2007年12月02日
【爆笑】「我が妻との闘争」呉エイジ
【本の概要】
◆今日ご紹介するのは、とても他人事とは思えない内容(?)の一冊。土井英司サンのメルマガの編集後記でちょこっと触れられていただけなんですけど、ビビビと来ますた(汗)。
ちなみにアマゾンの商品説明は、その土井さんによるもの(笑)。
・・・ウチもブログがヨメにバレたら、こうなる予感(汗)!ホームページ作成とマックに魅せられた会社員・呉エイジ(おこづかいは月2万円)と、金食い虫のパソコンを心底嫌う倹約家の恐妻による抱腹絶倒の大バトル。「マックピープル」で人気No.1の連載「我が妻との闘争」がついに待望の書籍化とあいなった。
ひと月たった2万円のこづかいでパソコンを趣味にすること自体、無謀なのかもしれないが、それゆえの悲劇が本書の主題である。愛用のマックがクラッシュしてしまい、しかもシステムCDを紛失してしまったことからはじまる、新規OS購入の交渉、深夜0時までの条件つきでほそぼそと行うホームページの更新、パソコン雑誌をこっそり購入することさえ許されない家計の厳しさ…。マックを「生きがい」、ホームページ更新を「男のロマン」と主張する著者と、「マックなかったら死ぬんか?」「それで家が建つんか?」と冷たくあしらう妻。どこの家庭でも多かれ少なかれ存在するであろう、夫と妻とのバトルが、おもしろおかしく書かれている。話の終わりに必ずついている、「これを読んでいる独身者諸君…」ではじまるアドバイスも、笑いを誘う。(土井英司)

【目次】
土下座のマックOS私のインターネットライフをことごとくジャマする鬼嫁
家庭における私の立場
地獄の五カ条
直訴の200メガヘルツ
私にここまで書かせるものとは?
クレーム
娘よ
やりくり指南
ドキドキプレゼンテーション〔ほか〕
【感想などなど】
◆本書の場合、いちいち「大事なポイントは〜」とか考えながら読むものではないので(笑)、まったり参ります。読んでいてまず思ったのが、この主人公夫婦って、結構ウチに似てるかも、ということ。
「旦那さん―B型」&「奥さん―O型」
「旦那さん―酒弱し」&「奥さん―酒強し」
「旦那さん―インドア派」&「奥さん―子どもと外で遊びたい派」
「旦那さん―ホームページの更新が命」&「奥さん―それに理解なし」
「旦那さん―TV観る暇あったらPC触ったり本読んだりしたい」&「奥さんだんなさんと一緒にTV観たい」
・・・って、ほとんど同じですよ、コレ(汗)。
もっともウチの場合、私が「残業&休出と偽ってブログやってる」ことは、完全に秘密なわけで、バレてないだけに、このような争い(?)にならないだけなのかも、と思ってみたり。
◆しかも冷蔵庫のドアに、マッキーの極太で書かれた和平条約(著者さんは「地獄の五カ条」と読んでいるそう)が泣かせます。
ちなみにこの奥さん、書道八段で、その達筆な文字でデカデカと書かれているのだとか(汗)。一つ、ホームページは飛び石で更新すること
一つ、パソコンに向かう時間は1日に2時間までとする
一つ、日曜日は4時間まで許すが、家族サービスをしたうえでの話である
一つ、平日は1日2時間と書いたが、午前零時を過ぎたら途中でも終わること(身体を壊すから)
一つ、以上ひとつでも約束を破ったら次の日、子供をつれて実家に帰ります
これは確かにプレッシャー感じますわな(汗)。
◆他にも、関西弁バリバリの奥さんの名言をいくつか。
「マックなかったら死ぬんか?」(土下座して新しいマック購入を頼んでいる主人公に向かって)
「それで家が建つんか?」(マックやホームページの素晴らしさを熱弁した主人公に向かって)
「何がマッキントッシュや。アンタのはシャッキントッシュや」(49,000円の3Dソフトの購入を求めた主人公に向かって)
・・・こ、怖すぎます(汗)。
◆思うに、私の周りのマックファンの方というのは、結構メカマニアというか、こだわりがある方が多いような気がします。
少なくとも私のように、「パソコンなんて動けばいい」という方はいらっしゃらないような。
私の場合、職場のパソコンがいかれると、その場で有楽町のビックカメラに行って、展示されている中から、テキトウに見繕ってるぐらいですから、正直、奥さんの気持ちもわからないでもありません。
少なくとも、こづかい2万円で、MO買ったり、ソフト買ったり、というのは、主人公のように「年末調整や原稿料を隠さない限り」無理ですって。
◆なお、本書の終わりの方に、「アーリータイム」というタイトルで、この夫婦の新婚当時の話が出てきます。
・・・今となっては、あまりにむなしすぎるお話です(涙)。「アナタ、お疲れさん。そろそろご飯にしよか?」
かわいく微笑むアイツの顔は、いつまで見ていても飽きることはない。
世間では嫁から冷遇されているダンナ様がいると聞く。同情するとともに、交際期間中に相手の本性を見抜けなかった男の不甲斐なさに哀れみを感じる。
修行が足りぬ!たわけめ!
