2008年01月08日
【必見!】月刊アスキー2月号特別付録は、マインドマップ好きには見逃せない件
【本の概要】
◆今日お届けするのは、年内に届いていながら、ついついご紹介が後回しになっていた、「月刊ascii2月号」。厳密には、2月号本体というより、その付録である「仕事が100倍楽しくなる マインドマップ超思考術」です。
これがまた、30ページちょっとの小冊子なんですが、思った以上に濃厚でして。
マインドマップの特性を活かすべくフルカラーであることに加え、コンテンツもかなり充実しているという。
マインドマップ好きなら見逃せません!
いつも応援ありがとうございます!
【目次】
巻頭インタビュー 社員のやる気を200%引き出す"マインドマップ効果"とは?―神田昌典氏これがマインドマップだ!
ご存知でしたか?「マインドマップ」
1.マインドマップの基本ルール
2.マインドマップを描いてみよう
3."やりがちミス"徹底対策講座
4.達人のマインドマップ拝見
パソコンで描く
iMindMapで始めよう!
1.iMindMap操作の基本手順
2.活用事例ベスト4
3.タブレットで描こう!
【みどころ抜粋】
■神田昌典氏巻頭インタビュー◆こちらは、お馴染み神田昌典さんの、約3ページ(写真入れたら4ページ)に渡ってのインタビュー。
神田さんのお話から2箇所ほど引用。
ここではあえて書きませんが(笑)、何でマインドマップが「1ブランチ・1ワード」(枝の上には単語1つだけ)を徹底するのかが、このインタビューを読んで腑に落ちました。例えば、ロジカルシンキングだけでも、"収束"はできますが、収束するために必要なデータは別途"拡散"した情報から引っ張り出さないといけません。マインドマップはそのような"拡散思考"と"収束思考を自然かつ同時に行えるメカニズムを持っています。"
たいていの場合、思考は単なる思い込みであって、"真実"ではありません。例えば「会社はもっと僕を大切にすべきだ」と思っている人がいるとしますよね。では本当に、会社は自分を大切にしていないのか?そもそも「大切」って何?「会社」以外は僕を大切にしてくれているの?―と単語別に分けて枝に置き、連想を広げていくと、自己分析や診断が可能になる。その結果、行き着く先が「会社が僕を大切にすべき」ではなく「自分が自分を大切にすべき」という結論になるかもしれない。そして、それが真実だったりするわけです。主語や述語がはっきりしない日本語の性質もあって、日本人の思考はグルグル回りになりがちです。でもマインドマップを用いると、構成する個々の言葉を解きほぐし、筋道を立てながらその全体像を把握できる。結果、自分の意見を持ちやすくなるんです。
■マインドマップを描いてみよう
◆書く内容が決まったとして、具体的にそれを「どう表現するか」。
私もかつて、よく質問を受けました(さすがに最近は、マインドマップの質問は来ませんが(爆))。
今回のこの項目では、かなり突っ込んだところまで説明されています。
例えば上記の画像についているキャプションはこんな感じ。
なるほど、そうやればよかったのかー(今ごろ(笑))。5.流れるように細い枝を伸ばす
メインブランチから枝を伸ばすときは、最初に細い線をうねうねと伸ばした後、その根元を塗り重ねて少し長めに太らせていく。メインブランチが相対的に細く見えてきたら、再度塗り重ねて太くする。
ちなみに誰が描いているかはクレジットがないものの、雰囲気的にさえさん(石ヶ森久恵さん)ですね、コレ(笑)。
■"やりがちミス"徹底対策講座
◆よくある「間違い」について、『「正」「誤」』を併記しているのが親切です。
つまり、自分が間違った描きかたをしていた場合、「どう描けば正しいか」がわかるというワケ。
個人的には、上記でもあった「1ブランチ、1ワード」の徹底の仕方が参考になりました。
これが「発想が広がる」ということなのかと、改めて納得(またもや今ごろ(笑))。
■達人のマインドマップ拝見
◆ブザンワールドワイドジャパンの公認インストラクターの皆さんの作品集。
今回は6人の公認インストラクターの作品を収録。
上手な方の作品は、ある意味芸術的でもあります。
ここではその中でも、上記でも登場していた(多分)さえさんのページを。
・・・と言っても、クリックして拡大しても、ブログ上ではよくわからない大きさだったりするんですが(汗)。
■iMindMap操作の基本手順
◆いよいよ来月発売予定の日本語版iMindmapについての解説がドドーンっと(笑)。
担当はお馴染み伊藤 賢さん。
これは本当なら、私も実際に試用版のダウンロードをしてから記事を書くべきなんでしょうが、スイマセン、今回は時間がないのでパス(汗)。
<080109追記>
「創造マラソン」の淺田さんが、iMindMapの体験記事を書かれていましたので、ご覧下さい!
iMindMap日本語版の体験版が出ました!
それにしても、発売が待ち遠しいです。
・・・機能を十二分に発揮するためにタブレット買うべきか(汗)?←下記に続く
■タブレットで描こう!
