2007年11月05日
【八重洲再び】八重洲ブックセンター本店ビジネス書ランキング(11月2日)
【概要】
◆今日は思い出したかのように、八重洲ブックセンターのビジネス書ランキングをお送りします。最後にこの「八重洲ネタ」でお送りしたのは、なんと6月24日!
・・・4ヶ月超も放置してたわけですね(汗)。
◆今回ご紹介するのは、11月2日の日経産業新聞30面に掲載されていた、「2007年10月21日〜10月27日までのビジネス書ランキング」。
最近このブログの読者になられた方にはピンと来ないかもしれませんが、うちでご紹介している本とは毛色が違いますよ〜(笑)!
いつも応援ありがとうございます!
【ランキング】
第1位◆いきなりいかにも「八重洲」らしい一冊(?)が。
究極のロングセラーである、「能率手帳」ですよ。
アマゾンのレビューにある「野口 悠紀雄氏による『超」手帳法 』とは対極にある本。」というフレーズに思わず納得(?)です。
第2位
◆アマゾンでの評価があまりにアレなので、購入に二の足を踏む方が多いのではないでしょうか?
ただ、その割にはマーケットプレイスで値崩れしていないのが、ちょっと気になります(アンチでもいるのか(汗)?)。
まぁ、出たばかりというのもあるかもしれませんので、タイミングを逸した今、私は様子見するツモリ。
第3位
◆京セラの稲盛さんの新作。
アマゾンの商品説明より。
西郷隆盛没後130周年、生誕180周年にあたる2007年、鹿児島に生まれ、子ども時代から西郷の思想を生きる基本とし、その「敬天愛人」を京セラの社是としてきた著者が、日経ビジネスに連載して大反響を呼んだ「敬天愛人 西郷南洲遺訓と我が経営」を大幅に加筆修正して、西郷精神の復活を訴える。
第4位
◆著者さんも、テーマとなっている「関西アーバン銀行」も知らないので、ちょっと微妙。
なお、同じ著者さんの似たような(?)テーマの本(「地域からの金融革命―関西アーバン銀行の成長戦略」)が、マーケットプレイスでお安く出てますので、興味のある方はそちらを。
第5位
◆リアル書店でもあちこちでランクインしているのを見かけました。
その割にはあまりブログでの書評は見かけていない・・・って私が開拓してないだけですね(笑)。
内容うんぬんよりも、テーマの加工の仕方が素晴らしいと思われ。
第6位
◆やっと既読本が(笑)。
これは私も文句なしにオススメですね。
でも、同時に私らしくない本であるのもまた事実(笑)。
ご心配なら、書店で手に取ってご確認の上、お買いになられた方がよろしいかと。
参考記事:【仕事の品格】「いい仕事の仕方」江口克彦(2007年10月04日)
第7位
光文社
長野 慶太(著)
発売日:2007-09-22
◆これはリアル書店で何度か見て、買おうかどうか迷った1冊。
ただ、アマゾンレビューでこういうの見ると、よほどこの著者さんのことが好きなのね、とか思ってしまうワタクシ(笑)。
いえ、ホントに素晴らしいのかも知れませぬ(汗)!
第8位
◆この本のアマゾンのページを見て、あまりの情報量の少なさに愕然としております。
これじゃどんな本だか、全く分からないですよ(涙)。
しょうがないので、「livedoor BOOKS」から。
2007年7月、日本監査界の巨人が姿を消した。みすず監査法人―かつて中央青山監査法人として、四大監査法人の一角を占めてきた名門である。カネボウ粉飾決算事件で所属会計士が逮捕され、監査への「疑いの眼」を生じさせた"張本人"が自主解散へと追い込まれる過程には、外資の策略、獅子身中の虫による内乱、金融庁との壮絶な攻防など、凄まじい闘いが存在した。名門監査法人はなぜ、自ら組織を解体せざるを得なかったのか。その死が開いた"パンドラの箱"には何が入っているのか。JALに代表される、"厳しい監査"は今後、企業にどのような影響を与えていくのか―。
第9位
◆以前ご紹介した、「使える!モチベーション仕事術」の会社の社長さんでもある、小笹芳央さんの新作。
アマゾンでもなかなかの人気ぶり。
これはちょっと気になりますね(笑)。
第10位
◆「ベンツ小堺」さんの新作。
もともとこの方は、「資金繰り」が得意分野ですし、出版社も老舗の「日本実業出版社」さんなので、大丈夫な一冊でしょう(多分)!
