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2008年07月11日

【モテ】あの"幻の名著"「モテる技術」が文庫本になって復活した件


モテる技術
ソフトバンククリエイティブ
大沢 章子(翻訳)
発売日:2008-07-17


【本の概要】

◆今日はまだ予約段階の本のご紹介を。

何度か小出しにしてきた、あの「モテる技術」が、ついに文庫化されることになったんです!

(単行本バージョン)
    ↓
モテる技術 (SHO‐PRO BOOKS)
小学館プロダクション
David Copeland(原著)Ron Louis(原著)大沢 章子(翻訳)
発売日:2002-04
おすすめ度:4.5


◆この単行本版のモテる技術は、560ぺージ超の大作でありながら、まさに「モテ本のバイブル」として、このブログでも密かにプッシュし続けてまいりました。

ただ、長らく在庫がなかったり、あっても「3〜5週間待ち」だったこともあり、まさに「幻」

それが今般、晴れて文庫化ということで、まだ発売まで1週間ほどあるのですが、一足早くお届けしようと思った次第。

コストパフォーマンスから言っても、まさに最強です(汗)!


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【目次と感想など】

◆本書は実際、かなりのボリュームなので、今回は目次を中心に、コメントをはさむ形で参ります。


■第1章 女性にモテたいあなたへ

恋愛に関する7つの誤解

誤解その1 やさしくて、おもしろい男はモテる
誤解その2 「自分は良い人間だ。悪いことを考えたり、悪い望みを持ったりしない」と信じて心がければモテる
誤解その3 「ありのままの自分でいる男」に女性は魅力を感じる
誤解その5 悩みごとの相談に乗れば、女をモノにできる ほか

◆この章は短いのですが、非常に深いです。

何というか、「自分の若い頃」モロに当てはまってばかりいたといいますか(汗)。

「誤解その2」については、このようなするどいご指摘も。

あなたは素知らぬ顔で、誰かを傷つけた覚えなどないと言い張るだろう。しかし女性たちは「良い人」ほど要注意だと口を揃えて言う。「良い男」は怒ると陰湿になりやすく、自分は悪くない、むしろ被害者だと言い張りながら女性の心を傷つけると言うのだ。

・・・思い当たるフシのある方はいらっしゃいませんでしょうか(汗)?


■第2章 モテる男になるには

モテる男の行動様式

ルール3 モテる男は、女性の「ノー」に動じない
ルール4 モテる男は常に複数の女性を追いかける
ルール9 モテる男は、目当ての女性の相談に乗ったり、友人にはならない ほか

◆「ルール4」は、単なる浮気モノの話みたいですが、要は「女性を口説く行為は、商品を売る行為に似ている」ということ。

セールスも一種の「確率のゲーム」であり、営業成績の優秀な人は、それ相応の客との接触を果たしているわけです。

本書によれば、

モテる男は、10人の女性に声をかけても、そのうちデートに応じてくれるのは1人だと予測している。

とのこと。

モテる男でこうなのですから、フツウの男だったら、もっと分母の数を増やさないといけないのですね(汗)。


◆なお、モテる男とそうでない男の違いは、モテる男が、恋愛をこのような「確率のゲーム」と考えられるのに対して、そうでない男は、断られたり、無視されると「自分を責めてしまう」ところにある模様。

たとえ、上手くいかなかったとしても「そういうこともあるさ」と気分を切り替えて、淡々とこなせたらモテそうな気がしております。

・・・って私は試せませんが(汗)。


◆「ルール9」は、まさに私がハマっていたケース(汗)。

相談にばかり乗っていて、結局「いい人」で終わっていた記憶が(遠い目)。

「そうならないためにはどうしたらいいのか」については、本書をお読み下さい(笑)!


■第3章 パーソナル・スタイル―服装と自信

洋服を選ぶときの4つのルール

女性の心をつかむための13の身体的改造計画

2.眉毛・鼻毛・耳の毛 
6.唇
9.体臭
12.靴下と靴 ほか

◆この辺は、かなり「お約束」事項なので省略。

体臭については、

自分で臭うかなと思うときは、本当に臭っているということを忘れないように。

とのこと(汗)。


あなたの車を、走る誘惑の小部屋にするには、どうしたらいいか?

彼女をその気にさせる家を作るための5つの秘訣

3.誘惑的な家は、照明にも気配りする
5.誘惑的な家は、潜在的にロマンチックだ ほか

◆照明については、やはり「暗めに抑えておく」方が良いとのこと。

少なくとも、蛍光灯でない方がロマンチックであることは明らかです。


女性の前で怖じ気づかない方法

その他自信増進に役立つもの・自信をつけるための簡単な方法


■第4章 どこで女性に出会えるか

出会いのチャンスを妨げる4つの言いわけ

言いわけその1 「時間がない」
言いわけその2 「噂されるのが怖い」
言いわけその3 「ぼくには無理だ」
言いわけその4 「口説き方がわからない」

◆この章では、モテる男「ブルース」と、モテない男「ボブ」のそれぞれの1日を分析することで、その違いを明らかにしています。

ボブがモテないのは、最終的には「あらゆる事柄を否定的に考える癖を持っていること」となってしまうのですが、これって、まさに「成功法則」に通じるお話ですよね(笑)。

というわけで、今まで成功本を買っている方なら、理解もたやすいかも(?)!


