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2007年05月03日

「次世代ウェブ グーグルの次のモデル」佐々木俊尚




【本の概要】

◆おはようございます、smoothデス。

今日お送りするのは、昨年の「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」が、当ブログでも年間売り上げの9位にランクされた佐々木俊尚さんの最新作(一応)。

今年初めに出版された本でしたが、本の山の下の方にあって、あやうく堆肥になるところでした(汗)。


◆本書の内容について、「あとがき」にこうあります。

「ネットベンチャーは、シリコンバレーだけではない。いまや日本のネットベンチャーには素晴らしい逸材が集まっていて、彼らがドライブさせようとしている新たな世界に光をあてていきたい」

確かに有名無名を問わず、国内の色々な事例が豊富に収録されています。

ネットで一旗あげたい人なら読むべきかも!?


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【目次】

第1章 源流−「おせっかい」なビジネスモデル
第2章 進化−復古運動としてのWeb2.0
第3章 変化−「地主制度2.0」と楽天の岐路
第4章 融合−交差するヤフーとミクシィ
第5章 期待−グーグル超える「UFOキャッチャー」
第6章 鉱脈−「リアル世界」に進出する日本の検索エンジン
第7章 進出−「無料経済」下の収益モデル
第8章 打破−キーワードは「リスペクト」



【ポイント】

■本書のテーマ
「日本のナナロク世代を中心とした若いネットベンチャーが、どのようにしてネット界の本質的変化をつかみ、そしてネットのビジネスをどこへ持っていこうとしているのか」

 結論から言ってしまえば、Web2.0というパラダイムは、極大化されたデータベースの海と、そこから的確に有用なデータを拾い上げるための「UFOキャッチャー」アーキテクチャという2つの層からなっている。データベースが巨大化していけばいくほど、そこから情報を収集・マイニングするためのUFOキャッチャーは高度化していき、高い能力を求められるようになる。今後、ネットのビジネスの世界はその方向にそって進化していくのは間違いない。


■Web2.0の進化の道筋
1.ロングテールモデルを使って、企業と個人、企業と企業、個人と個人、個人とコンテンツといった新たなマッチングが爆発的に起こっていく

2.これらマッチングされた個人・企業・組織・コンテンツは、ソーシャライズ(社会)化していく

3.ロングテールによるマッチングやソーシャライズによって蓄積されたデータベースが、ひとつに統合されて、極大化していく


アゲウンに見るリサーチのアプローチ法
●個人の性別や生年月日、住所地のほか、それらの個人データから抽出された、四柱推命や星占いなども材料に含めてマーケティング分析を行う

「僕も最初は、半信半疑だったんです。でも実際にそうした占いを導入してみると、なぜかかなりの確度で何らかの行動パターンが把握できてしまうんですよね。そのあたりの分析はこれからなんですが、有効なのは間違いないようなんです」(アゲウン社長・大丸裕介氏)


【感想】

◆工数の関係で(笑)えらく短くなっておりますが、内容的には盛りだくさんです。

付箋もこんな感じ。

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◆本書はタイトルに「次世代」とついているため(というか帯にも「Web3.0のステージを制するのは、一体どんなビジネスモデルなのか」とあります(汗))、その部分に過度な期待を持って読まれると、ちょっと拍子抜けするかもしれません。

ただ、書かれていることは、過去から今現在におけるネット界隈に関する丁寧なレポート。

現象面や導き出されている結論も、ネットビジネスをおやりの方には既知の内容が多いとはいえ、リアルビジネスを中心で、これからネットビジネスに参入されようとしている方にとっては、新鮮な内容かと。


◆また、著者である佐々木さんご自身も、IT関連の著書が多いとはいえ、テクニカルな内容というよりは、ビジネス的なものがほとんどです。

この辺も、実践したい方にとっては、単なる技術書っぽい内容の本よりも、参考になると思います。

というか、私の場合テクニカルに寄り過ぎるとチンプンカンプンですし(汗)。


◆なお、本書のコンテンツはITメディア内で「ネットベンチャー3.0」というタイトルで、20回に渡り連載されていたもののようです。

お時間がある方は、そちらからお読みいただいてもよいかもしれません。

私はネットでタダで読めるものでも、基本的に本で読めるものは全部本で読む方なので、その事実を後から知っても地団太踏みませんでしたが、一応念のため(?)。


【編集後記】

◆ヨメが入院している病院の近くに、かつてよくムスメを連れて行ったアンパンマンストアがあったのですが、先日閉店となってしまいました。

0485a52c.jpg











横浜にアンパンマンこどもミュージアムが出来たからなんですが、近所にあった便利な施設がなくなって、ちょっと残念です・・・。


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この記事へのコメント
               
smoothさん、こんにちは。

UFOキャッチャーアーキテクチャという表現がなんだか新鮮でした。
取りにくいものがとれる?
単に、吸い上げるツールができたということなのか。創造がちょっと膨らみました。

昨日はツタヤでDVDをかなりレンタルしたのですが、借りたいものを見つけるのにすごい時間がかかりました。結局あきらめたものも多数。

こういうとき右脳を働かせるのかな?と
ちょっと思いました。(^-^;
ネットで検索したもの(旬を過ぎたもの)がレンタルや買えたりするのは便利だなぁと改めて思いました。

Posted by たなか@心レベル at 2007年05月03日 09:19
               
smoothさん、こんにちは。

Web2.0までは情報の拾い安さがビジネスになっていますね。
Googleなんかまさに。

個人的にはこれからはネット⇒リアルへの回帰がビジネスになるのでは?と思ってます。
具体案は特にないですが。。。

Posted by 長谷川佳之@読書による経験価値 at 2007年05月03日 17:46
               
smoothさんこんにちは。連休中は、ブログ投稿マラソン超戦中です。本がほとんど読めていません。読書が習慣になっていると読まないと調子くるっちゃいますよね。
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年05月03日 19:11
               
相変わらず付箋がすごいですね^^;

それだけいい内容が詰まってたということですね。
おもしろそうですね。

応援クリック!ぽちっ
Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年05月03日 22:45
               
こんにちは。

Web2.0は、騒がれているうちにビジネスへと浸透して言っているみたいですね。

私が20年近く前に就職してから、DOS/V、インターネット、感情マーケティング、メルマガ、ブログ、ウェブ、SNSといろんなブームが起きていきました。

私はずっと傍観しているのですが。。(泣く)
Posted by タツ at 2007年05月04日 16:39