2007年01月05日
「敗因と」金子達仁,戸塚 啓,木崎伸也
今日からは心を入れ替えて(?)、頑張ります(笑)!
◆それはさておき。
今日お届けするのは、昨年のサッカー・ワールドカップドイツ大会における日本代表の裏側を描いたノンフィクション。
「のべ50人の選手・関係者をインタビューした」という、かなりの力作です。
また、ビジネス書好き(例えば私(笑))にとっても、コミュニケーション面や、マネージメント面からみても、大変勉強になる一冊かと。
【目次】
【感想・・・のようなもの】
◆私個人として「ジーコ日本代表」については、ワールドカップどころか生では一度も観戦ししていないことを、あらかじめお断りしておきます。
これは「生で観ないとダメ」という意味ではなくて、結局は「そのレベルのサッカーファン」、ということで。
(・・・実際には、観にいきたくてもチケットが手に入ったかどうかもわかりませんが、一部の方はご存知のように、ワタクシ、某Jクラブの年間チケット(一応S席)を持っていながら、子育てのために、1度も観にいけなかったという前科もありまして(汗)。)
◆内容については、リンク先のアマゾンから引用しますとこんな感じです。
ここで、本当なら付箋をつけたところを引用したいのですが、結構ネタバレに近いハメになるようなので、今回は自重(スイマセン)。
もっとも、そもそもウチのブログの読者さんは、スポーツ物の記事は期待されてませんか(笑)。
◆さて。
タイトルが「敗因と」ということで、結局「誰が(何が)悪かったのか?」という部分がベースにあるものの、推理小説と違い、はっきりとした犯人がいるわけでもないですし、誰かが100%の責任を負うということもありえません。
実際、たとえば、誰か特定の選手を非難する人物の発言がある一方、逆にその選手を褒め称える発言もあったりして、総意の元で原因が究明されるワケでもないです。
それだけに、読む人にとっては、もやもやした気分がさらに増幅される可能性も大(汗)。
◆私個人としては、宮本恒靖選手に「中間管理職の悲哀」を感じました。
放任主義の社長や、気難しい同期のエリート、さらに社内には対立派閥ができて・・・と、ほとんどどこかの会社でリアルで起こっている現象が(汗)。
「ディフェンスラインの高さ」以前に、このチームにおいては、コミュニケーションとマネージメントには問題があったと言わざるを得ません。
◆書きたいことはもっと色々ある(・・・例えば、「あのダラダラした1次予選シンガポール戦(2004年3月31日)の最中にヨメの陣痛が始まり、病院の個室でテレビ観戦中に分娩室に呼ばれ、出産後戻ってきたら、ラッキーにも勝っていた」とか(笑))のですが、おそらく、もっと色々言いたい方は私以外にたくさんいらっしゃると思いますのでここでも辞退しておきます。←結局何も書かない(笑)
あ、あの「ボンの決起集会の件」について、真相らしきもの(?)を知りえたのは収穫でした(コントロールされてるかもしれませんが(汗))。
◆それと、サッカーファンなら、当時のオーストラリア代表監督だった、ヒディング氏へのインタビュー部分は必読デス(汗)!
うーん、やっぱりあの試合だけを見たら、監(ry
◆なお、読んだ時点で紹介しそこないましたが、この本を読むと、日本代表をどんな雰囲気が占めていたのかわかるかもしれません(あくまで憶測)。
「関係の空気」 「場の空気」
◆全体的に歯切れが悪くてスイマセン(汗)。
どうも代表関係のお話になると、ついつい神経質になってしまうもので(苦笑)。
・・・「それなら本を紹介しなければいいのでは?」という鋭すぎるツッコミはご勘弁願います(笑)。
【編集後記】
◆今日は、一昨日ヨメ実家で美味しく頂いたカニの画像を(笑)。
このカニ、ホントはすごく大きかったんですよ!
