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2008年02月12日

【本ネタ】ブックストッパー3種使い勝手徹底比較


00f4c460.jpg













【概要】

◆今日お送りするのは、今までこのブログで何度かやるやる言っておきながら放置していたネタ。

「ブックストッパー(ブックスタンド)の使い勝手の比較記事」でございます。

なお、ご紹介する3製品は、既に過去記事(【本ネタ?】書評ブログを書くための私の「7つ道具」+α)にてご紹介だけは済ませておりますが、今回はそれよりさらに深く突っ込んだもの。

この記事用に撮っておいた画像の日付け見たら、「07年10月」とかになってて、これはいいかげんやらねば、と思った次第(汗)。

既に購入された方も、検討中の方も、ぜひご覧下さいませ。


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【重し型】

ブックストッパー
トモエ算盤
発売日:2004-07
おすすめ度:4.0

●特徴

◆通称「重し型」として、この製品を。

そろばんのトモエから出ている、「ブックストッパー」です。

画像からでも分かりにくいのですが、本を開いた状態にするために、思ったより重くできています。


●本を開いた状態

■文庫本

8ac0a762.jpg













◆文庫本くらいの重さだと、ページによっては、画像のように、反対側を押さえないでも大丈夫。

もちろん、跳ね上がるようなら、必要に応じて何か乗せます。

3eeff684.jpg













◆ただし、この製品、ある程度なら高さが調節できるので、画像のように、本を開ききる必要がないのがポイント高し。

この機能により、柔軟な対応が取れます。


■新書

0da1c017.jpg













◆新書の場合、形が細長いせいか、反対側には必ず押さえが必要です。

本来、この製品は両サイドに2つ使うのが正しいらしいのですが、それだとページをめくるのに、いちいち両方を挟みなおす必要があるので、私は結局テキトウに何か乗せています(2つ買ったのに(笑))。


■単行本

1fef3f1c.jpg













◆単行本でも、当然反対側の押さえは必要。

それよりも問題なのは、ハードカバーやページ数が多い本だと、挟む部分がそのページまで届かないこと。

1e881661.jpg













画像だとわかりにくいかもしれませんが、開いたページまで、挟む部分が届いていません。

よって、厚めの本がお好きな方だと、問題が出てくるかもしれません。


●本を立てた場合

◆この製品は、他の2種とちがい、本を立てることはできません

私も過去記事でも書いたように、引き出しに本を隠して(ヲイ!)作業する際に用いているくらいなので・・・。


【バネ型】

c5601405.jpg













追記:080830
リンク先ですでに販売を行っていないようなので、リンクを外しました。


再追記:090107
いつの間にか再入荷していたのでリンク復活させました。





●特徴

◆この「ブック・ジェム」は、バネの力で本を開いた状態に保つので、「バネ型」

具体的に何グラムの本を開いた状態にできるか等、調べたことは無いのですが、かなり強力なバネが使われています。

試しに、バチンと、指の先を挟んでみたところマジ痛かったです。←アフォ


●本を開いた状態

■文庫本

1addb1d0.jpg













◆文庫本くらいの大きさの本だと超余裕

むしろ、バネが強すぎて、本が傷みそうなくらい(汗)。


■新書

9c8ff857.jpg













◆新書でも同じく楽勝

本が傷みそうなのも文庫本と同じ(汗)。


■単行本

853fbc64.jpg













◆さすがに単行本になると、多少無理していると思われる感じも。

というのも、このブックジェム、次のブックスタンドと比べると明らかなのですが、コンパクトにできているせいもあって、やたら本の中心部に近いところを押さえているんですよ。

となると、てこの原理で明らかなように、ページの端を押さえるのに比べると、余計に力が必要になります。

また、押さえる部分もページの下の方なので、ハードカバーの本ですと、かなりイッパイイッパイな感じ。


●本を立てた場合

◆この製品は、こんな風に本を立てることができます。

f74f61d4.jpg













ただし、立てる角度等の微調整まではできない模様。

一応、後ろに伸びた脚の角度を変えることによって、多少は調節できますが、それほど可動性があるわけではないです。


【摩擦型】

ELECOM EDH-004 ブックスタンド
エレコム
発売日:1997-11-20
おすすめ度:4.5

140828 追記

知らぬ間に製造中止になったようで、現在はOEM元のメーカーからほぼ同じこの商品が入手できます。


B00JJHAT5G
actto BST-02 ブックスタンド(OEM品番:EDH-004)


