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2008年04月29日

【本リスト有】専門書を素早く読む5つの方法


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【本の概要】

◆今日は休日企画で、ちょっとユルメのネタを。

実は先日の記事の【編集後記】でも触れたように、現在ヨメが大学院に通っており、そこでテキストとして与えられたのが、冒頭の画像の本。

版が通常のビジネス書より大きいので、パッと見、それほど厚いとは思わなかったのですが、ページ数確認したら、670ページって、ナンですかそれ(涙)


◆しかも翻訳書特有の(?)わかりにくさもあり、ヨメが途方に暮れていたので、知ったかぶり子のワタクシが、今まで読んだ本からの知識でアドバイスしてみました。

バリバリの理系の方から見たら、「何ソレ?」もしくは「んなもん、アタリマエ」のことかもしれませんが、生温かく見守ってくだせー。


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【専門書を素早く読む5つの方法】

■最初は集中しないでぼんやり眺める

◆毎回授業の前に、次回までに読んでおくところが指定されているそうなので、とりあえず言ったのが、「理解できなくていいからひたすら字面を眺める!

このとき大事なのが、ちゃんと読まなくてもいいので、とりあえず網膜に全部活字を映すこと。

何を言ってるのかわからなくとも、「この単語は、さっきも出てきたなー」程度の意識は持つべし。


■「質」より「量」

◆よく意味がわからない状態でも、とにかく指定された部分の最後までは読む。

そして、最後まで読んだら、もう一度最初からそこまで読む!(俗に言う「回転させる」

2,3回、できれば5回くらいは読みたいところ。


◆その際、できるだけスピードを上げて読むようにすること。

もっとも、「見慣れた内容だと、視野は自然と広くなる」ので、意識しなくとも、スピードは上がるハズ。


■ひらがなを無視する

◆これも日本語特有のやり方で、漢字とかカタカナが比較的重要であるのに対し、ひらがなはそうでもないことが多いかと。

もちろん、中には大事なひらがな部分もあるので、一概には言えないものの、まずは漢字&カタカナのみを強く意識するようにすると、自然とひらがながスルーされるので、それをやってみる。


■太字部分・斜体部分は大事

◆これはビジネス書・実用書だと非常に有効なテクニックではあるものの、専門書だとケースバイケースかも。

少なくともヨメのテキストは、こんな感じの単調な字面で使えず(涙)。

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■段落の最初の文章に注意する

翻訳書ならでは(?)のやり方。

翻訳本だと、各段落の最初に大事な文章が来ていることが多いので、そこだけを飛ばし読みする、というやり方もアリかと。


【感想】

◆えー、えらそうに書いてきましたが、実は私自身は、翻訳の専門書は読んだことがありません(汗)!

専門書で読んだことがあるのは、仕事がらみで税法くらい。

まさに恐怖の「知ったかぶり」ですね(汗)。

でも、上記の事項をヨメにレクチャーしたところ、「やってみたら、何だかわかってきた!」そう(笑)。

うーん、これってもしかしてプラシーボ(汗)?


◆翻訳のビジネス書なら、それなりに読んでいるものの、実は購入の段階で難しそうなのはパスしているのも事実だったり(汗)。

今度記事にする際には、実際に自分で専門書を読んでからにします。

この記事をご覧になって試される方は、くれぐれも自己責任で(汗)。


【関連書籍】

◆今までこのブログでご紹介してきた、読書&速読関係の本について、改めてご紹介。

要は、これらの本を読んだおかげで(?)、知ったかぶれた、ということで(笑)。

なお、私はフォトリーディングはやったことがないのでわかりませんが、実はそっち系の本1冊で事足りていたのかも(汗)。



◆この本を読んで「何で繰り返し読むと、速く読めるのか」が腑に落ちました(今頃(笑))。

参考記事:【速読勉強】『「速読」で頭がよくなるすごい勉強法』若桜木 虔(2008年03月03日)


打たれ強くなるための読書術 (ちくま新書 705)
筑摩書房
東郷 雄二(著)
発売日:2008-02
おすすめ度:4.0

◆この本を読んで「斜め読み」「拾い読み」の違いが理解できました(笑)。

参考記事:【本】「打たれ強くなるための読書術」東郷雄二(2008年02月20日)


仕事に活かす!本200%活用ブック
日本能率協会マネジメント 出版情報事業
日本能率協会マネジメントセンター(編集)
発売日:2007-09-24
おすすめ度:4.0

◆「私が載っているから」、という理由とは別に、本書は「ビジネス書好き」なら読んで損はない美味しい内容の一冊です。

参考記事:【読書】本200%活用ブック(2007年10月02日)



◆こちらの本で推奨されている「省読」は、今回のTIPSとは相反しますが、ビジネス書を読むのであれば「省読」は大事です!

参考記事:【速読・多読・省読】「キラー・リーディング」中島孝志(2007年09月29日)


差がつく読書 (角川oneテーマ21 (B-95))
角川書店
樋口 裕一(著)
発売日:2007-06
おすすめ度:3.5

「多読」と「精読」の関係あたりは、大いに納得しました。

参考記事:【読書術】「差がつく読書」樋口裕一(2007年06月15日)


速読勉強術―限られた時間で差をつける!
すばる舎
宇都出 雅巳(著)
発売日:2007-01
おすすめ度:4.0

「速く読む」から「理解が深まる」という一見真逆のようなやり方ですが、出た当時はともかく、今やこの「高速大量回転」は勉強の王道になりつつあるかと。

参考記事:「速読勉強術」宇都出雅巳(2007年02月03日)


レバレッジ・リーディング
東洋経済新報社
本田 直之(著)
発売日:2006-12-01
おすすめ度:4.0

「本は全部読む必要がない」ということを理解させてくれた一冊。

参考記事:「レバレッジ・リーディング」本田直之(2006年12月06日)


齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!
筑摩書房
斎藤 孝(著)
発売日:2006-10
おすすめ度:4.5

◆この本では「速音読」のお話が参考になりました。

参考記事:斎藤孝の速読塾(2006年11月01日)


【編集後記】

◆アマゾンの総合ランキングの上位で見つけた一冊。


何やらコーチ・トゥエンティワンの設立に参画されたお方のよう。

うーん、気になる


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この記事へのコメント
               
翻訳ものは文学系が一番理解しがたいかも・・
専門書は専門知識が優先で言葉は二の次な
感じのものが多いですよね。

でも、奥様、小さなお子さんがお二人もいらっしゃって、大学院にいかれるなんて、えらいなぁ〜!
Posted by イヴォンヌ at 2008年04月29日 15:08
               
>イヴォンヌさん

私は翻訳モノの文学って、最近ではハリポタしか読んでない(笑)ので、そんなに難しいとは思わなかったのですが、それはまた子供向けだからなんでしょうね(笑)。
ヨメは向上心があるので、こんな状況で大学院に通おうとしていて、夫としてアッパレだと思います。
睡眠時間の確保が大変みたいですが・・・。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年04月30日 08:06