うーん、やはりばらす前に画像撮っておくべきだったか(汗)。
この記事のカテゴリー:「サッカー」へ
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◆それはさておき。
今日お届けするのは、昨年のサッカー・ワールドカップドイツ大会における日本代表の裏側を描いたノンフィクション。
「のべ50人の選手・関係者をインタビューした」という、かなりの力作です。
また、ビジネス書好き(例えば私(笑))にとっても、コミュニケーション面や、マネージメント面からみても、大変勉強になる一冊かと。
【目次】
プロローグ 最期―2006年6月22日、中田英寿の動けなかった900秒。
第1章 愛憎―「やさしい人」が日本に与えてくれたもの。
第2章 団結―3人の男が背負い続けた、日の丸の誇り。
第3章 確執―「黄金世代」「海外組」とはなんだったのか?
第4章 七色―博徒ヒディンクの喜怒哀楽。
第5章 晩餐―ラスト・サパー ボン日本料理店ドキュメント
第6章 齟齬―ピッチ上で起こった、「自由」からの逃走。
第7章 消極―それでもプライドは捨てられない。
第8章 落涙―その気持ちで、と彼は言った。
第9章 敗因と―日本サッカーに、未来はあるか?
【感想・・・のようなもの】
◆私個人として「ジーコ日本代表」については、ワールドカップどころか生では一度も観戦ししていないことを、あらかじめお断りしておきます。
これは「生で観ないとダメ」という意味ではなくて、結局は「そのレベルのサッカーファン」、ということで。
(・・・実際には、観にいきたくてもチケットが手に入ったかどうかもわかりませんが、一部の方はご存知のように、ワタクシ、某Jクラブの年間チケット(一応S席)を持っていながら、子育てのために、1度も観にいけなかったという前科もありまして(汗)。)
◆内容については、リンク先のアマゾンから引用しますとこんな感じです。
よくあるスポーツ新聞の飛ばし記事よりはちゃんとしているかと(当たり前)。緊急出版!ドイツW杯、日本代表は内部崩壊していた!稀代のスポーツライター3人がW杯終了後、全世界50人に及ぶ選手・関係者を徹底取材!あの時、日本代表内部になにが起こっていたのか?そして、日本サッカーに未来はあるのか―?その真相に迫った書き下ろし渾身ノンフィクション。
ここで、本当なら付箋をつけたところを引用したいのですが、結構ネタバレに近いハメになるようなので、今回は自重(スイマセン)。
もっとも、そもそもウチのブログの読者さんは、スポーツ物の記事は期待されてませんか(笑)。
◆さて。
タイトルが「敗因と」ということで、結局「誰が(何が)悪かったのか?」という部分がベースにあるものの、推理小説と違い、はっきりとした犯人がいるわけでもないですし、誰かが100%の責任を負うということもありえません。
実際、たとえば、誰か特定の選手を非難する人物の発言がある一方、逆にその選手を褒め称える発言もあったりして、総意の元で原因が究明されるワケでもないです。
それだけに、読む人にとっては、もやもやした気分がさらに増幅される可能性も大(汗)。
◆私個人としては、宮本恒靖選手に「中間管理職の悲哀」を感じました。
放任主義の社長や、気難しい同期のエリート、さらに社内には対立派閥ができて・・・と、ほとんどどこかの会社でリアルで起こっている現象が(汗)。
「ディフェンスラインの高さ」以前に、このチームにおいては、コミュニケーションとマネージメントには問題があったと言わざるを得ません。
◆書きたいことはもっと色々ある(・・・例えば、「あのダラダラした1次予選シンガポール戦(2004年3月31日)の最中にヨメの陣痛が始まり、病院の個室でテレビ観戦中に分娩室に呼ばれ、出産後戻ってきたら、ラッキーにも勝っていた」とか(笑))のですが、おそらく、もっと色々言いたい方は私以外にたくさんいらっしゃると思いますのでここでも辞退しておきます。←結局何も書かない(笑)
あ、あの「ボンの決起集会の件」について、真相らしきもの(?)を知りえたのは収穫でした(コントロールされてるかもしれませんが(汗))。
◆それと、サッカーファンなら、当時のオーストラリア代表監督だった、ヒディング氏へのインタビュー部分は必読デス(汗)!
