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2008年07月21日

【Amazonキャンペーン有】『「お金を稼ぐ!」勉強法』藤井孝一


「お金を稼ぐ!」勉強法
三笠書房
発売日:2008-07-18
おすすめ度:4.0


【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、「週末起業」でおなじみの、藤井孝一先生の最新作。

勉強法とは銘打ってらっしゃいますが、私のような「勉強のテクニック」に執着する勉強本オタクとは一味違う、リターンを意識した、「社会人のための自己投資法」を伝授して下さっています。

アマゾンの内容紹介から引用。

もし、あなたが勉強を「趣味」「単なる自己実現」と位置づけるなら、本書ではなく別の本を買うことをお勧めします。そうではなく、勉強を「自己投資」と位置づけ、何がなんでもそれを回収し、稼ぎにつなげたいのであれば、本書は絶対にあなたの役に立ちます。

自分の自己投資に何となく疑問を感じている方なら、必読かも!

なお、おしまいに「アマゾンキャンペーンのお知らせ」もありますので、お見逃しなく!


人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!




【目次】

1章◎ちょっとした勉強で「年収を倍増する仕掛け」とは?
 1「勝ち組の勉強」と「負け組の勉強」―これだけ差が出る!
 2勉強するだけでは、「1円」も稼げない!
 3「学んだこと」をお金に変える考え方 ほか

2章◎「お金にならない勉強」はするな!
 1「資格があれば何とかなると思っている」
 2「必要な能力以上の勉強をしている」
 3「勉強していることを周りに隠している」 ほか

3章◎年収2000万円以上になるための「自己投資術」
 1「いつ」までに「いくら」稼ぎたいのか?
 2「勉強道具」には惜しみなく金を使え
 3勉強は「意志」に頼るな、「習慣化」せよ ほか

4章◎今より3倍稼ぐ「超アウトプット勉強法」
 1勉強しながら同時にアウトプットせよ!
 2ブログで「お金をかけずに」自分を売り込む!
 3メルマガを使って「見込み客」を探せ!

5章◎とにかく3週間続ければ人生が変わる!
 1なぜ挫折してしまうのか?―勉強が続かない人の共通点
 29時に帰ると決めたら、9時に帰る!
 3脳力を最大限に生かす「早朝勉強法」


【ポイント】

■「勉強」を「お金」に変える
⇒勉強するならば、稼ぎを生みだす仕掛けにまで育てること

⇒ビジネスマンなら、勉強に時間やお金を費やした以上、「意地でも回収する」という覚悟が必要

⇒勉強による自己投資は、元手を回収すれば、後は利益を生むだけなので、投資効率は極めて高い


■藤井先生の「稼ぎ」史(抜粋)
●「書く」

「メルマガ発行」「雑誌にコラム・インタビュー記事を連載」


●「相談に乗る」

「コンサルティング契約」「eメールコンサルティング」


●「お墨付きを与える」

「書籍の監修」「ビジネスプランの審査員、監修員」


●「話す」

「講演会・勉強会で講師として講演」「セミナー会社のビデオで講師」


■「勉強道具」には惜しみなくお金を使え
⇒勉強は座ってすることが圧倒的に多いので、「机」と「椅子」にはお金をかける

⇒社会人にとって最も大事なものは「時間」なので、時間を節約する道具惜しみなく買うべき


■「意志」に頼らず「習慣化」する
⇒行動を習慣化させるには、日常必ずやることの中に、習慣化したい行動を組み込んでいく(ex:歯ブラシと一緒に、暗記したい参考書を置いておく)

⇒習慣化のコツは、習慣化するまで「聖域をつくらない」こと

⇒続けられても、一般に、3がつく時期転機になりやすいので注意(3日目、3週間目、3か月目等)


