2006年10月20日
「大きな結果をもたらす小さな習慣」ハリー ポール 他(著)
そんなこんなで、結局喉の痛みも取れず(汗)。
ダメじゃん、自分(汗)!
◆ところで。
今日ご紹介するのは、薄いながらも内容はアツい一冊。
本の最初の「刊行によせて」からして圧倒されます(汗)!!
【目次】
シカゴ郊外―火曜日の朝
最悪からの脱却
ドクター・アレンのアドバイス
第一のしかけ―味方につける
周りを味方につける方法
第二のしかけ―感動させる
周りを感動させる方法
支持部隊の活躍
真実が明らかに
ドクター・アレンと対面
友人へのアドバイス
第三のしかけ―加速させつづける
人生が変わる瞬間
すべてが好転する法則
人生のきわめて重要な教訓
【気になった点など】
★本書のキモ
◆本書のキモは、実は「まえがき」の部分で著者二人によって総括されています(笑)。
えーっと、私はこれ以上何を書けば・・・(汗)。最近、ふり返ってみて気づいたのは、人を気づかうことについて迷いがあるということだ。たいていの人は、人を気づかうのはよいことだとためらいなく言うけど、とても大切な2点を見逃している。大きな見返りがあることと、公私ともに生活がすみやかによりよくなるということだ。
本書はその見返りを最大限にするための簡単な3つのしかけを紹介している。「味方につける」は、人をもう少し先に進む気にさせる方法を教え、「感動させる」は、そのやる気を次の段階にまでもっていく方法を教え、「加速させつづける」は、やる気満々の状態をどこまでも維持させる方法を教えている。
この3つのしかけの教えを実行に移せば、たちまち仕事の成果が上がるようになり、私生活もこれまでになくうまくいくようになるはずだ。
★本書の構成
◆本書では、物語形式をとって(上記のとおり(笑))、「人生が好転する3つの【魔法のしかけ】」を伝授してくれます。
主人公は、私生活でのショッキングな出来事から、他人が信用できなくなり、その結果職場での立場も危うくなってしまった、中間管理職のケイティー。
彼女は心理学者でもあるラジオのパーソナリティのドクター・アレンの教えに従って、「良い人」を演じることにより、徐々にかつての自分や、社内での評価も取り戻していきます。
しかし、ラジオ番組として放送されていた彼らのやりとりを、社内の人間が聞いていたことから、一転大ピンチに・・・。←ツァイガルニック効果(笑)
★気になったキーワード
◆あまり書きまくるとホントにネタバレになりますので、気になったフレーズなどを・・・。
■よいマネージャーは結果を出す
⇒ある調査の結果によると、最高の業績をあげている人たちは、利益を重視するのと同じくらい部下を重視していた
■自分の感情をコントロールする
⇒オグ・マンディーノの言葉より。
「弱いとは、行動が感情に支配されることである。
強いとは、行動によって感情を支配することである」
■「ナンバー2の世話をする」
⇒ナンバー1の世話をする」というのが、「自分の事だけを考える」のに対し、「ナンバー2の世話をする」というのは、『味方につける』と『感動させる』につながる親切な行動をとって、物事を好転させることをいう
【読後の感想など】
◆相変わらずネタバレが怖くて(笑)詳細が書けないのですが、最終的には上記のように「自分の感情をコントロールできるか」に全てがかかっているような気がします。
例えば、それまである意味冷たく接していた(冷たくされていた)人たちに対しても、温かく微笑むというのは、考えている以上に困難なことかと。
それだけに、「それ」をやり通した結果、大きな成功を手にするというのは、わからないでもありません。
◆また、「相手の話を微笑みながら聞く」というのも、聖幸さん(@「俺と100冊の成功本」)のこの記事によると、結構難しそう(笑)。
私は比較的表情が豊か(自称(笑))なんで、できないことはないと思いつつ、周りの人がどう見るかについては正直ビミョウ(汗)。
ただでさえぁゃιぃこの外見ですから、キモさ20%アップ(当社比)カモ(汗)!
どんまい、自分(笑)!
◆それにしても、「刊行によせて」に登場する方々の豪華なこと・・・。
★スティーブン・コヴィー(お馴染み「7つの習慣」「第8の習慣」の著者 )
「『大きな結果をもたらす小さな習慣』は、完全に『フィッシュ!』をさらに追求したものである。他人への気づかいの三段階が、感動的な物語としてみごとに表されている----それは、自ら選び取ることによって、いかに感情と行動をコントロールすることができるかを示している。そして、そのすべてが、『人がどれほど気にかけているかを知ることではじめて、どれほどわかっているかに気づく』という格言を納得させてくれる」
★ジャック・ミッチェル(「94%の顧客が『大満足』と言ってくれる私の究極のサービス」の著者)
「これはすばらしい本である、必読書である! 本書によって、人への気づかいを取り戻し、自分を『抱きしめること』に思いやりをもち、本書の物語を同僚や家族にも教えてあげよう」
★ケン・ブランチャード (「一分間マネジャー」「The Secret」の著者)
「ハリー・ポールとロス・レックの『大きな結果をもたらす小さな習慣』は、人を元気づけ、動機づけて本人とほかの人びとのよいところを引き出す、すばらしい新方式を教えてくれている。読み、楽しみ、実践しよう!」
と名著の著者さんたちだけでなく、大手企業の役職者からも賛辞の嵐(汗)。
ぶっちゃけ、コレ見て買ったというハナシも・・・(笑)。
マネージメントに悩むリーダーに!
