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2008年08月10日

【amazonキャンペーン有】『御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術』




【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、個人&中小企業向けの「骨太メディア手法」のご本。

「プレスリリース・出版・セミナー・ホームページ」という4つのメディアを活用して、PR並びに売上を上げる手法を詳しく解説してくれています。

ちなみに、本書の著者の露木幸彦さんは、1980年生まれ・・・って、まだ20代じゃないっすか。

おじさんタジタジ・・・(汗)。


◆ただし、本書で展開されている手法は、若いからと言って「机上の空論」とかではなく、ご自身の体験に基づく地に足の着いたもの。

思わず、あの名著「小さな飲食店 成功のバイブル」を思い出しましたよ。

これは要チェック!

なお、今日1日限定のアマゾンキャンペーンもありますので、最後までお読み下さい!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

プロローグ 本書を執筆するにあたって

第1章 クロスメディア戦略とは?

第2章 ギャラをもらいながら商品を紹介してもらう方法 <プレスリリース>

第3章 印税をもらいながら商品を紹介してもらう方法 <出版>

第4章 講演料をもらい商品を紹介する方法 <セミナー>

第5章 ただで自社サイトに来てもらう方法 <ホームページ>

第6章 自分ひとりでデキル! クロスメディア戦略

第7章 クロスメディア戦略の将来


【ポイント】

■プレスリリースのタイミング
「事件・事故」は予想できないが、「特集」ならば十分予測可能。

法律施行後6ヵ月後等には、社会面ではなく生活面での特集があり、ここならプレスリリース初心者にも食い込む余地が十分ある


■プレスリリース発信は郵送で行う
激安のプレスリリース配信代行会社だと、新しいFax番号が伝わっておらず、担当まで届かない可能性がある

⇒担当者名で郵送するので、ファックスと違い、とりあえずは担当者の机まで届く

⇒記者への配慮で、封筒の一番下に内容が一目で分かるタイトルをつけておく


■新聞に掲載されることの意義
⇒読者層がセグメントされていないので、問い合わせがバンバン来ることはないが、信用度の補完になる

例えば、読売新聞に掲載された場合、実際に渡辺会長に会ったことがなくても、お客様は「ナベツネにお墨つきを得た」と思うのです。自画自賛とお墨つきとでは、大きな違いがあります。お墨つきは、あなたのプロフィールにも影響力を及ぼすのです。

⇒メディア実績は「購入を迷っている人」「購入を決定するための要素」になり、その結果「売上に直結する」


■出版を実現するための、2つの着眼点
「この本を求めている人が、財布から1500円出して買ってくれるだろうか」

例えば私の場合、初めて出版企画書を作成した際、離婚分野の本を書こうにも類書やホームページが無数にあり、「なぜ読者が私の書いた本にお金を払って買うのか」出版社に説明できず、出版は実現しませんでした。

「この本を求めている人が、3500人いるだろうか」

 では、出版社に「この企画は売れます」と理解してもらうために何をすれば良いでしょうか?それは、会員の個人情報を持っていること、会員にコンタクトできる手段を持っていること、の2点です。


■無名の著者が、書店から自力で注文をとる方法とは?
「●●●」を使う(ネタバレ自重(汗)


■出版の顧客に対する効果
「信頼の構築」

「商品購買への抵抗感の除去」

出版の場合は特に意識をしなくても、自動的に2ステップ法が仕組まれています


■セミナーの効果
プレスリリースセミナーの相性は最高

 それは、セミナーの内容と写真が私と記者との距離を縮めるからです。

⇒セミナー実績をリリースに同封すれば、専門知識を理解させる技術を持っている旨、伝えることができる

⇒出版編集者にとっては、セミナーは本の販路の1つになる


■セミナーで紹介する商品が売れる理由
●時間の短縮

⇒1対1のセールスに比べて、1対多数であり、一度に情報を伝えることができる


●集団心理

⇒ひとりが購入した事実が、自然発生的販促効果を生み出す


●講師との信頼関係

「講師」という壇上の人から紹介されたものとして、購買に関して抵抗感がなくなる


■ホームページ戦略におけるキーワード選び
⇒誰もが思いつく人気キーワードではなく、隙間に転がっていて、誰も見向きもしないキーワードを探してくる(ただし見込み客につながること!)

「お客様の相談内容を分析」し、「イメージトレーニング」することで関連キーワードを探しだし、適性キーワード候補を増やして、今後も同様の相談が来る「仕組み」を作る

⇒適正なキーワードを探すためには、アクセス数ではなく、「反響率」(資料請求やメルマガ登録をして、個人情報を入力した人の数)を重視する


■ホームページのコンテンツを差別化する
⇒訪問者が望む情報は様々であるため、コンテンツは多ければ多いほど良い

⇒ホームページの目的は「リスト化」にあるので、訪問者の満足度を高めることを目指す

もし、検索上位のホームページに「貧弱なコンテンツ」しかなければ、チャンスです。訪問者は貧弱なコンテンツでは満足せず、他のページをくるくる回ります。あなたがコンテンツの充実したホームページを作成しておけば、仮に検索上位でなくてもあなたのページに訪問者が流れてきます


■出版実績がもたらすメルマガの効果
出版実績は、メルマガにプラス効果を及ぼす

大半の人は出版実績がありませんから、「本を出版した人」は「お金をもらって文章を書いている人」となり、本を出しただけで「特別な人」扱いです。すると、メルマガは購読者にとって「お金をもらって文章を書く人が無償で情報提供している」位置づけになります。仮に出版前からメルマガを発行している場合、出版することでメルマガに箔がつきます。

