スポンサーリンク

       

2008年09月08日

【読書術】「いつも目標達成している人の読書術」丸山純孝


いつも目標達成している人の読書術 (アスカビジネス)
いつも目標達成している人の読書術 (アスカビジネス)


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、みんな大好き(笑)「読書術」のご本。

著者は丸山純孝さんって言われてもわからなければ、エンビジのまるるちゃん、と言えば、ビジネス書好きならご存知のハズ。

・・・というか、私は今まで、まるるちゃんが東大出だとは知りませんでしたよ(汗)。


◆まるるちゃんとは結構お付き合いが長く、当ブログでも1度、会談の模様を記事にしております。

人気メルマガの作者さんとランチしてきました!(2006年10月27日)

うーん、このときからもう2年近く経ってるんですね(遠い目)。

「書評仲間の読書本」ということで、これは見逃すわけには参りませぬ!!

おしまいにアマゾンキャンペーンのお知らせもありますので、お見逃しなく!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

第 1 章 本を読む目的を明確に
 1 読書をする前に目的を決める
 2 100%の人のためになる良本はない
3 読書の優位な点とは
 4 自分の中に問いを持つ

第 2 章 欲しいビジネス書の見つけ方
 1 本との出会いを楽しむ
 2 本を見極める
 3 書評を利用する
 4 本は買うべきか、借りるべきか

第 3 章 本を読む時間を作る
 1 短時間でも集中して読む
 2 隙間時間を見つける
 3 本がなかなか進まない場合

第 4 章 多読のすすめ
 1 二つの読み方
 2 多読を心がけよう
 3 多読で得た情報を自分に定着させる方法
 4 自分の手元に残す本の基準

第 5 章 アウトプットのすすめ
 1 情報発信のすすめ
 2 周りの人を巻き込む

第 6 章 目標・夢を達成するために
 1 学んだことを身につけるには
 2 ノウハウだけでは意味がない
 3 常に学び続ける

第 7 章 役に立つおすすめのビジネス書
 1 「快」であり続けること
 2 とりあえずできることはすべてやる
 3 自分の「箱」に閉じこもっていませんか
 4 自動化されてしまっていませんか
 5 一発屋で終わるな
 6 なかなか効率よく仕事ができない人へ
 7 部下のことがわからない、うまく指導できない人へ
 8 どうやったら買ってもらえるのだろうと悩んでいる人に
 9 独立を考えている方や経営者に身につけておきたいこと
 10 会計を学ぼうとするならば


【ポイント】

■目標達成するための3段階
●知る

知らなかったばかりに、利用できるはずの特典の恩恵を受けられなかったり、やらなければならなかったことをやらないばかりに、損害を被ったり、というのは、「知る」ことができていないから