うーん、やっぱりあの試合だけを見たら、監(ry
◆なお、読んだ時点で紹介しそこないましたが、この本を読むと、日本代表をどんな雰囲気が占めていたのかわかるかもしれません(あくまで憶測)。
「関係の空気」 「場の空気」
◆全体的に歯切れが悪くてスイマセン(汗)。
どうも代表関係のお話になると、ついつい神経質になってしまうもので(苦笑)。
・・・「それなら本を紹介しなければいいのでは?」という鋭すぎるツッコミはご勘弁願います(笑)。
【編集後記】
◆今日は、一昨日ヨメ実家で美味しく頂いたカニの画像を(笑)。
このカニ、ホントはすごく大きかったんですよ!
うーん、やはりばらす前に画像撮っておくべきだったか(汗)。
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この記事へのコメント
私はサッカーのルールとかよくわかりませんが^^;
なぜか“ヒディング伝説”という本はよんでいます♪
宮本選手のことはたくさんの方が同じことを
感じたのではと思っています(苦)
蟹はきっととても大きかったのですね・・・(・。・;(笑)
なぜか“ヒディング伝説”という本はよんでいます♪
宮本選手のことはたくさんの方が同じことを
感じたのではと思っています(苦)
蟹はきっととても大きかったのですね・・・(・。・;(笑)
Posted by かぐや姫 at 2007年01月05日 08:25
smoothさん、こんにちは!
これは、サッカーファンならずとも気になりますね。
ただ、タイミングが・・・。
オシムの第二段もでてますし、
どっちを取るか悩ましいところですね。
これは、サッカーファンならずとも気になりますね。
ただ、タイミングが・・・。
オシムの第二段もでてますし、
どっちを取るか悩ましいところですね。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2007年01月05日 08:28
こんにちは。
日本代表は、問題を認識しておきながら、改善しないというのが、一番の問題なような気がしますね。
連続性がないことも気になります。
監督しだいで、方針が変わってしまうのは、ちょっと。
日本代表は、問題を認識しておきながら、改善しないというのが、一番の問題なような気がしますね。
連続性がないことも気になります。
監督しだいで、方針が変わってしまうのは、ちょっと。
Posted by こばやし at 2007年01月05日 11:04
前回W杯の日本代表には、人間関係に問題があったのは間違いないですよね。以前私も孤高の人について記事を書きましたが、難しいところです。
Posted by 週末起業サラリーマン at 2007年01月05日 11:50
こんばんは!
サッカーネタはよくわかりません。
ビジネスもサッカーと
同じでチームワークが大切
なんでしょうね〜。
って、何のひねりも
加えられません。(T T)
サッカーネタはよくわかりません。
ビジネスもサッカーと
同じでチームワークが大切
なんでしょうね〜。
って、何のひねりも
加えられません。(T T)
Posted by Yoshizawa Accounting Office at 2007年01月05日 17:45
smoothさん、こんばんは
サッカーといえばオシム氏が代表監督になることを予言されていた(?)smoothさんの「オシムガンバレ」が思い出されます(笑)。私もワールドカップ時サッカーネタをマネジメントに関連づけて書いたことがありますがいい題材になりますね。
サッカーといえばオシム氏が代表監督になることを予言されていた(?)smoothさんの「オシムガンバレ」が思い出されます(笑)。私もワールドカップ時サッカーネタをマネジメントに関連づけて書いたことがありますがいい題材になりますね。
Posted by まちすけ at 2007年01月05日 19:24
今日の記事は、いつもにも増して、熱の入った記事で良いですね!! (^_^)
最近、お返事が遅れていてすいません。
ブログの書き換えをやっていて、そちらに
時間が取られてしまいまして m(_ _)m
最近、お返事が遅れていてすいません。
ブログの書き換えをやっていて、そちらに
時間が取られてしまいまして m(_ _)m
Posted by 齊藤 正明 at 2007年01月05日 21:14
smoothさん、こんばんは。
金子軍団(?)でこんな1冊を出していたとは・・・。
遥か昔には、金子さんに憧れてスポーツライターを目指しかけたこともありましたっけ・・・。
今でもサッカーをプレーし続ける人間として、チーム内の「コミュニケーションとマネジメント」は何よりも重要であることは身に染みて感じます(汗)
金子軍団(?)でこんな1冊を出していたとは・・・。
遥か昔には、金子さんに憧れてスポーツライターを目指しかけたこともありましたっけ・・・。
今でもサッカーをプレーし続ける人間として、チーム内の「コミュニケーションとマネジメント」は何よりも重要であることは身に染みて感じます(汗)
Posted by 決断コーチ at 2007年01月05日 22:48
smoothさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしまぁす!
