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2006年12月03日

「情報考学」橋本大也


情報考学―WEB時代の羅針盤213冊
情報考学―WEB時代の羅針盤213冊

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【はじめに】

〜本日は予約投稿にてお送りしております〜

◆おはようございます。

今朝は昨夜のお酒のせいでヘロヘロ(と予想される)のsmoothデス(汗)。

でもパパ頑張る(汗)!


◆さて。

本日ご紹介するのは、ずいぶん前に入手したものの、丹念に味わいながらチビチビ読み続けていた結果、すっかり遅くなってしまった一冊。

これ1冊あれば、もう「読みたい本がない」という状態はありえませんカラ!


【目次】

1 将来を見通す27冊
2 ネット社会を理解する24冊
3 ネットを活用する19冊
4 勉強法を知る22冊
5 個性とは何かを考える25冊
6 発想法を学ぶ29冊
7 自己啓発で元気になる29冊
8 組織と向き合う18冊
9 日本を見つめる21冊


【気になった点など】

★この本の位置づけ

◆本書は、著者、橋本大也さんのブログ(情報考学 Passion For The Future)で今まで紹介された本、約600冊の中から、選ばれた213冊が取り上げられています。

橋本さんご自身が、「まえがき」の最後の方で

著者としては最初から最後まで読んでいただきたい気持ちもあるが、この本のねらいは、読者の皆さんに、いい本と出会っていただくことである。それぞれの本の紹介の最初に、書名と並べて、書評本文からの抜書きをリード文として配置した。書名とリード文にピンときたら、この本はいったん置いておいて、本屋に行っていただきたい。

と書かれているように、非常に良質な本のナビゲーションであることは間違いありません。

私はもちろん、全部読みましたが、実は読みたいパートや、題名で気になる本から先に目を通しております(笑)。

ですから書店で見て「本の厚さにビビって買わなかった」という方も、臆することなく買っていただきたいところ。

マジで面白いんですって(鼻息)!


★おいしいまえがき(笑)

◆本書のメインは当然書評なのですが、実は「まえがき」が結構おいしいんですよ(笑)。

橋本さんの「本との向き合い方」が垣間見れます。

抜粋してお伝えしますね。

■この本は、それぞれの本を、先に読んだ私が、どこをどう楽しんだか、どういう状況で楽しんだか、の記録である。褒める書評が多い。それを参考に皆さんが、まずは楽しめる本を見つけ出して欲しいと願っている。

⇒私の場合、同じ本を読んでも気がつかなかった点が多々あることが判明(汗)。


■本の選び方のコツ「第一印象で惚れる」

表紙装丁やキャッチフレーズ、あるいは推薦者の言葉、なんでもいい。とにかくこの本を早く読みたいと思う気持ちがあると、本は楽しく、深く読める。

⇒ですから橋本さんの場合、リアル書店で選ぶことが圧倒的に多いそうです。


■乱読レーダーのすすめ

私の場合、書店で本を買うときは、3冊から5冊を同時にレジに持っていくことが多い。そのときに1冊は自分の興味関心の周縁にぎりぎり重なる境界線上の本を入れるようにしている。
そうした本は、結局最後まで読まないこともあるが、大恋愛に発展する本が含まれていることが結構ある。たくさんの本を買うことがポートフォリオ型の投資と考えれば、ハイリスク・ハイリターンの投資案件として買うのである。

⇒見習いたい反面、私の場合「日頃行かない棚自体に近づかない」、という悪癖がありまして・・・(汗)。

たまに買っても「適当手帳」・・・ってそれ、本じゃないし(笑)。

うーん、だから大恋愛的な本に巡り会わないのか・・・(汗)?


■本の放り投げ方

ほとんどの本は前半に著者の言いたいことが書いてある。複数著者の本でない限りは、後半になるに従って、だんだん面白くなっていくということは、ないと考えていい(前半のタメが後半で活きてくる小説は別である)。だから、前半を読んでひっかかる部分がない本は、そこで読むのをやめて、放り投げる思い切りが大切だ。

⇒私は途中で辞めるというのは、「面白い・面白くない」というより、「消化できるか否か」、つまり、「ブログとして発信できるか否か」にかかっていますね。

たとえ引用・要約することぐらいならできても、自分で消化できない本は記事にしようがないので、読むのを諦めます。

ブログ至上主義(笑)。

その代わり、理解できるけどつまらない(?)本は、時間節約のため超・高速で最後まで読みます(笑)。


■仕事につながる領域横断の読書

ブログを公開してから仕事の依頼が多くなったという実益を先に書いたが、多くはITビジネスのマーケティングコンサルティングの依頼である。(中略)
IT業界にいるなら技術に詳しいのは当たり前である。いろいろな書籍を読んでいるとアピールすることの方が、コンサルタントとしては差別化できて、営業効果が高いということだと思う。本を書かなくても、読むだけで仕事が取れるのは実に効率的である。