●わかる

⇒知識として仕入れた内容を、自分のものとして理解できる段階

⇒自分の頭のなかで用意していない質問をされたとしても「自分の言葉」で相手にスムーズに答えることができる


●動く

⇒自分で解釈してノウハウを理解したとしても、脳みその中に閉じ込めているだけでは、現実世界に変化は起こらない

⇒必ずこの3段階目を通して目標達成というプロセスが行われる


■「ビジネス書を読む2つの目的」による読書方法の違い
●学習

⇒学ぶために読書をするときには、「これを獲得したい」という目的があるので、それ以外の知識を得たとしても、その目的にはあまり意味がない

⇒ゆえに「目的」を決定する時点で、ある程度本のジャンルを絞る必要がある


●情報収集

⇒ジャンルが決まっていても、どこに有益なネタが転がっているかわからないため、あまり絞り込んではいけない


■読書という「手段」
●優位な点

単位時間あたりの「学習量」が最も多い

⇒ゆえに、色々な手段と組み合わせる際の初期の「フィルタリング」として利用すべき


●他の手段

⇒聴覚を利用するのであれば、セミナーの音声CDやダウンロード等の音声学習

⇒著者が開催しているセミナーに出席する


■本との出会いを探す
●いつもの場所で探す

定期的に見ている「変化」に出会う


●新しい場所で探す

⇒普段は目指さない棚を散歩するように眺めていて、ふとしたときに目に留まった本というのは、何か理由があるはず

⇒異業種、異分野のものでも、実は自分の今従事しているビジネスに移植することができるかもしれない


■本を見極める
●タイトル

⇒タイトルに「ピン!」とこないのに買ってはいけない

⇒逆に書籍の中身とほとんどつながりがないにもかかわらず、流行しているキーワードをはめ込んでいるケースに注意


●「前書き」「後書き」

「どんなテーマを持ってその書籍が書かれているか」という点が、前書きは導入部分になるし、後書きは小さなまとめになっていることが結構多い

⇒本文がたとえ硬い文章で書かれていても、前書きと後書きの部分は比較的、著者自身の人柄が表れやすい


●その他注意していること

⇒「同じ著者から、短期間同一ジャンル多数の本が出ていたら注意する」(「天才」を除く)

⇒可能性として「内容が薄い」か、「本人が書いてない」(完全な丸投げ)

⇒ただし、著者が取材を通して「自己の目利き力」をコンテンツの1番のウリにしている形態は別


■書評を利用する
●他の人のおすすめを利用する

⇒主要な新聞、ビジネス系の雑誌等にある書評

⇒メルマガやブログといった「個人メディア」の書評

⇒最も信頼度が高いのが「身近な人からのクチコミ」であり、今やマスメディアよりも個人メディアの書評がその役割に近いのでは?


●まるるちゃんおすすめや人気の書評メールマガジン・ブログ

エンジニアがビジネス書を斬る!

マインドマップ的読書感想文

Webook of the Day

ビジネス選書&サマリー

毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン

1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』

俺と100冊の成功本


■短時間でも集中して読む
⇒読書をするに当たっても、他からの情報を一切シャットダウンするつもりで

周りから声をかけられないだけでなく、インターネットや携帯電話使えないところで

 そこで、パソコンの電源はONにしないことと、携帯電話は気がつかないところに置いておくことは、非常にいいことだと思っています。読書の時間であれば短期間ですから、アクセスできなくても困ることはありません。
 実際、ビジネスや懇親などで会食をしているときには、ネットにアクセスすることはまずないわけですからね。そのときに時間を共有している方に対して礼を失すると考えるからこその行動ですが、自分が「貴重な時間をすごしている」と考えるときにも、自分に対して礼を失するコトがないようにしなくてはいけないと思っています。

⇒ただ、現代社会においてまるまる1日をそういう時間に使うことは難しいので、「短時間」と決めて、自分の時間を取る


■「精読」と「多読」
●精読

⇒1冊の本を隅から隅まで一字一句丁寧に追いかける読み方


●多読

⇒1冊当たりにかける時間は少なくなる代わりに、たくさんの本を読む

⇒自分にとって「大事だ」「ひらめいた」と直感的に感じられるところを読んだり、目的を持ってほんの一部分のエッセンスだけを読み取るという方法

「何をこの読書から得たいのか」ということを前もって決めておく


■多読を心がけよう
⇒自分から積極的に選択することにより、「能動的な読書」となる

「ビジネス書」と呼ばれる実用書を読むのであれば、必要なときに必要なところだけを読む(辞書や百科事典と同じ)

⇒速読ができない人が多読をする場合には「得たいポイントを絞り込む」「時間を決め、その時間内で終わらせる」


■自分の手元に残す本の基準
●再読を考える本

「いつか必要になる」と直感が訴える本は、残しておいてしばらく時間を置いてからもう一度眺める


●是非もう一度読みたいので置いておく本

⇒自分の感性にあっている


●好きな著者の本

⇒いつでも気軽に読み返したくなる反面、煮詰まった時に現実逃避で読書に走る危険性も


■情報発信ノススメ
⇒読書の成果をアウトプットするには、ひとつでもいいから本から得たことを実行する

ブログ・メルマガでアウトプットするのであれば、「自分」というフィルタを通すことで、どんな言葉が生まれるかということが、非常に大切

⇒情報発信と読書とは、いい補完関係にある

 その補完関係とは、「読書を毎日続けることと、毎日情報発信することとは、どちらかを実行すると他方を実行しないと損であるし、自動的に行うことができる」という関係です。
 「読書をする=アウトプットする」と自分で一旦決めてしまうと、読書をすると情報発信をすることになりますし、情報発信するためには読書をしないといけません。片方の歯車を動かすことで、もう片方の歯車の動きを自動的に動かすことができる関係が、できあがるというわけですね。