今年もsmoothさんの書評を読んで
本を読んだ気になるつもりでいますので
よろしくお願いします(笑)
今年もよろしくお願いしまぁす!
今年もsmoothさんの書評を読んで
本を読んだ気になるつもりでいますので
よろしくお願いします(笑)
Posted by イヴォンヌ at 2007年01月05日 23:32
こんばんは。
最近、家では「蟹」にはまっています。
年末は通販で購入しました。
インターネットを見ながら評判のよいところを探しましたね。
また頼もうかな?
以外に安く購入できますよ。
最近、家では「蟹」にはまっています。
年末は通販で購入しました。
インターネットを見ながら評判のよいところを探しましたね。
また頼もうかな?
以外に安く購入できますよ。
Posted by 藤間IM at 2007年01月06日 01:06
smoothさん、こんばんは!
W杯、中田選手の孤独さが取り上げられたことは多かったですが…宮本選手もしかり、みなどこかで苦しんでいた部分が、すべて裏目に出てしまった結果なのかな〜…(と、満足に試合すら見てない人が言ってみました)。
W杯、中田選手の孤独さが取り上げられたことは多かったですが…宮本選手もしかり、みなどこかで苦しんでいた部分が、すべて裏目に出てしまった結果なのかな〜…(と、満足に試合すら見てない人が言ってみました)。
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2007年01月06日 01:23
連続コメントで失礼します。
>この調子で1000記事くらい書けそうな。
>ロングテール狙いですか(笑)?
いえいえ (-_-;)
あと30話くらいで終わらせたいです。
同じ人を書き続けると、自分が飽きるんです。 (-_-;)
>この調子で1000記事くらい書けそうな。
>ロングテール狙いですか(笑)?
いえいえ (-_-;)
あと30話くらいで終わらせたいです。
同じ人を書き続けると、自分が飽きるんです。 (-_-;)
Posted by 齊藤 正明 at 2007年01月06日 08:23
smooth様おはようございます。
コメントが遅れてすみません。どうもまだ新年のペースが狂ったままです。今日はスイミングの初泳ぎに連れて行く日--。
サッカーなどチームプレイのスポーツはしばしばマネジメントにも例えられますね。適材適所とか、モチベーションをどうやってあげるかとか、にてる部分いろいろありそうですね。
コメントが遅れてすみません。どうもまだ新年のペースが狂ったままです。今日はスイミングの初泳ぎに連れて行く日--。
サッカーなどチームプレイのスポーツはしばしばマネジメントにも例えられますね。適材適所とか、モチベーションをどうやってあげるかとか、にてる部分いろいろありそうですね。
Posted by meg at 2007年01月06日 08:56
smoothさん、こんばんは!
サッカー選手に「中間管理職の悲哀」とは驚きです!どこも同じということでしょうか。
サッカー選手に「中間管理職の悲哀」とは驚きです!どこも同じということでしょうか。
Posted by 手文庫 at 2007年01月07日 01:59
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