み出す⇒得た情報はいったん咀嚼した後に自分だけで整理するだけでなく、周囲の人間に発信していくと、何倍も重要な情報になって自分のところに戻ってくる
⇒3つのアライアンス仕事術:「いつも笑顔でいること」「挨拶をすること」「常に自己発信すること」
(当ブログでの記事:【仕事術】「アライアンス仕事術」平野敦士カール)
■酒井 穣さん
⇒戦略とは「現在地の確認」「目的地の決定」「最適ルートの探索」⇒「自社にできること」と「顧客が求めること」が重なる部分が『スポット』であり、その中でも競合他社にできないことこそが、ある種の独占状態である『スイートスポット』
⇒戦略の初期段階において、差別化の武器となるのが、人づてなどで伝わる「ウェットな事実」であり、実際に多くの戦略はこの5%のウェットな事実をもとに立案・実行されている
(当ブログでの記事:【戦略】「あたらしい戦略の教科書」酒井 穣)
■オダギリ展子さん
⇒事務処理術は、最初の手間さえ惜しまなければ、その後の作業は非常にラクになる⇒書類整理には「クリアファイル」「3段トレイ」「ボックスファイル」を活用し、作業の各段階が完了するごとに「上から下」「左から右」へと移動させて、進行状況がわかるようにする
⇒期限管理は、『案件』と『時間』を基準として別立てで行う
(当ブログでの記事:【作業効率化】「ミスゼロ、ムダゼロ、残業ゼロ! 」オダギリ展子)
■小飼 弾さん
⇒「ウェブを使いこなす極意」とは、「自分の手を動かし、ブログを開設して、ウェブを"使って使って使い倒す"」こと⇒リサーチが手軽に行える今こそ、何を知り、何を知らないでいていいのかという取捨選択できる世の中になったと言える
⇒「他者から情報を再利用される」にはどうしたらいいかを考えた場合、ブログほど簡単で最適なものはない
(当ブログでの記事:文系のアナタに贈る「小飼弾のアルファギークに逢ってきた」の読み方)
■平野友朗さん
⇒メールでは「件名と発信者名の付け方」「見やすさ」「内容」の順に大切⇒「見やすいメール」を書くには「箇条書きを使う」「長い文章には適宜空き行」「記号を使った見出し」「罫線で区切る」等の工夫を
⇒メール作成の効率化を図るためには「単語登録」と「定型文のテンプレート化」を徹底する
(当ブログでの記事:「先輩起業家が教える 走りながら考える仕事術」平野友朗)
【感想】
◆今まで何度かムック本はご紹介してまいりましたが、今回のムックが一番ブログ登場著者率が高かったような。スペースの関係上、割愛させていただきましたが、コラムでも「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」や「トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀」といったご本も紹介されており、ひょっとして企画された方は「ウチのブログ見たことあるんじゃ?」と思ったくらい(笑)←自意識過剰(爆)
そんなワケで、ご紹介できなかった著者の皆様には、ここでお詫び申し上げたく(汗)。
◆なお、メールでのやり取りがあるマーク富岡さんと、オダギリ展子さんは、本書に登場されてはいるものの、相変わらず顔出しされていませんでした(笑)。
この辺は、私のように同じ「顔出し不可」人間としては心強かったです。←何のこっちゃ
また、本の内容的には腰が引けてる(オイ!)ものの、勝間さんのお友達ということで知って以来、ブログをRSS登録している秋山ゆかりさんも個人的には要チェックだと思われ。
◆ちなみに面白かったのが、小飼 弾さんに、本書のような「仕事術の企画」として取材されていたこと。
今まで私が知る限りは、「技術者」か「書評ブロガー」のどちらかであることがほとんどだったハズ(過去の某L社絡みを除けば)。
ただ、正直なところ取材者の方が、小飼さんを持て余してるような感じがしないでもなく・・・。
私たちブロガーにとっては、結果オーライな内容ですが(笑)。
◆たぶん、作る側としたら、こんな本みたいな内容を期待したんだと思います。
だって章のタイトルが「道具活用術」ですし。
そんでもって、ついでに小飼さんのブログで取り上げてもらえたら、「(゚д゚)ウマー」のつもりが、肝心の小飼さんが予想の遥か斜め上を行ったというのがオチじゃないかと(勝手な想像ですが)。
おまけに最近、小飼さんは災難続きのようなので、このムックも取り上げられるか微妙ですね・・・(汗)。
◆さて、本書のようなムックの使い方として、「知らない著者さんの考え方を知る」ということが挙げられます。
まだご本を買ったことがない著者さんでも、本書を読めば、立ち読みで得られる情報よりも、もっと濃いエッセンスが入手できることは間違いありません。
私も本書を読んで、アマゾンアタックしてしまった著者さんもいらっしゃいますし(遅すぎ)。
そんなワケで極めてお買い得な1冊です!
【関連記事】
◆今回は、ムック本や複数の著者さんが登場される本を選んでみました。【仕事力】ビジネスプロフェッショナルの仕事力(2008年07月08日)
【コンサル思考】「戦略コンサルタントに学ぶ3倍速仕事力」岡島悦子(監修)(2008年06月24日)
【祝掲載】ビジネスマンの強化書 vol.1―必ず勝ち抜ける仕事の方程式 (1)(2008年06月14日)
【勉強法!】「プロの勉強法」もネタがいっぱい!(2008年03月31日)
【勉強法てんこ盛り】『「究極」の勉強法』は読みどころ満載!(2008年03月16日)
【編集後記】
◆茂木センセイのファンの方にはうれしいお知らせ。PHPさんから「勉強法」に続いて「仕事術」も出ました。
ご声援ありがとうございました!
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こんにちは、オダギリです!
またまたご紹介頂き、ありがとうございました!
◆なお、メールでのやり取りがあるマーク富岡さんと、オダギリ展子さんは、本書に登場されてはいるものの、相変わらず顔出しされていませんでした(笑)。
私、「清少納言」を目指しておりますので!(爆)
コメントありがとうございます。
いやー、やりましたね!
てか、アソシエよりも大々的に取り上げられていて、写真も多かったですし、思わず連絡差し上げようかと思ったくらい・・・って、取材されてるんですから、当然ご存知だったわけですよね(笑)。
>私、「清少納言」を目指しておりますので!(爆)
了解しました。
引き続き、お互い顔出し不可で(笑)。