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2007年08月03日

【耳勉】「耳から学ぶ勉強法」清水康一郎





【本の概要】

◆今日ご紹介するのは、先日アマゾンランキング総合1位に輝いた勉強本。

著者は、セミナーのポータルサイト「セミナーズ」代表の清水康一郎さんです。

その関係か、本書は「勉強本」といっても、自己啓発系に属するのであって、受験用ではありません(その点にはご注意を)。


◆音声教材による学習(本書で言うところの「耳勉」)は、私も以前から自己流で行っており、馴染み深いところ。

本書では、「耳勉」の効果や考え方について、わかりやすく説明されています。

iPodは音楽のためだけにあるのではありません!

人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!



【目次】

第1章 人生の成功者になるための勉強法
1 人生に化学変化を起こそう
2 さあ、「耳勉」を始めてみよう

第2章 これが「耳勉」マジックだ!
1 「きく」にはいろいろな種類がある
2 「耳勉」エネルギーが人生を変える
3 聞く(hear)勉強法
4 聴く(listen)勉強法
5 訊く(ask)勉強法

第3章 効果的な「耳勉」のやり方
1 CD選びにもコツがある
2 これが効果的な聴き方だ

第4章 「耳勉」で「なりたい自分」になる!
1 聞く、聴く、訊くが、「効く」につながる
2 いまの状態が結果を決めている
3 最高のプログラミングを自分にインストールする



【ポイント】

昨日の記事に従って、多少(?)短文化を目指してみます(汗)!

■「耳勉」とは?
●概略

⇒耳勉とは、「耳から学ぶ勉強法」のこと

⇒具体的には、成功者が自身の経験を語ったCDや講演会を収録したCDを聞き、価値観や考え方、知識、ノウハウ等を自分にインストールする


●効果

⇒「耳勉」は人生に効く

⇒「耳勉」の目的は、知識やスキルを身につけることではなく、「なりたい自分になること」

⇒成功者のCDを繰り返し聞くのは、語り手のエネルギーを感じるため

⇒本を読むにしても、「何冊読んだか」ではなく、「どれだけ学んだか」であるように、CDも繰り返し何度も聞くのがミソ


■3つの「耳勉」
●「聞く(hear)勉強法」

⇒単に情報を聞き流して、必要に応じてそれを出し入れするだけでもいい

⇒脳の海馬にいったん保存され、出し入れすることにより大脳皮質に、知識として定着する


●「聴く(listen)勉強法」

⇒「聞く」との違いはどれだけ意識(集中)しているか

⇒情報や知識をしっかりキャッチするためには、意識することが重要

⇒繰り返し聞いていると、琴線に触れるフレーズ部分では聴く姿勢に変わる


●「訊く(ask)勉強法」

⇒CDは「助けてください」という思いで聴く

「自分はわかっていない」という謙虚な気持ちが基本

⇒成功者がCDで語っているのは情報や知識だけではなく、それらを自分なりの知恵として応用し、実践してきた軌跡の部分


■CD選びのコツ
⇒興味のあるジャンルを

「なりたい自分」を実現している人のもの

⇒同じジャンル(たくさん聴いていると、重要なところがにおってくる)


■効果的なやり方
⇒疑いの気持ちを持たず素直に聴く

⇒自分の価値観を差し挟まない

⇒聴く前に「何を教えてもらいたいのか」をはっきりさせておく

⇒いい言葉に出会ったら、口に出してみる

⇒聴いた後に絵や図を描いてみる(マインドマップ等)


■なりたい自分になる
●成功するための活動サイクル

「状態 ⇒ 行動 ⇒ 結果」というサイクルにおいて、「結果」を変えるには、「行動」を変える前に、まず「状態」を変える必要アリ

⇒成功者を「耳勉」でモデリングすることにより、「状態」を変えることができる


●人間の「プログラム」

⇒人間にも、自身の根本を形成している「OS」(アイデンティティ・価値観・信念等)と、ノウハウやスキルといった「それ以外のソフト」の2種類のプログラムが入っている

⇒成果を上げるには、スキル・ノウハウといったソフトをインストールする前に、OS自体を入れ替えるべき

⇒「耳勉」はOSのインストールに最適!


【感想】

◆えー、結局それほど「短文化」できませんでしたね(次回以降頑張ります!)。

それはさておき。

本書の内容としては、音声学習(ここで言う「耳勉」)を実際にやったことがある方と、そうでない方の受け止め方のギャップが激しいのではないかと思います。

未体験の方にとっては、「良い導入本」、逆に、体験済みもしくは実践中の方にとっては、既知の内容が多いような(汗)。

ただ、後者の方でも、「耳勉」について間違った認識をしている場合には、改めて考え直すいい機会かもしれません(含む自分)。


◆例えば私の場合、このブログでも何度か言及したように、基本的には音声教材は全て2〜3倍速に加工して聴いています。

このやり方はノウハウ・スキルを身につけるには、効率的で良いのかもしれませんが、「語り手のエネルギーを感じる」のとは程遠いような(汗)。

だって、すんごい早口でまくし立てられたら、エネルギーも何もないですよ(爆)。


◆つまり、私はOSではなく、アプリケーションをインストールしているのに過ぎなかったんじゃないか、とハゲシク反省した次第。

でも、神田さんのオーディオ会員のCD教材って、おしまいに3倍速バージョンが収録されてますよね?

