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2007年02月14日

「見る技術」石岡裕邦






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【はじめに】



◆おはようございます、smoothデス。



今日お届けするのは、右脳開発系の名著として知られる「脳の右側で描け」の作者である、ベティ・エドワーズ(ロジャー・W・スペリー博士の研究をもとに、美術教育の体験を生かし、短期間に写実的な絵が描けるようになる独自の指導法を開発し、高く評価されている)系統の「能力開発」本。←わかりにくいですね(汗)



そこでアマゾンの紹介から引用(笑)。

「見ること」は日常生活の中でほとんど無意識に行われているが、「見ること」もれっきとした脳の活動であり、意識を変えることによって、記憶力、集中力やプラス発想力を上げるとともに、創造性開発にも役立てることができる。

本書では、この「視覚」を使ってのさまざまな能力開発の技法「見る技術」を、誰にでもできるよう、著者の体験などから具体的に解説する。

読後は「見ること」に対する意識が変わることウケアイです(汗)!



【目次】

第1章 「見ること」と脳の関係

 どこで見ているのか?

 「視覚システム」のしくみ

 脳にあるデータで、見るものが左右される



第2章 もう一つの「見方」

 「見ること」をじゃましているもの

 視覚モードと言語モード

 二つのモードを上手に使うヒント ほか



第3章 「見る」能力

 「見ているだけ」で能力が上がるのは、なぜ?

 「見ること」で記憶力を上げる

 モンタージュ理論 ほか



第4章 「見る」技術

 超スローペースで「ものを見る」

 超高速で「ものを見る」

 逆さまに「ものを見る」

イメージして「未知を見る」 ほか



第5章 「見る技術」と創造性

 「見ること」と創造性

 「視覚モード」は問題発見に適している

 問題自体を「よく見る」 ほか



【気になった点など】



■視覚モードと言語モード



⇒ベティ・エドワーズ教授は「Rモード」「Lモード」と表現



言語モード



⇒読み書き、話すこと、計算すること等、日常使われることが多い一般的思考モード



視覚モード



⇒視覚的、空間的、感覚的な情報を言葉などを使わずに処理(例:「高速道路の運転」など)





★トレーニング方法



「言語モード」で気がついたことは、ヴィジュアルに変換



「視覚モード」で気がついたことは、ことばに変換



⇒これからの時代は「言語モード」と「視覚モード」の2つのモードを使うことが必要なのでは?





■「見る」技術



超スローペースで「ものを見る」



⇒「ゆっくりものを見る」(1ミリを1秒



見るスピードと描くスピードを同じにする



⇒創造的課題や問題解決などに取り組む場合に、このメソッドで思考モードを切り替えると有効



超高速で「ものを見る」



⇒超高速で絵を描く(1枚/1分 → 45秒 → 30秒 → 15秒とだんだんスピードを上げる)



「言語モードが抑えられ、考える気力さえなくなる」





■俯瞰的に「ものを見る」



⇒1枚の紙にすべて書き出す



⇒その紙を壁に貼っておく → 「何か書き足したくなる」(これこそクリエイティブなことでは?)





【読後の感想など】



◆140ページ前後の比較的薄い本でしたので、サクっと読みきってしまいましたが、やはりこの本のキモは、実践することだと思います。



ただ、日頃絵を書く習慣がないため、いざやろうとしても、なかなか踏み出せないのがツライところ。



毎日、保育園の連絡帳にムスメのイラストを描いているヨメならば、何の苦もなくやってしまうのでしょうが。





◆実はワタクシ、上記のベティ・エドワーズ教授の本を読んだことがないので、本書の内容のうち、どこまでが石岡さんのお考えなのかよくわかっておりません(汗)。



ただ、本書は絵を描くというよりは、アイデア創出や、問題解決の面に、よりフォーカスしているのではないか、と。





◆なお、『「言語モード」で気がついたことは、ヴィジュアルに変換』『「視覚モード」で気がついたことは、ことばに変換』という作業は、私はかなり近いことを右脳ラーニングで体験済み。



「自分の夢のイメージを言葉にして相手に聞かせて、相手はその言葉をイラストで表現する」というのがソレです。



・・・なるほど、2つのモードのトレーニングになっていたのか(憶測ですが)。





◆記事を書いていて残念だったのが、「言語モードの先入観」ですとか、「錯覚」といったようなものを理解しやすいよう、図が多用されていたのに、それらを全くここで紹介できなかったこと。



さすがにケータイで画像を撮って投稿するのもいかがなものかと(汗)。



もし、書店でこの本を見かけたら、ぜひ26ページあたりからのテストをやって頂きたいです。



目からウロコが落ちるかも(汗)!





