2007年08月18日
【速報!】最強のビジネス本「影響力の武器」の[第二版]がいよいよ登場!!
【本の概要】
◆今日お送りするのは、>企み系であるワタクシが個人的に>もっともオススメしている、不朽の名作>「影響力の武器」に第二版が出た件について。昨日の記事でちょろっと話題に出して、皆が食いついてくれるのを楽しみにしていたのに、ヨシザワさん以外に>「完全スルー」を喰らったので(笑)、>単独記事で再登場です。
◆そう言えばこの本、今までこのブログでも何度も名前は登場しているのに、内容についてはまともに言及していなかったので、この機会に、>読みどころなんぞをご紹介しようかと。
まだご存じない方なら>必見(?)!
もちろん、既にオリジナル版をお持ちの方むけに、>[第二版]での変更点についても言及しております!!
120522追記:その後書いた関連記事もどうぞ!
【モテ】彼女が欲しい? よろしい、ならば『影響力の武器』だ!(2012年02月10日)
【スゴ本】「影響力の武器 実践編」がやっぱりスゴかった件(2009年06月10日)
いつも応援ありがとうございます!
【目次】
第1章 影響力の武器
第2章 返報性-昔からある「ギブ・アンド・テーク」だが・・・・・・
第3章 コミットメントと一貫性-心に住む小鬼
第4章 社会的証明-真実は私たちに
第5章 好意-優しい泥棒
第6章 権威-導かれる服従
第7章 希少性-わずかなものについての法則
第8章 手っとり早い影響力-自動化された時代の原始的な承諾
【改めて「影響力の武器」とは?】
◆オリジナルの方のアマゾンの内容紹介はこんな感じです。・・・なんだかエライあっさりしてますねー。著者は、セールスマン、募金勧誘者、広告主など承諾誘導のプロの世界に潜入。彼らのテクニックや方略から「承諾」についての人間心理のメカニズムを解明。情報の氾濫する現代生活で、だまされない賢い消費者になると共に、プロの手口から人を説得するやり方を学ぶ。
でも私の回りではある種の"必読書"のようになっています。
ブログで記事にはしていなくとも、むしろ読んでない方の方が少ないくらい。
◆一応、私が目にしていた記事では・・・。
10倍ブログ(自己啓発編)さん
最初は本の厚さに圧倒されたのですが、さすが多くの方が推薦するだけあって、最後まで引き込まれます。でも、非常に怖い本であると言う印象を持ちました。
本の随所に「カチッ・サー」というキーワードが出てきますが、これは、カセットデッキを「カチッ」と押すと「サー」とテープが回るように、人間の標準的な行動、固定的行動パターンの比喩であり、このパターンに逆らうことは難しいことを表しています。
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!さん
私の2003年ベストブックです。日本での初版は1991年で、実に発行されて12年目にしてやっと出会うことができた一冊。よく観察してみれば、全ての営業心理学の基礎はこの本の理論に基づいている。通常の心理学の本にも実例として何度も登場する。まさに大ボス。
今日、僕が学んだこと。〜一歩ずつ愚直に前進、プチファイ・ライフ〜さん
3,300円という決して安くはない本ですが、社会で生きていく我々が心得ておくべき「視点」を身につけるという意味で、きわめて意義ある一冊と思います。迷わず買いです。
おまけでワタクシ(笑)
簡単に言うとビジネス書で「心理学の効果を用いているほとんど全ての本」の元ネタです(笑)。
(中略)
『セールスマンや、宗教団体、英会話、エステ、さらには悪徳商法(?)などが、「いかにして相手の行動をコントロールするか」について「返報性」「一貫性」「希少性」などのテーマごとに実例や研究結果、潜伏調査(笑)をまじえて詳しく解説している本』
・・・スイマセン、他に私のお知り合いで記事にしていた方がいらっしゃいましたら、ご一報頂ければ追加します(汗)。
◆さて、私はこの本から非常に多くのことを学びました。
例えば「コミットメントの力」。
「朝鮮戦争の際に中国人が用いたアメリカ人捕虜"洗脳"方法」もまさに「コミットメントの力」を用いたものでした。
よく、成功法則で「目標を紙に書いて壁に貼る」というものがありますが、なぜそれが効果があるのかが、わかった気が(汗)。
◆ほかにもローボールテクニックや、フット・イン・ザ・ドア・テクニックといった、セールス業界では有名なテクニックや、ランチョン・テクニックのような恋愛にも使える(笑)ネタが盛りだくさん(笑)。←分かる人には分かる
また、コミットメントに関しては、子育てにも深く関係した話が収録されています。
というわけで、お子さんのいるアナタも必読決定(笑)。ここで述べたことはすべて、子育てに重要な意味をもっています。子どもが本心からやってほしい。そう願っていることを子どもたちにさせるときには、決して魅力的なごほうびで釣ったり、強く脅してはいけないということを教えているのです。
◆セールス本の元ネタとして使われていることが多い本書ですが、当然それらの手口を使われる側としても、テクニックを知っておくのは有益です。
「なるほど、今はこのテクニックで勧誘しているんだな」とわかれば、それだけ相手から逃げやすくなるもの。
現に私も、高額の英語教材のローンを払っている女性に、今後のためにこの本をプレゼントしたことが(笑)。
というワケで、「押しに弱い方」にもオススメです(笑)。
【[第二版]の出版について】
◆ここからは、すでにオリジナル版をお読みの方に向けて。まず、私がアマゾンの[第二版]のページを見て気がついたのが、本の値段。
オリジナルは3,465円です。
それが、[第二版]だと何故か値下がりして2,940円。
525円のディスカウント(?)ですよ(汗)。
◆それなのにページ数は「356ページから496ページ」と140ページも増量(笑)。
正直なところ意味不明です。
とりあえずお得であることは確かな予感。
◆これだけではラチがあかないので、まず出版社のサイトを調べます。
誠信書房
すると「Topics」としてこんな一節が(汗)!
