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2006年10月15日

「ぐっとくる題名」ブルボン小林


ぐっとくる題名
ぐっとくる題名

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【はじめに】

◆おはようございます。

土日は本以外のネタをと思いつつも、結局本を何気なく紹介しているsmoothデス(汗)。

スイマセン、面白いネタが見つかりませんでした(涙)。


◆と言うわけで。

今日ご紹介するのは、「このブログの新しいタイトルを考えるため」(?)購入した一冊。

昨日未読本として紹介したばかりなのに、もう読破しますた(笑)。

ところで著者のブルボン小林さんって、実は芥川賞作家の長島 有だって知ってました(汗)?

猛スピードで母は
猛スピードで母は


【目次】

第1章 ロジック篇
 助詞の使い方―「ゲゲゲの鬼太郎」「無能の人」「僕が泣く」
 韻とリズム―「ヤング島耕作」「勝訴ストリップ」「噂の刑事トミーとマツ」
 言葉と言葉の距離(二物衝撃)―「天才えりちゃん金魚を食べた」「部屋とYシャツと私」 ほか

第2章 マインド篇
 先入観から逸脱する―「淋しいのはお前だけじゃな」「サーキットの娘」
 日本語+カタカナの題名―「少年ケニヤ」「三人ガリデブ」
 いいかけでやめてみる―「光ってみえるもの、あれは」「飼い犬が手を噛むので」 ほか

第3章 現場篇
 実用書の題名が決まるまで
 小説・コラムの題名が決まるまで


【気になった点など】

★助詞の使い方

「無能の人」(つげ義春の漫画の題名)

 これも正しくは(というのも変だが)「無能な人」だ。だが、そうすることで題名の輝きは失せてしまう。
「無能な」は、単にその「人」の状態を表すだけだが、「無能の」になると、その状態が「人」に定着する。


★題名自体が物語である

「海へ出るつもりじゃなかった」(アーサー・ランサムの児童文学の題名)

これは物語のような題名というか、独り言である。つもりじゃなかった、とつぶやかれた時点で、もう我々は眼前に広がる海を想起してしまう。


★題名同士が会話する

◆これは、1冊ヒットすると、2匹目のドジョウを狙ったタイトルがつくように、周囲を意識したタイトルのことを言います。

「今夜わかる」シリーズ

パソコン業界で「サルにもわかるWindows」「5分でわかるWindows」「できるWindows」と題名同士が「オレを選んでくれ!」と言ってるところにひょっこり出てきたのがコレ。

「今夜わかるWindows」

 買って帰った「その夜」に読む。そして翌朝までには理解できる。これほど具体的で無駄のないビジョンがあるだろうか!


★実用書の題名が決まるまで

◆本書の中で、一番興味を持って読んだのがココ(笑)。

消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか
消費の正解 ブランド好きの人がなぜ100円ショップでも買うのか

辰巳 渚さん松原隆一郎さん「消費行動を分析する」この本。

実は、出版前にタイトルについて編集者から相談を受けたブルボン小林さんが、色々悩んだわけです。

数多くの(笑)選択肢を提示されたブルボンさん。

そして迫る時間(笑)。

本を出したことがある人だけが知る(?)、ある種の醍醐味かと(汗)。


◆また、この本のタイトルについても。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

素朴な疑問を散文的につぶやく形式。(中略)
しかし、これらの「形式」は流行でもある。それに大勢の口にのぼることで言葉の効果は薄れる。
「すごい」という言葉が長年つかわれることでだんだん「すごく」なくなってきて、「超」という言葉を頭につけるようになったように。「素朴な疑問形式」の効用がどれくらい持つかも未知数だ。

最近では、あの通称「ベンツ」もそうですね(笑)。

なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学
なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学


◆ちなみに「さおだけ屋〜」の場合、このタイトルが決まるまで1年かかった、ととある人から聞きました(汗)。

それだけタイトルは大切だということ。

そしてブルボン小林さんにタイトル付けのアドバイスを依頼した編集者さんの、最後の言葉が印象的です。

「とにかく、タイトルは怖いものです。この思いだけは今でも全然変わりません」


【読後の感想などなど】

◆わかっていたつもりでしたが、本のタイトルって本当に大事みたいですね。

ホントは良い本なのに、タイトルが「アレ(汗)」なので伸び悩んだ本もあれば、「タイトルのみで(?)」ベストセラーになった本も(笑)。


◆また、本書で指摘がありましたが、新書はかなりタイトル勝負みたいです。

というか、「タイトルからイメージしたものと内容が違う」のモノが結構多いのが新書の特徴カモ(?)。

私がハマったのでもこういう本がありましたし・・・(汗)。


◆ちなみにブログの場合。

タイトルは「物凄くSEO的なウェイトが高い」ため、あまり冒険もできません(汗)。

それでも前にも書きましたが、書評系ブログは、検索して来る方の大半が「書名」か「著者名」のため、タイトルにキラーワードを入れるのが難しいという(汗)。

どうしたものか・・・。


◆なお、ご存知の方いらっしゃらないと思いますが、このブログの開始当初のタイトルは、シンプルに

"drop science!"

