2008年08月07日
【Google】「非公認Googleの入社試験」他、グーグル本について
【概要】
◆今日は、昨日ちょこっとご紹介した「非公認Googleの入社試験」を初めとした、グーグル関係本についてご紹介してみます。「ウェブ進化論」がヒットした直後は、結構その手のご本も積極的にご紹介していたのですが、その後当ブログが、だんだんと「仕事ネタ」、「勉強ネタ」に向かうにつれ、今ではあまり取り上げていないという状況(汗)。
今般、改めて見直してみると、ある程度の数の本を紹介していたことに気が付いて、私自身ビックリしました。
お読みの本も多いかもしれませんが、お付き合い下さいマセ。

【「非公認Googleの入社試験」について】
◆と言うわけで、リアル書店で手にとって、ぱらぱらめくって即買いしたこの本。第1章では、有名な「1台の学校送迎バスの中にゴルフボールは何個入るか?」といった問題を始めとした、ある程度解答可能な問題が並びます。
うーん、この手の本の問題として、「ネタバレ自重」しなくてはならないので、ご紹介が難しいところ。
◆また、結構有名な(?)
と言う問題については、あらかじめ「2回」と回数が明示されています(私が読んだ別の本では回数は提示されてなかった)。「同じ大きさのボールが8個あります。そのうちの7個は同じ重さで、1個は他より少しだけ重い。1つの秤を2回だけ使って、どうすれば重いボールをみつけることができますか」
これは、「3回」と思うような人材はそもそも応募して来ない、という前提なんでしょうかね(汗)?
この辺までは、何とか私でもついて行けたんですよ
◆2章からは、結構数学チックな問題が出現(汗)。
1問だけ、私が「なるほど!」と答えを見て思った問題を。
即答で「0.95!」と答えた、漏れ涙目(答えは本書を(笑))。「高速道路で30分以内に自動車を目撃する確率が0.95である場合、10分以内に目撃する確率はどうなりますか(単位時間あたりの確率は定数で変わらないとします)?」
◆第3章は3問だけとはいえ、さらに難問ぞろい。
というか、ワケワカメ。
ポイントは、「ポリアの数え上げ定理」だそう・・・って、知らん罠(笑)!「正20面体の各面を3色のいずれかで塗っていくとき、何通りの塗り方が存在しますか?
また、あなたならどんな色を選びますか?
◆4章に至ると、さらに技術者チック!
とりあえず、「プログラミングの知識」も必要な問題が多々(汗)。
もちろん、コードを書かなくても答えることはできるのですが、模範解答を見る限り、コードを書いた方がいいんじゃないか、と思われる問題もチラホラ。
_| ̄|...○ モウダメポ
◆なお、本書は問いに対して、単純に解答を併記するのではなく、複数の解答者が、自説を理由と共に答えています。
メンバーは、「現役IT技術者」「数学科出身塾講師」「物理系大学院生」「Google系プログラマー」それに色モノじゃないんでしょうが、「文系肉体派」のスポーツインストラクターと多士済々。
問題によっては、そのインストラクターさんのアプローチが正解に近かったり(?)して、意外性もあったりします(笑)。
◆さらに、いくつかの問題では、「たけしのコマ大数学科」で、著者の竹内薫さんと共演している木村美紀さんが、模範解答を披露。
なお、この二人の対談コーナーもあり、竹内さんって、「『99.9%は仮説』の人」としか知らなかった私は、その発言内容にビックリしました!←東大理学部物理学科卒だそうです(汗)
個人的には、勉強本業界(?)に進出している木村さんのこの本が気になる・・・。
◆本書は、「本トータルの作り」としては、工夫がなされていて面白いと感じました。
後はご自身の地頭力や知識(数学・プログラム等)次第かと。
とりあえず無難に「理系でクイズ好きな方」にオススメ!
【買ってないけど気になるグーグル本】
◆その他、リアル書店で気になったグーグル本を1冊。結構薄くて(149ページ)読みやすそうでした。31歳で外資系企業に転職し、独自の方法で一気呵成に英語を学び、現在Googleアメリカの副社長兼日本社長となった著者が初公開する英語勉強法メソッド! 世界に通用する英語の身につけ方は、ユニークかつシンプル。英会話スクールや高額教材、机も筆記用具もいらない。必要なことだけしかやらない、新・王道勉強法。
と、とりあえず英語本なのでスルー(汗)。
【当ブログで今までご紹介したグーグル本】
■経営・思想系
◆269ページもあるのに、「お値段1050円」という謎の本(笑)。
レビューも高評価なものが多いです。
(当ブログでの記事:【G】「グーグル革命の衝撃」NHK取材班)
◆文庫本で、お手軽にGoogleのことが学べる1冊。
ただし、「初心者向け」、ということではなかったので、一応ご留意下さい(笑)。
(当ブログでの記事:「グーグルのすごい考え方」二村高史 (著))
◆Googleという「企業」の本質に迫る1冊。
Googleの歴史を知るには、この本がオススメ。
(当ブログでの記事:「Google誕生」デビッド ヴァイス(著))
◆タイトル通り「検索」の世界を知るのならまさにコチラ。
内容的にも、グーグル本の中ではこの本が一番面白かったかな、と思うワタクシ。
(当ブログでの記事:「ザ・サーチ」 ジョン・バッテル (著) ・・・続き)
■テクニック・SEO系
◆SEO系として1冊選ぶとしたら、個人的にはやはりこの本かと。
読んだ時期がマインドマップ書評書きまくりだったこともあり、単独で記事にはしてないのですが、最近読んだとある本でも、この本がベストと書かれていました。
今まで何度もこのブログでプッシュしてきたので、お持ちの方も多いかと。
(当ブログでの参考記事:「ヤフー検索結果激変 緊急対策』SEOセミナー 」に行ってきました!)
◆相変わらずアドワーズは使ってませんが、アナリスティクスは導入しました!
・・・使いこなせていないんですが(汗)。
(当ブログの記事:「Googleアドワーズ&アナリティクス活用テクニック」永松貴光(著))
◆グーグルの提供するサービスがこれでもかと載ってるムック。
下記記事を読んで、このとき、まだGMailを使っていなかったことにビックリ(笑)。
(当ブログでの記事:「Googleのすべて」Web2.0編集部)
【関連書籍】
(当ブログでの記事:【面接パズル】外資系企業がほしがる脳ミソ―採用試験の定番! 問題解決力を試す60問)
(当ブログでの記事:「数に強くなる」畑村洋太郎)
【編集後記】
◆またもやリアル書店で捕獲した1冊。これは結構笑えそうです(笑)。

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この記事へのコメント
smoothさん、おもしろいGoogle関連本のご紹介ありがとうございます。『すごい考え方』や『サーチモンスター』は読みましたが、この本もおもしろそうです。英語習得本も気になります。
Posted by えふ at 2008年08月07日 23:33
>えふさん
パズル本が結構好きなので、この手の本はついつい買ってしまいます。
類似書に比べると、よりプログラマ仕様名感じがしないでもなく(笑)。
英語本の方は、装丁がキュートでしたよ(笑)。
女の子にプレゼントしたくなる感じです。
パズル本が結構好きなので、この手の本はついつい買ってしまいます。
類似書に比べると、よりプログラマ仕様名感じがしないでもなく(笑)。
英語本の方は、装丁がキュートでしたよ(笑)。
女の子にプレゼントしたくなる感じです。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年08月08日 01:57
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