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2007年02月01日

「心の操縦術」苫米地英人


心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション
PHP研究所
苫米地 英人(著)
発売日:2007-01-06
おすすめ度:4.5




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【はじめに】



◆おはようございます、smoothデス。



本日ご紹介するのは、実は先日の「スパルタ読書塾」で、土井さんに薦められていた1冊。



著者は洗脳研究家として名高い苫米地英人サン



以下、アマゾンの商品説明より。

真実のリーダーとは何か? 自らの心を自在に操縦し、また、他者を圧倒的な心理力で率いるためのテクニックとは? 真実のリーダーとなるための秘伝の「脳と心のトレーニング」法を解説。

うーん、ビジネス書とは思えないインパクト(笑)!



【目次】



1.真実のリーダー

2.リーダーの解決法

3.心の操縦術

4.「脳と心」のトレーニング

5.実践が全てを変える






【気になった点など】



◆今回は抽象的な表現が多く、その説明をしていると結構それだけで長くなるので、ホントに断片的に(でも長いけど(笑))。



■優秀なリーダーかどうかは、情報空間をいかに高い視点から俯瞰できるか、にかかっている



⇒視点を高くすると、情報量は減るが、様々な状況に対処できるようになる





■日米のリーダー育成法の違い



●米国⇒視点を高くする・・・MBA方式認識能力



●日本⇒色々な現場を経験する・・・従来の日本式運用能力





■問題解決例



<問題>

「トタンに打った釘は抜きにくい」




●視点の低い解決の発想・・・「トタンに合わせた形のくぎ抜きをつくろう!」⇒応用が効かない



●視点の高い解決の発想・・・「トタンに替わるものはないか」「釘に替わる方法はないか」⇒他の場面で応用できる





■発想法の違い



●サーモスタット(温度調整機)発想法



⇒「与えられた世界のなかで、最も適応したやり方を発見しよう」



⇒ソニーのウォークマンも、「今まであるものを小型化した」という点で、サーモスタット式発想に過ぎない



●自由意志発想法



⇒「"既に知られている知識や情報の世界"の外側に飛び出す」



⇒科学者や芸術家は、5年に1回くらいサーモスタット的世界の外側から「何かが降りてきた」と感じるような発想にいきあたる



⇒人間の脳は、使い方ではなく、特殊な状態に置くことによって、そういう物凄く強烈な能力を発揮する状態になることができる





■ゲシュタルト能力



全体と部分が双方向的に関係していること(参考:ゲシュタルト心理学



⇒ゲシュタルト能力の基本的な使い方は「パターン認識」であり、部分情報を手に入れると、他の部分情報を同時に認識することができる



⇒認識の大前提は、知識の存在ゲシュタルト能力の存在であり、ビジネスマンとしてトラブルを解決するにも、知識とゲシュタルト能力が必要



⇒取引においても、相手より高い視点で、相手より広い情報空間を一気に俯瞰できるかどうかが勝負





■他人を動かす方法



⇒基本的には「人参ぶらさげ式」しかない



⇒ぶらさげる高さは「相手の視点の高さ」



●視点の低い人⇒「ボーナス上げるぞ」



●視点の高い人⇒「この春の売上を上げるぞ」



⇒相手が意識している空間ではなく、無意識の空間にぶらさげることが重要(気づかれてはダメ)





■ホメオスタシスの同調



⇒相手に好意を抱いてもらうには、「相手の感じている臨場感世界を支配するだけ」でよい



⇒そのためには、相手が見ているに違いないもの、感じているに違いないもの、聞いているに違いないものをそれぞれ言葉にする





■脳と心のトレーニング



1.コーヒーを見ながら、過去に飲んだコーヒーを5つ思い浮かべ、五感を全部再現する



2.全部やったら、次に1つのコーヒーをイメージしたまま、2つ目、3つ目と全部思い出し、イメージを重ねる(最低でも3つ)



3.顔の前で指を左右に動かし、目で追う(視点を上げるため、記憶から切り離す)





【読後の感想など】



◆ざっくり書いてみましたが、ご理解いただけましたでしょうか(汗)?



ワタクシ個人的には少々消化不足気味(汗)。



ひとつには、かなり概念的というか哲学書の雰囲気が醸し出されているからかも。



他の方から「どんな本なの?」と問われたら、「『視点を高くしなきゃダメ』って本なんだよ」としか言いようがない自分(汗)。





◆ただ、「日米のリーダー育成法の違い」ですとか、「自由意志発想法」等、なるほど、と思わされることも多々。



「目からウロコ」と言いますか。



これは再度熟読する必要があるかと(汗)。





◆上記「コーヒーを使ったトレーニング」も、抜粋するとニュアンスが分かりにくい感じが。



興味のある方は、実際に手にとっていただきたいところです。





◆そもそも、苫米地英人サンのこの本も、買おう買おうと思いつつまだ買ってない自分(汗)。



脳と心の洗い方~「なりたい自分」になれるプライミングの技術~
フォレスト出版
苫米地 英人(著)
発売日:2006-07-07
おすすめ度:4.0


こちらもパラパラっと見て、購入決定しております。



・・・これから、例の(笑)「スパルタ読書塾」関係で購入した本がドカドカ来るので、その後にしますけど(笑)。



パラダイムシフトを求めるアナタに!



