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2007年09月01日

【blog】書評ブログで売上をあげるための13の方法


【概要】

◆今日は再度「書評ブログ」について考えてみます。

先日、『【ブログ】「書評ブログ」について考えてみました』という記事を書いたばかりなのにスイマセン。

実は、小飼 弾さんのブログに、『書評は営業力より企画力』という記事がアップされ、それに色々な方からトラックバックが付き、なかなか面白いことになっているのですよ。

そこで、書きかけの記事や、今日仕上げる予定だった別の本の記事を放り出して参戦決定。

題して「書評ブログで売上をあげるための13の方法」(?)。

なお、売上高等については、小飼さんにはまだまだ及ばないので、その前提でお読み下さい(汗)。


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◆それではさっそく参ります!


●コンテンツ関係

■1.ニッチなジャンルの本を紹介する

自分のところでしか紹介していないような本なら、検索エンジン経由で来た方は買ってくださる可能性が高いようです。

・・・と、「教えて会計」のニタさんが言ってました。


■2.関連記事を紹介する

私も以前は、その記事のカテゴリのリンクだけはっていましたが、そもそもカテゴリ分けがアバウトな上、カテゴリによっては100冊以上もあるので、これはちょっと不親切。

今は、カテゴリから、本題の本に関連した本の記事を載せるようにしております。


■3.関連書籍を紹介する

私がやっているのは、本題の著者の他の本ですとか、引用されている本だけです。

ただ、アマゾンのページには「この商品を買った人はこんな商品も買っています」という形で、購買履歴に基づく関連書籍が多数紹介されています。

これらも上手い具合にピックアップすれば、やらないよりは絶対成果があるハズ。


■4.オススメをサイドバーで紹介する

常連さん以外にとっては、サイドバーで紹介している本は、やはり気になるようです。

特に世間的に知られていないような本だと、私も他の人のサイトでクリックしてますし(笑)。


■5.売れ筋を紹介する

このブログで言うと、右サイドバートップの「2007年上半期ベスト10」「2006年年間ベスト10」が該当します。

これは、私は橋本大也さんの「情報考学 Passion For The Future」を見て、パクリました(笑)。

やはり、初めて来られた方にとっては、「売れ筋本」というのは、気になるのではないかと。

上記の小飼さんの記事にトラックバックされていた、『かさぶた―「書評サイトのノウハウとは?」』さんの記事でも、この方法をなさっているそうです。


■6.文庫本を紹介する

詳しくは、下記聖幸さんの記事を参照のこと。

Amazonアソシエイトテクニックその2 「文庫化されたことを紹介する」事が有効な7つの理由。

私も「急に売れ始めるにはワケがある」は思った以上にお買い上げ頂きました(多謝)。


この本も、ウチの読者さん的にはマスト


■7.プレミア本・絶版本の復刊本を紹介する

これまた、聖幸さんがお得意な方法(笑)。

箱―Getting Out Of The Boxが復刊!今度こそ!


私も見事、聖幸さんのところで購入。

「オイシイ復刊本」については、「復刊王」こと(?)、金森重樹さんの動向を注目していると、いち早く情報が得られるかも。


■8.新装版、第2版等を紹介する

元々の本を紹介していれば、関連付けて記事にすることが可能です。

自分もこのような本をご紹介済み。

ヤバい経済学 [増補改訂版]
東洋経済新報社
望月衛(翻訳)
発売日:2007-04-27
おすすめ度:4.0

影響力の武器[第二版]
誠信書房
社会行動研究会(翻訳)
発売日:2007-09-14
おすすめ度:4.5

いずれも元の本が良いので、告知段階でご購入頂いております。


■9.売れるジャンルの本を紹介する

昨年上半期の「株本」がそうでした。

今年も「勉強本」については、一般的な反応も高く、予想以上にお求め頂いてます(笑)。

また、勉強本は「ついで買い」も多い(ウチのブログはそう)ですね。


●ユーザビリティ関係

■10.字を大きくする

こちらの本によると、思った以上に文字サイズは読者の印象に関係あるようです。

なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学
早川書房
鈴木 主税(翻訳)
発売日:2001-02-22
おすすめ度:4.0