「リラックスしてただ聞き流すだけでいい」っていうアレ。

最初に通常の速度で聴いたら、後は3倍でもいいんでしょうかね(汗)?


◆ちなみに、私が最初に音声教材に接したのは、この本の付録CDからでした。


斎藤一人サンの語り口がゆっくりだったので、当時使い始めた速聴ソフトで、3倍速(笑)にして、かなり繰り返し聴いた記憶が。


◆その後、神田昌典さんの「『非常識な成功法則』CD版」を購入し、同じように3倍で(爆)聴きまくり。

一応、聴き初めは2倍とかその程度で慣らしておいたものの、途中からはずーっと3倍速でした。

某所で一度書いたんですけど、その後送られてきた、このCDを書き下ろしたテキスト版を見たら、超高速で読みきれたという。


◆もっともこれは、高速で聴いたということよりも、死ぬほど繰り返して聴いたという点が効果があったのではないか、と今にしてみれば思うワケでして。

本書でも強調されている「同じCDを繰り返し何度も聞く」ことは、やはり大事なようです。

「耳勉」未体験の方は、一度お試しを!


【編集後記】

◆smooth家に新しい炊飯器クンが来ますた。


サスガに最近の炊飯器は美味しくご飯が炊けますね〜(笑)。

今、リンク先のアマゾンの「商品の説明」を見たら、恐ろしく詳しく書いてあってちょっとビビりました(汗)。

うーん、アマゾンさん、本のページもこのくらい気合入れて下さいマセ(笑)。


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この記事へのコメント
               
smoothさん、こんにちは。

昨日届き(キャンペーン狙い)、サクッと読み終えました。
確かに実践中の人には少し物足りなさを感じる部分があったかな。
認識させられる部分もありましたよ、もち。

私もMP3は慣れてきたらハードの方で
速度調整して聴いております。

では(^^)/~~~
Posted by ryosuke-star at 2007年08月03日 07:56
               
外国語の勉強法みたいですね。
効果がありそう。
Posted by おれおれ at 2007年08月03日 10:45
               
耳からは効果高いですしね。

うまくプレーヤー活躍させることができると、
便利ですよね^^

応援くりっく!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年08月03日 15:58
               
こんにちは。i-podはほしいなあとずっと思いつつ、所持せぬまま今に至る、です。
炊飯器、いいなあ〜。
説明ページはビックリでした。amazonは物販に力を入れてきているとは聞いてましたが、ここまでとはっ!!

そうそう、smoothさんなら【ブッククロッシング】ご存知でしょうか。
その日本での公式サイトが8月1日にできてます。きょうのblogに書きましたので、よろしければご覧ください(コメントはいいですよん。お気遣いなくですから)



Posted by meg at 2007年08月03日 17:53
               
我が家も、先日炊飯器が壊れて新しく購入しました
http://www.tiger.jp/product_introduction/ricecooker/JKC_R.html

機械という名の付くものは全て大好きな夫は他の機種が欲しかったようですが、私が絶対に譲れなかったポイントは「内釜に取っ手が着いている」ことです
ご飯をよそうときに内釜が回らないのはもちろんのこと、炊きたての熱いときに持ち運びも便利なんです
もしそうでないものを選んだならば、「今後一切ご飯に関しては関知しないから!」と脅してしまいました(爆)
Posted by さやすず at 2007年08月03日 22:28
               
smoothさん、こんにちは。

僕も「耳勉」実践者です。
本についてくるCDとか、成功者のCDとか
英会話とかを聞きます。
倍速とかで聞くこと(特に英語)もありますが、
基本は等速ですね。
話し方のモデリングなら等速がお勧めです。
ちなみに某コンサルの方に伺った話では
同じのを100回くらい聞くとかなり潜在意識まで浸透する模様。

Posted by LuckyUS@フォトリーダー at 2007年08月04日 05:44
               
>ryosuke-starさん

実践されている方が本書を読むと、確かに「高速」で読みきれちゃいますよね(私もそうでした)。
ハードだと調節は2倍くらいが限度ですよね?
まぁそれくらいで十分か(笑)。

>おれおれさん

コメントありがとうございます。
頑張ってくださいね〜!

>院長サマ

医学的にも効果があると実証されてるんでしょうかね(汗)?
プレーヤーも私の場合、今は音楽がほとんどなんですが(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年08月04日 08:50
               
>megさん

ページびっくりでしょう(笑)?
メーカー並みといってもいいくらい。
「ブッククロッシング」聞いたことありましたけど、megさんの記事読んでよくわかりました。
ありがとうございました。

>さやすずさん

あれ?ウチのは取っ手ついてなかったような(汗)?
いいのか、ヨメ?
私はほとんどこだわりないので、全部ヨメ任せです(汗)。

>LuckyUSさん

やはり等速が基本でしたか(汗)。
モデリングするならそうですよね。
でも100回は結構きついんですが(汗)。
Posted by smooth@マインドマップ的読書感想文 at 2007年08月04日 08:53