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2006年09月12日

起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法 吉澤 大(著)


起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法
起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法

人気blogランキングいつも応援ありがとうございます!

【はじめに】

◆おはようございます。

今日はこれから終日決算の打ち合わせがあるsmoothデス(汗)。

終了時刻も未定、かつ、明日も朝から同様の打ち合わせがあるので、下手したら今日は1日ネットができないかも(汗)。

ランキング参加されている方には、なんとかクリック爆撃かましておきますので、それでご勘弁願います(汗)。

ちなみに、念のため明日の記事は、禁断の予約投稿を検討しております(汗)。

・・・がんばれ自分(笑)。


◆さて。

今日ご紹介するのは、最近売り出し中の同業者さんの本。

あんまり売れちゃうと、ワタクシが置いてかれそうなんで、正直微妙(笑)。


【目次】

第1章 勝ち残る会社と潰れる会社はここが違う
 あなたの会社の「勝ち残り度」をチェックしてみよう
 「潰れやすい業種、潰れにくい業種」を知っておく
 前提条件からもわかる「勝ち残る会社、淘汰される会社」
 「典型的な潰れるパターン」を知っておこう!

第2章 小さな会社でもできる「稼ぐ力」の強化法
 本当に販売力が高まる「専門化戦略」の法則
 小さな会社でもできる販売力アップの経営戦術
 会社を継続させる「見込み客獲得」の秘訣
 営業活動で相手に勝つための「銃弾」を用意する
 「売れば売るほどお金が足りない」になってはいけない!

第3章 小さな会社だからできる「支出削減」の発想法
 コストダウンの根元は人材の有効活用にあり
 種芋まで食べてはいけません。でも種芋ばかりでもいけません!
 「非常食=内部留保」の効果的なつくり方

第4章 会社を潰さない「借りる力」のフル活用法
 とにかくキャッシュバランスをアップせよ!
 融資枠の極大化こそが生き残りの命綱!
 小さな会社の銀行との上手なつき合い方
 銀行以外からの有効な資金調達の発想法



【概要】

◆本書は、税理士、中小企業診断士、宅地建物取引主任者、システムアドミニストレータと多彩な肩書きを持つ吉澤 大さんの「起業家」にフォーカスした2作目。

起業家にとって、もっとも大事なものはキャッシュ

そのキャッシュをコントロールするための、「稼ぐ力」「支出削減の発想法」「借りる力」などがわかりやすく解説されています。


◆一方ご自身が「一事業者」として、実際に行った「見込み客獲得の方策」も見どころ。

SEO対策や、ファックスDM(実際に使われた原稿を収録!)、PPC広告でどのくらいの効果があるのか実験されています。


◆さらに巻末の「資金調達」の章の内容は、知らないで起業すると、後悔する可能性も。

超実践的な一冊です!


【気づきや感想など】

◆士業の中では、行政書士さんの本でマーケティング的な内容のものが比較的多いのですが、本書も税理士さんが書いた本としては画期的

同業者でこういう事やってる人がいたとは(汗)。


「本当に潰れないのは、さおだけ屋ではなく理髪屋だった!」

実際、こんなフレーズ目にしたら、買わずにはおられません(笑)


◆また、「ネットビジネス」の高廃業率にはビックリしました。

「典型的な潰れるパターン」にもなるほどと納得。


◆起業というモノは「一攫千金」ではなく「地に足の付いたもの」であることを深く認識しました。

マーケティング本好き、起業本好き、両方にオススメ。


【補足】

◆本書の著者である吉澤さんの1作目がコレ。

はじめての「独立・起業」なるほど成功ガイド
はじめての「独立・起業」なるほど成功ガイド

アマゾンでも高評価デス(汗)!

また、税理士というくくりでは、以前ご紹介した大井センセイの本がコレ。

 税理士で笑いがとまらない開業ノウハウ―顧問先ゼロからスタートして成功するための法則
税理士で笑いがとまらない開業ノウハウ―顧問先ゼロからスタートして成功するための法則

(参考記事:「税理士で笑いがとまらない開業ノウハウ」 大井敏生 (著)

コチラは完全に税理士として独立開業するための本ですね。


【備忘録】

◆本書のテーマの一つに「経費削減」があるのですが、個人的に残しておきたい「POINT」を。

★マニュアル化の過程で、仕事の無駄が発見されることもある!

⇒マニュアル作成という作業は、ある意味業務の見直しでもあります。

思考停止状態で作業をしていると、気が付かない無駄が多いモノ(汗)。

また、関連する項目としてコレも。

★仕事をモジュール化する

⇒業務内容は、それぞれ部品(モジュール)化することによって、要求されるスキルレベルを下げ、効率的に外注に出すことも可能になります。

何が何でも自分で抱えるのがいいわけではありません。←言い聞かせている(笑)。


起業を考えたら、まずご一読を!

起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法
起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法


【編集後記】

◆昨日アマゾンから、他のビジネス書と一緒に送られてきたのがこの本(笑)。

とけいであそぼう アンパンマンいまなんじ?
とけいであそぼう アンパンマンいまなんじ?

親としてもムスメの教育に関しては色々悩んでおります(汗)。

これもまだちょっと難しいのでは?と思ったのですが、一応キャラクター本なので、挑戦してみました。

果たしてどうなるやら(汗)?