これからは高齢者の方も多くなるわけですし、ますますそういう方向に社会が向かっていくのでしょうね。

そういえば、最近こんな記事もありましたし。

Web担当者Forum「第7回 コンテンツの魅力を引き出すユーザーフレンドリーなウェブライティングのコツ」

実はこのブログも、以前よりは文字サイズを若干大きくしております(これでも)。


■11.黒い背景にしない

「コピーを裏焼きにしてはいけない、つまり、黒地に白抜きの文字を書いてはならない (中略) こうすると人間は生理的に読めなくなることがわかっている」

この本からの引用です。

ある広告人の告白[新版]
海と月社
山内 あゆ子(翻訳)
発売日:2006-06-15
おすすめ度:4.5

このブログは、思いっきりそれに反しているワケなんですが、諸事情により変更できません(汗)。


■12.カテゴリを分かりやすくする

単純なカテゴリ分けではなく、技術的に可能であれば、ある程度階層分けしたカテゴリの方が、読者にとっては見やすいです。

私の場合は、自力ではできなかったので、デフォルトのカテゴリを使うことをあきらめ、階層分けしたリンクを手打ちして、サイドバーに貼りました。

なお、SEO的には、著者名でカテゴリを作る方がいいらしいのですが、カテゴリ数の限界との兼ね合いになるかと。


■13.記事を検索しやすくする

『かさぶた。:「書評ブログのノウハウとは?」』さんでも書かれているように、検索エンジンでお目当ての記事に一発で到達できなかった方のためにも、ブログ内検索はできるだけ使いやすいほうがいいです。

ライブドアブログのデフォルトの「ブログ内検索」はまったく使い物にならなかったため、このブログでも、以前はそっと下の方に設置しておりました。

最近になってGoogleさんの検索窓を、左サイドバーのやや上のほうに設置したところ、毎日何人かの方にはご使用頂いている模様。

とにかく、検索エンジン経由で来て、お目当ての記事に辿り着けないと、ユーザーのストレスはかなり溜まると思われます(私がそう(笑))。

一見サンに、常連サンとなって頂くためにも、可能な限り、検索窓はわかりやすいところに設置してくださいネ。


<参考>

なお、ユーザビリティに関しては、こちらの本が大変参考になりました。

ウェブユーザビリティの法則 改訂第2版
ソフトバンククリエイティブ
中野 恵美子(翻訳)
発売日:2007-03-01
おすすめ度:4.0


【感想】

◆いかがだったでしょうか?

「書評の書き方」というか、「売れる文章のコツ」のようなものを期待されていらっしゃった方には、ちょっと申し訳ない内容だったかも。

ただ、コンバージョンレートの高い文章の書き方、というのは、こんな列挙するような形でお伝えできるものではないと思いますし、そもそも私自身の文章スタイルが、一般的なビジネス書の書評ブログとはちょっと違うので、お伝えできるようなものが果たしてあるのかどうか(汗)。

逆に、少なくとも、今回挙げた項目であれば、ブロガーさんにとっては、やろうと思えばやれないことはないハズです(やりたいかどうかはまた別)。

また、書評ではなくほかのジャンルの方でも、ユーザビリティ関係は意識しておくべきでしょう。


◆マーケティング的(?)な考え方から言うと、「自分のブログで購入頂けない本は避ける」とか、「誰が紹介しても購入してもらえない本は避ける」なんてのもあるのですが、これはまた機会を改めて。