女性と最も簡単に出会える4つの場所

女性と出会える7つの秘密の場所

1.ヨガのクラス
6.出張中のビジネス・ウーマンが宿泊するホテルのバー ほか


女の子を釣る餌〜女性にあなたと会いたいと思わせる仕かけ

・犬、または犬関連の活動
・手品
・変わったものを持ち歩く ほか計6つ

◆動物キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!(笑)

「動物関係」は話としては聞きますね。

「見においでよ」みたいな(笑)。

それと、手品は実際に効果を挙げている人たちがいるのも事実。

私は4歳児(ムスメ)が「すごい」と言ってくれる程度のものしかできませんが(汗)。


■第5章 失敗しない声のかけ方

声をかけることの目的

声をかけることの効果

ユーモアあふれる声のかけ方

声をかけてからデートの約束を取り付けるまで

女性の信頼を勝ち取る

・女性に敬意を払うことによって信頼を得る
・不要な衝突を避けることによって、信頼を得る ほか計5つ

声をかけるときの3つのステップ

電話で女性を誘う

電話で女性を誘うときの心得

日常的にできる、その他基本的な練習法

・「特別な意味でもあるの?」と尋ねてみる
・楽しいうちに切り上げる ほか計4つ

◆本書を読んで確認していただきたいのですが、上記の「特別な意味でもあるの?」というのは、結構使えそうです。

会話のきっかけ作りにとても有効らしいので、女性との会話が弾まない方はここは必読で。


■第7章 プレ・デート

プレ・デートの3つの特色

1.プレ・デートは短時間に
3.プレ・デートの目的は、社交ではない

プレ・デートの前に

あなたが活力あふれる創造的な男だということを態度で示そう

いよいよ彼女に会う

プレ・デートでやるべきこと

・少なくとも1度は彼女の手に触れる
・彼女の目を、「長めに」見つめる
・恋に関する質問をする
・一度は、声の調子を変えるかもしくはささやいてみる ほか計13

プレ・デートで起こりうる10の問題

1.彼女が現れない
4.退屈で変わった女性だと思いながらも、性的に惹かれてしまう
7.彼女の美しさに圧倒されてしまう ほか

◆本書、というかこの著者たちの理論で、もっとも特徴的なのがこの「プレ・デート」の存在。

実は私も、若かりし頃は、新たに知り合いになった女性との最初のデートでは、これに近いこと(?)をやっていました。

とにかく真昼間からフツーにお茶とかするんですから、それほど警戒もされず、ノンアルコールなんで、間違いも起こらず(笑)。

ただ、上記にあるような「彼女の手に触れる」とか「目を長めに見つめる」とかはやってませんでしたねー。

それが敗因だったか。  _| ̄|○ ガックシ


◆ちなみにここまでで既に300ページ(汗)。

後半部分は、いよいよ「勝負デート」ですとか「ベッドイン」の話なので、今回は省略(笑)。

一応、目次の大見出しだけ載せておきますが、続きが読みたい人は、アマゾンアタック推奨(笑)。

■第8章 勝負デート

■第9章 交際成立―初めてのキスからその先へ

■第10章 ベッドで理想の男になるために

■第11章 女性に攻撃されたとき―女性が引き起こすトラブルにどう対処するか

■第12章 デートのあとに―手間に惜しまず心遣いを示し続ける

■第13章 別れるのは簡単だ

■第14章 軽いつき合いから長いつき合いへ


【感想】

◆正直、目次まとめるだけでも大変でした(笑)。

ただ、いつものやり方で記事にしたらそちらの方がもっと大変だったかも。

さすがに「通常の本2冊分のページ数」は勝手が違いましたね(汗)。


◆内容的に、確かに「アメリカン(笑)」な部分は多少ありますが、大筋では私もえらく納得

特に上記で触れた「プレ・デート」は実践済みでしたし。

なんたって、こんだけ厚いんですから、使えるネタが一つもないとは考えにくいです。

b7873fad.jpg













手持ちのソフトカバーの本ではダントツに厚い勝間さんの新刊よりも、さらに1センチ強厚いという(汗)。

ただし内容的には、すこぶる読みやすいと思います。


◆それと何やかんや言っても、「見出しにフックかかりまくり」

「恋愛に関する7つの誤解」
「洋服を選ぶときの4つのルール」
「女性の心をつかむための13の身体的改造計画」
「彼女をその気にさせる家を作るための5つの秘訣」
「女性と最も簡単に出会える4つの場所」
「声をかけるときの3つのステップ」
「女性が喜ぶ官能的プレイ・ベスト6」


・・・って、1つ1つがホッテントリに上がっていても違和感が無いタイトルですよ(汗)。

これは普通に読みたくなっちゃいますよね(笑)。


◆なお、扱う項目は若干違えど、同じ著者チームによる「話術」にスポットを当てた本がコチラ。

モテる話術
イースト・プレス
発売日:2003-06-20
おすすめ度:4.0

(参考記事:【モテ】「モテる話術」

上記の参考記事は、通常形式で記事を書いておりますので、ご参考まで。

この本は、とうとう在庫切れになってしまったので、今のうちにマーケットプレイスでコンディションが良いものを押さえておいた方が良いかもしれません。


◆いずれにせよ、どちらの本も厚い割にはお値段良心的

かつネタが豊富で、実践的

ワタクシ、単行本持ってるのにこの文庫本も予約しちゃいましたけど、何か(笑)?