【トラックバックさせて頂いたブログ】
「俺と100冊の成功本」さん
「知識をチカラに」さん
【編集後記】
◆ムスメのおぢさん好きは相変わらずのようで。
家に来る宅配便のおじさんはもちろんのこと、マンションの管理人さん、商店街のおじさん、果ては道路工事の休憩中のおじさんにまで、隙あらば話しかけております(汗)。
◆先日、保育園に預けたムスメの屋外保育に遭遇したヨメによると、他の子供たちがフツウに公園で遊んでいる中、ムスメはやはり(?)ベンチに座っていた知らないおじさんに話しかけていたとか。
ムスメの行く末がちょっと不安なワタクシでした・・・(汗)。
ご声援ありがとうございました!
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周りをみかたにつけるなど。
具体的なことが多く書かれていますね。
smoothさんは、よくいろいろな本を
見つけてきますね。
感心いたします。土井先生と同じですね。
簡単なやり方で、成果が出るというのは、良いですよね。
>それにしても、「刊行によせて」に登場する方々の豪華なこと・・・
ほんと、豪華です。
『7つの習慣』は、もっとすごいですよね。
クリントン元大統領などですから。すごすぎです。
「薄いながらも内容はアツイ」のひと言に動かされます。娘さん社交的ですね。やはり父似でしょうか?(笑)
ストーリー風というのは、良いですね!
>いつも思うんですが、その図とかはどうやって作ってるんですか?私の画像なんか、全部ケータイで撮ったかアマゾンのリンクなんで。。。
XPの中に標準で入っている『ペイント』というツールを使ってます。
「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ペイント」で開けます。
これの使い方も簡単です。
勘で出来ると思いますよ。
できなければ、電話やスカイプなどで、対応します。必要な時はお気軽にどうぞ! (^^)
仕上げに、『縮専』というインターネット上で、無料ダウンロード出来る圧縮ツールを使い、大きさを400×400にして、ブログに貼ってます。
こんにちは。
これはっ!先日、少しお話した石井裕之氏の「ダイナマイトモチベーション」みたいなタイトルだなぁとと思ったけど、内容も"Fake it, Until you make it."ってのも含まれてるっぽいですね。(これ、平秀信さんも何かで言ってたな)
早速読んでみます。いつもステキな本の紹介ありがとうございます。m(_ _)m
強い・弱い・感情のコントロールね・・。
名言です。
関係ないツァイガルニック効果に
一番反応しました(^_^;)
どうも外国の物語はイマイチイメージが
頭で膨らまず苦手気味です。
昨日はちょっとダウン(^-^;)
おやじ好き(笑)
・・・思い出したのですが、私の同僚の恩何個におやじキラーと呼ばれた人がいました。
キラーのコツは。笑顔。話する時他の女性と比べ30cmは近い。(きっとドキっとするはず)
私は魔性だ!!っと笑い飛ばしていたのですが
そんな彼女も5歳年下の後輩と結婚し今はママになっております。不思議なもんです(^-^;)
おやじ好きってsmoothさんがやさしいから、大人の男性が好きなんじゃないですか?!・・・ってちょっとうれしくなりました?(笑)
感情は自分自身が作り出しているって気づくことからですね。ぽちっ
確かに、これだけ豪華な賛辞が集まると
惹かれちゃいますよね。
多分、近いうちに手にとってみます(笑)
書評ではチラと見て素通りしていた一冊(汗)だったのですが、これはなかなか面白そうですね!
読書塾が開店半休業となってしまったいま、新たな本との出会いが生まれる場として、これからも楽しみに拝見していきます〜。
「情けは人のためならず」でしょうか。
これまで「自分の感情をコントロールする」ことができずに失敗したと感じたことがたくさんありますので、私にとってこれは重要ポイントです。
なんとかその場は乗り切っても、後で色々考えてしまったり・・・。まだまだです。
本の内容と違うかもしれませんが、私は「小さなこと」の積み重ねが、「大きなこと」に必ず繋がると信じています。
箱根に合宿に行き、昨日はアメーバ経営のセミナー。3日ぶりにPCを触っています。
PHSも届かない宿でした。
smoothさんの笑顔は、バッチリだと思いますが(笑)。
ナンバー2を殺している社長や有能マネージャーは多いように思いますね。
成果が出ない会社ほど、そうかも。
この本、面白そうです。