2007年03月26日
「チャンスがやってくる15の習慣」レス・ギブソン(著)渋井真帆(訳)
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【はじめに】
◆おはようございます、smoothデス。
今日お届けするのは、渋井真帆さんが翻訳を担当された自己啓発本。
原書はなんと、1968年発行です。
本書はスマートな装丁と、帯の「1時間で読める、一生の宝物」というフレーズに惹かれて買ってみました。
果たしてその内容は(汗)?
【目次】
訳者前書き
人間の法則
習慣1. 人間は自分にしか興味がない、と知っておく
習慣2. 相手のことだけ話題にする
習慣3. 認められている、と相手に感じさせる
習慣4. とにかく、同意する
習慣5. 聞き役に徹する
習慣6. 相手の求めているものを見つける
習慣7. あなたの意見は「ある人の意見」として語る
習慣8. 「ノー」とは言わせない状況にする
習慣9. 会った瞬間に笑顔を向ける
習慣10. 1日に3人、ほめ言葉をかける
習慣11. 相手のミスに、怒りで反応しない
習慣12. 「ありがとう」と、声に出す
習慣13. 自分には価値がある、と信じる
習慣14. 5つのルールを守って話す
習慣15. この習慣を実践する
【気になった点など】
◆本書もコンパクトにまとまっているので、フレーズのみ抜粋して。
人間とは、もともと自分のことしか考えない生き物です。
関心があるのは自分自身であって、そもそも他人に興味はありません。
これが人間の本性です。
肝心なのは、あなたがその話題を気に入るかどうかではなく、あなたの話し相手がそれを気に入るかどうかなのです。
人と話をするときは、相手のことを話題にする、または、相手に話してもらう、この2つがポイントです。
それができればあなたは会話の名手となります。
答える前に、間を置いて相手の話を考える時間をとりましょう。
そうすれば、相手は、自分が熟考に値する意見を言ったのだという印象を受けます。
相手に同意できなくても、どうしても必要な場合を除いて、反対しない。
実は、自分に有利な内容を話していても、相手にうさんくさいと感じさせない方法があります。
それは、あなたの意見として話すのではなく、誰か別の人に語ってもらう方法です。
その誰かがその場にいる必要はありません。
その人の名前を借りて話すのです。
会った瞬間に、挨拶よりも何よりも、まず目を合わせ、心からの笑顔を向けましょう。
ほめるときは、漠然とした言い方をしないで、ピンポイントでほめましょう。
例) ◎「田中さん、先日のプレゼンは、完璧でしたよ」
×「田中さん、あなたは有能ですね」
その人個人を批判するのではなく、行動を批判する。
【読後の感想など】
◆目次に「15の習慣」が全て挙げられているので、正直それだけ読んでも本書の大体の内容はわかるかと思います。
・・・ってそれで終わったら記事にならないので、一応付箋を貼ったところを引用してみましたが(汗)。
◆本書も、目次や上記の抜粋をご覧頂けばおわかりのように、今まであった自己啓発関係の本と内容がかぶる部分が多かったです。
ただ、結局「効果のあるなし」の分かれ道は「やるかやらないか」。
本書の「習慣15.」をそっくりそのまま引用します。
あー、耳痛い(笑)。知識自体には、なんの価値もありません。知識は使うことによって、価値が生まれるのです。
それと同様に、人生の価値は、あなたが何を知っているかということではなく、あなたが何をしたかという行動で決まるのです。
本書で述べた知識は、よりよい生活や、より多くの友人、成功と幸福を導く鍵です。
くれぐれも、この知識は、覚えるだけでは価値のないことを、忘れないで下さい。
◆いずれにせよ、40年ほど前の原書の内容であっても、今現在も普通に通用するコミュニケーション・スキルの一冊。
いくらテクノロジーが発達しても「フェイス・トゥ・フェイス」の場面は、昔と変わっていないということなんでしょうね。
【トラックバックさせて頂いたブログ】
プログラマーの手文庫ブログ(ビジネス書で問題解決)さん
(「判断を棚上げすることも必要」)
【昨日のお買い物】
◆聖幸さんのところで大プッシュだった一冊。
「ユニーク1000」プロジェクト推進委員会としては、読まないわけにはいきません(汗)。
【編集後記】
◆というわけで(?)、昨日の【編集後記】の続き。
・・・恋敵(?)のトラです(笑)。
ご声援ありがとうございました!
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習慣は大切ですね。
繰り返すことで、身につくと思います。
無意識で、身につけたくない習慣も身についているのかもしれません。
他人に興味が無いという人間の本性。
それを超えて他人に本当に興味を持って
いければ、チャンスが勝手にやってきそうですね。
かなり前のものなんですね。
昔のものといえど、
やはりいろいろと気づきが
えられるものなんでしょうね。
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習慣の重要性は最近になって感じています。
習慣化して、継続していけば必ず結果が出ると思って最近
取り組んでいます。
書かれていることは、
40年たっても色あせない真理
なんでしょうね。
ただ、よく考えたら
「出来る人が少ない」と言うことの
証拠かも。(^^;
この手の本って苦手ですね。
書いてる内容はどうにもただの他人操作みたいなことですし。
だからあえてやって部分が多々あります。
でも耳が痛いのはなぜだろう(苦笑)
相手を第一に考えるということに
つきるのですね。
smoothさんの内容紹介で何となく
スキルの真髄がわかったような気がしました・・って買わない気が見え見え(笑)
でも勉強になりました。ありがとうございます!
だから自分がちょっとヘマやってもたいして気にされないかなぁと都合よく解釈してますが・・・。
今日は衝撃画像ですね。
トラじろうにハグしてもらえるなんて超うらやましい〜。
あたしも、あたしもー。
今回のビジネス書、朝刊で見ました。
最近はこういった翻訳本多いですね〜。
ステイタスなんでしょうか。
ところでしまじろう、わが家でも大人気。
この顔を見ているとどんな時でも和んでしまいますから、考えてみれば凄いキャラをつくったもんですね。
>あー、耳痛い(笑)。
私にとっても、耳が痛いです。
知識のコレクターやオタクになっても、そこにあまり価値はないのでしょうね。
1968年出版の本でも現代に十分通用する・・・やはり事の本質はゆるぎないということなのでしょうか。
「実行が大切」まさにその通りですよね。
誤解を恐れずに言いますと、この手の本はある意味似たようなお話が書かれているわけで、いろいろ冊数を読むことで血肉に沈殿されていくのが読書の大切な意義の一つのような気がします。
トラックバックありがとうございます。
こちらからもさせていただきました。
「やるか」「やらないか」、それにつきますよね。
本が買えなくても、癒されたい時smoothサンのブログを拝見している瑠璃デス(^^*)いつもありがとうございます。
【人間は基本的に自分にしか興味がない】ですか…。
えっと(汗)自画自賛になると思いますが(笑)
友達が重い買い物袋を持っているのを見て持とうとしたら「瑠璃さんケンショウエンでしょ?」と優しく断られた後「はっ!そうだった…」と気づいたり
お酒1ダースを友達の代わりに持ちあげた後
「あっ!腰痛が悪化するんだった…」と気づき、今日腰痛をかばいながら仕事してたら店長に「さっさと持てない奴は、いらない」と言われたり(^^;…そんな自分に危機感を覚え始めた今日この頃デス(汗)
どの本についても、かなり詳細にかかれているんですね。素晴らしい。
やはり、どんな啓発本でも結局は「やるかやらないか」ですね。
後から、TBさせていただきます。
>どの本についても、かなり詳細にかかれているんですね。
えーっと、この記事を書いた当時はそうだったんですが、今は・・・(汗)。