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2007年02月18日

「ケータイ小説家になる魔法の方法」伊東おんせん


ケータイ小説家になる魔法の方法
ゴマブックス
伊東おんせん(著)
発売日:2007-01-30




人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!





【はじめに】



◆おはようございます、smoothデス。



今日のテーマは昨日の記事に頂いたコメントからの流れで、急遽「ケータイ小説」に決定(笑)。





◆奇しくも、先日の日経新聞12月11日号の「活字の海で」で取り上げられていたのが、この「ケータイ小説」でした。



何でも、

 フィクション部門のベストセラー(2月2日〜8日、日販調べ)をみると、上位10冊中、5冊を「ケータイ小説」が占めている。

とか(汗)。





◆基本がノンフィクション、しかもビジネス書がメインのこのブログではありますが、やはり時流には置いていかれたくないワタクシ(笑)。



そこで、上記記事でも取り上げられていた、ケータイ小説の指南本である、「ケータイ小説家になる魔法の方法」をご紹介してみようかと。



【目次】



序章 誰もが、気づくとケータイ小説家!?

第1章 ケータイ小説の1年間

第2章 書いてみる?ケータイ小説

第3章 ケータイ小説の喜びと苦悩

第4章 ケータイ小説のミライ

付録 特別インタビュー―ケータイ小説家としての過去、現在、そして未来…






【気になった点など】



◆要点のみ抜粋します。



■ケータイ小説の全般的な共通点



◆著者のいとうさんによると、次の4点が共通点だそう。



1.センテンスが比較的短く、かつリズミカルに重ねられている



2.改行、行間の使い方に独特の間、テンポがある



3.「会話文」に独白があしらわれ、説明的な文章が少ない



4.カッコなどの使い方に工夫がほどこされている






■「超主観的」文章



⇒「彼」「彼女」という言葉は使わず、登場人物が全ての場面に「名前で登場」する



⇒「私」「ボク」という一人称もない



⇒読者は登場人物の視点でものを感じ、見ることができるようになっている



⇒読者が常に主観的立場に立って、一体感を感じて作品を読むことができる





■著者さんたちの「こだわり」



⇒「携帯画面で見やすいように一文を短くする」「こまめに改行する」「わかりやすい言葉を使う」(Saoriさん)



⇒『マジで??』のようにみんなで同時に話すときは、『』を使う(SINKAさん)



⇒主人公が話すときは『』その他は「」にして読みやすくする(べあ姫さん)





■「魔法のiらんど」でケータイ小説を書く



まずは、コチラをどうぞ!



iらんどで小説を書こう!



★BOOK機能 



⇒小説を章・節に分けて書き始めることが可能(自動的に表紙や目次も作られる)



⇒1つのBOOKスペースでは、1ページあたり1000文字、最大500ページまで書くことができるので、50万文字の作品を仕上げることができる



⇒さらに、複数のBOOKスペースを使って長編を公開することも可能



・・・マジで大作が書けそうです(理論的には(笑))。





【読後の感想など】



◆出来心で(笑)読み始めたものの、なかなかケータイ小説家への道は大変そうでした(笑)。



そもそも、本書に登場される作家さんたち皆さんが、ケータイ小説を実際にケータイを使って書いているそうなんですよ(汗)。



ヨメへのメールでさえ、できるだけPCから送信しているような私には絶対できません(汗)!





◆ただ、皆さん職業病というか、入力のしすぎでケータイだこができたり、腱鞘炎になったりしているとか。



さすがプロは違います(汗)。





◆それと「超主観的」という部分でフト思ったのですが、代名詞を使わないで固有名詞で表現するというのも、少ない字数で状況説明を間違えなく行うためには有効なのではないか、と。



例えば、先まで読み進んでいってから当初の認識と食い違った場合、ケータイだとリアルの本に比べて何ページも戻るの大変ですから、結構なストレスになりそうですし。



それはまた、カッコの使い方等でも同じで、読み手に対する思いやりというか、ある種のユーザビリティのような気がしました。



・・・ブログ運営者としても見習いたいところ。





◆今後の出版事情等や、ハード面での機能強化によるケータイへの集約化、さらには「若い世代のケータイへの親和性」を考えた場合、「ノンフィクションをケータイで出版する」というのもアリかもしれません。



