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2007年11月18日

【八重洲】「八重洲ブックセンター本店ビジネス書ランキング(11月16日)


【概要】

◆今日お送りするのは、約2週間ほど前にこのブログで突然復活(?)した八重洲ブックセンターのビジネス書ランキング

前回のランキングが比較的、私としても納得できるもの(えらそう)だったので、今回も注目していたところ、やはり真っ当(自分的に)なものでした。

・・・というか、2週間前と半分が同じ本だったんですが(笑)。


◆今回ご紹介するのは、11月16日の日経産業新聞22面に掲載されていた、「2007年11月4日〜11月10日までのビジネス書ランキング」

アナタが欲しくなる本は、果たしてあるのでしょうか?


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【ランキング】

第1位


◆各地で話題騒然の、梅田望夫さんの最新作。

八重洲らしくないと言えないこともないのですが、確か「ウェブ進化論」もここでは売れていたハズ。

ちょうど先日の梅田さんの記念講演会の模様がウェブにアップされていますので、あわせてどうぞ。

筑摩書房 ウェブ時代をゆく メイキング・オブ・『ウェブ時代をゆく』

なお、見劣りしますが、一応ワタクシも記事にしております(汗)。

参考記事:【必読】「ウェブ時代をゆく」梅田望夫(2007年11月12日)


第2位


◆前回の4位から第2位に。

この本のテーマ(?)でもある伊藤忠彦さんの著作では、LuckyUSさんにご指摘を受けたように、「宇宙が味方する経営」という本が以前ありました。

そういえば、この本も八重洲のランキングに入っていたはず。

・・・私の活動している地域とはちょっと違います(汗)。


第3位

壁を壊す
ダイヤモンド社
吉川 廣和(著)
発売日:2007-11-02
おすすめ度:5.0

◆初登場で第3位。

現状ではアマゾンのページがあんまりなので、ダイヤモンド社のサイトから引用します。

圧倒的なスピードと実行力で事業・組織・風土改革を成し遂げたDOWAホールディングス、“破壊と創造”の奇跡
壁を作るのも、壊せるのも「人」。物理的な壁から組織や人の見えない壁まで全て壊す。たった7年で経常利益10倍にした老舗企業の、企業改革の考え方と手法とは。破壊と創造の経営で、オールドエコノミーから脱却し、新しい“開かれた”企業に生まれ変わるまでの改革“実戦記”


第4位
プロフェッショナル原論 (ちくま新書)
筑摩書房
波頭 亮(著)
発売日:2006-11-07
おすすめ度:4.5

◆以前の八重洲のランキングをご存知の方なら、懐かしい一冊。

一体全体、この本、何回このランキングで紹介したことやら。

というか、丁度1年も前の本ですよ(汗)。

何がそんなに八重洲のビジネスマンを惹き付けているのか、知りたいところ。


第5位

佐藤可士和の超整理術
日本経済新聞出版社
佐藤 可士和(著)
発売日:2007-09-15
おすすめ度:3.5

◆ご存知の方も多いと思いますが、最近、アマゾンの評価で「最も参考になったカスタマーレビュー」というコンテンツが出来て、新しくレビューを投稿しても、過去の評価を集めたレビューが大きく載るようになりました。

ちなみにこの本は、★1つのレビューにすさまじく賛成票があつまっており、相変わらずアマゾンのページからは買おうという気が起きないような(汗)。

その割にはアマゾンのランキングでもしっかり上の方につけているのが(笑)。

リアル書店でも売れている模様。


第6位

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
ダイヤモンド社
渡辺 健介(著)
発売日:2007-06-29
おすすめ度:4.0

◆こちらもリアル書店での人気本。

そう言えば、お友達の中里さんは、この本の著者さんの講演会に参加されたそう。

それにしても、この本のフレームワークは他にも応用できそうですよね。


第7位

人生の王道  西郷南洲の教えに学ぶ
日経BP社
稲盛 和夫(著)
発売日:2007-09-20
おすすめ度:5.0

◆前回の3位からランクダウンした京セラの稲盛さんの新作。

この手の経営者本が強いのも八重洲ならでは。


第8位

定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法
ファーストプレス
福澤 英弘(著)
発売日:2007-06
おすすめ度:4.5

◆タイトルだけだったら、「華麗にスルー」するところなんですが、「何この面白そうな内容(笑)」

「分かりやすくてためになる」雰囲気が醸し出されております。


第9位


◆私は読んでないのですが、どうもタイトルと逆(?)のことを内容的に言われている、というレビューがちらほら目に付きました。

評価するにしてもしないにしても、対象が対象なだけに、利害関係者も多数いそうな予感(汗)。

「永遠の賃貸人」である私には、多分関係ないですが。


第10位

会社の品格 (幻冬舎新書 お 3-1)
幻冬舎
小笹 芳央(著)
発売日:2007-09
おすすめ度:5.0

◆前回のこのランキングを見て、結局購入(笑)。

まだ読んでおりませんが、できれば記事にして次回のランキングに備えたいところ(オイ!)。


【感想】

◆先日ご紹介した、岡本吏郎さんの「稼ぐ超思考法」には、「ビジネス書の変化」について触れられていました。

それを踏まえて、今回のランキングを見て、ふと思ったこと。

岡本さんは、

ビジネス書の世界で起きている顕著なことは、私のような本とは縁のなかった人たちが、今まででは考えられないほどにたくさん著者としてデビューしていることです。

と言われているんですけど、八重洲のランキングに登場する本の著者さんというのは、それとは逆に、従来で言うところの「いかにもビジネス書の著者」の方が多いような気がします。

つまり、昨今の流れとは違って「従来の構造」の延長線上にあるということ。


◆そしてそのような著者を好むとしたら、やはり若手ビジネスパーソンというよりは、ある程度お年を召された方が多い気が。

もしこの仮説が正しいとしたら、「八重洲のビジネス書コーナーの利用者は、比較的年齢が高い」ということになります

ちなみに私は、40代なんですが、比較的最近になってビジネス書をガツガツ読み始めたという変わった人種(笑)。

そのせいか、年の割りに(?)八重洲のランキングに違和感を感じているのは、このブログでも何度も申し上げたとおりです。


◆このブログの読者さんは、おそらく20代後半〜30代後半がボリュームゾーンだと思われますので、八重洲のランキングというのは、皆さんの上司さん辺りが読んでいる、と考えると宜しいのではないでしょうか?

・・・実際、部長レベルの方に「ライフハック」とか言っても「何かね、それは」と言われて、終わりそう(汗)。

むしろ、そっち系を何冊も読んでいるよりも、稲盛さんの本を1冊読んでいる方が、ウケが良いかもしれませぬ。

オヤジ世代の流行り本」を知っとく上で、一応参考にしてみてください。


【編集後記】

◆昨日は、ムスメの保育園に、授業でアート(?)の授業で制作した作品を見に行きました。

5b47e910.jpg






シュールすぎて、パパわかりません(涙)。


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この記事へのコメント
               
smoothさんこんにちは。最後の娘さんの描かれた作品すごいですね!うちの娘のもかつては似たような感じでしたよ(笑
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年11月19日 07:31