自分が紹介したい本が、「明らかに購入して頂けない」モノであれば、それは売上立ちません罠(汗)。

ある程度の量の本を紹介して、そのクリック数と売上を観察していると、傾向というか「ウチでは購入して頂けない」とか、だんだんわかってくるものなんですよね。

具体的にどれとは言えませんけど(汗)。


◆逆に、紹介してご購入頂いたとしても、それによって反感を買いかねないような本というのもあります(全くご購入頂けない可能性もアリ)。

これも具体的にコレと言えないのがツライところ(汗)。

ですから、「購入してもらうことによって得られるものと失うもの」みたいなことも、何かのタイミングで考えるべきだと思います。

・・・考えすぎかもしれませんが(笑)。


【関連記事】

【会談】マインドマップ仲間と会食してきました(2007年08月08日)

⇒一部アサマシ話アリ


【ブログ】「書評ブログ」について考えてみました(2007年08月05日)

⇒ここにも4つほど、売上をあげるための方策を書いております


「持続可能なブログ会議」に行ってきました!(2006年06月17日)


【編集後記】

◆ご報告が遅くなりましたが、ムスコは無事、退院致しました。

色々ご心配おかけしました(汗)。

今日はこれから、家族で久々に、ヨメ実家におでかけして参ります。


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この記事へのコメント
               
こんにちは。
>ムスコは無事、退院致しました
まずは、退院されたということで、良かったです。

こういうことを意識されているんですね。
個人的には、売れないものをどう売るかが気になっています。
売れるものは、放っておいても売れると思うので。

Posted by ビジネス書:こばやし at 2007年09月01日 10:59
               
smoothさん、こんにちは!

ご紹介ありがとうございます。
(なぜか、リンクが・・)

せっかくなので、
例の本とは、中古車関係の経理実務の本で、定価は4千円です。
最近、ピタリと止まりましたが、昨年だけで、ギリで二桁出ました。ありがたいです。
Posted by ニタ@「教えて会計」 at 2007年09月01日 11:01
               
サイドバーとかは何気にきになるものですよね^^

意外なところ見てるものですしね。

応援くりっく!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年09月01日 12:33
               
smmothさんこんにちは。

わたしのとこでは本の売り上げしょぼいです。アドに期待です。

書評ってレッドオーシャンなんですね。
知らなかったです。

昨日はご紹介ありがとうございました。
本は届きました!(いつ読めるのやら・・・)
Posted by 週末起業サラリーマン・・・hikaru at 2007年09月01日 15:54
               
smoothさん、こんばんは!

アサマシを深く考えず、とりあえず記事を書いていた感が強かったので、色々と参考にさせていただきます(笑)。

おすすめ本リストくらいは挑戦してみようかなぁ…と考え中です。マイペースで頑張ります^^;
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年09月02日 01:42
               
>こばやしさん

ムスコのことではご心配おかけしました(汗)。
私らが小飼サンのブログに立ち向かうとしたら、あの手この手も必要かと(笑)。

>ニタさん

リンクはご指摘いただいた直後に修正しました(スイマセン)。
定価4000円とはまた豪気な(笑)。
新書5冊分ですね。

>院長サマ

カスタマイズの時には、色々とお世話になりました。
また、「影響力の武器」の2版の時も院長サマのおかげです(涙)。

>hikaruさん

書評というか「書評ブログ」がレッドオーシャンだと思います。
違った読者層をあらかじめお持ちの方なら、同じ本でも売れるかも。

>淺田さん

アサマシ道は険しい模様(笑)。
まぁ淺田さんの場合、カスタマイズがおできになるのですから、そっち方面からのアプローチが有効じゃないでしょうか?



Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年09月02日 06:59
               
smoothさん、こんばんは!
今回も興味深く読ませていただきました。自分の行動を振り返ると、確かに・・・と思えることばかりでした。
特に文庫本は納得です。
Posted by 手文庫@ビジネス書で問題解決 at 2007年09月03日 00:51
               
>手文庫さん

手文庫さんのブログは、独自の道を歩んでらっしゃるので、あまりこういうことは考えなくても良いような気がします(笑)。
それにしても、高田純次まで手を広げられるとは(汗)。

Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年09月03日 06:25