私は意味もなく心の中で叫んだ。相手の本質を見極めずに何が結婚か。そして自分の選択の正しさを実感し、今、この場にある幸せを心から満喫していた。
◆どうも、奥さんが現在のようになったのは、旦那さんが「マック&ホームページにはまり出した」のが原因のよう。
言い換えれば、我が家も、私のブログが表ざたになったら、こうならないとも言い切れないわけでして。
色々な意味で、考えさせられました(汗)。
ブログにハマってパートナーをないがしろにしているアナタに!
【関連書籍】
◆ちなみに、本書には続編があと2冊あります。一応、今後のためにも(笑)読んでおこうかな、と。
ホームページ作成の魅力にハマったサラリーマン・呉エイジと、パソコン嫌いの鬼嫁が繰り広げる涙と笑いのドキュメント。昨年、テレビや雑誌で大きな話題を呼んだ「我が妻との闘争」の第2弾が登場!
鬼嫁に恐怖するパソコン愛好家の悲哀日記。厳しさを増す鬼嫁の節約生活の中、マックは故障し、連載も発覚。パソコン好きのサラリーマン・呉エイジ、絶体絶命のピンチ!「マックピープル」に連載していた第70話~第107話に加え、単行本でしか読めない書き下ろし「サンデーモーニングブルー」「我が妻との闘争」を収録。特別企画「独身者に贈る三つの教え」「鬼嫁の仕打ちベスト3」も必見。
【編集後記】
◆今日は更新が遅くなって、失礼致しました。相変わらず自宅ではネットが出来ないどころか、引越し後、PCのACアダプタさえ見つからず、PCすら動かせない状態にあります(汗)。
そこで、ビックカメラにACアダプタを買いに行くついでに、職場によってこの記事を投稿した次第。
スイマセン、レス等は月曜までお待ち下さいマセ。
・・・でも月曜日は、前の家の退去の立会いがあるんで、いったい何時になるのやら(涙)。

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自転車の練習をしていてちょっと帰宅時間が
予想より遅れた結果、嫁に翌日からの
リアルな外出禁止令が出されてました。
マジですごいッスよ。(((゜д゜;)))
一番以外は、普通にこなせていますが。
基本的に、週末は、パソコンに触りませんし、最近は平日もやってません。
まぁ、その分、職場では、
やりたい放題ですけど(笑)。
書籍は読んでいないのですが、HP更新を毎回心待ちにしていたファンの一人です。内容も面白いのですが、面白く表現する呉さんの文章力に感服ですね。
妻の言葉といい、オチといい、さすが関西人です(笑)。
smoothさんもぜひトライ?してみては・・・。
そうそう!この本の話の終わりに出てくる、「これを読んでいる独身者諸君…」って部分は、ryosuke-starさんは必読ですね(笑)。
>ヨシザワさん
私もある意味似たようなものですよ。
だから「残業」「休出」「研修」(←実はセミナー)と偽っているわけで(涙)。
>hikaruさん
気にしない気にしない。
はてなの伊藤さんも、大学時代は「ネトゲ廃人」だったそうですし(笑)。
私も1番は絶対ムリですね(汗)。
ただ、この本の時代は「テレホタイム」にみな、ネットやってたので、おそらく簡単な作業でも長時間かかったからでしょうね。
しかもPCの性能低いし、回線遅いし、ブログじゃなくてHPだし。
あと、私は家でやるとしたら、0時過ぎですよ(涙)。
>ニャロメさん
おぉ!HPの方の愛読者さんが(笑)!
実は急いで書いた記事なので、HPへのリンク張り忘れておりました(汗)。
今さら張ってももう遅いですよね・・・。
私の場合、書いてると洒落にならないというか、あまり笑えない(単にウソついてるだけだから)ので止めておきます。
それと、首の件、良い整体(八丁堀)知ってるんですけど、専門家であるトレーナーさんに言うのもどうなのかなー、と(汗)。