⇒同じメルマガでも、出版実績のある人の書いたメルマガは購読者の感情を高ぶらせることができる


【感想】

◆スンマセン、かなり端折りまくったのですが、そろそろ限界が(汗)。

実はここまでの第1〜5章で、上記のようにメディアごとの各論が展開されており、以後第6,7章でいよいよ本書のキモである「クロスメディア戦略」が展開されることになります。

特に「どの順番で仕掛けるか」辺りは必読(汗)。

媒体の特性ごとに、タイムスケジュールを組む手順に思わず納得しました。


◆ただ正直なところ、ここまでの部分で、すでにお腹一杯気味(笑)。

というか、この本、こないだの勝間さんのフレームワーク力の本(327ページ)より厚い336ページありますから(でも紙が薄いせいか、勝間さんの本より5ミリほど薄くなっております(笑))。

冒頭で「骨太」と言いましたが、骨、太すぎですよ(涙)。

もっとも、これでお値段1,575円というのは、「骨太」ではなく「太っ腹」ですか(笑)。


◆そして書かれている各論も、それぞれ納得できるもので、これらを確実にこなせていくことができれば、効果はかなり期待できそう

特に、プレスリリースの戦術論は、非常に参考になりました。

実際、ビジネス雑誌でも、毎年シーズンごとに決まった特集があり、そこを狙って何か仕掛けるというのは、やり方としてアリかと。


◆実際、本書にあるように、法改正は大きな目玉ですし、税法改正を見越して、動いてらっしゃる同業者も多い・・・って私は全く蚊帳の外ですがー(汗)。

なお、方法論の事例として、結構「税理士」が出てくるので(なぜ(笑)?)、メディアの有効活用を目指す士業の皆さんは、この本読むといいですよ(マジで)。

そうじゃなくても、とりあえず、本業がらみの本を出したい人は必読の方向で(笑)。


◆念のために注意しておきますけど、コンテンツが濃いがゆえ、「楽して儲かる」系とはかなり異なりますので、ご注意を。

鬼頭さんの本もそうでしたが、手抜きとは無縁

さらに本書の場合、「本業」をキチンとやった上での「骨太なメディア戦略」ですから、実践するにはそれなりの意気込みが必要な気がします。

もちろんその分、ハマればスゴイことになるわけで、露木さんがこの若さでこれだけの実績を作られたのも、仕事に対する真摯な姿勢によるものだったのではないでしょうか。


◆同時に露木さんの場合、単に「売上を上げる」以上の「社会的使命」に駆られてお仕事をされている面も見受けられます。

それは例えば、破産法改正に伴い、その情報を「困っている人に今すぐに伝えたい」と、通常のスケジュールよりもかなり短縮して、セミナーを開いたというような事からもうかがい知れるわけで。

「お金」じゃなくて、こういう「情熱」の裏づけがないと、走り続けられないのかもしれませんね。

・・・私の場合は、そろそろ走り出さねば!。←まだ走ってもいない(汗)


◆なお、「ダラダラ長文」の私が言ってもアレですけど(笑)、露木さんの書かれる文章は、短めで非常に読みやすく、文章力の高さを感じました。

本の内容的には「誰にでもすぐ実践できる」というタイプではないものの、ご自身のメディア(ブログやメルマガ等)をお持ちの方には、きっと参考になると思います。

個人的には、この若さでここまでやってしまわれていることに脅威を感じますが・・・(汗)。


人を選びますけどかなりオススメ!!



【アマゾンキャンペーンのお知らせ】

◆本書の発売を発売を記念して、アマゾンキャンペーンが行われます。

御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術amazonキャンペーン

対象期間は「8月10日(日)0時00分〜23時59分」の1日だけ!!

特典は以下の通りです。

■ 特別レポート第1弾「最新クロスメディア事情。新聞とインターネットを融合させる方法」

■ 特別レポート第2弾『御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術』の出版企画書

■ 特別レポート第3弾「ベストセラーランキングの傾向と対策〜新聞編〜」

■ 特別レポート第4弾フジテレビの企画会議をパスしたメディア向け企画書をここだけ初公開

■ 特別レポート第5弾メールセミナー「お金もコネも時間もいらないクロスメディア戦略」(計7回)を配信


これまたお腹一杯の予感(汗)。

詳しくは上記リンク先をご覧下さい。


【関連書籍】

◆本書の中で、露木さんが紹介されていた本をいくつか。


必ず売れる!ゲリラ・マーケティングin30days
フォレスト出版
ゲリラ・マーケティングジャパン(編集)掛橋 柚木(翻訳)
発売日:2006-02-10
おすすめ度:3.5



【関連記事】

「コアラ社長の経営戦略」小原隆浩(2007年04月19日)

「究極のマーケティングプラン」ダン・ケネディ(著)、神田昌典(監訳)(2007年04月16日)

「小さな飲食店 成功のバイブル」鬼頭宏昌(2007年02月06日)

「税理士で笑いがとまらない開業ノウハウ」大井敏生(2005年08月10日)

「超・営業法」金森重樹(2005年06月02日)


【編集後記】

◆ワタクシごとですが、今日から家族旅行に出かけてきます。

レス等は明日以後となりますので、あらかじめご了解下さい。

また、明日の記事は予約投稿なので、上手くいくかどうかは、ライブドア頼みでございます。

   (-人-) ナムー

では、行ってきます!


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この記事へのコメント
               
タメになりそうですね。
読んでみようっと。

家族旅行楽しんでくださいね〜。
Posted by ビルダーナース at 2008年08月10日 14:04
               
>ビルダーナースさん

えーっと、ビルダーナースさんは必読ですね、これは。
結構お仕事で使える、というか、むしろビルダーさんに読んで頂きたいところです。
・・・と、旅行から帰ってきて、リハビリが必要なsmoothでした(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年08月11日 23:58