ギョエー!著者来日ですか(汗)!・『影響力の武器』(第二版を9月刊行)の著者、R.B.チャルディーニ氏が来日。9月19日(水)、日本心理学会第71回大会(東洋大学白山校舎)で講演。9月中旬頃 日本経済新聞にて「インタビュー」掲載予定。
意味もなくサインとか欲しいんですが(笑)。
後は会場に集まった人を見てみたいですね〜。
訪問販売関係のセールスマンだらけだったりして(笑)。
◆一応、出版社さんの新刊案内のページは、コレ。
影響力の武器[第二版]
解説の内容はアマゾンのページと同じですが、[第二版]の変更部分についての記述はこうなっています。
純粋に加筆しただけだとしたら、この「世界各地の読者から寄せられたレポート」というのが、[第二版]の変更点のようですね。第二版では、世界各地の読者から寄せられたレポートを追加し、より身近に詳しく「影響力の武器」を描き出す。消費者心理のからくりをユーモラスに描いた本書は 、消費者にとっても必読の一冊である。
私はオリジナルは2冊買いましたが、当然コレも「買い」!!
というか、すでにアマゾンアタックかけております(笑)!
早く「増えた140ページの中身」が知りたいデス(笑)!!
【関連記事】
「催眠誘導」石井裕之(2007年02月19日)「心の操縦術」苫米地英人(2007年02月01日)
「成功の心理学」 デニス・ウェイトリー(2005年03月08日)
【編集後記】
◆先週に続いて、今日もこれから家族でヨメ実家へと行ってまいります。腰痛が治りきってないので、ちょっと不安なワタクシ。
ムスコよ、大人しくしといてくれ〜!
ご声援ありがとうございました!
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第2版出るんですね。
わたしは、まだ紹介していないので、この機会に、メルマガなどで紹介しようかなと思います。
どんな風に変わっているのでしょうね。
変わってるのかが気になりますよね。
安くなったのは現代にあわせてなんでしょうかねぇ。
応援くりっく!ぽちっ
もちろんオリジナルは
読んでいるものの
第二版も当然買って帰ります。
第2版が出たのですね。
この本はホントすごいですものねー。
以前は勧誘セールスを避けて歩いてましたが、私もコレ読んでからちょっとトークを聞いたりしてます。
相手の出方が読めて、怖くなくなりました。
記事をご紹介いただき、身に余る光栄です。ありがとうございます!
受験本格モード突入につき、意識して最近ネットにあまり触れないようにしているんですが(面白くて時間がどんどん過ぎていくので;汗)『影響力の武器』とあらばコメントせずにはおれません。
重複する部分も多いでしょうが、当然第2版も買う予定です。コレを読まない人は、人生で相当損をこきそうな一冊ですからね。
そういえば『ヤバ経』も「増補版」が出てましたね。windowsみたく"update"という概念がビジネス書の世界にも今後進出してきたりするのでしょうか?
第2版もですが、著者の来日もネタ的に美味しいかと(笑)。
メルマガでも是非ご紹介下さい!
>院長サマ
元々は院長サマのタレコミのおかげでこの記事ができました(笑)。
ありがとうございました。
>ヨシザワさん
ご紹介漏れ失礼しました。
アクセスいくらかでも流れたでしょうか?
>ビルダーナースさん
ビルダーナースさんは、この本悪用禁止ですから(笑)!
皆さんのスルーのおかげで今日の記事になったんで、気になさらず(笑)。
>プチファイさん
土井セミナーの懇親会でお初にお目にかかったとき、この本をオススメしたのを覚えてらっしゃいますか(笑)?
世の中にはこういう本もある、ということで。
あと、『ヤバ経』は当然持ってますカラ(笑)!
この本は色々なところで紹介されていますね。ある雑誌でもオススメ○冊として挙がっていた覚えがあります。私としてはより読み易くなってくれればいいなぁと第二版に期待です。
そうそう、アマゾンのページの商品説明に、「新装丁で読みやすくなった」とかいう一文があったんですよね。
・・・今見たらなくなってる(笑)。
ご無沙汰してます。
記事拝見しました。
確かに使いまくりですね(汗)。
ただ、本人達一人一人がこの本読んでるわけではなく、そのように指導(?)されたり、周りで皆そうしているのかもしれません。
元ネタが何かは知らなくとも、手法自体は広く使われてるんですよね、きっと・・・。