●特徴

◆この製品において、本を開いた状態に保つ原理というのは、実は下の画像におけるオレンジのゴムの部分での摩擦によります。

よって、「摩擦型」(笑)。

ff944d5b.jpg













ゴムの摩擦ですから、いつかは劣化するんでしょうけど、そんなことは微塵も感じさせないのが素敵(笑)。

それ以上に、本を思い通りの開き具合にセットできる点がグッドです。


●本を開いた状態

■文庫本

2239423c.jpg













◆上記ブックジェムとは逆に、本の中心部から離れたところを押さえるようにできているため、文庫本は、ほとんど押さえることができません。

画像だとわかりにくいですが、ページのギリギリの部分をかろうじて押さえている状態(汗)。


■新書

ba41e17a.jpg













◆新書も文庫本同様に、うまく位置を合わせないと、どちらかのページが外れてしまいます。

また、ある一定以上に本を開いてしまうと、どの位置であってもページを押さえることができません。

私は最近ではその開き具合に慣れてきましたが・・・。


■単行本

51f7e710.jpg













◆単行本になるとこれが一転して、超具合良し

どのような厚さでも、どのような開き具合でも思いのままです。

「ブログを書く手にも力が入る」というもの(笑)。


●本を立てた場合

◆この製品は、本を立てる角度については自由自在です。

e3f8a67c.jpg


















この部分でいくらでも角度が変えられます。

アマゾンの商品説明によると、

18段階のプレート傾斜角度調整が可能

だそう。


【感想】

◆いかがだったでしょうか?

同じ「本を開いた状態にする」のでも、製品によって結構ちがうものですよね?

結局は自分の好みですとか、「どういう本を読むことが多いか」にもよるわけですが。


◆私の場合、単行本を記事にする時は、最後の「ブックスタンド」をフル活用しています。

さまざまな角度調節(本の開き具合やスタンドの角度)が可能なことと、「ページめくり」が楽なのがありがたいもので。

この「ページめくりが楽」というのは、私のように「引用&抜粋しまくり」なものにとっては、結構重要なポイントなんですよね。


◆ただし、そんな「ブックスタンド」でも、文庫本や新書だと、上記で触れたようにその機能が十分に発揮できず、その他2製品に応援を頼んでいます。

その場合の使い分けは、本を立ててやりたいときは「ブックジェム」、寝かせてやりたい時(人目を忍んでやる等)は、「ブックストッパー」といったところ。

もちろん、「ブックジェム」で寝かせてやってもいいのですが、バネが強すぎる(笑)のと、ページめくりが大変(両ページを挟む必要があるので)なので、ブックストッパーを1つだけ使うスタイルが自分には合っている感じです。

まぁ、この辺は、使う人の好みにもよるとは思いますが(笑)。

ご参考まで!


【関連記事】

【本ネタ?】書評ブログを書くための私の「7つ道具」+α(2008年01月12日)

【本】ネガティブ書評の5つのデメリット(私の場合)(2008年01月05日)

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【ブログ】「書評ブログ」について考えてみました(2007年08月05日)


【編集後記】

◆昨日届いた一冊。


当ブログではイマイチな、「女性向けのご本」ですが、結構面白そうです(笑)。


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この記事へのコメント
               
smoothさん、こんにちは!

わたしは、
主に、左ひじで押さえています。

ですから、
あまり、多くのページにまたがる場合、メンドクサクナッテ、挫けます。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2008年02月12日 10:25
               
smoothさん、こんにちは。先日は私のBlogへのコメントありがとうございました!