【感想】

◆調子に乗って書いていたら、またもや字数的にヤバくなって参りました(汗)。

ホントはこの後の第6章「目標・夢を達成するために」というところに結構いい話があるんですが、詳しくは本書をお読み下さい(汗)。

小見出しに「あなたの固有の価値を生みだすものは、ノウハウの周辺にある」なんてあって、思わずニヤリ

さすがまるるちゃん、伊達に多方面で活躍されていません(笑)。←分かる人には分かる(?)


◆また、最終章の第7章では、テーマごとにオススメ本がわんさか紹介されています。

しかもご丁寧に本ごとの解説付き

ホントならどっさりアサマシリンク貼って、ウマーと思ったのですけど、前半飛ばしすぎたので、今回はパス。

選書も同じくニヤリとさせられるモノも多々ありますので、お楽しみに(笑)。


◆ちなみに、まるるちゃんのメルマガ、「エンジニアがビジネス書を斬る!」の大きな特徴として、「その本と自分自身との係わり合いの部分に大きな比重を置いている」という点があると、私は思っています。

例えば、単に「内容紹介」だけで終わってしまっては、ブログやメルマガで情報発信する、その人その人の「顔」が見えてきませんが、まるるちゃんの場合、「顔見えまくり」(笑)

時には、「脱線しちゃいすぎでは(汗)?」と思うくらいです(笑)。


◆でもそれこそが、「パーソナルブランディング」に対する、まるるちゃんなりのアプローチではないか、と。

ご自身で情報発信されている方は、参考にしてみてください(必ずしも真似はしなくてもいいですが(笑))。

・・・私のようにうがった見方しかできない人は、「どこに何が仕組まれているか」みたいなことの方が気になるんですが(爆)。


◆さて、私と同じ「書評」をやっていても、まるるちゃんの場合、すでに「経営者」有限会社マグ広告ドットコム含め3社の経営)としての顔もお持ちです。

アマゾンの内容紹介から引用すると、

ビジネスモデルを作成する際には、単独で存在しているだけではなかなか価値が生まれない状況にて、集まる「場」を設定することで関わるプレイヤーすべてが価値を享受できるような【仕組み】を作りだすことを得意とする。

とのこと。

このようになることができたのも、やはり「読書のおかげ」であることが、本書を読むと想像できるわけですね。

「読書」と言う「インプット」なら既におやりになっている方でも、、その先の「アウトプット」も、「情報発信」、さらには「それ以上のこと」まで実現したいのなら、やはりこの本は要チェックではないか、と。

「私も負けられません!」と思いました!←負けてますが(涙)


◆最後になりましたが、上記ポイントでも挙げておりますように、「おすすめや人気の書評メールマガジン・ブログ」の1つとして、当ブログもご紹介頂いております(涙)!

まるるちゃん、ありがとうございました!


読書好き&読書で結果を出したい人に!

いつも目標達成している人の読書術 (アスカビジネス)
いつも目標達成している人の読書術 (アスカビジネス)


【アマゾンキャンペーンのお知らせ】

◆冒頭で申し上げましたように、本書には豪華な特典付きのアマゾンキャンペーンが!

その1:購読された方向け

Amazonキャンペーン|いつも目標達成している人の読書術

◆期間は9/8 0:00〜9/9 23:59

特典は7つもあるので、できれば上記URLからご確認ください。

なお、キャンペーンページも不必要な位(笑)完成度が高いので、違った意味で必見(爆)!


その2:紹介してくださった方向け

ご紹介キャンペーン|いつも目標達成している人の読書術

◆こちらも期間は同じく9/8 0:00〜9/9 23:59

特典は3つあるのですが、なんと購入者向けとは違います(汗)!