⇒本を書かない私にとっては、力強いお言葉(笑)。

また同時に「専門でない片方については、浅くてもいいから、領域横断で幅広く見ていることが、ネット時代のビジネスニーズを満たすのだと思う」とも言われています。

えーっと、私の場合、専門って何でしたっけ(汗)?←洒落になってない(汗)


・・・えーっと、まだまだ続きますので、一旦切ります(汗)。

明日の記事もお楽しみに(笑)!

追記:続きはコチラ

「情報考学」橋本大也(その2)


【トラックバックさせて頂いたブログ】

俺と100冊の成功本さん
創造マラソンさん


【編集後記】

◆先日、ムスメと二人で駅から歩いて来る途中、通り沿いのおうちの庭になっているカキを見て、ムスメが言いました。

ムスメ:「パパ、あれカキ?」

ワタシ:「そうだよ。カキだよ」

ムスメ:「●●ちゃん(ムスメの名前)、あのカキ食べたいな〜!

ちなみにそのカキは、熟しすぎてデロデロになっているヤツなんですよ、これが。

「ムスメよ、外に生えているものを食べたいなんて言わんでくれ〜(涙)!」


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この記事へのコメント
               
おはようございます。
単なる本の紹介ではなさそうで、おもしろいですね。

いつもと違う棚に行ってみるという行動も
ちょっとしたゆとりがないとなかなかできない気がしますね。自分の幅を広げる意味では、ちょっとそれはできていない私は反省☆




Posted by meg at 2006年12月03日 07:28
               
おお、ムスメさん、丈夫な大人になりそうですね!


考学という言葉も良いですね!
Posted by 齊藤 正明 at 2006年12月03日 09:46
               
こんにちは。

基本的に、ビジネス書を読む時点で、私の場合は、横断的になっています。

さらに、他の分野の書籍も読みます。
基本的には、橋本さんと同じような感じですね。

他にも、雑誌、テレビ、セミナーなど、幅も広げると、深みにもつながる気がしています。

Posted by こばやし at 2006年12月03日 11:44
               
「本の前半に著者の言いたいことが
書いてある」というのはそのとおり
だと思います。

少なくとも私はそう書きますね。(^O^)/
Posted by ヨシザワ at 2006年12月03日 13:04
               
最後のカキのお話が琴線に触れたのは私だけでしょうか(汗

この本よさそうですね!

未読本がやばい感じなんですか、
そういった意味で手に取るのが怖いです・・・
Posted by 週末起業サラリーマン・・・hikaru at 2006年12月03日 13:09
               
smoothさん、こんにちは!

>興味関心の周縁にぎりぎり重なる境界線上の本

はぁ。なるほど!と思いました!

実は昨日、久しぶりにリアル書店に行って2時間ねばり結局4冊のビジネス書を買ってきました。

帰って来てから4冊読破。フォトリーとかできないのに。読むのが早くなったなぁと。そんな自分に気づきました(^-^;)

機械式の有料駐車場に止めたのですが、財布に1万円しかなくて仕方なく崩しに本屋へ。車にヨメを待たせていたので、雑誌でも。とウロウロしていると確定申告のムックを見つけました。

今年、会社辞めての年末調整なしの確定申告。来年早々テンパリそうです(^-^;)


Posted by たなか at 2006年12月03日 15:34
               
smoothさん、こんにちは!

確かにこの本、まえがきは重要ですよね。

本編をどのようにまとめられるのか、
ちょっと楽しみです(笑)

あと、mixiの方でちょっとブログの名前とURLを出させていただきました。(事後承諾^^;)
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2006年12月03日 17:24
               
こんにちは。

本は前半の方が面白いというのは、私も
そう思いますね。

書き出したところにやっぱり力が入るのは
自然で、だんだんダレてくるというものでしょうか?


Posted by タツ at 2006年12月03日 21:46
               
こんばんは。
このような本もあるのですね。
来週末、本屋に行って見てみようと。

Posted by 藤間IM at 2006年12月03日 22:13
               
smoothさん、こんばんは!
こういう本の「おいしさ」ってありますよね。自分で本屋をうろうろする楽しみもありますが、「これ!」という本にめぐり合うために時間が必要ですから。
smoothさんが仰っていた、棚を見ていると発見できるということもありませんし・・・。
Posted by 手文庫 at 2006年12月05日 21:42