というものでした。

意味は「知識や情報を共有する」とか「〜を知らせる」というモノ。

(参考:「@TAK英語情報局」

うーん、今になって考えると、結構いいセンスだったような(笑)。←自画自賛(笑)


【編集後記】

◆昨夜は夕飯後に、ムスメのおままごとにつき合わされました(汗)。

c4410a66.jpg






ぬいぐるみのクマをひざに乗せて、ご飯(?)を食べさせているところです(笑)。


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この記事へのコメント
               
おはようございます。

「題名を見る、ぱらぱらめくる、ちょっと読む、買う」というプロセスの取っ掛かりが題名。

ここで、できるだけたくさんつかんでおかないと、「めくる」「ちょい読み」のプロセスでいかによくても、知れているということでしょうか。

恋愛もそうでしょうかね。
Posted by タツ at 2006年10月15日 10:40
               
こんにちは。

たしかに、題名で損をしている本はありますね。

読み手としては、題名で内容の良し悪しを判断しないというのが、必要かなと思います。

自分がタイトルを考える場合は、シンプルな考え方が良いかなと。
Posted by こばやし at 2006年10月15日 11:17
               
こんにちは!

面白そうな本ですね。

商業出版だと著者はタイトルの決定権が
全くなかったので、
自分のレポートなりで
その分発散したいですね。
Posted by ヨシザワ at 2006年10月15日 15:30
               
こんにちは。
たしかに「タイトルからイメージしたものと内容が違う」新書って多いですね。
私もタイトルをじっくり考えてみよう!

Posted by 藤間IM at 2006年10月15日 18:48
               
はじめまして。
題名の付け方は著者さんの間でも皆さん
「思うとおりにならなかった」という方が多いようですね。
冒険も、意外性もない、SEO対策の題名が多いですよね。メルマガで「この題名、いい」と思っても、本担って平凡な題名で残念だったり・・・ネットでの購入を期待すると仕方がないことなのでしょうが。
早速読んでみたいと思います。
ありがとうございました。ポチッ。
Posted by meg at 2006年10月15日 19:59
               
いいですね〜。まさにキーワードマーケティングですね。

どんないいもの持っていても黙っていちゃ伝わりませんからね(ニヤリ
フォレスト出版とダイヤモンド社の一人勝ちじゃ困りますからね。出版社各社がんばっていただきたいです(ニヤ

smoothさんのブログタイトルが
楽しみになりました。

自分でハードルをあげましたね(ニヤニヤ

Posted by bouya at 2006年10月15日 20:57
               
へぇ!題名にこんなしかけがあったんですね!
なるほどって大変興味深く読ませてもらいました。
ちょっとした言葉の使い方で
消費者の心を掴むかどうか―――。
私もこの本、読んでみたいです!
Posted by 倉橋満里子のキャリアルネサンス at 2006年10月15日 21:22
               
タイトル重要ですよね。
ブログのばやいはさらにSEO対策までしないといけないとなると・・・

今日の流れから行けば、

○ぐっとくる書評ブログとムスメ

○ムスメと本と時々グルメ

○ビジネス本の選び方とムスメ

○ムスメとパパと本

とインスピで駄作を並べてみました(滝汗
どのタイトルもなんだかぐっときませんしSEO的にも死んでます。
笑ってもらえるかすら不安です。




Posted by 週末起業サラリーマン・・・hikaru at 2006年10月15日 21:27
               
smoothさん、こんばんは!

ブログタイトル・・自分は結構強引に決めちゃいましたが(笑)
前のタイトルを復活させるのもいいと思いますけどね〜。
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2006年10月15日 21:33
               
ブログタイトル。思いつきで決めてしまいましたが、最近はちょっと変わってきたように思います。

軌道修正するべきか。このまま行くべきか(笑)

助詞の使い方。勉強になります(^-^)
Posted by たなか@心レベル at 2006年10月15日 21:41
               
おままごとにつき合わされたんですか^^;

いろいろ道具もあるものですねぇ。
娘さん喜んでくれたことでしょうね。ぽちっ
Posted by 笑顔整体の院長 at 2006年10月16日 00:54
               
smoothさん、こんばんは!
本屋でもタイトルで気になったものを見ますものね。タイトルにも買い手側の好みってありそうです。
応援クリック!
Posted by 手文庫 at 2006年10月16日 01:24