◆というような方のために、親切設計な「最新タブレット&タブレットPCカタログ」も(笑)。
とりあえず、タブレットPCは手が届かないので、下の2つを検討中。
超薄型軽量、持ち運びも便利でデスク上でも場所をとらないペンタブレットです。入力エリアの厚さが5mmと薄型で、入力時に手首の負担を軽減した設計。便利なマクロキー機能を搭載しているので、よく使うソフトウェアやショートカットキーをを登録することによりすばやい操作が可能です。WindowsVistaに対応しており、ドライバをインストールしないでそのまま接続しても利用することができます。
何やら下のほうの製品はアマゾンのページがかなり充実している(笑)ので、タブレット形式に興味のある方はご覧下さい。Bamboo Funを使えば、お絵描き、イラスト作成、写真加工などが簡単に楽しく行える。さらにブログやホームページのコンテンツ作成や手書き文字を書き込んだ手書きメールなどさまざまなシーンでコミュニケーションツールとして活用できる。もちろんマウスと同じようにパソコン操作もできる。
【感想】
◆冒頭でも書いたように、30ページちょっとの小冊子なのに、かなり充実しているのがおわかり頂けましたでしょうか?私は毎月「月刊アスキー」を購読していますが、今号はこの付録だけで、完全に元がとれています。
というか、マインドマップを実際に使われている方、ならびにこれからマスターしようとされている全ての方にとって必携ではないか、と(汗)。
◆私にとっては、神田さんのインタビューにより、「思想面」で、Tips集により「技術面」で、ずいぶんと得るところがありました。
思うに、全くの未経験者もさることながら、ある程度マインドマップをおやりになったことがある方でも「目からウロコ」な予感。
さすが、ブザンワールドワイドジャパンが全面協力しているだけのことはあります。
◆なお、アスキーのサイトには、この付録に関するページもありました。
月刊アスキー2月号の特別付録「マインドマップ(R)超思考術」の魅力をドーンとご紹介! 「iMindMap」日本語版の体験版もこちらからダウンロード開始!
あわせてご覧下さい。
マインドマップ好きならぜひ!
【関連書籍】
◆同じくアスキーのムック本。
コストパフォーマンス高し。
(参考記事:【マインドマップ】「できる社員」の最強メソッド マインドマップ(R)ビジネス超発想術)
◆今や、オフィシャルとは言えないものの、本としての完成度は高いマインドマップ本。
下記参考記事の私の手描きマップもご覧下さいマセ(笑)。
(参考記事:「記憶力・発想力が驚くほど高まるマインドマップ・ノート術」 ウィリアム・リード (著))
【関連記事】
【マインドマップ】「できる社員」の最強メソッド マインドマップ(R)ビジネス超発想術(2007年09月13日)【マインドマップ】月刊アスキー7月号を買うべき理由(2007年06月02日)
「マインドマップセミナーon Web」を受講しました(2007年03月23日)
【トニー・ブザン×神田昌典 「マインドマップ」脳を刺激する講演会】に行ってきました(2005年11月04日)
ブザン ジャパンの「マインドマップ・セミナー」に行ってきました(2005年08月30日)
【編集後記】
◆日曜日には、家族で「葛西臨海水族園」に行きました。ムスメも大好きなペンギンがいっぱい(笑)。
飽きずに長い間観ていました。
ご声援ありがとうございました!
この記事のカテゴリー:「マインドマップ」へ
この記事のカテゴリー:「ビジネススキル」へ
「マインドマップ的読書感想文」のトップへ
ビジネスに役立つ本 - livedoor Blog 共通テーマ
スポンサーリンク
この記事へのトラックバックURL
●スパム防止のため、個別記事へのリンクのないトラックバックは受け付けておりません。
●トラックバックは承認後反映されます。
ペンギンがみんな泳いでる。。。
ペンギンがみんな泳いでる。。。
そんなことってあるんですねぇー
受けてきました。
石が森さんと伊藤さんがサポートしてました。
ブザンが言っているのは世間で思われている
放射状ノート術とはかなり違う気が。
習得には相当な鍛錬が必要なことは
分かりました。
私も月刊アスキーを買いましたが、あの薄さに内容が凝縮されていてまさに買い!ですよね。
別冊で終わらせておくのが惜しいです。
私はタブレットを既に持っているのですが、あるとやはり色々と便利です。
タブレットPCの魅力にはかないませんが・・・。
これは早速書店に直行せねば。私もかなり自己流が入っていますので、書店で上記スキルを確認したいと思います。(笑)
このだとわかりにくいかもしれませんが、実はペンギンはもっとたくさんいて、泳いでいないのも多かったです(笑)。
>ヨシザワさん
お!公認セミナー受講されましたか!
今度お話聞かせてください。
私は旧ブザンジャパンでしか受講してないので・・・。
>さをんさん
明けましておめでとうございます。
今年もマインドマップに関してはヘタレですがよろしくお願いします。
そして既にこのアスキーどころか、タブレットまでお持ちでしたかっ!
さすがです!
>マチスケさん
いや、そこは「書店」じゃなくて、アマゾンアタックでお願いします(笑)!←アサマシ
では、
わたしは、
アマゾンアタックで、
行きます。
お買い上げありがとうございます。
てか、まだお買い求めじゃなかったですか。
もともと月刊アスキーは、ワタシ的には一番しっくり来る雑誌なんですよね。