心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション
PHP研究所
苫米地 英人(著)
発売日:2007-01-06
おすすめ度:4.5


【編集後記】



◆昨日、事務所に到着したのがコレ。





パソコン買ってから1年デフラグしていませんでした(笑)。



値段が安いこともあって、ソースネクストのソフトはつい買ってしまいます(笑)。





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心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション 苫米地 英人 失敗を笑って語る人はいますよね。自慢話に聞こえるような時もあります。 ランキングに応援よろしくお願いいたします!
うまくいけば失敗を笑える【プログラマーの手文庫ブログ(ビジネス書で問題解決)】at 2007年03月28日 23:36
               
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この記事へのコメント
               
smoothさんこんにちは。今回ご紹介の本のタイトルにはひかれますよね!このあたりも目線が高いのでしょうか?アレな上司をあやつれるもんなら操りたいですよ(笑

Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年02月01日 07:45
               
smoothさん、こんにちは!
前作だったか、読んで。
トレーニングにパレットが必要とのことで、
すぐさま、ハンズに買いに行きましたが。
それっきり。
でも、これ、面白そうですね。
最近、ゲシュタルト心理学という言葉にも出会いました。

Posted by ニタ@教えて会計 at 2007年02月01日 08:24
               
smoothさん、こんにちは。
Dr.トマベチの本、結構難解ですよね。
プライミングのほうは読みましたが
妙に納得できるところと
さっぱり??なところに
二極分化したのを覚えています。

Posted by LuckyUS at 2007年02月01日 09:54
               
難しそうな内容ですね〜。
男性的な言葉がずらりと・・・。
視点が高い人は低い人をよく見渡せるでしょうが、逆は全然わからないですよねぇ。
それで部下はリーダーがわかるのでしょうか??ホント哲学的な本ですね。
装丁は好みの色なので本屋でチラ見してみます。
私もソースネクストのソフトはすぐ買ってしまいます(笑)

Posted by ビルダーナース at 2007年02月01日 10:55
               
こんにちは。
哲学的ですよね。
わかる人には、わかるということなのでしょうか。

Posted by こばやし at 2007年02月01日 10:56
               
深い本のようですね。
何度か読み返すことでさらに深まるんでしょうね。
応援クリック!ぽちっ

Posted by 笑顔整体 健康の知恵袋:院長 at 2007年02月01日 11:53
               
smoothさん、こんにちは。
今回ご紹介されている本は随分前に購入していたものの、未読です(汗)
苫米地センセイの前作は「へー」と思うところは多かったものの、理解という点ではサッパリでした。
コメントをいただいた件ですが、個人的には必達「目標」なんですよ(爆)

Posted by 決断コーチ at 2007年02月01日 12:46
               
ご無沙汰していました、かぐや姫です(^.^)
「視点を高く・・・」って本だよは
まさにピッタリだと思います(笑)
心理の本は本当に面白いしきりが無いです
ちなみに私の伝えているスキルは
米国のリーダーシップ訓練法なんですよ(^_-)-☆

Posted by かぐや姫 at 2007年02月01日 13:43
               
smoothさん、こんにちは。
なんだか難しそうな内容ですね!
ゲシュタルト・・ホメオ・・
日米のリーダー育成法の違いは勉強になりました(^-^)
デフラグ。今晩辺りしようかな(笑)
ソースネクストのソフト使うともっと綿密なんでしょうね!

Posted by たなか at 2007年02月01日 15:38
               
こんばんは!
記事と全然関係ないですけど、
今日からamazonで本を買うと
1%のポイントが着くように
なったんですね。(^^)

Posted by ヨシザワ@税理士・中小企業診断士 at 2007年02月01日 20:16
               
ものすごく心理学的な発想でとらえているようですね。
ビジネス書であるっていう所がおもしろいですね!

Posted by イヴォンヌ at 2007年02月01日 22:09
               
smoothさん、こんばんは!
この本はちょうど気になっていました。記事を拝見して、私が理解できるレベルなのか少々不安に・・・。

Posted by 手文庫 at 2007年02月02日 00:56
               
smoothさん、こんばんは!
コーヒーのトレーニング、ちょっと惹かれてます。それだけのためにでも買ってみようかな・・・とか・・^^;
(デフラグ全然してません・・・
まずは自分の頭の中をデフラグしたい気分(笑

Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年02月02日 03:06