特典1の「ツルハシセミナー」の収録音声が気になるワタクシ(汗)。

詳細はやはり上記URLをご覧くださいマセ。


【関連記事】

【本ネタ】当ブログの人気「読書本」はコレだ!(2008年08月31日) はてなユーザーの評価

【blog】書評ブログを運営する上で頭においておきたい3つのこと(2008年05月29日) はてなユーザーの評価

【本】土井英司氏の「成功するビジネス書読書習慣」はビジネス書好きなら必見!(2008年02月03日) はてなユーザーの評価

【本】「本を所有することについて考えてみた」(2007年09月22日) はてなユーザーの評価

【読】読書や速読について考えてみる(2007年06月30日) はてなユーザーの評価


【編集後記】

◆昨日のアマゾンアタック。


新聞広告か何かで見た、行書の書き方本。

アマゾンにデータがないので、BK1から。

行書を「速書きする技術」と捉え、法則をマニュアル化。2週間程度のレッスンで殴り書きが行書に変わり、自分のメモがはっきり読めるようになる。

現時点でアマゾンで4〜6日待ちという人気ぶりです。

内容的にブログでご紹介するのは難しそうですが(笑)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

この記事のカテゴリー:「読書・速読」へ

「マインドマップ的読書感想文」のトップへ

スポンサーリンク




               

この記事へのトラックバックURL


●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
                               
この記事へのトラックバック
               
効果のあるビジネス書の読み方とはどういうものかを知るための1冊。 ビジネス書を読んでは見たけれど、読む前と何も変わっていない、効果を実感できないということはないでしょうか。それは、本の選び方が間違っているのかもしれませんし、読み方が違うのかもしれま...
【書評】いつも目標達成している人の読書術【書評の塊】at 2008年09月09日 16:51
                               
この記事へのコメント
               
ご紹介いただきありがとうございます!

> その人その人の「顔」が見えてきませんが、まるるちゃんの場合、「顔見えまくり」(笑)。
>
> 時には、「脱線しちゃいすぎでは(汗)?」と思うくらいです(笑)。

・・・光栄です(笑)

smoothさんにこうやって書評していただける
ことがくるなんて・・と思うと感慨深いです。

ホントありがとうございました



追伸:
> ・・・というか、私は今まで、まるるちゃんが東大出だとは知りませんでしたよ(汗)。

あれそうでした?
Posted by 丸山 純孝 at 2008年09月08日 11:23
               
これは読んでみたい!!!と思う一冊です。
今、家でも、カバンでも本があふれている状態(泣)。1日2〜3冊ペースで何とか読みこなさないといけない状態なのに、これも買ったら、また1冊増えてしまします・・・最近、使いすぎで右手が痛い・・・腱鞘炎???
Posted by maechan at 2008年09月08日 16:34
               
お久しぶりです。
まるるちゃんのご本、真摯な姿勢がとても感じが良かったです。(smooth様もそうですが)
そして、"快"ということを大事にされてる気がしました。

*ランチ会談のリンクをたどり、おヨメ画伯ちゃまによるお嬢様の絵も拝見してしまいました〜。
お上手っ☆

Posted by meg at 2008年09月08日 16:45
               
>まるるちゃん

著者様からのコメントありがとうございます。
お互い、2年前にランチしてた頃は、こんな日が来るとは思いませんでしたよね(爆)。
そして、東大出というのはマジ聞いてませんでした。
読書術の前に勉強本でも良かったのに(笑)。

>maechanさん

そこは一つ、著者さんが上でコメントしていることですし、よろしくおながいします(笑)。
私も毎日カバンに本が溢れ返っております(汗)。
お互い頑張りましょう(笑)!

>megさん

ご無沙汰です〜。
まるるちゃんは真摯ですよ、ハイ。
私がネットやシステム関係でしょうもない質問しても、いつも誠意ある対応してくださいますし。
そしてヨメの描くイラストの対象は、今はムスコに移っております(笑)。
ムスメの方は連絡帳がないもんで。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年09月09日 00:24