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おかげさまをもちまして 発売初日である8/31に 「起業家のための手ガネ経営で勝ち残る法」が 前作「はじめての独立・起業なるほど成功ガイド」同様 Amazon.co.jpベストセラーランキング<ビジネス・経済・キャリア部門
おかげさまでベストセラーランキング第1位獲得です。【全米が泣いた!「起業家のためのへそまがりワンポイントアドバイス」】at 2006年09月12日 19:35
               
ビジネス書をお読みの方でご存じのない方は いないと思いますが元Amazonのカリスマバイヤーと して数々の伝説を残したビジネス書評家・土井英司氏が お書きの殿堂入りメルマガに 「ビジネス・ブック・マラソン」と言??緘?? @
あの土井英司氏の殿堂入りメルマガ「ビジネス・ブック・マラソン」に書評を掲載して頂きました。【全米が泣いた!「起業家のためのへそまがりワンポイントアドバイス」】at 2006年09月12日 19:36
               
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534041144 本日の一冊は、大手会計事務所の出身で、わずか26歳で独立したと いう著者が、潰れない会社の条件と、金銭的に有利なビジネス、そ うでないビジネスの類型を示した、画期的な一冊です。 土井も独立当初から感じていた...
『起業家のための「手ガネ経営」で勝ち残る法』【「ビジネス・ブック・マラソン」 バックナンバーズ】at 2006年09月18日 20:47
                               
この記事へのコメント
               
smoothさん、こんにちは&頑張れ!

吉澤さんの本、良本ですよね。
>★仕事をモジュール化する

これは、「フラット化する社会」でも繰り返し米国の会計士の事例があげられていました。

ただ、仕事のマニュアル化含め、私の最大の課題です。本当に、属人性の強い会社・風土なんです(泣)。
Posted by ニタ@教えて会計 at 2006年09月12日 08:16
               
興味深い本ですね。早速店頭で手にとって見たいと思います。
いつもためになる本を紹介していただいてるので、とても役立っています。これからも更新、楽しみにしております。
Posted by ホームページ制作「ホームページマジック」 at 2006年09月12日 09:36
               
お金がないと、動けないですもんね。

こういう知識で地に足を着ける事は大事ですよね!

お仕事、頑張ってください!!!
Posted by 齊籐 正明 at 2006年09月12日 10:20
               
こんにちは。

>SEO対策や、ファックスDM(実際に使われた原稿を収録!)、PPC広告でどのくらいの効果があるのか実験されています。

これは、ちょっと気になります。

業種が違うと全く違いそうですが。
Posted by こばやし at 2006年09月12日 10:47
               
smoothさん、こんにちは!

「典型的な潰れるパターン」とか、
ちょっと惹かれてます。

今日も本屋に行く予定だし、
ちょっと立ち読みで見てみます。

・・・まだ起業する余裕はないですが(笑


お仕事大変そうですが、がんばって下さい。
Posted by 淺田 義和@創造マラソン at 2006年09月12日 15:06
               
私も「典型的な潰れるパターン」っていうのが気になります。
経理やっていた時は、お金がきっちり合うか気になりましたが、もっと引いて見ると使用パターンから先読みしないといけなかったわけで・・・。

この分野は数字が苦手な私は引き気味ではありますが、勉強しないといけないのでこちらも本屋でまずはチェックしてみます。



Posted by ビルダーナース at 2006年09月12日 18:10
               
>「本当に潰れないのは、さおだけ屋ではなく理髪屋だった!」

理髪屋はリピータがあるからファンを作ってしまえばいけそうだけど・・って思ったんですがあの有名な「さおだけ屋」と比較するとちょっと読みたくなりますね!

一攫千金ではなく地に足ついたもの。

この部分はとても共感します。

Posted by たなか@心レベル at 2006年09月12日 18:34
               
smoothさん、こんばんは!

この度は、私の著書を
これだけ好意的に取り上げて頂き
本当に、ありがとうございます。

土井英司さんは、「業種別の勝ち残り度
レーダーチャート」に、
ニタさんは、「マーケティング
モルモット」というフレーズに、
そしてsmoothさんは
「仕事のモジュール化」にと
同じ本でも反応なさる場所が
書評家によって違うのですね。

読まれる方によって、いろいろな
読み方があることも勉強させて
頂きました。

これからもよろしくお願い致します。


Posted by Yoshizawa Accounting Office at 2006年09月12日 18:36
               
あれぇ?↑

著者さん?ひぇ=(^_^;)。
smoothさん大物だねぇ・・。

この本は、また買っちゃいそうです。文房具屋にも役立ちますか〜
Posted by ぼうや@文房具屋 at 2006年09月12日 19:15
               
こんにちは。

さむらい業の方の本、最近確かに多いですね。

もともと賢い方々、マーケティングを技能として身に着ければそれなりに成功するのかもしれませんね。
Posted by タツ at 2006年09月12日 22:02
               
smoothさんこんにちは。同業者さんの書籍までご紹介されるなんて太っ腹ですね!とにかくがんばってください!そして私は寝ます。
Posted by 週末起業サラリーマン at 2006年09月12日 23:36
               
smoothさん、ご無沙汰です。
久々投稿しましたが、時間がかかる・・。あまり間隔は空けないようにしたいです。汗)
Posted by マチスケ at 2006年09月13日 00:14