モテる技術
ソフトバンククリエイティブ
大沢 章子(翻訳)
発売日:2008-07-17


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【編集後記】

◆一度記事内で軽く触れておりますが、先月28日の日経新聞朝刊において、山本ケイイチさんのご本、「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」の新聞広告に、このブログのフレーズが使用されました。

74f79686.jpg















(左下の隅っこの方にちょこんと載っております)

また、このたび許可を取った上で、右サイドバーにも掲載させていただきました。


◆当ブログにおいても、6月の売上ランキング第3位と大健闘したこの本。

意外な気づきが満載ですので、まだの方は是非お手にとってみて下さい!




人気blogランキングご声援ありがとうございました!

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この記事へのコメント
               
smoothさん、こんにちは!

気になる1冊ですね。
でも、
家に置くと、嫁さんに
何言われるか!

非常に、恐ろしくて、
手が出せません(苦笑)。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2008年07月11日 13:34
               
おぉ、文庫になったのですね。
クライアントさんにすすめようかな・・・

一度でいいからこういうことを勉強してる男性から、誘われてみたいものです。
ちょとは研究したら?と突っ込みたくなる男性の方が周辺には多いかな・・・

Posted by ビルダーナース at 2008年07月11日 14:03
               
smoothさん、こんにちは。

やはりモテは男にとって永遠のテーマですね、そうですね?今日僕が読んだコールドリーディングなんかも、信頼されるって意味ではモテにも使えるテクですね、と宣伝してみる(汗)
結婚しても日々精進!
Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2008年07月11日 16:03
               
そそられるテーマですね。
早速買います。女にもてたいのは男の永遠のテーマですよね。
◆なお、モテる男とそうでない男の違いは、モテる男が、恋愛をこのような「確率のゲーム」と考えられるのに対して、そうでない男は、断られたり、無視されると「自分を責めてしまう」ところにある模様。このコメントにはギクリです。
smoothさんの書評はすごく参考になります。また私の尊敬する方々(石田淳さん、
金森さん等)とお会いできて、うらやましいです。著名人とのお話し、印象等もブログに書いてくださいね。それでは。

Posted by ゆきさん at 2008年07月11日 20:32
               
>ニタさん

ニタさんはまだご家族がブログやってること知ってるからいいですけど、私の場合は逃げようがないですよ(涙)。

>ビルダーナースさん

そうですねー。
確かに慣れてない人が多いのかもしれませんねー。
私も人のこといえた義理じゃないんですが(汗)。

>LuckyUSさん

私は皆さんのために、皆さんのために、こういう本を買ってるんです(汗)!
「日々精進」なんて、とんでもないっす(汗)!

>ゆきさんさん

お買い上げありがとうございます(涙)。
お読みになったら、ぜひブログでご紹介してみて下さい(笑)。
というか、そのくらいしないと、なかなか身につかないと思うんですよね。
それと著名人さんのお話は、翌日に記事に書いて、即、修正依頼が入ることもあるので、お会いしても書かなかったりします(汗)。
ゴメンナサイ(涙)。


Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年07月12日 01:54
               
smoothさま、初めまして。
1年くらいこのブログに張り付いている、ジュニがもです。
勉強ネタが大好きなので、読書の参考にさせていたいています(^^)

>モテる技術
文庫本で約700P・・・。
最近自助論(勝間さん推薦、わずか250P)に挫折したばかりなので、
完走できるかが不安です(・_・;

では、これからも更新頑張ってください☆
Posted by ジュニがも at 2008年07月12日 12:01
               
smoothさん、こんばんは!

モテる技術文庫化ですか〜!

キター!!

さっそくアマゾンアタックしかけてきます(笑)
Posted by hiro at 2008年07月13日 00:18
               
>ジュニがもさん

いらっしゃいませ〜。
コメントありがとうございます。
何やらカツマニアのようですね(ニヤニヤ)。
そういうジュニがもさんのような方が好みそうな本を発掘してまいりますので、今後ともウォッチお願いします!

>hiroさん

実はご紹介したくても、高値の中古本しかなかったので、躊躇していたところに文庫化のニュースが入り、喜んで記事にしました(笑)。
ぜひこの本読んで一皮向けてくださいマセ。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年07月13日 03:28
               
コンビニで立ち読みをちらっとしましたが、文庫化ですか・・・買おうかな。
Posted by blog49 at 2008年07月15日 20:35
               
>blog49さん

え?コンビニですか?
あの厚さでコンビニにおけるとは思えないんですが(汗)。
別の本と勘違いされてませんでしょうか?
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年07月16日 04:31