さてさて、ブックスタンド、まさに今購入を検討しておりまして、ひじょーに悩ましいです(^^;

実は読む本がたいてい「単行本」かつ「ハードカバー」。ビジネス書ならトモエのブッククリップがいいかなと思っているのですが、専門書の場合は500ページは行くかとう言う分厚いのが多いです。ですので、私が現在とっている方法は、

・紙パンチなどを重石にする
・重い本は自重で開きっぱなしになるように角度を調節する

という極めて原始的なやりかたと合わせて

・メモ帳などの紙切れをはさんで閉じてもいいように…
・Amazonのクリップしおりを挟んでおく
ということもしています。

さすがにこれでは効率が悪いのですが、ページを開くときに焦って、ブックスタンドにページを引っ掛けて破くのが怖くて、まだ悩んでいます…(^^;
Posted by Sio @ Sio's Gadget Blog at 2008年02月12日 11:17
               
>ニタさん

ニタさんの記事スタイルだと、引用結構多いですから、こういうブックストッパーは一考の余地があるかと。
慣れるとスゴく便利ですよ!

>Sioさん

文庫本、新書が少ないのなら、この中であれば、私イチオシの「ブックストッパー」が良いのではないでしょうか?
特に、分厚い専門書だと、他の2つにはちょっと荷が重いっす(汗)。
あと、「ページが引っかかる」という懸念も、「ブックストッパー」なら一番めくりやすいので、確率はもっとも低いのではないかと思います(めくり方にもよりますが)。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年02月13日 07:33
               
smoothさん、こんにちは。

私もブックトッパー使っています。
「重し型」の白バージョンです。

「問題なのは、ハードカバーやページ数が多い本だと、挟む部分がそのページまで届かないこと。」ということですが、ハードカバーまで全部挟まずに、開いた頁の上から20枚位を挟んでおけば厚い本でも大丈夫ですよ。

挟まなかった頁からハードカバーまでは、ブックストッパーの洗濯ばさみ部分〜重し部分の下側に来るので、めくれてしまうことはありません。
是非お試しください。
Posted by flow7 at 2008年02月26日 22:07
               
>flow7さん

なるほど、表紙の厚い部分を挟まずに、開いたページの方を挟むわけですね!
確かにそれなら上手くいきそうです。
今度試してみますね!
ありがとうございました。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2008年02月27日 00:19
               
お久しぶりです。
こういう種類の商品は届いてみて
「こんなはずでは・・・」と思った場合
返品もしづらくて、ついつい不要物になってしまうことが多いですから
smoothさんのようにていねいな解説があると大助かりです。

ちなみにうちはプラスティック性のものがありますが
ほとんど娘の宿題時専用となってしまっています。
参考文献として3、4冊までなら、重しやシオリで対応してしまいますが、
今回のものは、ひかれます。
デザインもきれいで、適度な重さがあるスチール製というのも、いいですね。


Posted by meg at 2009年01月25日 21:07
               
>megさん

返品に関しては、個人的には積極的に記事にはしたくないのですが(笑)、アマゾンの返品システムは結構いいです。

私は1度付属品を購入したところ、型が合わないことが後からわかって返品したところ、えらく迅速に対応してくれました(笑)。

ところで、「スチール製」と書かれているので、ひょっとしたらこの記事じゃなくて、「カールのブックスタンダー」について言及なさっているような気が(汗)。

アレは私は結構気に入ってますよ。
何たって「黒」ですし(笑)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年01月27日 02:44
               
smoothさんこんばんわ、いつも更新楽しみにしております。

100円ショップグッズを簡易なブックストッパーにしてしまう、というエントリを書いてみました。よろしければご覧頂けるとうれしいです。

宣伝にてスミマセン、ではでは。
Posted by fskuit at 2009年05月02日 00:47
               
>fskuitさん

記事拝見しました!
100円ショップグッズというので何かと思ったのですが、かなり意外な品でビックリしました(笑)。
アイデアの勝利ですね。

お互いこれからも読書三昧で行きましょう!
今後ともよろしくお願いします。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年05月02日 03:17
               
smoothさん、コメントいただきありがとうございます!
頂いたコメントでちょっと気になったのが、ご自宅でもブックスタンドで記事をお書きになっているんですね。たしか奥様にはサイト運営は隠してらした気がしたので…。
ともあれ、どうもありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by fskuit at 2009年05月02日 09:44
               
>fskuitさん

ご心配頂いている件。
確かに自宅でも記事書いてるのですが、いつもPCのメモ帳にいったん下書きしてやってるので、ヨメはそれがブログの原稿だとは気が付いてないようです(笑)。

辞書登録したHTMLタグを手打ちで打ってるので、見る人が見たら、分かると思うんですが(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2009年05月03日 03:31