若手の起業家さん、一発どうでしょう?←無責任に煽る(笑)



・・・ちなみにワタクシ、昨夜上記「iらんど」に登録だけしました(汗)。





◆なお、日経新聞ではもう一冊この本も紹介されていました。



興味がおアリの方は、併せてどうぞ。







【編集後記】



◆実はバレンタインにはヨメからもう1つチョコをもらっていたのでした(笑)。



92add161.jpg












DEL REY



ちなみにこれもウマー!でした(笑)。





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この記事へのコメント
               
こんにちは。
>本書に登場される作家さんたち皆さんが、ケータイ小説を実際にケータイを使って書いているそうなんですよ
これ、すごいですね。
腱鞘炎にもなりますよね。

Posted by 起業:こばやし at 2007年02月18日 10:44
               
smoothさん、いまだ、ページランク4を
維持されていますね。
昨年、みんな1づつ落ちたと言われていたんですが。
私はちゃんと落ちて3になってしまいました。
さすが、smoothさん、コンテンツ力、リンク力、人気、ページ数、更新力、SEO力とすべて万能ですからね。

Posted by 栗原敏彰 at 2007年02月18日 10:46
               
smoothさん、こんにちはー。
ケータイ小説。一度どういうものなのか読んでみようかと。思いアクセスしてみました!
行間がうまいなぁ〜。こういうのって本では表現しにくいだろうなぁって思ったり。
文章的な工夫が勉強になりそうですね(^-^)
でも、たまたま読んだものがそうだったのかもしれませんが、ちょっと1ページの文章が少ないなぁって感じました(^-^;
「次へ」ボタンを押し続ける作業が大変に感じました(携帯慣れしてないからかも?(^-^;))
コレも飽きさせない作戦だったりして(^-^;)

Posted by たなか@心レベル at 2007年02月18日 11:21
               
smoothさん、おはようございます。
本日ご紹介の本、ビジネス・ライティングにも活用できますね。
>ただ、皆さん職業病というか、入力のしすぎでケータイだこができたり、腱鞘炎になったりしているとか。
ケイタイで数行のメールを打つのも今でもシンドイです。

Posted by マチスケ at 2007年02月18日 11:48
               
携帯でたこや腱鞘炎ですか^^;
プロになるとそういうことがおこりますよね。
携帯のボタンって少ない回数だとそう感じないですが、
続けておしてると、
結構な負担になりますしね^^;
応援クリック!ぽちっ

Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年02月18日 13:42
               
smoothさんこんにちは。いっちょ携帯小説でも挑戦してみましょうかね(笑
えっと、テーマ…
中年オタクとアイドルの恋愛ストーリーなんてのはどうでしょうか?
ターゲットは女子高生。
きもいっていわれちゃいますかね(汗

Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年02月18日 14:25
               
こんにちは!
ケータイ小説って携帯で打つんですか?
そりゃ腱鞘炎に
なりますわな。ヾ( ´ー`)

Posted by ヨシザワ at 2007年02月18日 15:51
               
こんにちは。
ここのところ、お伺いできず、失礼しました。
ケータイ小説ねー。
私もケータイメールは大嫌いで、電報文になってしまうのですが、それで小説をかくとは。
私の世代はマイコンー>パソコンという変遷でしたが、最近の若いの(ん?)はケータイで発想するんでしょうね。

Posted by タツ at 2007年02月18日 17:25
               
smoothさん、こんばんは!
ケータイ小説・・・分僕も苦手な部類です(汗)。書き方のスタンスやそこに込められた考え方などは参考になりますが…頑張って書こうという気にはなれなさそうです^^;

Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年02月18日 23:44
               
smoothさん、こんばんは!
ケータイたこというのもすごい・・・親指第一関節あたりなのでしょうか?
スカイメールでほとんど事足りる私としては(汗)なかなかついていけない世界ですが、時流はおさえておきたいという思いだけはあったりするわけで。

Posted by プチファイ!@今日僕が学んだこと。 at 2007年02月19日 01:02
               
smoothさん、こんばんは!
ケータイ小説って構成も違うのですね。勉強不足です・・・。

Posted by 手文庫 at 2007年02月20日 23:42