・・・私は本業に近いせいか、あんまり食指が伸びませんが(笑)。
【感想】
◆何というか、「八重洲らしいと言えば八重洲らしい」ランキングでした。以前と違って、えらく古い本や、尖がった専門書が入っていたり、ということもなく、真面目そうな本が10冊鎮座。
そんな中、佐藤可士和さんの本だけが、異質と言えないこともなく(笑)。
まぁ、一応、アレも「整理術」ですから。
◆自分的には今ひとつピンと来ないランキングでも、実際に売り場に立つと、何となく納得してしまうのですから、不思議なもの。
今回のランキングも、恐らく常連サンにとっては妥当なものなんでしょうね。
ホント、書店のランキングはその店によって全然違うものですから・・・。
◆たとえば、同じ対象期間でも、有隣堂 アトレ恵比寿店ですと、ベスト5はこんなラインアップです。
・・・何だか、こちらのランキングの方が、ウチのブログっぽいような(笑)。
◆日頃頼りにしている情報源だけですと、読む本が偏りがちになりそうなので、たまにこういうランキングをご紹介してみるのは、自分にとってもためになります。
自分なりに思うところ(笑)があって、八重洲ランキングを停止しておりましたが、また機会があればお届けしてみようかと。
もちろん、実際に書店に行くのが、一番良いのですけれどね(笑)。
【編集後記】
◆このブログと最も親和性がある(と私が勝手に思っている)雑誌、月刊ascii。あ、もちろん、逆は全然ナシですから(間違っても、月刊asciiと最も親和性のあるブログはウチではないです(汗))。
「ビジネスとITのギャップを埋める」というキャッチフレーズが素敵(笑)。
◆今月号も相変わらず読み応え満点でした。
実は、この号の記事を読んだところ、かねてから待ち望んでいた(?)サービスが紹介されていたので、体験してみた上で、ご報告してみようかと。
お楽しみに!
ご声援ありがとうございました!
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部下は育てるな! 取り替えろ! ! Try Not to Develop Your Staff (光文社ペーパーバックス)を読む。
「詰め替え用はどこで販売しているのでしょうか?」
部下は育てるな!取り替えろ!!(書評)【blog50-1】at 2007年11月19日 11:56
この記事へのコメント
smoothさん、こんにちは。
関西アーバン銀行については、頭取の伊藤さんの本を最近紹介したばかりです。
「宇宙が味方する経営」ってタイトルで、少々怪しげでしたが、中身は良かったですよ。
良かったら見に来て下さい(^^)
それにしても調査する本屋さんでランキングに特徴があって面白いですね。
関西アーバン銀行については、頭取の伊藤さんの本を最近紹介したばかりです。
「宇宙が味方する経営」ってタイトルで、少々怪しげでしたが、中身は良かったですよ。
良かったら見に来て下さい(^^)
それにしても調査する本屋さんでランキングに特徴があって面白いですね。
Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年11月05日 14:59
お久しぶりです。
『佐藤可士和の超整理術』は、
少なくともいろんなころを見直せて
私にはとても気持ちの良い本でした。
広告業界の方にはおすすめ☆かと。
『佐藤可士和の超整理術』は、
少なくともいろんなころを見直せて
私にはとても気持ちの良い本でした。
広告業界の方にはおすすめ☆かと。
Posted by meg at 2007年11月05日 19:41
>LuckyUSさん
「宇宙が味方する経営」の記事は以前拝見しました。
なるほどー、って感じです(笑)。
本屋さんは、ホントお店によって違うのが面白いですよね。
チェーン店でも店舗によって違いますし。
>megさん
お!ポジティブなご感想ありがとうございます。
実はこの本買うだけ買って、どこかに埋もれているはずなんですよ。
・・・発掘してみようかな(笑)?
「宇宙が味方する経営」の記事は以前拝見しました。
なるほどー、って感じです(笑)。
本屋さんは、ホントお店によって違うのが面白いですよね。
チェーン店でも店舗によって違いますし。
>megさん
お!ポジティブなご感想ありがとうございます。
実はこの本買うだけ買って、どこかに埋もれているはずなんですよ。
・・・発掘してみようかな(笑)?
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年11月06日 08:28
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