■本とのつき合い方
⇒一度全体をざっと読む

⇒その際には、頭からじっくり読むのではなく、必要と思われるところだけを拾い読みしていく

速く読む技術を身につけても、速く理解できるわけではないので、速読については(藤井さんは)懐疑的

⇒多くの本に当たり、「自分に合わないな」と思ったら、途中で読むのをやめてしまう

⇒多くの本に当たっているうちに、自分に合った本を見つけるのがうまくなる


■「身銭を切って」勉強する
収入の10%再投資として学習に使う

⇒さらに10%広告宣伝費(人脈づくり等)に使う

⇒大切なのは身銭を切ることであり、痛みを伴わなければ、真剣味がなくなるので、得られるものが少なくなる


■「年収2000万円」稼ぐ人たちの勉強法
⇒ある雑誌の特集によると、年収2000万円以上の人は、古典や偉人伝、歴史書などの教養に重点を置いた書籍を読んでいる

⇒それ以下の人は、反対にすぐに役立つ実用系の書籍を手に取る傾向がある

⇒「どんなことからでも学んでやろう」という気持ちがあれば、偉人の日常生活からも学ぶことはたくさんある


■ブログで「お金をかけずに」自分を売り込む
⇒インプットしたものは、すかさずアウトプットするのが鉄則であり、それにはブログに書くという手段がある

⇒ひたすらセミナーに参加し、感想をブログにアップし、ついに「セミナーコンサルタント」になったという人も

⇒学んだことで商売をするようになると、ますます情報の精度が高まり、事例も入ってくるようになり、結果、また仕事が入ってくるという好循環が生じる

⇒人に真似されてしまう程度のノウハウは、しょせんその程度のノウハウであり、自分にしかできない自信がある人は、何事もオープンにできる


■メディアの使い分け
コンテンツマネジメントは、書き込んだ情報を時系列に並べ替えてくれ、いざとなったら検索もできるブログが向いている

仲間をつくることが、効率的な勉強の一番手っ取り早い方法であり、それにはSNSが良い

⇒情報をより多くの人に、タイムリーに届けたいなら、メルマガが向いている


■成功したかったら本を書く
⇒知識が身についてから本を書くのではなく、本を書くことで勉強する

⇒ハードルの高さが低い方から順に「ネット媒体」⇒「業界・専門誌」⇒「一般雑誌」⇒「一般書籍」となっており、最初は「ネット媒体」「業界・専門誌」あたりを狙う

⇒本を出していれば、周囲は専門家として見なしてくれ、講演の講師に招かれるし、仕事も取れる


■「稼ぎ方」は「見込み客」に聞く
⇒自分で考えているだけではアイデアは出てこないので、お客さん候補の人と会って、話しながら商品をつくっていく


【感想】

◆今まで当ブログとしましては、「勉強本」をご紹介する際に、主に、勉強についての「How To」を中心に展開してまいりました。

しかし、今回ご紹介した本書は、どちらかというと「Why」「What」といった部分にフォーカスしている感じ。

もちろん、勝間さんの本本田さんの本も、勉強を「稼ぎ」について結び付けてはいましたが、本書の場合、むしろ、まず「『稼ぎ』ありき」で、逆算する上で「勉強」がある、と認識した方が良さそうです。


◆実際に、藤井先生も私と同じように、スタートは「読んだ本の書評」から始まっているのですが、その「意識」は、私とは大違い!

当時の先生の1ヶ月のお小遣いは5万円で、そのほとんど全てを書籍代に充てていたご様子なのですが、そこからが違います。

 苦肉の作で始めたのが、読んだ本の書評を書くことです。書評を書いては方々の雑誌社に売り込み、買っていただいたのです。これだけで、書籍代の5万円を超える収入を得るようになりました。それを元手に、より高価な書籍を買ったり、セミナーに自腹で参加したりすることができるようになりました。


◆ここでスゴイな、と思ったのは、「書評を雑誌社に売り込む」という藤井先生の積極性。

ブログやメルマガで書評を書いている方は多いですが、「自分で売り込む」なんて、なかなかできるものではありません。

「ありません」なんていってる時点で、「メンタルブロックかかりまくり」なわけで、この辺も稼ぎとは縁遠い自分に思わず納得です。

  (´・ω・`)ショボーン


◆さらに藤井先生の場合、上記ポイントでも挙げた『「稼ぎ」史』にもあるように、付随するビジネスや、発展させたビジネスで、どんどん稼ぎを大きくされていったという(汗)。

書評ブログやメルマガをおやりになっている方なら、この部分だけでも見る価値はあると思われ。

そもそも「稼ぐ」というと、どうしてもアレルギーっぽくなる方もいらっしゃいます(私も多少その気があります(汗))が、「稼ぐ」ということは、お客さんから「お金をもらう」わけですし、その分、責任や、品質が問われることになります。

