「3分LifeHacking」山口真弘:マインドマップ的読書感想文

2007年05月06日

「3分LifeHacking」山口真弘

3分LifeHacking

ソフトバンククリエイティブ

発売日：2007-04-07

おすすめ度：

amazon.co.jpで詳細をみる (Amazy)

【本の概要】

◆おはようございます、smoothデス。

相変わらずコメントができず申し訳ございません。

一応、GW中は、ひたすらランキングのクリックだけはしておりますので、ご安心（？）を。

◆さて、今日お届けする一冊は、ITmedia Biz.IDの好評連載の書籍化。

ワタクシの大好物であるライフハック系でございます。

なお、「本書で扱うLifeHack」については、このような記述が。

ビジネス書でよくある「効率の良い会議術」や「手帳の活用方法」も、広義にはLifeHackに含まれるが、本書で取り上げるLifeHackはさらに汎用的、かつミニマムなTipsが中心である。「Webページの内容をメールでケータイに送って移動時間中に読む」といったテクニックや、「書類のコピーを取る際に裏写りをなくす」といった裏ワザなど、仕事の一部分を効率化したり、ちょっとしたストレスを解消してくれるTipsこそが、本書の対象となるLifeHackである。

確かに、使える小ネタが満載でした（笑）！

最近苦戦気味（汗）！

【目次】

1.GTDと時間管理術
2.時間と場所をHackする
3.メール活用術
4.デスクトップ快適化
5.デジタルデータ攻略術
6.モバイル環境最適化
7.ビジネスマンの知恵
8.オフィスワーク2.0
9.知識を磨く
10.ちょっと一息

【ポイント】

★今回は列挙形式で

●ZEBRAのペンポッドは、バネの力で飛び出して長くなる携帯ボールペン（ステキ！）

●すきま時間には『あとで読も』でWebページの必要な部分を閲覧

●「あの場所まで歩いて何分？」には『キョリ測』を

●Webメールでテンプレートを利用するなら『AreaEditor』

●『Shedko Badges』で、フォルダにバッジを付けてフォルダごと管理

●Webブラウザだけでなく、ローカルフォルダでもタブ機能を使いたかったら、『QT TabBar』

●ギガ単位のファイル転送には『Skype』（帯域を圧迫しかねないので、乱用注意！）

●プロジェクタやノートPCがなくとも、第５世代以降の『iPod』があればバッチリ（接続トラブルが起こりやすいノートPCとプロジェクタの組み合わせと違って、AVケーブル１本なのでバックアップに！）

●『メディアコンバート』なら、どんなファイルも変換OK（かなりスゴそう（汗））!

●雨が降りそうな時だけメールしてくれる、『月形半平太メール』

●額と腕にダメージが残らない携帯手枕『PINO』で、職場でも机に伏して安眠（笑）

●『ボリューム自由自在』でスピーカーの音量を瞬時にゼロに！

・・・これだけじゃネタの詳細や使い方がよく分からないと思いますが、もっと詳しく知りたい方＆他のネタも知りたい方は、是非本書を（笑）！

【感想】

◆今までライフハック系の小ネタを集めた本をいくつか紹介してきましたが、それらと比べても本書の威力はなかなか凄いものがあります。

上記のITmedia Biz.IDの「LifeHack」の中でも、「3分LifeHacking」の項目をチェックして頂ければ、それも当然と思えるかと（汗）。

どの記事もネタとしてかなり秀逸。

◆たとえば、本書には、時期的に収録が間に合わなかったであろうこの記事。

「Wordのお節介をなくす10の方法」

記事にははてなブックマークの数が表示されていないのですが、1000を超えています（汗）。

本書を読んで、はてブがつけてもらえやすいコンテンツやタイトルを研究する、というのもアリかもしれません（笑）。

◆さっそく私もいくつか導入済み。

たとえば『あとで読も』は、あまり携帯を使わない人間としては、導入をためらっていたのですが、本書の「シチュエーションごとのスキマ時間の活用」の話を読んで、一念発起（？）。

最寄り駅と自宅までの間で、「歩きながら読む」ことにしました。

◆また、最近YouTube等の動画サイトに飛ぶ事が多くなり、職場で大音量の失態を演じることもあったため、上記で列挙した中の一番最後の『ボリューム自由自在』は、迷わず導入。

今までは職場で大きめのノートブックPCを使っており、サイドにボリュームのつまみがあったため「突然大音量」でも問題なかったのですが、現在のB5サイズのPCにはつまみが付いていないのですよ（汗）。

ただ、導入してから気が付いたんですが、音を消したかったら、PCのイヤホンの端子にプラグ挿しちゃえばいいんですよね（笑）。

耳に入れる部分が壊れていたイヤホンのプラグ部分だけ切り取ったものです。

これを、このようにPCのイヤホン端子に軽く挿しておいて、「ヤバッ！」という時にだけちゃんと奥まで入れればOK。

おそろしくアナログな手法ですが、私らしくていいような（笑）。

◆今までも何度か申し上げたように、この手の本は、実践できる小ネタが少しでもあれば、たいてい元は取れます。

私の場合は元取りまくり。

しかも、著者の山口さん自身による「べつやくメソッド」によると、本書は「大幅な加筆修正でお役立ち度50%増量（当社比）」だそう（笑）。