【編集後記】



◆というわけで、保育園の連絡帳に描いたヨメのイラストを(笑)。



a302c1a2.jpg






















・・・実物はもう少しだけカワイイのですが(涙)。



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この記事へのコメント
               
smoothさん、こんにちは!
神田さんのCDビジネスコーチングの第五回についていたマインドマップでは、
かなりイラストが多用されています。
ビジュアル化が大事なのと、
絵を描いている間にひらめきが生まれるようなことを言ってました。

Posted by ニタ@教えて会計 at 2007年02月14日 07:54
               
smoothさん、こんにちは。
右脳ラーニングの、「自分の夢のイメージを言葉にして相手に聞かせて、相手はその言葉をイラストで表現する」というトレーニング。
ほぼ同じものをフォトリーディングでもやりますよ(^^)

Posted by LuckyUS at 2007年02月14日 09:46
               
見るっておもしろいですよね。
ほんと視点はさまざまですし、
見方を変えるだけで、
いろいろと違ったものがみえてきますね。
応援クリック!ぽちっ

Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年02月14日 09:54
               
こんにちは。
絵も書くと良いのでしょうね。
図解を意識したいなと思っています。

Posted by 起業独立:こばやし at 2007年02月14日 10:57
               
ピカソは通りで見た光景を一人として欠けることなく正確にキャンパスに描けると聞いたことがあります。
その域まで達するのは無理ですが、意識して見るようにまずは訓練ですね。
奥様のイラストかわいいですよね〜。
のちのちいい思い出となりそうで羨ましいです。

Posted by ビルダーナース at 2007年02月14日 11:59
               
こんにちは。可愛いですね、イラスト。
「見る技術」--「発想の」とか「思考の」というのにしなかったところが、ポイントかも?
意識してみると、ほんとうにいろいろ景色が変わるなと思います。

Posted by meg at 2007年02月14日 12:52
               
おくさまイラスト上手ですね!いつもかかれるのですか?私も今日は描いてみました。

Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年02月14日 17:51
               
こんばんは!
右脳ですか。
図解や絵を書いて覚えるのは大好きなん
ですけど、やっぱり未知の領域です。

Posted by ヨシザワ at 2007年02月14日 21:40
               
smoothさん、こんばんは
>「何か書き足したくなる」
このステップは例の速読でも本を読む前の調査が該当しますね。こうして見ると共通項もありそうです。

Posted by まちすけ at 2007年02月14日 21:49
               
この本も興味深いですね。
ロジャー・スペリー、久々に名前聞きましたね。
たいへん有名な方ですね。

Posted by 栗原敏彰 at 2007年02月14日 23:14
               
smoothさん、こんばんは。
今回ご紹介されている本も、面白そうですね。
能力開発本にはついつい反応してしまいます。
でも、smoothさんの言うとおり、こういう本は何よりも実践が大事ですよね(汗)

Posted by 決断コーチ at 2007年02月14日 23:57
               
smoothさん、こんばんは!
言語とヴィジュアルの連携って、できる限り実施できるようにした方がいいものですよね〜。・・・といいつつ、現実にはなかなか実行できていないのが悔しいですが^^;

Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年02月15日 03:43
               
いいですね〜〜。嫁さん。
こういう能力って、のばして伸びるもんでしょうかね〜。

Posted by ぼうや at 2007年02月15日 11:59
               
smoothさん、こんばんは!
見る技術ですか。技術は何にでも必要なんですねぇ。

Posted by 手文庫 at 2007年02月18日 01:32
               
ブログを見つけましたん。
http://blog.goo.ne.jp/mirucoto/

Posted by ぴー at 2007年03月17日 23:22