そういうものを背負う「覚悟」があってこそ、さらなる成長が望めるのかもしれないな、と。


◆なお、本書で藤井先生が書かれていた(実際に先生が実践した)方法の1つが、「無料相談に応じる」というもの。

無料で相談に乗ることにより、実績を作り、同時に自分のノウハウにしていくわけです。

そしてその相談を受ける過程において、お客さん(にいずれなるかもしれない人)から「意見、要望、不満、不安」等を聞き出して、その上で商品を開発するという仕組み。

これは、なかなか理に適ったやり方だと思われ(「クレクレ厨」にたかられない限り)。

・・・もちろんここを読んで私の頭の中に浮かんだのは、「本業関係」じゃなくて、「ブログ方面」ですけどね(笑)。←お約束


現状を打破したい方なら、必読!

「お金を稼ぐ!」勉強法
三笠書房
発売日:2008-07-18
おすすめ度:4.0


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【アマゾンキャンペーンのお知らせ】

◆冒頭で申し上げたとおり、今回のご本は、下記の要領でアマゾンキャンペーンが実施されます!

ビジネス選書&サマリー|『お金を稼ぐ!勉強法』〜「学んだこと」を「お金に変える技術」

【キャンペーン参加方法】
(1) 7月23日(水)までにオンライン書店アマゾンで、藤井孝一の最新刊『お金を稼ぐ!勉強』〜「学んだこと」を「お金に変える技術」』を1冊以上購入してください!

(2) お客様のメールアドレスに、アマゾンさんから注文確認メールが届きます。

(3) 7月23日(水)の23:59までに、お名前、メールアドレス、注文確認メールに書かれている注文番号(※注文番号例・17桁の数字 : 000-0000000-0000000)を下記に入力してください!

(4) 音声ファイルが完成次第(7月下旬を予定)、ご登録のメールアドレス宛に音声ファイルがダウンロードできるページのURLをお送りいたします。


◆なお特典は、

滅多に講演をしない著者が、ある通信教材の受講生だけに語った講演の音声ファイル『学びを稼ぎに変える技術』(非売品)を無料進呈します。
あなたの勉強やスキルアップに必ず役立ちます!

とのこと。

お申し込みはお早めに!


【編集後記】

◆今日のご本が「稼ぎ」ということで、その関連でもう1つ「稼ぎ系」のアマゾンキャンペーンのお知らせを。

当ブログでは、普通あまり「稼ぎ稼ぎ」やりませんが、興味のある方のみご覧くださいませ。


『やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』キャンペーンサイト!

こちらは、今日21日から7月31日までだそうです(詳細は上記サイトをご確認下さい)。

なお、私は「モロ稼ぎ系」の本は得意ではないので、記事にはできませんが、特典の"「仕組み」セミナー"の映像は見たいかも・・・(汗)。


人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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この記事へのコメント
               
smoothさん、こんばんわんこ!∪・ω・∪

今回の2冊は良書の臭いがプンプンしますよー。
と思ったら、土井さんも聖幸さんも紹介してますね。

今更ですが、アマゾンプライムに登録したので、がっつり「アタック」しちゃいますわ!
Posted by 具太郎 at 2008年07月21日 23:24
               
>具太郎さん

お買い上げありがとうございます(涙)。
他のお二人とかぶったのはたまたまですから。
でも、昨日の記事の反響がでかすぎて、こちらにはあまり人も訪れていない模様(涙)。
ちなみに、2冊目は、具太郎さんにはいいかもしれませんが、当ブログのほとんどの読者さんにはアウトのヨカン(汗)。

      
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年07月22日 00:01
               
お勉強でお金を稼ぐのってホントたいへんですね。お勉強した内容を勉強させてお金を稼ぐのが(資格なら専門学校とか)一番近道なんですね。・・・とほほ。
Posted by マリンゾウ at 2008年07月22日 08:18
               
>マリンゾウさん

ご無沙汰しております。
確かに専門学校で講師されている方は、実はご自身もその試験に合格されていないケースがあるみたいです。
教えることによって、身につくことも多いかと。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年07月23日 00:46